10月18日の給食魚の黄金焼き じゃがいものきんぴら 秋野菜の味噌汁 牛乳 一口メモ お米の食べ比べの最終日は、北海道産の「ななつぼし」です。ななつぼしは、北海道で一番多く作られているお米です。あっさりしていて、少し固めの食感なので、どんな料理にも合わせやすいお米です。 先週から4日間にわたり、お米の食べ比べをしてきました。どのお米がおいしかったでしょうか? また、組み合わせる料理によってもお米の感じ方が変わります。さらに、炊き立てで食べる時と、お弁当で食べる時とでもおいしさの感じ方が違ってきます。 日本人の主食として、お米はとても身近な食材です。このお米の食べ比べを通して、お米に興味をもったり考えたりするきっかけになったとしたらうれしいです。 10月17日の給食五目卵焼き いそ和え 生揚げの味噌汁 牛乳 一口メモ 今日のお米は、新潟県産の「新之助」です。新しい品種ですが、今とても人気が出ているお米です。大粒でつやつやな炊き上がりとともに、甘味が強いのが特徴です。 日本は、北は北海道、南は沖縄と、縦に長い国であるため、気候が大きく異なります。そのため、気候に適したお米がその土地土地で作られてきました。実際にスーパーに行ってみると、様々な種類のお米が売られているため、選ぶのに迷ってしまうほどです。日本で主食用のお米として登録されているものは、約280種類もあるそうです。 クイズです。日本で一番多く作られているお米の品種は、次のうちのどれでしょう? (1) あきたこまち (2) こしひかり (3) ひとめぼれ 答えは、(2)の「こしひかり」です。 10月16日の給食鶏肉の青のり揚げ すき昆布の煮物 いものこ汁 牛乳 一口メモ 今日のお米は、秋田県産の「あきたこまち」です。あきたこまちは、どんな料理にも合う、とてもバランスの良いお米と言われています。他のお米と比べると、やや小粒で丸みがあるのが特徴です。美人として有名な平安時代の歌人「小野小町」にちなんで名付けられました。秋田で生育したおいしいお米として、末永く愛されるようにという願いが込められています。 今日は、秋田県の郷土料理「いものこ汁」と合わせた献立にしました。秋田県では、里芋を「いものこ」と呼んでいます。この里芋を主役に、鶏肉やきのこ、根菜などの秋の味覚をたっぷり使った汁物です。 10月13日の給食サバのトウバンジャン焼き 煮あえっこ せんべい汁 牛乳 一口メモ いつもは、青森県産の「まっしぐら」というお米を給食で使っています。今日から「お米の食べ比べ週間」です。18日までの4日間は、全国各地のお米を日替わりで使います。 お米の種類によって味の違いがあるのか、味わって食べ比べるチャンスです。今日は、千葉県で作られた「ミルキークイーン」という種類のお米です。もち米に近い、もちもちとした食感が特徴のお米です。 毎日あたり前のようにお米を食べているので、お米のおいしさや大切さを忘れがちです。お米が収穫できるまでには長い時間がかかり、そのための作業はとても大変です。お米を収穫するまでには、八十八の手間がかかることから、漢字の「八十八」を合体させて「米」という漢字が出来上がりました。生産者の方々が一生懸命作ってくださったおかげで、今年もおいしいお米が食べられます。感謝の気持ちをもっていただきたいですね。 10月12日の給食つくね焼き 秋野菜のごま和え 大根の味噌汁 牛乳 一口メモ 「秋野菜のごま和え」は、キャベツとほうれん草、きのこ、コーンをゆでて、砂糖としょう油、ごまを混ぜ合わせて作りました。 ごまは、昔から「不老長寿の薬」とも言われるほど栄養豊富な食材として知られています。ごまの一粒はとても小さいですが、その中に栄養がギュッと詰まっています。種は植物の赤ちゃんなので、芽を出して成長するための栄養が中に詰まっています。 ごまは、花の後に「さく果」という実をつけます。一つのさく果の中には、ごまが約160粒入っていて、熟すとさく果がはじけてごまが飛び出してきます。この様子から、「開け、ごま!」という言葉が生まれたそうです。 10月11日の給食洋風肉じゃが ブルーベーリーケーキ 牛乳 一口メモ 10を横にすると目と眉毛に見えることから、10月10日は「目の愛護デー」とされています。 今日の給食では、目の健康に役立つと言われる「アントシアニン」を多く含むブルーベリーが入ったケーキを作りました。また、ビタミンAも目の健康に欠かせない栄養素です。給食に毎回のように入っている食材の一つ「にんじん」は、ビタミンAが多く含まれていることで有名です。 ゲームやタブレット、テレビなどを見る機会が多いかもしれません。それらの機器の使い過ぎは、視力の低下の原因にもなります。大切なはたらきをしている目の健康について、よく考えてみることが重要です。 10月6日の給食コーン入りキャベツサラダ 牛乳 一口メモ いよいよ明日は運動会です。よく試験や試合の前日には、「勝」というゲン担ぎで、「カツ」を食べます。給食でも、全校児童が今まで練習してきた成果が出せるように、カツを作りました。さらに、子ども達が大好きなカレーと組み合わせて、チキンカツカレーにしました。カレーライスの上にカツをのせて食べます。 元気に明日の本番を迎えるために、よく噛んで好き嫌いをしないで食べ、早寝で明日に備えるようにしましょう。 また、明日の朝ご飯は、パワーの源になるご飯やパン、うどんなどの炭水化物を中心に食べて登校すればバッチリです。 10月5日の給食小松菜とひじきのナムル 肉団子入り野菜スープ 牛乳 一口メモ 今月の給食目標は、「食後の過ごし方を工夫しよう」です。給食を食べる時間は約20分ほどですが、食べ終わるタイミングは人それぞれ違います。では、食べ終わった時は、どう過ごせばよいでしょうか? 歩き回ったり、大きな声で話したりすることはできません。まだみんなが食べているということを意識して、気持ちよく過ごせるようにしなければなりません。 また、食べ終わった後は、すぐに激しく体を動かすと、胃がびっくりして食べたものの消化がうまくできなくなります。お腹が痛くなったり気持ち悪くなったりする原因になるので、食事の後は少しゆっくりして、胃を落ち着かせることも大切です。 10月4日の給食アジバーグ 千草和え わかめの味噌汁 牛乳 一口メモ 「アジバーグ」は、アジのすり身や鶏ひき肉、豆腐、みじん切りの野菜に味噌などの調味料で味を付けています。 このメニューは、千葉県の郷土料理の一つである「さんが焼き」をヒントに作りました。千葉の海では、イワシやサンマ、アジなどの魚がたくさん獲れます。猟師さんたちは、獲れた魚を船の上で味噌と一緒に細かくたたき、「なめろう」という料理を作ります。そのなめろうを、山に仕事に行く時に余ったアワビの殻に入れて、山小屋で焼いて食べてきたそうです。山の家で食べたことから、「山家(さんが)焼き」と呼ぶようになりました。 しっかりと味を付けてあるので、魚料理が苦手という人でもおいしく食べられます。 10月3日の給食かぼちゃ入り大学芋 牛乳 一口メモ 今日の献立に、「かぼちゃ入り大学芋」を出しました。さつま芋とかぼちゃを一口大に切って油で揚げてから、砂糖や水あめ、しょう油で作った甘辛いタレをからめています。ほくほくとした芋とかぼちゃに、カリッとしたタレがとてもおいしい味わいです。 クイズです。さつま芋掘りの季節になりましたが、さつま芋が一番おいしいのはいつでしょうか? (1) 掘りたてすぐ (2) 1週間後 (3) 2〜3か月後 答えは、(3)の2〜3か月後です。さつま芋の中のでんぷんが少しずつ糖に変わっていくので、掘りたてよりも貯蔵させた方がおいしいと言われています。芋掘りに行った人がいるかもしれませんが、食べるのを少しがまんするとさらにおいしくなります。 ただし、お店で売っているような土がついていないものは、傷みやすいので早く食べた方がよいです。 10月2日の給食筑前煮 小松菜のお浸し 夕焼けゼリー 牛乳 一口メモ 夕焼けが美しい季節になってきました。そんな季節にぴったりの、きれいな夕焼け色をした「夕焼けゼリー」を作りました。やわらかく煮てすりおろしたにんじんとオレンジジュースを使い、深みのあるオレンジ色に仕上げました。 にんじんとオレンジの組み合わせは、とても相性がいいです。にんじんの香りをオレンジジュースがやわらげてくれます。さらに、オレンジの酸味ににんじんの甘味が加わり、おいしくなります。 今日は、どんな夕焼けが見られるでしょうか。夕方、西の空を眺めてみましょう。 9月29日の給食サワラの西京焼き きのこけんちん汁 月見だんご 牛乳 一口メモ 今日29日は、一年のうちで最も月がきれいに見える「十五夜」です。昔から十五夜には、満月に見立てた月見だんごや収穫した農作物、ススキなどをお供えし、秋の実りに感謝しながらお月見をする風習があります。 今日の給食は、お月見にちなんだ「十五夜の献立」です。十五夜の時期に収穫を迎える里芋をお供えすることから、十五夜は「芋名月」とも言われています。そこで、ご飯に里芋や野菜を混ぜ込んだ「里芋ご飯」を作りました。また、「月見だんご」は、白玉だんごに甘辛いタレのみたらしをかけています。 自然の恵みに感謝したり、自然の美しさを大切にする心を受け継いでほしいと思います。 9月28日の給食じゃこふりかけ すき焼き風肉豆腐 野菜のポン酢和え 牛乳 一口メモ 「すき焼き風肉豆腐」は、焼き豆腐をはじめ、豚肉、玉ねぎ、にんじん、しらたき、焼き麩、白菜などをしょう油と砂糖ですき焼き風の味付けにして作りました。すき焼きの味付けは、ご飯がよく進みます。さらに、具だくさんなので、野菜もたんぱく質もしっかり摂ることができます。 「すき焼き」の名前の由来は、田畑を耕す時に使われる「鍬(すき)」という農作業の道具名から来ています。そこに豆腐や魚などをのせて、火にかけて焼いていたことから「すき焼き」という名前がついたと言われています。 また、この他に、薄切り肉を意味する「すきみ」から「すき焼き」となった説や、好きなものを焼くからといった説もあるそうです。 9月27日の給食野菜のペペロンチーノ炒め 牛乳 一口メモ ハヤシライスは、明治時代の洋食屋さんで売り出され、大正時代にはカレーライスとともに全国に広がっていきました。 ハヤシライスの名前の由来には、いくつかの説があります。ハヤシライスは正式には「ハッシュドビーフアンドライス」と言います。英語で「細かく刻む」という意味のある「ハッシュ」がなまり、短縮されて「ハヤシライス」になったという説があります。また、林さんという洋食好きな人がカレーライスが苦手で、行きつけの洋食屋さんが林さんのために作ったものが「ハヤシライス」と言うようになったという説もあります。 今日のハヤシライスには、かくし味に味噌が入っています。 9月26日の給食シシャモの磯辺揚げ 野菜のごま酢和え 鶏つみれ汁 牛乳 一口メモ シシャモは、漢字で「柳の葉の魚」と書き、「柳葉魚(シシャモ)」です。15cm位の細長い魚で、日本では北海道でよく獲れます。しかし、あまりたくさんは獲れないので、私たちがよく目にするのは、ほとんどがロシアやカナダ、アメリカなどで獲れた「カラフトシシャモ」です。 シシャモは、頭からしっぽまで丸ごと食べられるので、カルシウムをたくさん摂ることができます。カルシウムは、体の骨や歯をつくる材料になります。子どもは毎日成長しています。特に成長期には骨も成長し、太く長くなります。丈夫な骨をつくるためにも、シシャモのように骨ごと食べられる魚をよく噛んで、残さずに食べるようにしたいですね。 今日のシシャモは、青のりを混ぜた衣をつけて揚げました。青のりの香りがしておいしく仕上がっています。 9月25日の給食フルーツポンチ 牛乳 一口メモ 「盛岡じゃじゃ麺」は、岩手県盛岡市の郷土料理です。盛岡には、「盛岡三大麺」があり、「盛岡冷麺」、「盛岡わんこそば」、「盛岡じゃじゃ麺」がそれにあたります。 ゆでた温かいうどんの上に、きゅうりやネギ、肉味噌を盛り付け、食べる時に具材とうどんをよく混ぜてからいただきます。盛岡じゃじゃ麺は、全て食べてしまわずに、麺と具を少し残しておくのが本場での食べ方のようです。残した麺と具に、生卵を割ってほぐしてから、スープを注いで塩コショウで味付けします。この卵スープは「チータンタン」と呼ばれ、盛岡じゃじゃ麺のしめの楽しみ方になっています。 今日の給食では、大皿にうどんを盛り、肉味噌ときゅうり、もやしをかけて盛り付けました。 9月22日の給食韓国風肉じゃが 炒めナムル 梨 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、秋の味覚の「梨」です。梨は、西洋梨から日本梨まで、いろいろな種類があります。日本梨は、さらに皮が赤い「赤梨」、皮が青い「青梨」に分けることができます。赤梨には、スーパーでよく見かける豊水や幸水、新高といった種類の梨があります。 クイズです。赤梨を選ぶ時には、どちらの梨を選んだ方がよいでしょうか? (1) つるつる (2) ざらざら 答えは、(1)のつるつるです。梨の皮の表面には、ブツブツとした点の模様があります。梨が熟すにつれて点が薄くなっていき、つるつるになります。そのため、表面がつるつるした梨の方が甘くておいしい梨ということになります。 9月21日の給食油揚げのチーズ入り肉詰め焼き 野菜の甘味噌和え のっぺい汁 牛乳 一口メモ 「のっぺい汁」は昔からある料理で、全国各地の郷土料理の一つになっています。季節の野菜や肉などの具がたくさん入っていて、とろみがついているのが特徴の汁物です。地域によって呼び名が異なり、「のっぺい」、「のっぺり」、「おのっぺ」、「ぬっぺ」、「ぬっぺい」など様々な呼び名があります。 とろみは、里芋のぬめりや片栗粉を使ってつけています。とろみをつけることで汁が冷めにくくなるので、給食にはぴったりの汁物と言えます。また、汁物には珍しく、冷やして食べる地域もあるそうです。 9月20日の給食サーモンチャウダー キャロットドレッシングサラダ 牛乳 一口メモ チャウダーというと、ハマグリやアサリなどが入ったクラムチャウダーが有名です。今日の給食では、鮭の角切りを入れた「サーモンチャウダー」にしました。 チャウダーという名前は、フランス語の「大鍋、煮込む」という言葉から来ているそうです。しかし、チャウダーはアメリカを代表する料理の一つとなっています。 アメリカでは、地域によって味付けが異なります。日本でよく知られている白いスープ仕立てなのが「ニューイングランド風」、トマトを加えた赤いスープが「マンハッタン風」、魚介の澄んだスープで作られる「ロードアイランド風」など、それぞれの地域独自のチャウダーが作られています。 9月19日の給食山賊焼き 野沢菜炒め 粕汁 牛乳 一口メモ 今日の献立は、「長野県の郷土料理」になっています。 「山賊焼き」となっているのに、鶏のから揚げだったのでびっくりしたかもしれません。「山賊焼き」とは、長野県の郷土料理の一つで、鶏の一枚肉をタレに漬け込み、片栗粉をまぶして揚げた料理です。名前の由来は諸説あるようですが、山賊は物を「取り上げる」から、鶏を揚げる料理を「山賊焼き」と呼ぶようになったと言われています。 「野沢菜炒め」は、野沢菜漬けを炒めた料理です。野沢菜は長野県でたくさん作られており、大きくなると1mほどに成長する野菜です。11月頃に収穫して、漬物に加工されます。ご飯によく合う副菜です。 |
|