9月19日の給食山賊焼き 野沢菜炒め 粕汁 牛乳 一口メモ 今日の献立は、「長野県の郷土料理」になっています。 「山賊焼き」となっているのに、鶏のから揚げだったのでびっくりしたかもしれません。「山賊焼き」とは、長野県の郷土料理の一つで、鶏の一枚肉をタレに漬け込み、片栗粉をまぶして揚げた料理です。名前の由来は諸説あるようですが、山賊は物を「取り上げる」から、鶏を揚げる料理を「山賊焼き」と呼ぶようになったと言われています。 「野沢菜炒め」は、野沢菜漬けを炒めた料理です。野沢菜は長野県でたくさん作られており、大きくなると1mほどに成長する野菜です。11月頃に収穫して、漬物に加工されます。ご飯によく合う副菜です。 9月15日の給食マーボナス 中華コーンスープ 牛乳 一口メモ 旧暦の9月「9日、19日、29日」の「9」のつく日は、「三九日(みくんち)」と呼ばれています。この日にナスを食べると、病気にならないという言い伝えがあります。9月はナスが一番おいしい時期なので、積極的にナス料理を楽しむようにしましょう。 クイズです。昔、「夏の実」と呼んでいた野菜は、次のうちのどれでしょう? (1) ナス (2) きゅうり (3) トマト 答えは、(1)のナスです。ナスは昔から人気の野菜で、1200年くらい前から食べられていたそうです。最初は、夏にとれる実なので「夏の実」と呼ばれていました。それが次第になまって「なすび」となり、短くして「ナス」になったと言われています。 9月14日の給食鯖の文化干し焼き ひじきサラダ かぼちゃの味噌汁 牛乳 一口メモ 今月の給食目標は、「味わって食べよう」です。長かった黙食の給食が終わり、やっと向き合って楽しく会食しながら食べられるようになりました。大勢の友達と食べる給食は、とてもおいしく感じられます。 しかし、おしゃべりに夢中になっていて、まだ食べ終わっていないのに、気づけば「ごちそうさま」の時間になっていたなんてことになりやすいものです。「いただきます」をしたら、今日はどんな給食か、中にはどんな食べ物が入っているか、どんな味がするかなど、まず今日の給食に注目することが大切です。 そして、よく噛んで味わっているうちに、ご飯はだんだん甘く変化していきます。さらに野菜もよく噛むことで、中に閉じ込められたうま味成分をしっかり感じることができます。 9月13日の給食ヤムウンセン アップルポテトパイ 牛乳 一口メモ 今日は、タイ料理の献立です。ガパオライスは、タイでは日本で言うカレーのように、みんなに親しまれている料理の一つです。「ガパオ」とは、タイのハーブ、「ホーリーバジル」のことです。日本でよく使われている「スイートバジル」と比べると、香りがワイルドでスパイシーなのが特徴です。今日の給食では、手に入りやすいスイートバジルを使い、鶏ひき肉、玉ねぎ、ピーマン、たけのこをナンプラーという調味料で味付けして作りました。 ヤムウンセンは、レモン汁がポイントのタイ風の春雨サラダです。タイは暑い国なので、香辛料やスパイスなどを上手に使っていて、食欲が出る料理が多いのが特徴です。暑い日がまだまだ続きますが、タイ料理を食べて元気に過ごすことができるようにしていきます。 9月12日の給食擬製豆腐 具だくさん味噌汁 牛乳 一口メモ こぎつねご飯は、きつねの好物とされている「油揚げ」をたくさん入れて作る混ぜご飯です。今日は、こぎつねの耳のように、油揚げをかわいらしく小さめの三角に切りました。油揚げをサッとゆでてから、煮汁で煮ているので、味がよく染みてジューシーでおいしく仕上がっています。 日本では、油揚げを入れたうどんのことを「きつねうどん」と呼ぶなど、きつねの好物は油揚げと昔から伝えられてきました。このように言われるようになったのには、様々な由来があるようです。 実際のきつねは、油揚げが好物ではないようです。しかし、きつねは肉食に近い雑食性なので、油揚げもおいしそうに食べるそうです。 9月11日の給食チリコンカン カラフルソテー 牛乳 一口メモ 食事の前には手洗いをしていると思いますが、指と指の間までしっかり洗っているでしょうか? めんどうだからと、指先だけさっと水で流すような手洗いをしていないでしょうか? これでは洗っていない部分が多く、手洗いをしていないのとほとんど変わらないことになってしまいます。 石鹸で手のすみずみまで洗うように習慣づけさせたいものです。アルコール消毒をする時には、手に水分が残っていると効き目が弱まってしまいます。しっかりとハンカチで水分を拭きとってから、アルコール消毒をするようにします。 特に、今日の献立のように手で持って食べるパンの時は、手洗いをしっかりするように、学校でも指導していきます。 9月8日の給食菊花蒸し 菊入りすまし汁 牛乳 一口メモ 明日、9月9日は「重陽の節句」です。中国では、奇数を陽数と呼んでいます。そして、9という大きい陽数が2つ重なっているので「重陽の節句」と言われ、お祝いをするようになりました。 「重陽の節句」は、菊の花が主役です。これは、昔、菊の花には長生きをさせてくれる力があると伝えられていたからです。菊をながめ、菊の入ったお酒を飲んで長生きを願います。 「菊花蒸し」は、白い菊に見立てた料理で、肉団子を細切りにしたシュウマイの皮で包みました。「菊入りすまし汁」には、菊の花びらと菊の形をしたかまぼこが入っています。 9月7日の給食キャベツのツナソテー 米粉の黒糖ケーキ 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、「米粉の黒糖ケーキ」です。いつもケーキを作る時は小麦粉を使っていますが、今日はお米を粉にした「米粉」を使って作りました。もちもちとして、小麦粉のケーキとはまた違ったおいしさが楽しめます。 なぜ米粉を使うのかというと、おいしくなるということの他に、「米の消費を増やす」ということもあります。日本の食糧自給率はおよそ40%で、ほとんどの食べ物は輸入に頼っています。そこで、日本でたくさん栽培されているお米をもっと使うために、米粉が使われるようになってきました。ご飯として食べるだけでなく、米粉にして様々な料理に使うようになりました。 米粉のケーキを食べながら、日本の食糧事情についても考えてほしいと思います。 9月6日の給食白身魚のマヨコーン焼き 油揚げと野菜の煮びたし さつま汁 牛乳 一口メモ 今日の「白身魚のマヨコーン焼き」は、タラの切り身の上にマヨネーズとコーンを合わせたソースをのせて、オーブンで焼きました。マヨネーズとコーンは、子ども達も大好きな組み合わせです。 魚のタラには何種類かありますが、今日使っているタラは「スケトウダラ」です。スケトウダラの卵は、おなじみの明太子として加工されます。また、タラはすり身の原料にもよく使われている魚です。 「マダラ」とよく似ていますが、マダラの方が大きく、スケトウダラにはマダラにあるひげがありません。タラは、餌となるエビやカニをよく食べて、お腹がぷっくり膨らんでいます。そのため、「たらふく食う」の語源になったとも言われています。タラの身は、高タンパクでヘルシーな食材でもあります。 9月5日の給食彩り野菜のポトフ スパイシーポテト 牛乳 一口メモ 今日のポトフは、かぼちゃとズッキーニ、赤パプリカを入れて、色鮮やかにしました。 今では身近な食材となったズッキーニですが、日本で食べられるようになったのは、約30年前からと比較的新しい野菜です。見た目はきゅうりに似ていますが、実はかぼちゃの仲間になります。 ズッキーニは、イタリア語で「小さなかぼちゃ」という意味があるそうです。ズッキーニは緑色というイメージがありますが、オレンジ色や黄緑、白など、様々な色のズッキーニが栽培されています。 皮も実もやわらかいので、生で食べてもおいしい野菜です。また、ズッキーニの花はとても大きく、イタリアでは中にひき肉などを詰めて、油で揚げて食べることもあるそうです。 9月4日の給食春雨のピリ辛炒め 冷凍パイン 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、暑い日にはうれしい「冷凍パイン」です。 学校の給食室には、食品を保存するための冷凍庫がないので、冷たい状態でおいしく食べられるように、業者さんにお願いして給食時間の少し前に合わせて持ってきてもらいました。冷たいデザートを楽しめるようにしました。 クイズです。パイナップルは、あるものに似ていることからこの名前がつきました。そのあるものとは何でしょう? (1) 松ぼっくり (2) はりねずみ (3) たわし 答えは、(1)の松ぼっくりです。見た目が松ぼっくりに似ているので、英語で「松」という意味の「パイン」と果物の「アップル」を組み合わせて、「パイナップル」という名前になったそうです。 9月1日の給食野菜とコーンのソテー オレンジゼリー 牛乳 一口メモ 今日から2学期が始まりました。夏休みは、長いようであっという間でしたね。楽しい夏休みを過ごすことができたでしょうか? 休み明けは眠気やだるさがあったり、やる気が出なかったりすることがあるかもしれません。朝起きたら、朝日を浴びて朝ご飯をしっかり食べること、そして学校では元気に体を動かし、給食をしっかり食べて夜ぐっすり眠るという生活リズムに戻していきましょう。 2学期も、全校児童が学校に来ることが楽しくなるような給食を予定しています。楽しみにしていてください。 7月20日の給食キャベツサラダ 小玉スイカ 牛乳 一口メモ 今日で1学期も終わりです。給食の準備や片づけ、食べている時のマナーなど、ルールを守ってできたかの振り返りを各クラスで行いました。また、好き嫌いなく食べられたかということも大切な振り返りです。 引き続き夏休み中も、何でもよく食べ、1日3食をしっかり食べるように心がけてください。また、料理のお手伝いや片づけなどもできると良いですね。 1学期は、70回の給食がありました。朝早くから給食を作り、食器の片づけなども行ってくれた調理員さんたちに感謝の気持ちをもって、今学期最後の給食をいただきました。 7月19日の給食白身魚の酢豚風 冬瓜汁 牛乳 一口メモ 今日のスープには、「冬瓜(とうがん)」という野菜を使っています。漢字で書くと、「冬」に「瓜(うり)」と書いて冬瓜です。冬という漢字が入っていますが、なぜでしょうか? (1) 冬が旬の野菜だから (2) 冬まで保存しておける野菜だから (3) 冬さんが発見した野菜だから 答えは、(2)の冬まで保存しておける野菜だからです。切らなければ、冬瓜は冬まで保存しておくことができます。冬瓜は大きくて重く、小型のものでも約2kgもあります。大型のものだと、約10kgにもなります。とてもみずみずしく、くせがなくておいしい野菜です。 今日はスープにしましたが、煮物や味噌汁、あんかけなどの料理にも使われます。 7月18日の給食キムチチゲスープ プラム 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、「プラム」です。プラムは、「すもも」とも呼ばれています。6月から7月が旬の果物です。今日のプラムは、青森県産の大石早生(おおいしわせ)という種類のプラムです。 甘酸っぱさがおいしい果物ですが、桃と比べて酸っぱいので、「酸桃(すもも)」という名前になったそうです。「スモモも桃も桃のうち」という早口言葉がありますが、実は桃と同じバラ科の植物でも、違う種類に属しているのが「すもも」です。 皮は柔らかいので、そのまま食べられます。種が入っているので気を付けて食べるようにしましょう。 7月14日の給食沢煮椀 牛乳 一口メモ 暑くなっていると、アイスクリームや冷たくて甘い飲み物をとる機会が多くなります。のど越しがよいので、ついつい食べ過ぎたり、飲みすぎたりしてしまいがちです。 アイスクリームには、約大さじ3杯分の砂糖が含まれています。また、コーラなどの炭酸飲料のペットボトル1本には、大さじ6杯分も砂糖が含まれています。もしも、アイスクリームと甘い飲み物を一緒に食べたら、大量の砂糖をとっていることになります。 砂糖のとり過ぎは、肥満や虫歯の原因になります。甘いものは、量や回数に気を付けて、おやつの時間を楽しむようにしましょう。 7月13日の給食じゃこサラダ ビーンズスープ 牛乳 一口メモ 今日のビーンズスープには、インゲンマメや大豆、グリンピースの3種類の豆が入っています。豆とトマトの組み合わせは、相性ピッタリでおいしいです。 給食にはよく豆料理が登場すると感じている人がいるかもしれません。給食では、肉、野菜、魚、卵、海藻、乳製品、豆類、きのこなどの様々な食材をバランスよく使用するというきまりがあります。そして、食材の中でも豆類には、成長に必要なたんぱく質、カルシウム、ビタミンなどの栄養素が多く含まれています。そのため、豆類は給食に登場する回数が多いというわけです。 給食では、スープやカレー、サラダなどの他に、細かくみじん切りにしてハンバーグなどにも入れたりして、豆類をとる工夫をしています。 7月12日の給食ししゃもの南蛮漬け 生揚げの味噌汁 とうもろこし 牛乳 一口メモ 今日のとうもろこしは、1校時に2年生が皮むき体験をしたものを使っています。とうもろこしの皮は何重にもなっていて、ひげもついていてきれいにするのは大変です。でも、2年生のみなさんは、とても上手にむいていました。 今日届いたとうもろこしは、練馬区の農家で作った「ゴールドラッシュ」という品種です。収穫したてのとうもろこしは、一味違います。新鮮でおいしいとうもろこしを味わうことができました。 今日は、1階の給食室前に、とうもろこしの茎を展示しました。根っこからてっぺんの雄花まで、とうもろこしの全体が分かるようになっています。子ども達の背丈と比べてみると、その大きさにびっくりします。 7月11日の給食パリパリサラダ フルーツポンチ 牛乳 一口メモ 今日のスパゲティは、たっぷりのトマトとナス、豚ひき肉を使ったソースを作りました。 トマトは、昔は鮮やかな赤い色から、毒があると言われていました。そのため鑑賞用、つまり見るだけの植物として育てられていました。しかし、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、トマトには健康によい成分がたくさん含まれています。 また、昆布やかつお節、しいたけに含まれているうま味成分は特に有名ですが、実はトマトにもその「グルタミン酸」がたっぷりと含まれていることが分かっています。イタリアでは、トマトソースは日本で言う昆布やかつおの出汁のように、いろいろな料理に使われています。 7月10日の給食鶏肉のきのこソース 三色サラダ 青菜と豆腐のスープ 牛乳 一口メモ 「鶏肉のきのこソース」は、オーブンで焼いた鶏肉に、マッシュルームやしめじ、えのきなどのきのこを入れたホワイトソースをかけて作りました。 クイズです。日本で一番食べられている肉は、次のうちのどれでしょうか? (1) 豚肉 (2) 鶏肉 (3) 牛肉 正解は、(2)の鶏肉です。年間で、1人あたり約13kgも食べられているそうです。以前は豚肉が1位でしたが、2012年頃から鶏肉が一番食べられるようになりました。鶏のから揚げや焼き鳥など、鶏肉を使う人気の料理が多く、日本の食卓には欠かせない食材と言えます。 |
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