7月18日の給食キムチチゲスープ プラム 牛乳 一口メモ 今日のデザートは、「プラム」です。プラムは、「すもも」とも呼ばれています。6月から7月が旬の果物です。今日のプラムは、青森県産の大石早生(おおいしわせ)という種類のプラムです。 甘酸っぱさがおいしい果物ですが、桃と比べて酸っぱいので、「酸桃(すもも)」という名前になったそうです。「スモモも桃も桃のうち」という早口言葉がありますが、実は桃と同じバラ科の植物でも、違う種類に属しているのが「すもも」です。 皮は柔らかいので、そのまま食べられます。種が入っているので気を付けて食べるようにしましょう。 7月14日の給食沢煮椀 牛乳 一口メモ 暑くなっていると、アイスクリームや冷たくて甘い飲み物をとる機会が多くなります。のど越しがよいので、ついつい食べ過ぎたり、飲みすぎたりしてしまいがちです。 アイスクリームには、約大さじ3杯分の砂糖が含まれています。また、コーラなどの炭酸飲料のペットボトル1本には、大さじ6杯分も砂糖が含まれています。もしも、アイスクリームと甘い飲み物を一緒に食べたら、大量の砂糖をとっていることになります。 砂糖のとり過ぎは、肥満や虫歯の原因になります。甘いものは、量や回数に気を付けて、おやつの時間を楽しむようにしましょう。 7月13日の給食じゃこサラダ ビーンズスープ 牛乳 一口メモ 今日のビーンズスープには、インゲンマメや大豆、グリンピースの3種類の豆が入っています。豆とトマトの組み合わせは、相性ピッタリでおいしいです。 給食にはよく豆料理が登場すると感じている人がいるかもしれません。給食では、肉、野菜、魚、卵、海藻、乳製品、豆類、きのこなどの様々な食材をバランスよく使用するというきまりがあります。そして、食材の中でも豆類には、成長に必要なたんぱく質、カルシウム、ビタミンなどの栄養素が多く含まれています。そのため、豆類は給食に登場する回数が多いというわけです。 給食では、スープやカレー、サラダなどの他に、細かくみじん切りにしてハンバーグなどにも入れたりして、豆類をとる工夫をしています。 7月12日の給食ししゃもの南蛮漬け 生揚げの味噌汁 とうもろこし 牛乳 一口メモ 今日のとうもろこしは、1校時に2年生が皮むき体験をしたものを使っています。とうもろこしの皮は何重にもなっていて、ひげもついていてきれいにするのは大変です。でも、2年生のみなさんは、とても上手にむいていました。 今日届いたとうもろこしは、練馬区の農家で作った「ゴールドラッシュ」という品種です。収穫したてのとうもろこしは、一味違います。新鮮でおいしいとうもろこしを味わうことができました。 今日は、1階の給食室前に、とうもろこしの茎を展示しました。根っこからてっぺんの雄花まで、とうもろこしの全体が分かるようになっています。子ども達の背丈と比べてみると、その大きさにびっくりします。 7月11日の給食パリパリサラダ フルーツポンチ 牛乳 一口メモ 今日のスパゲティは、たっぷりのトマトとナス、豚ひき肉を使ったソースを作りました。 トマトは、昔は鮮やかな赤い色から、毒があると言われていました。そのため鑑賞用、つまり見るだけの植物として育てられていました。しかし、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、トマトには健康によい成分がたくさん含まれています。 また、昆布やかつお節、しいたけに含まれているうま味成分は特に有名ですが、実はトマトにもその「グルタミン酸」がたっぷりと含まれていることが分かっています。イタリアでは、トマトソースは日本で言う昆布やかつおの出汁のように、いろいろな料理に使われています。 7月10日の給食鶏肉のきのこソース 三色サラダ 青菜と豆腐のスープ 牛乳 一口メモ 「鶏肉のきのこソース」は、オーブンで焼いた鶏肉に、マッシュルームやしめじ、えのきなどのきのこを入れたホワイトソースをかけて作りました。 クイズです。日本で一番食べられている肉は、次のうちのどれでしょうか? (1) 豚肉 (2) 鶏肉 (3) 牛肉 正解は、(2)の鶏肉です。年間で、1人あたり約13kgも食べられているそうです。以前は豚肉が1位でしたが、2012年頃から鶏肉が一番食べられるようになりました。鶏のから揚げや焼き鳥など、鶏肉を使う人気の料理が多く、日本の食卓には欠かせない食材と言えます。 7月7日の給食七夕汁 七夕サイダーゼリー 牛乳 一口メモ 今日は、七夕にちなんだ献立です。七夕の行事では、「そうめん」を食べることが多いです。これは、そうめんを七夕の伝説に出てくる織姫が紡ぐ糸や、天の川に見立てているからです。今日の給食の七夕汁には、そうめんの他に短冊に切ったにんじんや星形のかまぼこを入れました。 デザートは、サイダーのゼリーに缶詰のパインを入れて固めました。サイダーの炭酸の粒がキラキラと星のように見えます。 今夜は晴れて、きれいな夜空が見られると良いですね。 7月6日の給食夏野菜のクリーム煮 バジドレサラダ 牛乳 一口メモ 今日のクリーム煮は、かぼちゃやズッキーニ、ナス、ピーマンなどを入れて、色鮮やかな仕上がりになっています。 夏に採れる野菜は、緑や黄色、紫、赤など、どれも色鮮やかで、見ているだけでも元気が出るような野菜ばかりです。なぜでしょう? 野菜は、一度根っこを下ろしたら、どんなに暑い日でもその場所から移動することができません。そこで、強い日差しから身を守るために、鮮やかな色をしていると言われています。 では、秋から冬にかけては、どんな色の野菜が出回るでしょうか。また、なぜそのような色をしているのか、調べてみるのも面白いですね。 7月5日の給食ひじきキャベサラダ 春雨スープ 牛乳 一口メモ マーボー豆腐は定番の料理ですが、今日は豆腐のかわりに角切りの大根をたっぷり入れた「マーボー大根」を作りました。大根に味がよく染み込むように、一度ゆでてから使っています。大根を使うことで、さっぱりと食べることができます。 大根は、昔から日本人に親しみのある野菜です。ところで、「大根」の名前の由来を知っていますか? いろいろな説がありますが、昔は大きい根ということから「おおね」と呼んでいました。それが「大根(おおね)」を音読みにして「だいこん」と呼ばれるようになったそうです。 7月4日の給食ピーマンふりかけ 和風ヘルシーバーグ むらくも汁 牛乳 一口メモ 今日は、ピーマンを使ったふりかけを作りました。ピーマンは、苦味や独特の香りがあるので、苦手にしている人がいるかもしれません。そんなピーマンが苦手な人にもおいしく食べてもらえるように、工夫たっぷりに仕上げました。 ピーマンの苦味を少なくするための調理ポイントは、(1)ゆでてから使うこと (2)繊維にそって切ること (3)油で炒めること (4)しっかりした味つけにすること の4つです。今日の給食では、これら全てのポイントをおさえて作っています。 ピーマンは、栄養もたっぷりなので、好き嫌いなく食べてもらいたい野菜のひとつです。苦手な子にもチャレンジしてほしいと思います。 7月3日の給食イナムドゥチ サーターアンダギー 牛乳 一口メモ 今日の給食は、沖縄県の郷土料理の献立です。 「タコライス」は、メキシコ料理であるタコスの具材をご飯にのせた料理です。タコスの具材は、チリパウダーで辛味をつけたひき肉や角切りのトマト、レタス、チーズなどです。今日の給食では、さらにアレンジをして、ご飯の上にトマトとチリパウダーで味付けしたミートソースと、ゆでたキャベツとチーズをのせました。ご飯と具材を軽く混ぜてから食べるようにします。 「サーターアンダギー」は、黒糖が入った沖縄風のドーナッツです。サーターは砂糖、アンダギーは揚げ物、天ぷらという意味です。揚げていると、生地がふくらんでパカッと割れてきます。この割れたところが笑っているように見えることから、「福を呼ぶ揚げ菓子」とも言われています。 6月30日の給食酢鶏 具だくさん中華スープ あじさいゼリー 一口メモ 梅雨はあじさいがきれいに咲く季節ですね。今日はあじさいの花をイメージしたゼリーを作りました。下の白いゼリーはカルピス、上の紫のゼリーは赤ぶどうジュースを使っています。ゼリーを2層にするのはとても手間のかかる作業ですが、季節の献立を楽しんでもらえるよう、調理員さんたちが頑張って作ってくれました。 クイズです。ゼリーを固めるために寒天を使っていますが、寒天は何から作られているでしょうか? (1) 豚の骨 (2) 海藻 (3) 豆 答えは(2)の海藻です。寒天はテングサ、オゴノリといった種類の海藻から作られています。 写真2枚目は、あじさいゼリーの出来上がりです。カルピスゼリーを先に注いで固まったら、ぶどうのゼリーを入れて固めて作ります。 6月29日の給食ジャンボシューマイ わかめスープ 牛乳 一口メモ 今日のシュウマイは、豚ひき肉や玉ねぎ、たけのこ、干し椎茸のみじん切りの他に、柔らかくジューシーに仕上げるために豆腐を入れています。また、そのまま食べてもおいしいように、しょう油などの調味料を入れて味付けをしてあります。 給食のシュウマイは1人1個なので、とても大きくて食べ応えがあります。肉や具材、調味料などを混ぜ合わせるのに、家庭だとボウルを使います。給食では全体量が多いので、給食用の大きなたらいで混ぜ合わせています。均等に混ぜ合わせるのは、とても大変な作業です。よく混ざったら、一つ一つシュウマイの皮で包み、給食室のオーブンで蒸していきます。 6月28日の給食鮭のごまつけ焼き ひじきのピリッとサラダ 五目汁 牛乳 一口メモ みなさんは、ひじきは好きですか? ひじきは鉄分やカルシウムが豊富なので、成長期の子ども達にはしっかり摂ってもらいたい食材の一つです。給食でも、煮物やハンバーグに混ぜたり、混ぜご飯の具材にしたりと、よく登場する食材です。 今日は、ひじきをキャベツなどの野菜と一緒にサラダにしました。給食で使用するのは、乾燥したひじきで、水で戻すと6〜7倍にも増えます。おいしく仕上げるコツは、次の2つです。 (1)ひじきを水でしっかりと戻すこと。 (2)水で戻したひじきに熱湯をかけるか、さっとゆでること。 全校でおいしく食べてもらうために、しっかりと下ごしらえしてから使うようにしています。 6月27日の給食ポテトミートグラタン ソーセージと野菜のスープ 牛乳 一口メモ 「ポテトミートグラタン」は、ふかしたじゃがいもに手作りのミートソースをからめてから、チーズをのせてオーブンで焼きました。じゃがいもとミートソースの組み合わせなので、とてもおいしい料理です。 じゃがいもは、でんぷんを多く含んでいます。そのためエネルギーになるというイメージがあると思いますが、実はビタミン類も多く含んでいる食品です。フランスでは、果物のようにビタミンを摂れることから、「大地のりんご」とも呼ばれています。 ビタミンCは、加熱に弱いビタミンです。しかし、じゃがいもに含まれているビタミンCはでんぷんに守られているため、加熱しても壊れにくいのが特徴になっています。 6月26日の給食イカのから揚げ 塩豚汁 牛乳 一口メモ 野山で採れ、食べることができる植物のことを「山菜」と呼んでいますが、普段家庭で食べる機会はあるでしょうか? 山菜には、せり、たらの芽、ふき、うど、ぜんまい、こごみなどの様々な種類があります。苦みやえぐみを感じる「アク」という成分が強い植物で、ほとんどのものは「アク抜き」をしてから食べるようにしなければなりません。 山菜の苦味には、冬に家でこもりがちだった体を元気に活動できるようにしてくれる働きがあります。昔の人は、春のうちに山菜を収穫しておいて、塩漬けや乾燥させるなどして保存食にしていました。 今日の山菜おこわには、ぜんまいとわらびが入っています。しっかりアク抜きをしているので、苦み成分はほとんどなく、山菜の香りが楽しめるおこわになっています。 6月23日の給食四川味噌豆腐 春雨サラダ 牛乳 一口メモ フランス料理、トルコ料理、中華料理の3つは、「世界三大料理」と言われています。その中でも世界で最も多く食べられているのは、中華料理だそうです。 中華料理と一言で言っても、実は8つもの地域に分かれています。今日はその中のひとつで、四川地方で食べられている四川料理にちなんだメニューになっています。四川料理は、唐辛子を使った辛い料理が多いのが特徴です。 今日の「四川味噌豆腐」は、鶏肉やにんじん、玉ねぎ、たけのこと、たっぷりの木綿豆腐が入っています。味噌の味に、ラー油と豆板醤という調味料で辛味をつけています。1年生から6年生までがおいしく食べられるように、辛さを調節して調理してあります。 6月22日の給食サバの味噌煮 切干大根のサラダ 呉汁 牛乳 一口メモ 今日は、「サバの味噌煮」を献立にしました。家庭でサバの味噌煮を作る時は、浅い鍋を使って作る場合が多いと思います。給食では、大量につくらなければならないため、給食室にある大きなオーブンを使って作っています。 鉄板にサバを並べて、味噌やみりん、しょう油などの調味液、さらに魚の臭みを消すための生姜を入れて、オーブンで20分ほど加熱して出来上がります。しっかりと味が染み込んでいて、ふっくらとした仕上がりになります。ご飯にぴったりの味付けになっています。 サバには、頭の働きをよくするDPAやEPAという栄養素が多く含まれています。この栄養素は、人の体内では作ることができないので、サバなどの魚から摂ることが大切です。 6月21日の給食牛乳 生揚げの中華スープ 冷凍みかん 一口メモ 今日は人気のジャージャー麺です。豚肉、たけのこ、干ししいたけなどの具材をみじん切りにして、味噌と八丁味噌の2種類の味噌で味を付けました。中華麺にはシャキシャキとした食感を楽しめるように、キュウリともやしを混ぜました。野菜もしっかりと摂ることができます。 ジャージャー麺は中華料理のひとつですが、岩手県の郷土料理にじゃじゃ麺という料理があります。ジャージャー麺をヒントに生まれた料理で、じゃじゃ麺は中華麺ではなくきし麺やうどんを使っています。食べる機会があったら食べてみたいですね。 写真2枚目は、冷凍みかんです。給食室には冷凍庫がないので、みかんが溶けてしまわないように、ギリギリの時間に届けてもらっています。最初はカチカチですが、洗浄して、配缶をして、給食の時間にはちょうどよい食べごろになっていました。 6月20日の給食ゼリーフライ 繭玉汁 牛乳 一口メモ 「かてめし」は、埼玉県秩父地方に伝わる郷土料理です。昔、米は貴重な食べ物だったため、季節の野菜や山菜を混ぜてボリュームを出して食べていました。そこで、「混ぜ合わせる」という意味の「かてる」が語源となり、「かてめし」と言われるようになったそうです。 今日は、高野豆腐や刻み昆布、油揚げなどが入ったかてめしにしました。いろいろな具材から出るうま味がたっぷり含まれています。 「ゼリーフライ」は、埼玉県行田市に伝わる郷土料理です。形が小判(銭)にそっくりだったことから、「ゼニーフライ」が「ゼリーフライ」に変わったと言われています。衣がついていないコロッケのような料理です。行田市は、足袋を中心とした工場が多く、そこに働く人たちがおやつとしてよく食べていたそうです。 |
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