6月22日の給食サバの味噌煮 切干大根のサラダ 呉汁 牛乳 一口メモ 今日は、「サバの味噌煮」を献立にしました。家庭でサバの味噌煮を作る時は、浅い鍋を使って作る場合が多いと思います。給食では、大量につくらなければならないため、給食室にある大きなオーブンを使って作っています。 鉄板にサバを並べて、味噌やみりん、しょう油などの調味液、さらに魚の臭みを消すための生姜を入れて、オーブンで20分ほど加熱して出来上がります。しっかりと味が染み込んでいて、ふっくらとした仕上がりになります。ご飯にぴったりの味付けになっています。 サバには、頭の働きをよくするDPAやEPAという栄養素が多く含まれています。この栄養素は、人の体内では作ることができないので、サバなどの魚から摂ることが大切です。 6月21日の給食牛乳 生揚げの中華スープ 冷凍みかん 一口メモ 今日は人気のジャージャー麺です。豚肉、たけのこ、干ししいたけなどの具材をみじん切りにして、味噌と八丁味噌の2種類の味噌で味を付けました。中華麺にはシャキシャキとした食感を楽しめるように、キュウリともやしを混ぜました。野菜もしっかりと摂ることができます。 ジャージャー麺は中華料理のひとつですが、岩手県の郷土料理にじゃじゃ麺という料理があります。ジャージャー麺をヒントに生まれた料理で、じゃじゃ麺は中華麺ではなくきし麺やうどんを使っています。食べる機会があったら食べてみたいですね。 写真2枚目は、冷凍みかんです。給食室には冷凍庫がないので、みかんが溶けてしまわないように、ギリギリの時間に届けてもらっています。最初はカチカチですが、洗浄して、配缶をして、給食の時間にはちょうどよい食べごろになっていました。 6月20日の給食ゼリーフライ 繭玉汁 牛乳 一口メモ 「かてめし」は、埼玉県秩父地方に伝わる郷土料理です。昔、米は貴重な食べ物だったため、季節の野菜や山菜を混ぜてボリュームを出して食べていました。そこで、「混ぜ合わせる」という意味の「かてる」が語源となり、「かてめし」と言われるようになったそうです。 今日は、高野豆腐や刻み昆布、油揚げなどが入ったかてめしにしました。いろいろな具材から出るうま味がたっぷり含まれています。 「ゼリーフライ」は、埼玉県行田市に伝わる郷土料理です。形が小判(銭)にそっくりだったことから、「ゼニーフライ」が「ゼリーフライ」に変わったと言われています。衣がついていないコロッケのような料理です。行田市は、足袋を中心とした工場が多く、そこに働く人たちがおやつとしてよく食べていたそうです。 6月19日の給食ツナポテト コーンポタージュ 牛乳 一口メモ 「ツナポテト」は、じゃがいもをふかしてつぶし、炒めた玉ねぎとツナを混ぜて作りました。おいしく作るポイントは、じゃがいもがホカホカの熱いうちに、塩やコショウをすることです。そうすることで、じゃがいもの中心までしっかりと味が染みておいしくなります。 クイズです。じゃがいもは土の中で大きくなっていきますが、どの部分を食べていることになるでしよう。 (1) 根っこ (2) 実 (3) くき 答えは、(3)の「くき」の部分です。「地下茎」という土の中にある「くき」に、デンプンをたくさん蓄えたのがじゃがいもです。。 6月16日の給食牛乳 キャベツバーグ 野菜のおかか和え 根菜のごまみそ汁 一口メモ 今日のみそ汁にはごまをペースト状にした練ごまを混ぜているので、いつもよりもコクがあってクリーミーなみそ汁に仕上がっています。 ごまは昔から不老長寿の薬とも言われるほど栄養豊富な食材として知られています。ひと粒はとても小さいですが、その中には栄養がギュっと詰まっています。種は植物の赤ちゃんなので、芽を出して成長するための栄養が種の中に詰まっているのです。 ごまは花のあとに「さく果」という実を付けます。ひとつのさく果の中にはごまが約150粒ほど入っていて、熟すとさく果がはじけてごまが飛び出してきます。この様子から「ひらけごま!」という言葉が生まれたそうです。 写真2枚目はキャベツバーグの焼き上がりです。今日は豚肉の他に豆腐とみじん切りのキャベツがたっぷり入っていたので、ひとつでも食べ応えのあるボリュームでした。隠し味に、卵不使用のマヨネーズが入っています。 6月15日の給食牛乳 野菜のごま炒め 鶏肉と野菜のすまし汁 一口メモ 魚のねぎみそ焼きの魚はブリを使いました。オーブンで焼いたブリにネギとみそで作ったタレをかけていただきます。ご飯にぴったり合う味付けになっています。 ブリは成長するごとに呼び名が変化してく「出世魚」です。出世魚は縁起のよい魚とされ、お祝いなどのおめでたい食事にもよく使われます。地域によって呼び名が違いますが、関東では稚魚の時にはモジャコ、20センチ以上をワカシ、40センチ以上をイナダ、60センチ以上をワラサ、80センチ以上をブリと呼んでいるそうです。成長していくにつれて脂乗りがよくなるので、ブリは脂乗りがよく、身が柔らかいのが特徴です。さっぱりした魚が好きな人はイナダ、ワラサがおすすめです。 写真2枚目は今日のすまし汁です。すまし汁は出汁が美味しさの決め手です。昆布とかつお節で丁寧に美味しい出汁を作ってくれました。塩分を控えめにしても美味しい仕上がりになっています。 6月14日の給食牛乳 チーズタッカルビ トックスープ 一口メモ 今日は韓国料理の献立です。「タッカルビ」の「タ」は鶏、「カルビ」はあばら骨という意味で、「タッカルビ」とは「骨のまわりの肉を食べる鶏肉料理」という意味があります。 本場韓国では、ぶつ切りにした鶏肉と人参、玉ねぎ、じゃがいもなどの野菜に甘辛いコチュジャンを使ったタレをかけて鉄板の上で炒めて食べます。その中にチーズを入れると味がまろやかになり、さらに美味しくなります。これが「チーズタッカルビ」です。給食では食べやすく1人分ずつをカップに入れて、オーブンで焼いて作りました。 中の具材が減ってきたら、麺を入れたり、ご飯を入れてチャーハンの様にして食べるとまた違ったおいしさが味わえます。 6月13日の給食コールスローサラダ UFOゼリー 牛乳 一口メモ 練馬スパゲティは、給食で大人気のメニューの一つです。 今日は、練馬スパゲティを作るために、約70kg、65本の大根を使っています。大根をすりおろし、ツナと調味料、だし汁を合わせてじっくりと煮込んで作りました。よく煮込むことで辛味成分がとび、大根の甘みがしっかりと感じられるおいしいソースに仕上がります。1年生は、給食で初めての練馬スパゲティですが、きっと気に入ることでしょう。 UFOゼリーは、その名の通りUFOをイメージして作ったゼリーです。輪切りのパイナップルの真ん中に白玉だんごを入れて、サイダーゼリーで固めました。味だけでなく、見た目も楽しめるデザートです。 6月12日の給食野菜の梅かつお和え なめこ汁 牛乳 一口メモ 今年の「入梅」は、昨日の11日でした。入梅とは、暦の上での梅雨入りの日のことです。地域や年によって、入梅と実際の梅雨入りの日と違うことが多いです。現在のように天気の情報がなかった昔の人は、入梅を目安に田植えを行っていました。雨が多く降る梅雨の季節を知ることが、田植えの時期を決めるために重要だったのです。 入梅も梅雨も、「梅」という字が使われています。この時期に梅の実が熟すことからきています。また、この時期に水揚げされる鰯(いわし)は、「入梅鰯」と呼ばれ、脂がのっておいしいとされています。 そこで今日の給食では、入梅にちなんで、いわしを使った「いわしのひつまぶし」と、練梅を使った「野菜の梅かつお和え」を作りました。季節の献立を楽しみながら味わえるようにしました。 6月9日の給食肉団子のスープ レモドレサラダ 牛乳 一口メモ 今日は、給食の人気メニューの一つ「揚げパン」の献立です。 揚げパンが生まれたのは、今から約60年ほど前で、大田区のパン屋さんが発祥です。給食で余って少し固くなったパンをおいしく食べる方法はないか、と考え出したのが始まりと言われています。油で揚げたパンに砂糖をかけたのがとてもおいしかったので、その後給食の人気メニューとして定着しました。 揚げパンというと、コッペパンで作られることが多いです。今日は、きな粉がパンにしっかりとからむように、ねじり型のパンにしています。ふわふわで、さらにおいしくなるように、ミルク味のパンを使っています。 揚げパンは、きれいな揚げ油でしか作ることができません。そのため、年に数回しか出すことができません。 6月8日の給食生揚げの吹き寄せ 野菜の甘味噌和え 牛乳 一口メモ 「生揚げの吹き寄せ」は、生揚げの他に大根やこんにゃく、干ししいたけ、鶏肉などの具材を煮込んで作っています。「吹き寄せ」とは、「何種類かの具材を彩りよく合わせたもの」という意味があります。具材の種類が多い煮物を盛り付ける時には、全ての食材が入るように心がけることが大切です。 作るのが大変そうな煮物ですが、おいしく見た目も美しく仕上げるために重要なのは、下ごしらえです。生揚げは、混ぜすぎると崩れてしまうので、別の鍋で味をふくませておき、最後に他の材料と合わせるようにします。また、こんにゃくや大根は、そのまま使うとアクが強いので、下ゆでしてから使うようにしています。そうしたひと手間を加えることで、おいしい煮物に仕上がります。 6月7日の給食ねり丸キャベツのポトフ キャベーキ 牛乳 一口メモ 今日は、練馬区産キャベツの「ねり丸キャベツ」をたっぷり使った献立です。 練馬区と地域の農家さんの協力で、前日に収穫されたばかりのキャベツを学校にたくさん届けていただきました。農家さんが大事に育ててくれたキャベツなので、残さず食べられるように献立を工夫しました。 キャベーキは、なんとキャベツが入ったケーキです。キャベツをみじん切りにしてゆでて、水気を絞ってケーキの生地に混ぜ、オーブンで焼きました。キャベツのケーキの味を、家の人にもしっかり伝えてほしいと思います。 6月6日の給食ししゃものピリ辛焼き 根菜汁 大豆のかりんとう 牛乳 一口メモ 6月4日〜10日は、「歯と口の健康週間」です。歯と口は、食べ物を食べたり飲んだりする他に、呼吸をしたり話をしたりと、生きていくうえでとても重要な役割があります。歯と口の健康を保つには、歯みがきをすることはもちろん、よく噛んで食べることがとても重要です。 今日の献立は、たくあんやししゃも、根菜、揚げた大豆など、歯ごたえがある食材をたくさん使用しています。一口で30回噛むことが良いと言われていますが、実際は平均すると10〜20回と噛む回数が少なくなっています。普段から30回噛んで食べることを意識して食事をするようにしてみてください。 6月5日の給食春巻き オレンジ(きよみ) 牛乳 一口メモ 「クッパ」とは、肉や野菜などを煮込んだスープに、ご飯を入れて食べる韓国風の雑炊のような料理です。「クッパ」は韓国語で、「クッ」が「スープ」、「パ」が「ご飯」という意味です。 今後、気温が高くなってくると、食欲が出ない時もあります。クッパのようなスープご飯にすると、ご飯が食べやすくなるとともに、肉や野菜をしっかり摂ることができます。これからの時期におすすめの料理と言えます。 今日は、ご飯とスープを別々に盛り付けましたが、スープの方にご飯を入れて食べるように伝えています。 6月2日の給食チキンタレカツ キャベツのゆかり和え 具だくさん味噌汁 牛乳 一口メモ 明日は、豊渓中学校の運動会があるので、「運動会応援献立」としてチキンタレカツを作りました。タレカツをご飯の上にのせて、タレカツ丼にして食べるようにします。 カツ丼というと、カツをだし汁で煮て卵でとじるものが一般的ですが、今日はカツにしょう油や砂糖で作った甘辛いタレをかけています。タレカツ丼は、新潟県の郷土料理と言われています。本場のタレカツ丼は、ご飯の上にカツが2枚以上、多いと4,5枚のカツがのっていて、ボリュームたっぷりです。また、タレの味付けもお店によってそれぞれ特徴があるそうです。 6月1日の給食小松菜入り卵焼き 味噌けんちん汁 牛乳 一口メモ 今月の給食目標は、「清潔に気を付けて食事をしよう」です。これから暑くなると、食中毒などの原因になるばい菌が増えてきます。そこで一番大切なのは、給食前の手洗いです。 いろいろなものに触る手には、汚れがたくさんついています。その手を洗わずに食事をすると、気が付かないうちに菌を体の中に入れてしまうことになります。給食の前には、石鹸を使ってよく泡立ててからすみずみまでていねいに洗い、きれいなハンカチやタオルで拭くようにしましょう。 朝起きてから寝るまでに、何回手を洗うとよいのでしょうか? 1日11回以上が目安だそうです。1日に何回手洗いをしているのか、数えてみるとよいですね。 5月31日の給食魚の豆田楽焼き 切り干し大根のうま煮 のっぺい汁 牛乳 一口メモ 「田楽」とはどんな料理? と思った人が多いかもしれません。田楽は、もともとは串に刺した豆腐やこんにゃくに味噌をつけて焼いた料理のことです。 「田楽」という名前は、昔行われていた豊作を祈るための「田楽舞い」が由来とされています。この「田楽舞い」には、白い袴をはいて、一本の棒に乗って飛び跳ねる踊りがあります。この様子が、豆腐を串に刺した形に似ていることから名づけられたと言われています。 今日は、鯖(サバ)に味噌をぬってオーブンで焼きました。味噌には、香りを出すためのにんにくやネギの他に、みじん切りの大豆を入れています。みじん切りの大豆の食感がアクセントになっていて、とてもおいしく仕上がりました。 5月30日の給食ビーンズサラダ アンデスメロン 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、「アンデスメロン」です。 全部で33個の立派なメロンを学校に届けてもらいました。甘くて香りがよくて、とてもジューシーなメロンです。メロンは、実はキュウリやカボチャと同じウリの仲間で、5月から7月が旬の果物です。メロンは冷やし過ぎると味が落ちるので、食べる1,2時間前に冷蔵庫に入れるのがお勧めです。 クイズです。アンデスメロンの名前の由来は、次のうちのどれでしょう? (1) 南米アンデスメロンが原産だから。 (2) アンデス伯爵が品種改良をしたから。 (3) 「安心です、メロン」を略した。 答えは、(3)です。「作って安心、売って安心、食べて安心」ということから、「アンデスメロン」という名前で売り出したのが始まりだそうです。 5月29日の給食水菜の煮びたし 田舎汁 牛乳 一口メモ おいしい和食を作るためには、おいしい出汁(だし)が欠かせません。給食でも、和食のメニューの時には必ず出汁を取っています。さらに、料理に合わせて、かつお節や昆布、さば節などを使い分けるようにしています。 クイズです。今日の田舎汁の出汁は、何を使っているでしょうか? (1) かつお節 (2) 昆布 (3) 煮干し 答えは、(3)の煮干しです。給食では、かつお節を使うことが多いですが、今日は煮干しを使って出汁を取りました。いつもの出汁と少し風味や味が違います。 煮干しの頭とはらわたをきれいに取ってから使うと、風味よくおいしい出汁に仕上がります。 5月26日の給食ひき肉と春雨の炒め煮 牛乳 一口メモ マーボー豆腐は、どこの国の料理か知っていますか? 答えは中国です。中華料理の中でも、マーボー豆腐は「四川省」という地域の郷土料理として有名です。 四川省は、中国の中ほどから少し西寄りの場所にあり、広さは日本全体の面積よりも大きく、8000万人もの人が住んでいます。四川料理と言えば、他にもタンタンメンやホイコーロー、バンバンジー、チンジャオロースなどがあります。そして、唐辛子や山椒、コショウなどの香辛料を使った辛さが特徴になっています。日本でも人気の料理ばかりです。 給食のマーボー豆腐には、ソラマメと唐辛子で作られている「トウバンジャン」という辛味の調味料を少しだけ入れています。1年生から6年生まで、みんながおいしく食べられるように作りました。 |
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