12月15日の給食煮うずら サイダーフルーツポンチ 牛乳 一口メモ 今日は「つけ麺」なので、麺を一口分ずつつけ汁につけて食べるようにします。つけ汁は、味噌や練りごま、すりごま、豆乳が入っています。ごまをたっぷり使っているので、濃厚でおいしくでき上がっています。 坦々麺は、中国の四川省の料理ですが、坦々麺の名前の由来は次のうちのどれでしょう? (1) 考えた人が「タンタン」というパンダを飼っていたから。 (2) 麺を打つ時に、タンタンという音がするから。 (3) 担々麺をかついで売っていた天秤の棒を中国語で「坦々(タンタン)」といったから。 答えは、(3)です。「担々麺」の「担」の字は、「担ぐ(かつぐ)」という意味があります。「天秤棒」のことを「坦々」と呼んでいたので、そこから担々麺という名前が付いたと言われています。 12月14日の給食コールスローサラダ デコポン 牛乳 一口メモ 冬は、ノロウイルスやインフルエンザなどの感染症にかかる人が多くなります。元気に冬を乗り切るためには、手洗いが大切です。しかし、水が冷たくなってくると、サッと洗っただけで済ませる場合が多くなります。ウイルスを洗い落とすためには、石鹸を使って指先や爪、手首、指の間まですみずみていねいに洗うようにすることが大切です。また、石鹸をしっかり洗い流すことも大切です。石鹸で10秒洗って12秒流水で洗うことを2回繰り返すと、何百万個もいたウイルスが数個にまで減ることが分かっています。 冬休みまであと少しとなりました。楽しい年末年始を過ごせるように、手洗いをしっかりとして感染症の予防に努めましょう。 12月13日の給食野菜の梅かつお和え なめこ汁 牛乳 一口メモ 「サンマのひつまぶし」は、一口大のサンマをから揚げにして、タレに絡めてご飯の上にのせた料理です。ご飯がもりもり食べられる味付けになっています。 サンマは、漢字で書くと「秋」の「刀」の「魚」と書いて「秋刀魚(サンマ)」です。見た目がすらりとして銀色で長く、刀のような形をしている魚なので、このような名前が付きました。 そんなサンマの獲れる量がここ数年減ってきていると言われています。サンマが獲れなくなった原因の一つが、地球温暖化とされています。日本の近くの海の温度が高くなったことで、冷たい海を好むサンマが日本に近寄らなくなってしまったそうです。 気候の変化は、私たちの食生活に大きな影響を与えています。これからもおいしいサンマが楽しめるように、私たちにどんなことができるのか考えてみましょう。 12月12日の給食肉団子スープ グリーンサラダ 牛乳 一口メモ 今日は、給食の人気メニューの「揚げパン」の献立です。 揚げパンが生まれたのは、今から約60年ほど前のことです。大田区のパン屋さんが、給食で余って少し固くなったパンをおいしく食べる方法はないかと考えたのが始まりと言われています。油で揚げたパンに、砂糖をかけたのがとてもおいしく、その後給食の人気メニューとして定着しました。 揚げパンというと、コッペパンで作られることが多いですが、今日はきな粉がパンにしっかり絡むように、ねじり型のパンにしました。また、ふわふわでさらにおいしくなるように、ミルク味のパンを使っています。 揚げパンは、きれいな揚げ油でしか作れないので、年に数回しか出すことができません。 12月11日の給食アジのカレー焼き 野菜の和風ごま炒め さつま汁 牛乳 一口メモ 「さつま汁」は、薩摩の国…今の鹿児島県の郷土料理の一つです。さつま汁と言うと、さつまいもが入っている汁物のことだと思いがちです。しかし、さつまいもを入れるから「さつま汁」ではなく、味噌汁にさつま鶏という種類の鶏肉を使ったことから「さつま汁」と言われるようになったそうです。 今日のさつま汁には、鶏肉の他にさつまいも、ごほう、大根、にんじん、こんにゃく、油揚げ、豆腐と、具だくさんで栄養たっぷりになっています。さつまいものほんのりとした甘みが感じられて、とてもおいしく仕上がっています。温かい汁物を食べると、体の中から温まることができます。 12月8日の給食福神漬け おろし玉ねぎのサラダ 牛乳 一口メモ 今月の給食のめあては、「季節や行事に応じた食事を調べよう」です。 日本には、季節の行事やお祭りの時に、いつもと違う特別な料理を食べる習わしがあります。例えば、お正月やひな祭り、こどもの日には、特別な食べ物が用意されます。季節の変わり目や人生の節目には、食べ物への感謝を込めて神様にごちそうをお供えしてきました。そして、農作物がたくさん実ることや健康でいられること、幸せが訪れることを願ってきました。また、旬の食べ物を使い、季節感を味わうことも大きな楽しみになっています。 年末年始には、多くの行事食があります。いろいろな行事食について調べ、実際に食べる機会があるといいですね。 12月7日の給食大根炒めナムル みかん 牛乳 一口メモ みかんは11月頃から出回り、2月頃まで楽しめます。ビタミンCが豊富なので、これからの季節の風邪予防におすすめの果物です。 おいしいみかんかどうか、見た目だけでは分かりにくいものですが、食べる前にあることをすると少し甘くなると言われています。さて、それは次のうちのどれでしょうか? (1) 温める (2) 上下をひっくり返す (3) 軽くもむ 答えは、(3)の軽くもむです。もむことで、酸味の成分であるクエン酸が減るので、甘味をより感じるようになると言われています。しかし、強くもみ過ぎると食感が悪くなり、逆においしくなくなってしまいます。優しくもむくらいがちょうどよいので、試してみてください。 12月6日の給食ししゃものマヨ味噌焼き 五目きんぴら すずしろ汁 牛乳 一口メモ 「すずしろ汁」の「すずしろ」とは、次のうちのどれでしょうか? (1) にんじん (2) 大根 (3) 小松菜 答えは、(2)の大根です。大根は、別名「すずしろ」と言い、春の七草の一つにも入っています。 すずしろ汁は、にんじんやごぼう、きのこ、鶏肉などの具材と、大根おろしがたっぷり入った汁物です。以前は、練馬区で行われる練馬大根引っこ抜き大会や、こぶしハーフマラソンですずしろ汁がよく振る舞われていたそうです。 すずしろ汁は、生の大根おろしをのせるので、爽やかな辛味が特徴です。給食で提供しているすずしろ汁は、大根おろしをしっかり過熱しているので、大根の甘味がたっぷりと感じられるようになっています。 12月5日の給食わかめスープ 野菜チップス 牛乳 一口メモ 今日の野菜チップスは、かぼちゃとにんじん、じゃがいもの3種類を使って作りました。それぞれを薄くスライスして、少し低めの温度の油(約160度)でカリカリになるまで揚げています。 にんじんとかぼちゃには、風邪や病気を予防するカロテンという栄養がたくさん含まれています。カロテンは、油と一緒に調理するとさらに吸収がよくなります。そのため、今日のように油を使った料理法は、効率の良い栄養の摂り方と言えます。 味付けは塩のみなので、それぞれの素材の味や食感を味わうことができるようになっています。にんじんやかぼちゃが苦手という子も、野菜チップスならおいしく食べられそうです。 12月4日の給食野菜のペペロンチーノ炒め 黒蜜きなこもち 牛乳 一口メモ 今日は、昨日(12月3日)の日曜日に行われた「練馬大根引っこ抜き大会」で収穫された大根を学校に届けていただきました。練馬大根は、長さが7cmから1mと長く、大根の真ん中が太くなっていることから、引き抜くのに普通の大根の3〜5倍の力がいるそうです。 今日の給食を作るのに、全部で約71kg、さらに葉っぱも7kgと、たくさんの練馬大根を使っています。生産者さんや収穫してくれた方々に感謝していただきたいと思います。 いつもの練馬大根スパゲティは、青首大根を使って作っていますが、今日は練馬大根を使いました。練馬大根はなかなか手に入らない貴重な大根です。味わって食べるようにさせたいと思います。 ※北校舎1階の給食室前に、練馬大根を見本として展示しました。 12月1日の給食生揚げの吹き寄せ 野菜のごまみそ和え 牛乳 一口メモ さつまいもご飯は秋の味覚を楽しめる料理のひとつです。今日は角切りに切ったさつまいもをお米ともち米と一緒に炊飯器で炊きました。少し塩を入れることで、さつまいもの甘みが引き立ちます。 さつまいもは沖縄では「琉球いも」、鹿児島では「からいも」、関東では「さつまいも」と、地域で呼び名が異なるようです。 江戸時代、雨が降らずに日照りが続く年がありました。お米も野菜も収穫できず、たくさんの人々がお腹をすかせて亡くなったそうです。そんなとき青木昆陽という人が、みんなにさつまいもの作り方を教えて、さつまいもを食べて助かることができました。さつまいもはおいしいだけでなく、歴史的にも重要な役割をしてきた食べ物です。 |
|