12月6日の給食ししゃものマヨ味噌焼き 五目きんぴら すずしろ汁 牛乳 一口メモ 「すずしろ汁」の「すずしろ」とは、次のうちのどれでしょうか? (1) にんじん (2) 大根 (3) 小松菜 答えは、(2)の大根です。大根は、別名「すずしろ」と言い、春の七草の一つにも入っています。 すずしろ汁は、にんじんやごぼう、きのこ、鶏肉などの具材と、大根おろしがたっぷり入った汁物です。以前は、練馬区で行われる練馬大根引っこ抜き大会や、こぶしハーフマラソンですずしろ汁がよく振る舞われていたそうです。 すずしろ汁は、生の大根おろしをのせるので、爽やかな辛味が特徴です。給食で提供しているすずしろ汁は、大根おろしをしっかり過熱しているので、大根の甘味がたっぷりと感じられるようになっています。 12月5日の給食わかめスープ 野菜チップス 牛乳 一口メモ 今日の野菜チップスは、かぼちゃとにんじん、じゃがいもの3種類を使って作りました。それぞれを薄くスライスして、少し低めの温度の油(約160度)でカリカリになるまで揚げています。 にんじんとかぼちゃには、風邪や病気を予防するカロテンという栄養がたくさん含まれています。カロテンは、油と一緒に調理するとさらに吸収がよくなります。そのため、今日のように油を使った料理法は、効率の良い栄養の摂り方と言えます。 味付けは塩のみなので、それぞれの素材の味や食感を味わうことができるようになっています。にんじんやかぼちゃが苦手という子も、野菜チップスならおいしく食べられそうです。 12月4日の給食野菜のペペロンチーノ炒め 黒蜜きなこもち 牛乳 一口メモ 今日は、昨日(12月3日)の日曜日に行われた「練馬大根引っこ抜き大会」で収穫された大根を学校に届けていただきました。練馬大根は、長さが7cmから1mと長く、大根の真ん中が太くなっていることから、引き抜くのに普通の大根の3〜5倍の力がいるそうです。 今日の給食を作るのに、全部で約71kg、さらに葉っぱも7kgと、たくさんの練馬大根を使っています。生産者さんや収穫してくれた方々に感謝していただきたいと思います。 いつもの練馬大根スパゲティは、青首大根を使って作っていますが、今日は練馬大根を使いました。練馬大根はなかなか手に入らない貴重な大根です。味わって食べるようにさせたいと思います。 ※北校舎1階の給食室前に、練馬大根を見本として展示しました。 12月1日の給食生揚げの吹き寄せ 野菜のごまみそ和え 牛乳 一口メモ さつまいもご飯は秋の味覚を楽しめる料理のひとつです。今日は角切りに切ったさつまいもをお米ともち米と一緒に炊飯器で炊きました。少し塩を入れることで、さつまいもの甘みが引き立ちます。 さつまいもは沖縄では「琉球いも」、鹿児島では「からいも」、関東では「さつまいも」と、地域で呼び名が異なるようです。 江戸時代、雨が降らずに日照りが続く年がありました。お米も野菜も収穫できず、たくさんの人々がお腹をすかせて亡くなったそうです。そんなとき青木昆陽という人が、みんなにさつまいもの作り方を教えて、さつまいもを食べて助かることができました。さつまいもはおいしいだけでなく、歴史的にも重要な役割をしてきた食べ物です。 11月30日の給食フレンチサラダ 牛乳 一口メモ 世界にはいろいろな料理があり、箸やフォーク、手を使うなど、いろいろな食べ方があります。今日は麺料理ですが、同じ麺料理でも国によって食べる時のマナーが異なります。 ラーメンや蕎麦を食べる時は音を立てても大丈夫ですが、西洋では音を立てないように食べるのがマナーになっています。パスタの本場のイタリアでは、スパゲティは音を立ててすすらないという食べ方のマナーがあります。また、途中でスパゲティを噛み切るのもマナー違反です。一口分をフォークで巻いて食べるようにします。 食事のマナーは、一緒に食べる人を不快にさせないためのものです。世界の食文化の違いを知り、お互いを尊重できるようにしたいですね。 11月29日の給食四川味噌豆腐 春雨サラダ 牛乳 一口メモ 今日の四川味噌豆腐は、豆腐をたっぷり使った料理です。豆腐は、大豆を絞ってできた豆乳に、にがりを加えて固めて作ります。 クイズです。豆腐一丁(約300g〜400g)を作るのに、何粒ぐらいの大豆が必要でしょうか? (1) 120粒 (2) 380粒 (3) 630粒 答えは、(2)の380粒です。豆腐には大豆の栄養がギュッと詰まっているのが分かります。 豆腐の種類として、絹ごし豆腐と木綿豆腐があります。絹ごし豆腐は、なめらかでやわらかいのが特徴です。一方の木綿豆腐は、少し固いので食べ応えがあります。給食では、料理によって豆腐の種類を使い分けています。今日は、豆腐の味をしっかりと感じてもらえる木綿豆腐を使用しました。 11月28日の給食ソトアヤム フルーツヨーグルト 牛乳 一口メモ 今日の給食は、インドネシア料理の献立です。 「ナシゴレン」は、チャーハンのような料理です。インドネシア語で「ナシ」は「ご飯」、「ゴレン」は「油で揚げる、炒める」という意味があります。「ソトアヤム」は、スパイスがきいている鶏肉のスープです。日本で言う味噌汁のような料理で、ご飯にかけて食べることもあるそうです。 インドネシアの人たちは、朝がとても早いそうです。毎朝4時30分からお祈りが始まり、その後に朝ご飯を食べます。朝食は、鶏肉のおかゆの「ブブル・アヤム」や「ナシゴレン」のようなご飯料理が食べられています。「朝ご飯が一番大切な食事」と考える人が多く、家や店で食事をとってから、学校や仕事に向かいます。学校は、朝7時から始まるそうです。 11月27日の給食さばの味噌煮 白菜のピリ辛漬け 芋だんご汁 牛乳 一口メモ 白菜は、鍋物で食べることが多い野菜です。今日の給食では、白菜をにんにくやしょうがと豆板醤、しょう油などの調味料で漬け込んだ漬物風にしました。 白菜に関するクイズです。白菜は、キャベツのようにたくさんの葉が巻いている野菜ですが、葉はだいたい何枚くらいあるでしょうか? (1) 10〜20枚 (2) 30〜50枚 (3) 70〜100枚 答えは、(3)の70〜100枚です。たくさんの葉が巻いていることが分かりますね。機会があったら、数えてみるとおもしろいです。 白菜は、11月から2月が旬の野菜で、寒くなるとさらに甘味が増しておいしくなります。まさにこれからの時期がおいしい野菜なので、いろいろな料理で味わってみましょう。 11月24日の給食五目呉汁 パインゼリー 牛乳 一口メモ 今月の給食のめあては、「感謝の気持ちで食事をしよう」です。給食に限らず、家庭でも食事の時にあいさつをしているでしょうか? 今、私たちの目の前にある食べ物は、いったいどれだけの人々が関わってきたのでしょうか? 野菜を育てる農家の方、魚を獲る漁師さん、肉や牛乳を生産する畜産家さん、食材を加工する人々、運搬する方、そしてお店に並べて売っている人もいます。さらに、食事を考えて作ってくれる人を入れると、数えきれないくらいの人々が関わって食事が成り立っていることが分かります。また、食べ物となった生き物の命をいただくことへの感謝も忘れてはいけません。 単なるあいさつとしてではなく、意味を考えて心を込めて「いただきます」と言えるようにしましょう。 11月22日の給食鶏肉と野菜のカラフルサラダ ABCトマトスープ 牛乳 一口メモ 今日は、保健給食委員会が考えたかぜ予防献立の第3段となる「野菜多めかぜ予防献立」です。献立のポイントは、全てのメニューに野菜がたっぷり入っていることです。 にんじんには、ビタミンAが多く含まれています。ビタミンAは、鼻やのどの粘膜を正常にして、かぜを予防する効果があります。残さずに食べて、かぜをひかない体づくりに役立てていきます。 11月21日の給食鮭の塩こうじ味噌焼き おみ漬け いも煮 牛乳 一口メモ 今週金曜日の11月24日は、「いいにほんしょく」という語呂合わせから、「和食の日」になりました。日本の伝統的な食文化について見直し、和食の大切さについて考えてみましょう。 いも煮は、山形県の郷土料理です。山形県では、秋になると河原でこのいも煮を作り、大勢で食べる習慣があります。山形県で行われる日本一のいも煮会では、大人12人が手をつないだ大きさの直径6メートルの大鍋が使われます。里芋3トン、牛肉1.2トン、こんにゃく3500枚、ねぎ3500本、しょう油700リットル、日本酒50升、砂糖200キログラム、山形の水6トンを使い、それを専用のシャベルカーで混ぜるというスケールの大きさです。ぜひ一度、参加して食べてみたいですね。 11月17日の給食マカロニ入りクリームシチュー コーンサラダ 牛乳 一口メモ 16日〜18日は、展覧会です。体育館には、全校児童の思いが込められたとてもすてきな作品が並んでいます。 今日の給食では、展覧会にちなんで、「お絵かきトースト」を出しました。バタートーストをキャンパスに見立てて、ブルーベリージャムを使って、思い思いにお絵かきを楽しめるようになっています。目で見て楽しんでから、おいしく食べるようにします。 マカロニ入りクリームシチューは、リボンの形をしたマカロニが入っています。 11月16日の給食ホキのフライ キャベツのおかか和え 根菜のごま味噌汁 牛乳 一口メモ みなさんは、「根菜」と聞いてどんな野菜を思い浮かべますか? じゃがいもやサツマイモ、にんじん、大根、レンコンなど、土の中で育つ野菜のことを根菜と呼んでいます。今日は、里芋、サツマイモ、大根、にんじんと、4種類の根菜を使った「根菜のごま味噌汁」を作りました。 根菜は秋から冬が旬で、栄養がたっぷりで一番おいしい時期となります。また、根菜は体を温めてくれるはたらきがあります。だんだんと秋が深まり、朝晩は寒さを感じることが多くなってきました。根菜をしっかり食べて、寒さに負けない体をつくりましょう。 11月15日の給食おでん ひじきのさっぱり和え 牛乳 一口メモ おでんは、寒くなってくると恋しくなる料理の一つです。みなさんのご家庭では、おでんにどんな具材が入りますか? 今日は、大根、昆布、こんにゃく、ちくわぶ、つみれ、さつま揚げ、ちくわ、じゃがいも、にんじんの10種類の具材を使っています。 おでんは、地域によって違いがあるそうです。味噌で煮込む味噌おでんや、具材を串に刺してあるおでん、食べる時に青のりをかけるおでん、あるいはその地域の特産品を具材に入れたりと、それぞれの地域独自のおでんがあります。ご当地おでんを調べてみるとおもしろいです。 11月14日の給食お茶っぱ天ぷら みかん 牛乳 一口メモ 今日は、保健給食委員会が考えた風邪予防献立の第2段「野菜たっぷりうどん定食」です。 今日の天ぷらには、衣にお茶っぱが混ぜられていて、カラッと揚げています。お茶には、殺菌効果があるカテキンが含まれています。このため、緑茶を飲むことで、インフルエンザなどの感染症や風邪を予防する効果が期待できます。 保健給食委員会のみなさんのアイデア料理で、健康な毎日を過ごしましょう。 11月13日の給食棒ぎょうざ 華風大根 牛乳 一口メモ 皆さんがよく食べる餃子の形は三日月型をしていますね。これは、中国で使われていたお金が三日月型だったことからきています。中国ではお正月に昔から餃子を食べる習慣があり、お正月に食べるものなので、福を呼び込む縁起のよい形で作られるようになったそうです。今日の給食ではひとつでもボリュームたっぷりになるように棒ぎょうざにしました。 餃子は形だけでなく「焼き餃子」「水餃子」「スープ餃子」「揚げ餃子」「蒸し餃子」など様々な調理法で、色々な餃子を楽しむことができます。皆さんのお家の定番の餃子はどんな餃子でしょうか。 11月10日の給食ししゃものみりん焼き 切り干し大根の炒り煮 具だくさん味噌汁 牛乳 一口メモ 切り干し大根は、大根を細く切り、干して乾燥させたものです。 大根は、おでんや味噌汁、サラダ、大根おろしにしたりと、とてもなじみのある野菜の一つです。生のままの大根では長い間保存ができませんが、干して乾燥させることで長期の保存ができ、さらに甘味が増しておいしくなります。昔の人々は、このようにして野菜がとれない季節でも食べられるように工夫してきました。 栄養やうま味がギュッと詰まっているだけではなく、昔の人の知恵も詰まった食材と言えます。このような食材を、これからも大切に伝えていきたいですね。 11月9日の給食小松菜入り卵焼き 豚汁 牛乳 一口メモ 卵は、家庭でも給食でもよく食べる食材の一つです。給食では、1か月に1〜2回、卵の料理を入れるようにしています。卵にはほとんどの栄養素が含まれていて、「完全食品」とも言われるほど栄養価の高い食材です。 クイズです。ニワトリは、1年間で何個の卵を産むでしょうか? (1) 200個 (2) 300個 (3) 400個 答えは、(2)の300個です。ニワトリは毎日卵を産むわけではなく、数日間卵を産み続けた後、数日休んでまた産むというサイクルを繰り返しているそうです。 今日の卵焼きを作るのに、約500個の卵を使用しています。食材への感謝の気持ちをもっていただけるようにしたいものです。 11月8日の給食室よりドーナツには、みじん切りにして茹でたキャベツを、小麦粉とベーキングパウダー、キビ砂糖を合わせたタライの中に水気をしっかり絞って入れました。(写真1枚目) 一度に多くのドーナツをきれいな丸型に揚げるために、クッキングシートごと揚げ油の中に入れて、しばらくして表面が固まったらシートを取り出します。(写真2枚目) 美味しそうな色で揚げ上がりました。外はカリっと中はフワフワの仕上がりでした。(写真3枚目) 今日のドーナツは、キャベツの他にお豆腐も入った栄養満点のドーナツです。ほとんど残食なく、児童たちにも人気でした。 11月8日の給食ホイコーロー 具だくさん中華スープ ねり丸キャベツのドーナツ 牛乳 一口メモ 今日の献立は、練馬区産キャベツの「ねり丸キャベツ」をたっぷり使ったホイコーローです。ホイコーローは、漢字で「回る鍋の肉」と書いて回鍋肉(ホイコーロー)です。では、なぜ回るという字がつくのでしょうか? (1) ぐるぐる鍋をかき回して作るから (2) 一度ゆでた肉で作るから 答えは、(2)の一度ゆでた肉で作るからです。回鍋肉の「回る」という字は、中国語で「戻る」という意味です。回鍋肉を作る時に、肉を一度ゆでてから取り出し、また鍋に戻して炒めて作るため、「回鍋肉」となったそうです。 給食では小間切れの肉を使っているので下ゆではしませんが、キャベツだけ炒めておき、最後に加えて合わせます。そうすることにより、炒めた時にキャベツから出る水分が減り、シャキッと仕上がります。調理員さんたちのひと工夫です。 |
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