令和6年度の学校教育にご協力をいたたき、どうもありがとうございました。令和7年度は、4月7日(月)からスタートします。着任式・始業式、入学式があります。

3月25日(火)

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 校庭の桜の花が一輪、また一輪と開き始める中、第68回卒業式が行われました。笑顔で登校してきた卒業生は、さらに一回り大きく見えました。
 たくさんの保護者と教職員、そして地域の方々に見守られ、立派な卒業式になりました。証書授与は、練習の時から何度かかかわってきました。今日、一人一人の顔をまじまじと見ながら証書を渡していると、3週間の卒業式練習を機会に、一段と大人っぽくなった様子を感じ取ることができました。
 式後、来賓の方々にいただいた言葉の多くが、「門出の言葉と歌のすばらしさ」についてでした。きっと保護者の皆様も、よく声の出る呼びかけと伸びのある歌声に、びっくりされたのではないでしょうか。我々教員は、練習が始まった時からかかわってきています。どれだけ6年生の担任と音楽専科が苦労して指導してきたかをよく知っています。それを思うと、今日の卒業生のすばらしさに一番感動し、子ども達の成長を何よりも喜んでいたのは、その3人の教員だったはずです。そして、しっかり先生方の指導についてきた6年生は、この卒業を機に立派に成長することができました。4月からの中学校生活に期待しています。
 卒業生が退場した後、私は来賓の方々を連れて会議室に行っていたので知りませんでした。副校長が「がんばった5年生に拍手をお願いします。」とアナウンスしたところ、会場から大きな拍手が起こり、鳴りやまなかったと聞きました。卒業式のすばらしさと、5年生のがんばりにたくさんの拍手をいただけたのだと思います。旭町小の伝統を引き継ぎ、次の最高学年もすばらしい歴史を築いていくことでしょう。

※今年度のホームページは、これで終了します。一年間、どうもありがとうございました。

3月24日(月) その2

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 修了式が終わり、各教室で担任の先生から様々な話がありました。まだ実感がわいていない子が多かったようですが、1年間いろいろな学習や活動を行ってきた教室とも今日でお別れです。また、どの学年でもクラス替えがあるため、現在の教室での友達とも一旦お別れです。
 5年1組では、担任の先生から通知表が手渡されていました。一人ずつ先生のところに行き、今学期や一年間の成果について確認をしました。また、6年生に向けてがんばることについての話もあり、先生から励ましの言葉をもらっていました。(写真上)
 どのクラスも、最後の大掃除に取り組む姿が見られました。3年生は、机や椅子を廊下に出し、子ども達が一生懸命床磨きをしていました。一年間の汚れをしっかり落として、次の3年生が気持ちよく教室に入ってこられるようにとがんばっていました。(写真中)
 3校時に、5年生がサクラ草の鉢を体育館に運び入れていました。10月にサクラ草の植え替えをした時に、5,6年生は学校用の鉢の植え替えも行いました。いつもの年より植え替え時期が遅れたため、咲き始めが1月下旬頃からになりましたが、今まさにサクラ草は満開です。ステージ上に38鉢、体育館の入口に28鉢の計66鉢を並べました。サクラ草には特有の香りがあるため、体育館内は春を感じさせる匂いでいっぱいになりました。(写真下)
 午後から職員で会場設営を行い、明日の卒業式に備えます。

3月24日(月) その1

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 登校後、校庭で令和6年度の修了式を行いました。
 最初に、各クラスの代表児童に修了証を渡しました。修了証は、通知表と一緒になっています。一年間の各学年での学習が修了したことを証明する言葉が書かれています。(写真上)
 続いて、私から次のような話をしました。
・・・今日は、令和6年度の学校生活のしめくくりとなる修了式の日です。4月から始まった今年度の学校生活を振り返ると、一人一人よくがんばり、そしてすばらしい成長があったなと感じます。
 先週の全校朝会で、桜の花の話をしました。先週は雪が降った日があり、少し開花が遅れたようですが、東京では今日、開花宣言が出されるのではないかと言われています。きっと旭町小の桜もこれから咲き始め、すぐに満開になることでしょう。でも、2週間後に学校が始まる頃には花が散り、枝先からは若葉が出始めているはずです。桜の木は、4月からたくさんの葉っぱを出して木に栄養を蓄え、また来年の花の準備をしていくのです。
 みなさんも、4月から一つ上の学年で、さらにすばらしい花を咲かせるためにまたがんばっていきます。まずは今日、この後でいただく通知表をもとに今年度を振り返ってみましょう。そして、2週間の春休み中に、4月から始まる新たな学校生活に希望をもち、気持ちをしっかり切り替えておくことが大切です。
 新年度の学校生活は、4月7日から始まります。新しい友達、新しい先生、新しい学年・学級で、きっとすばらしい学校生活が待っています。新たな学校生活に期待を込めて、「よし、がんばろう」という気持ちを高めておきましょう。
 6年生の皆さんは、いよいよ中学校への進学です。明日の卒業式で、小学校最後の立派な姿を見せ、有終の美を飾りましょう。・・・
 次に、児童代表の言葉がありました。1年生が担当して作文を読みました。まず、1年間でがんばったこととして、「書き初め」と「音楽会」、「幼保小交流会」について話しました。そして、2年生になったら、1年生にやさしく見守ってあげられるようにしたいと決意を発表しました。(写真中)
 最後に、校歌を歌いました。校歌の2番で、「さくらにあさひの まごころだけが、いついつまでも かわらぬことを…」と歌いました。これを聞いて、校庭のソメイヨシノのつぼみが動いたのではないかと思います。(写真下)

3月21日(金)

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 国語の教科書の最後の方に、どの学年にも付録として「図書の紹介ページ」があります。1年生は「この本、よもう」というタイトルで、10冊の本が紹介されています。(2年生以上は、「本の世界を広げよう」というページです。)1組の教室では、紹介されている本の中から読んだことのある本について、子ども達に聞いていました。
 この一年間で、1年生の子どもなりに読書の幅がずいぶん広がった様子に感心しました。教科書に載っている本を読んだことがあるという子がたくさんいたからです。そして、その本の内容をよく覚えていて、クラスのみんなに紹介することもしっかりとできていました。(写真上)
 一番多くの子が「読んだことがある」と手を挙げていた本が、「100万回生きたねこ」でした。100万回も死んで、100万回も生きたねこが、白く美しいねことの出会うことで人生が変わります。絵本でありながら、大人向けにも深い内容のお話です。だれかを愛せるというのは幸せなことだと教えてくれる絵本です。
 次に多く読まれていたのが「Red(レッド)」でした。レッドは赤いクレヨンで、みんなもそう思っていたし、自分でもそうだと思っていました。でも、赤く塗ることが得意ではありませんでした。・・・本当の自分を発見した時に輝き出すということを教えてくれる絵本です。アメリカでは、LGBTの青少年向け推薦図書にも選ばれています。ジェンダーやLGBTなど、近年は社会の理解が少しずつ進んできていますが、まだ浸透していないのが実情です。子どもの頃からこういう本に出会うことが必要なのかもしれません。
 6年2組では、一人ずつ前に出て発表する「スピーチ」を行っていました。国語の授業で、「今、私は、ぼくは」という学習を行ってきました。「小学校生活を終えようとする今、あなたは何を思いますか。これまでを振り返り、これからを思いえがいて、あなたの思いをクラスのみんなに伝えましょう。」というテーマで、スピーチを考えてきました。今日は、その発表会でした。
 何人かの発表を聞きました。運動会でのマーチングのことを話す子や、移動教室での思い出について発表する子、将来の夢など、いろいろなスピーチがありました。中でも印象に残ったのが、友達について自身の考えを発表したスピーチです。コロナ禍で人と会うことができなかったことがきっかけで、改めて友達の大切さを知った6年間であったという内容でした。(写真中)
 コロナ禍が明けて、完全にいつも通りの生活になったのが、5年生の4月からでした。現在の6年生は、1年生の3学期後半からコロナ禍の厳しい制限を受けて学校生活を送ってきました。1年生の3月から2年生の5月まで、休校が続きました。6月から学校が再開しても、分散登校や黙食、マスクをしたままの生活を強いられてきました。子ども同士の関係が最も重要な低〜中学年を、「人と手をつないだり触ったりしてはいけない」と指導されてきたわけです。そのことを思うと、6年生の子ども達の成長した姿は、また違って見えてくる気がします。
 一方、6年2組では、保健の授業が行われていました。6年生の3学期の保健の学習では、「病気の予防」として「喫煙の害」「薬物乱用の害」「飲酒の害」について学ぶことになっています。その中の一つである「飲酒の害」についての授業が行われていました。「飲酒によって、心身にどのような影響がでるのか」、さらに「多量の飲酒を長期間続けると、どのような影響があるのか」ということを中心に学んでいきました。教科書には、長期間にわたる多量飲酒の心身への影響として、がん(肝臓や大腸、食道など)や心臓・肝臓・胃・腸の病気について書かれています。さらに、「性格の変化、考える力の低下」も記載されていて、酒の飲み過ぎで縮んだ脳のレントゲン写真まで載っています。
 そして問題となるのが、20歳未満の飲酒についてです。法律で禁止されているだけでなく、体への影響が大きいということを指導します。そのことを知らせるために、「年齢が低いほど急性アルコール中毒になりやすい」というグラフを子ども達に示して授業をしていました。
 20歳代から60歳代まで、どの年代の人が急性アルコール中毒になりやすいのかを示したグラフです。グラフを見ると、男女とも20歳代が一番多い人数になっています。これは、脳がアルコールに慣れていないためであると言われています。(それだけに、20歳未満の飲酒は危険であることを指導します。)また、お酒に対する自分の体質を知らずに、雰囲気によって無理に飲酒をすることが多いのが若者の傾向です。(最近は、無理に飲酒をすすめるのもハラスメントになり得るため、減ってきていますが…。)
 私が疑問に思ったのは、60歳代で急性アルコール中毒の人数が増えていることです。これはもしかすると「加齢」が原因でしょうか。私は下戸のため、全く飲酒とは縁がありませんが。(写真下)

3月21日の給食

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献立名           練馬スパゲティ
              根菜のペペロンチーノ炒め
              米粉のいちごミルクケーキ
              牛乳

一口メモ

 今日は、今年度最後の給食です。そのため、練馬区の給食を代表する「練馬スパゲティ」の献立にしました。
 今日で6年生は、旭町小で食べる給食が最後になります。他の学年の子ども達も、今の学年での給食が最後になります。
 毎日の給食が、安全でおいしく楽しいものになるように、調理員さんたちは朝早くから給食を作ってくれていました。また、食材を届けてくれている業者さんや、食材を生産している生産者さんなど、たくさんの人々の力があって全校児童の給食が作られています。
 「ごちそうさま」のあいさつは、感謝の気持ちを表す言葉です。給食に限らず、食事の際は、いつも感謝の気持ちを込めて言えるようにさせたいものです。これからも、楽しい給食の時間が過ごせるようにしていきます。

3月19日(水)

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 3年生は、算数の時間に「3年のふくしゅう」に取り組んでいます。今日は、3つのコースに分かれたそれぞれの少人数の教室で、そろばんを使った補充学習に取り組んでいました。
 ちょうど1か月ほど前に、そろばん塾の先生に来ていただき、2時間ずつそろばんの授業がありました。その時は、そろばんの位取りや珠の置き方、そして簡単なたし算とひき算について教えていただきました。しかし教科書には、小数や大きな数(万の位)でもそろばんを使うことができるという内容も載っています。今日はその部分を中心に、ていねいに指導していきました。(写真上)
 社会はICT化が進み、ますます便利になりつつあります。しかし、日本で400年の歴史があると言われているそろばんに触れることは、教育上とても大切なことであると思います。「脳トレ」という言葉があるように、脳を鍛えることは、大人だけでなく子どもにとっても重要です。そんな脳トレとしての効果があるのがそろばんなのかなと思います。先月来ていただいたそろばん塾の先生も、最近は子どもだけでなく、お年寄りの方もそろばんを習いに来ていると話されていました。
 そろばんを習うことで、計算力以外にも集中力や忍耐力がつくと言われています。私はそれ以外にも、指先を使うことの大切さがそろばんにはあるように思います。おもに親指と人差し指を使いますが、珠を動かすために指先を動かすその動作が「脳トレ」になっているのだろうと考えるからです。そろばんの未来が明るいものであってほしいなと思います。
 1年2組の子ども達が、視聴覚室を使って昔遊びを楽しんでいました。今学期、1年生は生活科の学習で、こま回しやけん玉、あやとり、お手玉などの昔遊びに取り組んできました。そして1月には、特別講師として説 寿弘先生に来ていただき、紙飛行機や紙でっぽう、ビュンビュンごまなどの指導がありました。その時にいただいたおみやげの一つに、「クリップクレーン」があります。
 クリップクレーンは、百均で買ったカラークリップをつなげて作った説先生の手作りおもちゃです。持ち手についている輪ゴムをつまんでくるくると回し、その反動で回転が始まるとクレーンゲームのようにクリップの輪が開きます。そのすきに、床に置いた飴玉にかぶせ、そっと引き上げるとつかむことができるという優れものです。物が回転する時に受ける「遠心力」を利用したおもちゃです。(写真中)
 「クリップクレーン」で検索すると、作り方や遊び方の動画(YouTube)を見ることができます。本物のゲームセンターのクレーンゲームと同様に、物をつかみ上げた時の喜びは格別です。大人でも夢中になること間違いなしです。
 6年生が、長年使ってきたタブレットを返却していました。タブレットは、練馬区から貸与されているものです。小学校を卒業する前に、きちんと返却することになっています。
 最初に、教室でタブレットの初期化を行いました。そして、パソコン室に持っていき、一人ずつ確認しながら返却していきました。返すものは4種類(タブレット本体、ドングル、充電ケーブル、ドングルをつなぐケーブル)です。まずは、それらがそろっているか、そして破損等がないかを確認しました。(写真下)
 6年生は、2年生の3学期にタブレットが配られ、4年間使用してきました。大切に使うように指導されてきたはずですが、それでも付属品の紛失や故障・破損が多く見られました。来年度に入ると、入学してくる新1年生にそのままこのタブレットが引き継がれていきます。破損しているものを渡すことはできないので、少しでも修理が必要なものは回収に来てもらうことになっています。(6年生は54名いますが、かなりな割合で紛失や破損がありました。)
 今月1日の学校説明会でもお伝えしたように、練馬区で使用している児童用タブレットは、リース期間があと1年間あります。1〜5年生は、春休み中にタブレットを持ち帰り、家庭で使ってよいことになっています。引き続き大切に扱うようにさせてください。来年度の3学期中に、新しいタイプのタブレットに切り替わる予定です。

3月19日の給食

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献立名           麦ご飯
              かつおのかりんと揚げ
              野菜の磯和え
              豆乳入り味噌汁
              牛乳

一口メモ

 子ども達は、普段どんなお手伝いをしているでしょうか? 食事作り中は、野菜を洗ったり、皮むきをしたり、野菜を切ったりするお手伝いがあります。また、食事の前後には、テーブルを拭いたり食器を用意したり、盛り付けをしたり、さらには食器の片づけや洗い物など、できそうなお手伝いがたくさんあります。
 給食当番として、普段から学校でも行っている仕事がたくさんあります。ですから、家庭でも上手にできる子が多いはずです。
 家族の一員として、できることから始めるようにしてください。そして、一度きりで終わってしまうのではなく、お手伝いを長く続けさせることがとても大切です。

3月18日(火)

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 4年生は、総合の学習の時間に「委員会について調べよう」という学習をしています。4年生は、4月から5年生に進級し、旭町小の高学年に仲間入りすることになります。学習面では、新しく家庭科の学習が始まります。また、今まで週1時間だった外国語活動が、教科としての「外国語」になり、週2時間の学習に変わります。
 さらに、5年生になって新たに始まるのが「委員会活動」です。高学年として学校全体の大切な役割を分担し、自分の責任をしっかり果たしていく力が試されます。
 旭町小には、8つの委員会があります。4年生の子ども達は、調べてみたい委員会を決めて、どんな仕事をしているのかを中心に調査を進めてきました。実際に、現在の委員長さんのところに行ってインタビューをするなど、意欲的に調べることができました。そして、調べたことを新聞形式にまとめて掲示することで、全ての委員会についての情報交換をすることができました。(写真上)
 5年生の学校生活が始まると、すぐに委員会活動の分担を決めることになります。4年生の子ども達は、希望したい委員会をすでに考えているようです。進級の楽しみがまた一つ増えました。
 校庭のあちこちに、アンズの花が咲き始めました。旭町小には、たくさんのアンズの木があります。校庭の東側の道路沿い(登り棒の裏)にあるアンズの木は、なぜか毎年一番に咲き始めます。(今はもう散りかけています)さらに、プール前の果樹園には、大きなアンズの木が2本あります。ちょうど見頃を迎えました。バスケットゴールが近くにあり、中休みには主に高学年の子ども達がよくバスケットボールをして遊んでいます。(写真中)
 もう1本は、校庭西側のうんていの近くにあります。これもかなり大きなアンズの木です。
 アンズの花は、ソメイヨシノよりも少し早めに咲き始めます。薄いピンク色の花びらなので桜の花と間違えそうですが、真っ赤ながく片が反り返っているのが特徴です。アンズと言えば、6月頃にできる実が楽しみです。旭町小のアンズの木にも毎年実がつくのですが、ちょうどいい頃に鳥がやってきてしまいます。
 6年生は、算数の時間に「算数 卒業旅行」という学習をしています。「中学校体験入学コース」と「和算コース」、「クイズ・パズルコース」の3つのコースに分かれて学習をしています。それぞれの教室をローテーションしながら授業を受けさせているので、子ども達は全ての問題に取り組むことになります。
 先週は、「和算」の問題について取り組んでいる様子をお伝えしました。「クイズ・パズルコース」にも面白い問題がたくさんあり、深く考えながらもひらめきが必要な問題がたくさんあります。
 「15分をはかる」という問題がありました。(P230)「11分の砂時計と7分の砂時計だけを使って、15分をはかることができるかな。」という問題です。11分と7分の差が4分であることに気づけるか、そして11+4=15が解くカギになりそうです。あとは、どうやって4分をつくり、11分の砂時計と合わせるか…ということになります。(写真下)
 昨日、6年生の各クラスに「校長の授業」を行いました。毎年、宿題として「算数 卒業旅行」にあるような問題を出しています。それぞれのクラスで考えてきた解き方を発表させたところ、とても盛り上がりました。それは、1つの問題に対して、いろいろな考え方が出てくるからです。
 みんなで行う答え合わせが終わったところで、「クイズとパズルの違い」について話をしました。クイズは、答えを知らなければ解けない知識を問う問題です。しかし、パズルは解き方を考える問題であり、論理的な思考で答えを求めるところに面白さがあります。パズルの楽しさを知ってほしいと思い、毎年6年生への授業に出題しています。

3月18日の給食

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献立名           高菜めし
              タイピーエン
              たけのこのひこずり
              オレンジ
              牛乳

一口メモ

 今日は、熊本県の郷土料理の献立です。
 タイピーエンは、エビやイカなどの魚介類、豚肉、キャベツ、たけのこ、きくらげと、たっぷりの春雨が入っている具だくさんのスープです。魚介の旨味があり、春雨が麺料理のように楽しめます。そのため、カップ麺で販売されるなど、人気のある郷土料理の一つです。熊本県では、給食にもよく登場しているそうです。
 たけのこのひこずりは、角切りのたけりこを甘めの味噌で味つけしています。味噌で炒り煮にしたものを、熊本県では「ひこずり」と呼んでいるそうです。今日はたけのこを使いましたが、季節の野菜を使ったいろいろな「ひこずり」が作られています。

3月17日(月) その2

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 5年生は、国語の時間に「大造じいさんとガン」の学習をしています。作者は椋鳩十さんで、日本で初めて本格的な動物文学のジャンルを切り拓いた児童文学作家です。かなり昔から5年生の国語の教科書に掲載されてきた物語です。登場人物の心情の変化に着目して読み、物語の魅力を伝え合うことをめあてに学習を進めていきます。
 「心情の変化」とは、大造じいさんの残雪(ガンの頭領)に対する心情の変化のことです。残雪が仲間のガンを救おうととった行動に、大造じいさんは心を打たれ、そこで大きく心情が変化します。この作品が書かれたのは、昭和16年とのことで、まさに日本は戦争の真っ最中の頃でした。椋鳩十さんが、「命の重み」を子ども達に伝えたくて書かれた作品であったと言われています。そのような背景を知ると、「生きること」への切実な思いが至る所に感じられる物語ととらえることができます。
 ところで、昨年度まで使っていた教科書と比べると、挿絵が大きく変わったことに気がつきます。昨年までの教科書は、水彩画による挿絵でした。今年の教科書は、木内達朗さんの絵になりました。木内さんは、イラストレーターとして有名で、様々な絵本のイラストを手がけています。とてもはっきりとした色彩で、現代的な鋭さを特徴としています。しかし、それと同時に、どこか懐かしさも感じさせるという独特な雰囲気のある絵です。それだけに、多くの人の心を引きつけ、国内のみならず海外にも多くのファンがいます。特に国語の物語では、挿絵も大切な要素になります。(写真上)
 4年生は、音楽の時間にモーツァルト作曲のオペラ「魔笛」の鑑賞を行っています。教科書には、「いろいろな歌声を楽しもう」という学習の鑑賞教材として、このオペラが取り上げられています。全曲は2時間半もかかるオペラですが、その中からいくつかのアリアを取り上げて鑑賞していきます。
 授業では、第2幕のフィナーレの1曲となっている「パパゲーノとパパゲーナの二重唱」をDVDで鑑賞していました。パパゲーノは喜びのあまり言葉が続かず「パ・パ・パ…」と歌い出し,パパゲーナはそれに答えるようにかけ合いが始まります。二声のかけ合いによってできる問いと答えの音楽や、それにともなうリズムの変化、そして面白さが感じ取りやすい教材となっています。(写真中)
 また、このオペラでは、「夜の女王のアリア」も有名です。12月に、6年生が区の連合音楽鑑賞教室で生演奏を聴くことができました。モーツァルト最後のオペラが「魔笛」です。それまでのモーツァルトの作品とは違った世界観が表現された傑作です。
 5年生は、社会科の時間に「環境をともに守る」という学習をしています。今年度最後の単元です。教科書には、北九州市で60〜70年前に発生した公害問題が取り上げられています。工場の煙突から出る煙や海の汚れは、現在の同じ場所の写真とは比較にならないほどひどいものでした。(写真上)
 また、4大公害病についての説明もあり、日本全国で公害をなくすための住民運動が起こったことが載っています。私が子どもの頃は、ちょうど日本が高度経済成長期の真っただ中で、社会の変化とともに空も川も海も汚れ放題でした。新潟県に住んでいたこともありますが、富山県のイタイイタイ病や新潟水俣病については、よくニュースで目にしていました。公害で被害に遭われた方々の裁判が、ずっと長く続いていたことをよく記憶しています。

校長先生の授業(6年生)

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 6年生は、毎年この時期に、各クラスで校長先生の授業があります。

 この授業の前までに、宿題プリントが1枚出されていました。プリントには、「友達と相談しないこと」と書かれていたため、子ども達は自分の力で考えてきました。

 「どうだった?」と子ども達に聞くと、「算数の難しい問題だった」と教えてくれました。授業の中で、宿題プリントの答え合わせがありましたが、考え方を上手に説明できる子が何人もいて、感心しました。

 校長先生からは、3つのことを教わりました。「社会の出来事に関心をもて」「人は、よいものを見て育つ」「人は見かけによる」です。どれも卒業してから生きていくうえで大切なことばかりであると、子ども達は真剣に話を聞いていました。

 いよいよ卒業が間近となり、式の練習にも熱が入っています。成長した姿を見せられるように、指導していきます。

3月17日の給食

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献立名           赤飯
              鶏のから揚げ
              野菜のポン酢和え
              お祝いすまし汁
              牛乳

一口メモ

 今日は、卒業をお祝いする献立です。19日(水)は中学校の卒業式、そして25日(火)は小学校の卒業式があります。赤飯を炊き、鶏のから揚げ、お祝いなるとが入ったすまし汁を作りました。
 6年生は、入学した1年生の時と比べると、身長も体重も大きく成長したことでしょう。また、食べられる食事の量もだいぶ増えたことと思います。子ども達の成長とともに、給食で出している肉や魚、パンの大きさは、少しずつ大きいものを提供しています。
 今年の6年生が旭町小にいる間に食べた給食の回数は、1105回でした。多いように感じますが、人が一生の間に食べる食事のほんの一部です。生きるためには食事は必要不可欠なものです。給食を通して食事について興味をもったり、様々なことを学んでもらえたらうれしいです。

3月17日(月) その1

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 全校朝会は、今回も校庭で行いました。春の陽ざしをさんさんと浴びながらの全校朝会になりました。今年度最後の全校朝会として、「桜の花が楽しみです」という話をしました。
・・・先月から、今年の桜の開花予想が発表されてきました。桜の開花予想は、2月に一度発表された後、その後の天候によって何度か修正して繰り返し発表があります。しかし、今年の開花予想はそれほど修正がなく、東京では3月22日(今週の土曜日)となっています。
 この東京の開花予想日は、「千代田区の靖国神社にある桜の木を標準木とする」と決められています。ですから、都心から少し離れているこの旭町小の桜は、それよりも2日ほど遅く咲くことになるでしょう。それでも、修了式のある1週間後の24日(月)には、校庭の桜が咲き始めていることになります。きっと、今日から毎日校庭の桜の木の下に立って、枝先を観察してみると分かると思います。今週、日に日につぼみが膨らんできて、ピンク色の花びらがもうすぐ開きそうになるところまで見ることができるでしょう。
 ところで、なぜ世界の中でも、日本の桜が最も美しいとされているのでしょうか? 他の国にも桜の木の種類はいろいろあります。でも、ほとんどの外国の人が、日本の桜が一番きれいに咲いていると話すそうです。その理由を、校長先生なりに2つ考えてみました。
 まず、日本は四季の変化(春夏秋冬)がはっきりとしているから桜がきれいに咲くということです。桜の花は、「休眠打破」といって、ある一定の寒さにしっかりあわないと花が咲かない仕組みになっています。ですから、冬はしっかり寒くなり、やがて暖かな春がやって来るという、日本の気候の方が桜の花にはぴったりであるという理由です。
 日本の桜がきれいな理由の2つ目は、ちょうど3月から4月にかけて花が咲くということです。3月から4月は、学校では学年の変わり目です。1年生から2年生へ、2年生から3年生へと進級する時期です。大人にとっても、新しい会社に新入社員が入って来る時期と重なります。日本には、4月から3月を1年間とする区切りが昔から定着しています。その区切りに満開の花が見られる桜は、日本の人たちの心情にちょうど合っている花と言えます。桜の花が一斉に咲く喜びは、これから始まる4月からの新生活を期待させます。また、同時に卒業や引っ越しなどの別れの季節でもあります。桜の花が散っていく様は、人と人との別れをイメージさせます。
 さあ、今年の桜の花は、あと1週間ほどで見ることができます。きれいな花を楽しみにするとともに、1年間の締めくくりをしっかりと行っていくようにしましょう。・・・
 続いて6年生の子ども達から、雑巾のプレゼントについての話がありました。卒業前の記念製作として、みんなで雑巾を作りました。今日の給食の時間に、各クラスに渡しに行くそうです。(写真上)
 続いて、生活指導主任の先生から、校内の生活指導についての話がありました。3週連続で廊下の歩行等の話をしてきました。どんどん子ども達の生活がよくなってきているということを伝えていました。(写真中)
 全校朝会が終わったところで、三角すべり台の上から桜の木の様子を観察してみました。桜のつぼみは、だいぶふくらみつつあるようです。(フライングで、一輪咲いてしまっている花がありました。)きっと一週間後の修了式には、旭町小の校庭には、桜の花が見られることでしょう。(写真下)

3月14日(金) その2

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 5年生は、社会科の時間に「森林とともに生きる」という学習をしています。日本の森林資源が果たす役割を考えるとともに、森林保全に見られる課題について学んでいきます。
 日本の国土の7割近くが森林であるにもかかわらず、都会で暮らしている子ども達にとっては、そのイメージがなかなかもてない傾向にあります。単元の初めでは、森林と自然災害の関係について学びました。森林が失われると土砂崩れが起きやすくなることや、津波の被害を防ぐために森林が利用されていることなどを学習しました。さらに、木を切り出すだけでなく、苗木を植えて森を育てることの大切さを知りました。
 教科書には、間伐材を使った割りばしの資料が載っています。割りばしの袋を見ると、「間伐材割り箸を使って、CO2を減らそう」と書いてあります。木が成長して森林が混み合ってくると、日光が地表まで届かなくなって成長を妨げます。森林を健全な状態に保つために、木を間引く作業が「間伐」です。軽井沢移動教室に行くと「森林体験」があり、その説明をしてもらえます。
 以前、日本でよく使われていた割りばしについての論争がありました。割りばしを使うことは、環境破壊であると…。しかしそれは、輸入された木材を使っていたからでした。(違法伐採されたのが理由)その後、日本で製造される多くの割りばしは、国内産の間伐材を利用するようになりました。国産材で作られた割りばしに限っては、森林破壊にも資源の無駄づかいにもなりません。むしろ、本来捨てられるはずだった木の端材や間伐材を再利用しているので、「環境にやさしい商品」と言えます。(写真上)
 5年生の社会科の学習は、来週からは最後の単元である「環境をともに守る」に入ります。
 3年生は、3学期に入ってから、理科の時間に「電気の通り道」と「じしゃくのせいしつ」の学習をしてきました。全ての学習が終わり、最後の単元は「つくってあそぼう」です。今年度学習してきた理科の教材を使って、楽しいおもちゃ作りをする学習です。
 3学期に学習した電気と磁石では、実験セットを購入して使ってきました。電池や豆電球、磁石や砂鉄など、いろいろな実験セットがまとまって入っています。1組では、説明書に書かれている様々な遊び方を友だちと一緒に製作して楽しんでいました。
 まず、実験セットの箱の表面に写真とともに載っているのが、「明かりと磁石ゲーム」です。フェライト磁石がN極とS極で引き合う力を利用して、プラスチックのキャップをはじきます。それが回路のスイッチに当たると、豆電球がつくという仕組みになっています。(写真下)
 他にも、導線に触れないように輪を通していく「導線通しゲーム」や、2つのフェライト磁石が反発し合う力を利用した「くるくるルーレット」など、楽しい遊びがいっぱいあります。教室内は、どこも子ども達の楽しい遊び場になっていました。
 そろそろこの実験セットを家庭に持ち帰ると思います。豆電球や磁石を使って、家でもたくさん遊んでほしいと思います。

3月14日の給食

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献立名           セレクトカツカレー
              コールスローサラダ
              紅白いちご
              牛乳
※ 写真は、カレーに乗っているのがトンカツで、中央の皿にあるのがチキンカツです。

一口メモ

 今日は、セレクト給食の献立です。カレーにトッピングするカツを「チキンカツ」と「トンカツ」の2種類から選んでもらいました。
 給食のカレーは、ルーもスープも手作りで行っています。また、スパイスもコリアンダーやガラムマサラ、オールスパイスなど、何種類かのスパイスを合わせて作っている本格的なカレーです。さらに、大きな鍋でたくさん作っているのも、おいしく仕上がるポイントになっています。
 カレーの日は、給食室からカレーの匂いがしてきます。給食の時間を楽しみにしていた子が多かったことでしょう。
 デザートのいちごは、特別に紅白のいちごを用意しました。味の違いを感じながら食べることができます。

3月14日(金) その1

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 1年生は、国語の時間に水筆を使った書写の学習をしています。水筆の道具は、1,2年生で使うために、学校に全員分を用意しています。筆に水を含ませて専用の水書用紙に書くと、黒く写ります。乾けば書いた跡がすぐに消えていくため、何度でも繰り返し使うことができます。墨のように汚れる心配がないのも利点です。筆を使うことで、「とめ、はね、はらい」を意識して練習することができます。
 5年前に小学校の学習指導要領が改定され、1,2年生の授業でこの水筆を使った指導が始まりました。それまでの学習指導要領に「点画の書き方や文字の形に注意しながら、筆順に従って丁寧に書くこと。」という一文が追加されました。文字の形だけでなく、「点画の書き方」に注意しながら書くことが学習指導要領に明記されたというわけです。
 「点画の書き方」とは、文字を構成する点と画の始筆から送筆、終筆(とめ、はね、はらい)までの筆の運び方のことです。先生が書くお手本を見て筆の扱い方を学んでから、いよいよ水書用紙に向かいます。水筆を使ってみると、鉛筆とは違った感覚で文字を書くことができます。1年生にとっては、「筆を立てて使う」ということが難しかったようです。でも、毛筆の書写が本格的に始まるのは3年生からなので、ちょっと大人になった気分で筆を持つことができました。(写真上)
 4年生は、音楽の時間に「季節の歌 日本の歌」の学習をしています。その中の一つに「どこかで 春が」の歌があります。「どこかで春が うまれてる どこかで水が 流れだす ♪」…と歌い始める曲です。作詞は百田 宗治で、作曲したのは草川 信です。
 この曲が作られたのは大正時代とのことですから、もう100年以上前のことになります。まず、詩が当時の雑誌「小学男生」に掲載され、その後に曲が付けられました。歌詞の中に「東風(こち)」という言葉が使われています。2月末頃になると寒さが和らぎ始め、東からの風が多くなってきます。春が近づいてきた証拠です。昔の人は、季節の移り変わりを自然の中からしっかりと感じ取っていました。(写真下)
 旭町小にも、日に日に春が近づいてきていることを感じます。校庭東側にあるコブシの花が開き始めました。また、うんていの近くにあるアンズの花も咲き始めています。さらに、中庭の池の中には、また新たにヒキガエルがたくさんの卵を産み付けました。そして、冬眠していたカメ吉くん(以前、児童玄関前の池にいた亀です。)が目覚めました。

調理実習(6年生)

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 6年生の最後の調理実習は、おかずを作る学習でした。

 子ども達は、5年生の時にお茶を入れたり、お米を炊いたり味噌汁を作ったりしてきました。6年生になってからは、朝食の献立を考えて作る学習を1学期に行いました。

 今回は、小学校生活のまとめとなる最後の調理実習でした。栄養バランスがよくなるように、献立を考えておかずを各班で2品作りました。卵を使ったものや揚げ焼きでボリュームのあるものなど、美味しそうなおかずがたくさん出来上がりました。

 友達と協力する力を生かして、楽しく調理することができました。しかし、時間がかかってしまった班が多かったことが反省点です。
 ぜひ各家庭でも様々なおかずを調理する力をつけさせ、家族みんなで食べる機会を作ってほしいと思います。

児童集会「思い出狩り集会」

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 今年度最後の児童集会は「思い出狩り集会」でした。
 「猛獣狩りに行こうよ」の「1年間の思い出」バージョンです。全校児童で、お題の文字数に合わせてグループを作って集まるというシンプルな内容ですが、とても盛り上がりました。
♪思い出狩りに行こうよ(思い出狩りに行こうよ)
♪記憶だってあるし(記憶だってあるし)
♪写真だってもってるもん(写真だってもってるもん)
とみんなで歌い、「や・す・み・じ・か・ん」(6文字)、「た・て・わ・り・は・ん・きゅ・う・しょ・く」(10文字)など、1年間の思い出を振り返りながらグループを作りました。
 最後の2問は、集会委員がジェスチャーで表現している「ある思い出」は何か想像し、その文字数で集まるという形で行いました。「書き初め」「運動会」をサイレントで表現しましたが、伝わっている子、違うものを想像していた子がいて、一層盛り上がったようです。

 集会委員は、全校児童の前に出て発表する経験をこの1年間でたくさん積み重ねてきました。一人一人、本当に大きく成長しました。この経験を生かして、これからの学校生活でも、堂々と発表したり、みんなを楽しませたりして活躍してほしいと思います。

3月13日(木)

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 2年生は、国語の時間に「楽しかったよ、2年生」という学習をしています。この一年間の学校生活を振り返り、みんなに伝えたいことを決めて発表会をするという「話すこと・聞くこと」の学習単元です。
 今日は、1組も2組も、発表原稿作りに向けて準備を進めていました。一年間の行事や学習したことを振り返り、自分で発表したいテーマはすでに決めてありました。次に、そのテーマでどんなことがあったりどんなことを思ったりしたか、あるいは家族や友達が話したことなどを思い出し、発表内容をふくらませていきます。2年生は、それらの「発表メモ」を集めるために、付箋を使っていました。これはいいアイデアだなと思いました。運動会の50m走について発表をする場合でも、練習した時のことや本番の日のスタート前、走っている時、ゴールした時、家に帰って褒めてもらったことなど、発表で伝えたいことがたくさん浮かんできます。
 次に、付箋に書いたメモを順序よく並び替え、発表の組み立てを考えていきました。ワークシートに「はじめ・中・終わり」の枠があり、どんなことを発表していったらよいか、おおよその流れを書いていきます。そして、先生のチェックが終わった子から、いよいよ発表原稿作りに取り掛かりました。(写真上)
 発表会をするのは来週になるでしょうか。話す時の姿勢や声の大きさに気をつけて、どの子も張り切って発表をがんばることでしょう。
 4年生は、社会科の時間に「世界とつながる大田区」という学習をしています。教科書では、国際交流を生かしたまちづくりとして、国際空港のある大田区を事例として扱っています。羽田空港は、東京の空の玄関口として多くの外国人が行き来する場所です。また、大田区が世界の3つの都市と友好・姉妹都市交流をしていることについても学びました。
 子ども達が使っている教科書「わたしたちの東京都」は、練馬区で編集されたものです。そのため、大田区に続いて「練馬区の国際交流」についても紹介されています。練馬区では、毎年、海外派遣として中学生がオーストラリアのイプスウィッチ市と交流をしています。区立中学の各校の代表生徒が派遣され、7月下旬にイプスウィッチ市を訪れています。また、その他にも、練馬区で行っている外国人と日本人がお互いの文化を知り、理解を深めるための様々な取り組みについても教科書に書かれています。確かに最近は、練馬区でも外国から来た多くの人たちが移り住むようになってきています。(写真中)
 中学生の海外派遣は、昔の学校では行われていませんでした。私が中学生の時は、日本の国内での交流が行われていた程度でした。子どもの頃は、新潟県の上越市に住んでいました。上越市は、静岡県の清水市と姉妹都市の関係にあります。毎年中学2年生が交歓会を開き、お互いの学校を訪れていました。私も交歓生の一人として、11月頃に清水市を訪れたことがあります。太平洋側のよく晴れた気候、そして乾燥した空気にびっくりしました。さらに、言葉の違い(イントネーションが違う)にも驚きました。
 逆に清水市からは、1月に交歓生が上越市にやって来ました。雪を見るのが初めてだったようで、降り積もった雪の中に飛び込んだり、水筒の中に雪をつめて持ち帰る様子にびっくりしたものです。
 一方、6年生の社会科も、国際協力についての学習をしています。「地球規模の課題の解決と国際協力」という学習では、パキスタンやアフガニスタンで医療活動に従事した中村哲さんのことが取り上げられています。(写真下)
 中村哲さんは、戦乱と干ばつに苦しむアフガニスタンで、36年間にわたり人道支援を続けました。医師という立場を超えて、井戸の掘削や用水路の建設にも取り組んで、多くの命を救いました。しかし、残念なことに、今から7年前に何者かに銃撃されて亡くなってしまいました。
 世界の平和や環境を守るために、他にも多くの日本人が活躍しています。今まで6年生は、1学期に政治のしくみについて学び、続いて日本の歴史を学習してきました。そして、3学期に入ってからは、「世界の中の日本」について勉強してきたところです。これからの日本の未来を担っているという意識をもち、正しい知識や考え方をさらに身につけていってほしいと思います。

3月13日の給食

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献立名           ご飯
              白身魚のマヨコーン焼き
              五目きんぴら
              打ち豆汁
              牛乳

一口メモ

 五目きんぴらは、定番の家庭料理の一つです。今日の五目きんぴらには、ごぼうやれんこん、にんじん、こんにゃく、豚肉の5種類の具材が入っています。「五目」とは、「5種類」という意味もありますが、「いろいろな食材を使った料理」という意味もあります。
 「きんぴら」という名前は、昔話の「金太郎」としても知られている坂田金時の息子の「金平(きんぺい)」に由来するそうです。ごぼうのしっかりとした食感や歯ごたえ、さらに唐辛子のピリッとした辛さを、坂田金平の強さや勇ましさに例えたのでしょう。そのような理由から、ごぼうを使った料理を「きんぴらごぼう」と呼ぶようになりました。

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