3月13日の給食白身魚のマヨポテト焼き キャベツのさっぱり和え 根菜の味噌汁 牛乳 一口メモ 「白身魚のマヨポテト焼き」は、タラの切り身の上にマヨネーズとせん切りにしたじゃがいもやチーズをのせて、オーブンで焼きました。 タラには何種類かありますが、今日の給食で使っているのは「スケトウダラ」です。スケトウダラの卵は、おなじみの明太子に加工されています。また、すり身の原料にもよく使われる魚です。マダラとよく似ていますが、マダラの方が大きな魚です。また、マダラにはひげがありますが、スケトウダラにはひげがありません。 タラは、餌となるエビやカニをよく食べて、お腹がぷっくり膨らんでいます。そのため、「たらふく食う」の語源になったとも言われています。身は高タンパクで、とてもヘルシーな食材です。 3月12日の給食肉団子のスープ グリーンサラダ 牛乳 一口メモ 今日は、セレクト揚げパンの献立です。あらかじめ自分が選んでおいた「ココア」と「きなこ」の2種類のうち、どちらかを楽しみます。 朝早く、パン屋さんが焼いてくれたパンを届けてもらい、給食室で揚げました。カリッと揚がるように、少し押さえながら揚げるのがポイントです。揚げたてでないと、きな粉やココアがしっかりとくっつかないので、揚げたらすぐにまぶすようにします。今日は2種類の揚げパンを作ったので、大変な作業を調理員さんたちががんばって作ってくれました。 揚げパンは、今から60年ほど前、大田区のパン屋さんが考案しました。給食で余ったパンをおいしく食べるために考えたのが始まりだそうです。 3月11日の給食タイピーエン たけのこのひこずり オレンジ 牛乳 一口メモ 今日の給食は、熊本県の郷土料理の献立です。 「タイピーエン」は、エビやイカなどの魚介類の他に、豚肉、キャベツ、たけのこ、きくらげ、たっぷりの春雨が入っている具だくさんのスープです。魚介の旨味がたっぷりで、春雨が麺料理のように楽しめます。そのため、カップ麺で販売されるなど、全国でも人気のある郷土料理の一つです。熊本県では、給食にもよく登場するそうです。 たけのこのひこずりは、角切りのたけのこを甘めの味噌で味付けしました。味噌で炒り煮にしたものを、熊本県では「ひこずり」と呼ぶそうです。今日はたけのこを使いましたが、季節の野菜を使ったいろいろなひこずりが作られているそうです。 3月8日の給食ゼリーフライ もやしと小松菜の生姜炒め 石狩汁 牛乳 一口メモ 石狩汁は、北海道の郷土料理の一つです。具材は、鮭と季節の野菜を使い、味噌で味をつけるのが特徴的です。北海道の石狩地方では、江戸時代から鮭漁が盛んに行われていました。この鮭を使って漁師さんたちが作っていたのが、石狩汁の始まりとされています。 鮭は、卵からかえると川から海に下り、そこで成長します。2〜5年すると、数千キロの旅を終えて、自分が生まれた川に産卵するために戻ってきます。鮭は、自分が生まれた川のにおいを覚えていて、そのにおいを頼りに戻ってくると言われています。鮭は、一度に何千個もの卵を産みますが、無事に成長して戻ってこられるのは、とても少ないそうです。 3月7日の給食根菜のペペロンチーノ炒め 米粉のいちごミルクケーキ 牛乳 一口メモ 今日のケーキは、もちもちとした食感がおいしい米粉のケーキです。 問題です。約50年前に比べて、日本人が食べる米の量はどう変化したでしょうか? (1) 少し減った (2) 変わらない (3) 半分になった 答えは、(3)の「半分になった」です。昭和37年には、米の消費量は平均118.3kgでした。しかし、平成30年には53.5kgにまで減っています。 米を消費するということは、日本の田んぼをまもることにもつながります。最近では、米粉を使ったパンやケーキ、麺などが増えてきて、米粉の活用が進んでいます。 3月6日の給食あじバーグ 切り干し大根の炒り煮 塩豚汁 牛乳 一口メモ もうすぐ卒業を迎える6年生に、「もう一度食べたい給食のメニュー」のアンケートをとりました。リクエストにあったメニューは、3月の献立に取り入れています。献立表に「★」がついているメニューがリクエストに入っていた料理です。 金額や栄養のバランスの問題で、全てのリクエストをかなえることはできませんでしたが、旭町小学校の楽しい思い出の一つになったら嬉しいです。他の学年の子には、6年生になった時にどのメニューをリクエストするか、楽しみにしていてほしいです。 3月5日の給食カリカリポテトのサラダ フルーツポンチ 牛乳 一口メモ 今日のフルーツポンチは、缶詰のパイナップルと黄桃、みかん、寒天に、白ワインと砂糖で作ったシロップを合わせています。 今日は缶詰の果物を使っていますが、缶詰は長期保存ができ、開けてすぐに食べられるので、便利な食材です。 では、缶詰が日本で最初に作られたのは、今から何年前のことでしょうか? (1) 約100年前 (2) 約150年前 (3) 約200年前 答えは、(2)の約150年前です。明治時代に、魚の油漬けの缶詰が伝えられたのが始まりと言われています。 3月4日の給食生揚げと鶏肉のうま煮 野菜の甘味噌和え 牛乳 一口メモ 今月の給食のめあては、「一年間の給食の反省をしよう」です。給食の準備はスムーズにできたでしょうか? 給食当番の仕事では、きまりを守ってできたでしょうか? 好き嫌いをせずに食べることができたでしょうか? 今年度の給食は、残り13回です。できるようになったことは継続し、できなかったところは見直していくように指導します。 子ども達は、この一年間で身長が伸び、体重も増えました。給食がある日は、残った給食の量を量って毎日記録しています。4月から比べると、残食の量が減っていて、完食できる日が多くなっています。この一年間で、体も心も大きく成長しているのが実感できます。 3月1日の給食菜の花のごま和え 野菜と豆腐のすまし汁 フローズン白桃 牛乳 一口メモ 3月3日は、女の子の健やかな成長と幸せを願ってお祝いする「ひな祭り」です。ひな祭りには、ひな人形や桃の花を飾り、ちらし寿司やはまぐりのすまし汁などをいただく風習があります。はまぐりは、対になっている貝殻でないとピッタリと合わないようになっています。そのため、「将来、良い相手と出会って幸せになりますように」という願いから、ひな祭りに食べられるようになりました。 今日の給食は、ひな祭りにちなんだ献立になっています。「鮭のちらし寿司」は、鮭のフレークや卵、いんげん、にんじんを使って色鮮やかにしました。「野菜と豆腐のすまし汁」は、かわいらしい花の形をしたかまぼこが入っています。そして、デザートに「フローズン白桃」を出しました。 2月29日の給食手作りジャンボ餃子 広東スープ 牛乳 一口メモ チャーハンとピラフは、どちらも日本では定番のお米料理です。では、その違いを知っていますか? チャーハンは炊いたご飯を使って作っていますが、ピラフは生の米を具材と一緒に炒めてから、スープでご飯を炊いて作っています。 学校の給食でも、ピラフやチャーハンなどの料理はよく登場します。どちらも調味料を入れて炊いたご飯に、炒めた具材を混ぜ込んで作る「混ぜご飯」です。たくさん作らなければならないので、大量調理でもおいしく安全に作るためのコツの一つです。混ぜご飯ですが、チャーハンのように仕上がっています。 2月28日の給食ジャーマンポテト ミネストローネ 牛乳 一口メモ 今日の給食は、その名の通り「自分でフィッシュバーガーを作る」という「セルフフィッシュバーガー」の献立です。柏型のパンに、魚のフライとボイルキャベツを自分で挟んで食べます。 ボイルキャベツは脇役ですが、シャキシャキとした食感とキャベツの甘味がフィッシュバーガーをさらにおいしく引き立ててくれます。 また、キャベツに含まれる「ビタミンU」は、食べたものを消化する手助けをしてくれる働きがある栄養素です。とんかつにもキャベツが添えられています。揚げ物を食べる時には、キャベツと一緒に食べると良いです。 2月27日の給食野菜とコーンのソテー ぶどうゼリー 牛乳 一口メモ ドライカレーは、日本独特のカレー料理の一つです。チャーハンのように具とご飯を炒めてカレー味にしたものや、今日のようにひき肉と細かく切った野菜をカレー味にしてご飯にのせて食べるものの2種類があります。どちらも普通のカレーと大きく違うのは、その名の通り、水分が少ないことです。 今日は、みじん切りにした大豆をたっぷり加えて作りました。そうすることで、栄養価がアップするとともに、食感に変化が出ておいしくなります。また、甘味を出すために、みじん切りのレーズンもかくし味に入っています。 カレーは、食材や作り方など、アレンジが楽しい料理です。オリジナルカレーを考えてみるのも楽しいですね。 2月26日の給食サバの文化干し焼き 千草和え 味噌けんちん汁 牛乳 一口メモ 今日の魚は、「サバの文化干し」です。文化干しとは、魚の干物の種類の一つを言います。 昔は、魚の干物は木箱に入れるか、新聞紙に包んで売られていました。ある会社が、干物をセロハンで包んで売ったところ、見た目がきれいで画期的な商品となりました。当時の言葉で表すと「文化的」であったので、「文化干し」と言われるようになったそうです。 今では、セロハンを巻いた干物や冷風乾燥した干物全般のことを「文化干し」と言っています。このように、干物の作り方には様々な方法があります。 2月22日の給食タラのハーブパン粉焼き 押し麦のスープ いちご 牛乳 一口メモ 「タラのハーブパン粉焼き」は、タラにニンニク、パセリ、バジル、オレガノ、ローズマリーを混ぜたパン粉をのせて、オーブンで焼きました。ハーブの香りがして、とてもおいしく仕上がっています。 ハーブの種類は、数えきれないくらいたくさんあります。日本語では、「香草」や「薬草」などと呼ばれています。昔からの日本のハーブには、「しそ」や「ショウガ」、「山椒」などがあります。 ハーブは、魚や肉の臭みを消したり、食欲をアップさせるなどの効果があります。また、料理に彩りを加えたり、味のアクセントになったりもします。ハーブをうまく使いこなすことで、料理が幅広いものになります。 2月21日の給食じゃこふりかけ 筑前煮 野菜のごま酢和え 牛乳 一口メモ クイズです。筑前煮は、別の名前でも呼ばれていますが、それは次のうちのどれでしょう? (1) がめ煮 (2) まめ煮 (3) しめ煮 答えは、(1)のがめ煮です。筑前煮は、福岡県の郷土料理です。福岡県の北部は、「筑前の国」と呼ばれていたことからこの名前がついたとされています。鶏肉や野菜などのいろいろな材料を使うので、「寄せ集める」という方言の「がめくりこむ」から「がめ煮」と呼ばれています。 筑前煮は、具だくさんで栄養バランスのよい料理です。今日は、鶏肉やにんじん、たけのこ、こんにゃく、里芋、干ししいたけ、ごぼう、さつま揚げ、いんげんの9種類の具材を使っています。 2月20日の給食春雨スープ スイートポテト 牛乳 一口メモ 「ルーローハン」とは聞きなれない料理ですが、台湾料理の一つです。 まず、豚肉をしょう油と砂糖などで甘辛く味付けします。そこに、八角やシナモン、山椒などをミックスした五香粉(ウーシャンフェン)という中国を代表するスパイスで独特の香りをプラスして、ご飯と一緒に食べる料理です。一緒に卵や青菜を乗せたり、ご飯と別々に盛り付けたりと、地域によって様々な食べ方があります。台湾には、ルーローハンを出すお店がたくさんあって、台湾の人々にはとてもなじみのある料理だそうです。 今日は、子ども達が食べやすいように、少しアレンジしています。台湾の味が楽しめると思います。 2月19日の給食ししゃものピリ辛焼き はりはり漬け 鶏つみれ汁 牛乳 一口メモ 今日の給食は、カルシウムが豊富な食材であるししゃもを使った献立です。 ところで、「骨貯金」という言葉を知っていますか? 実は、一生分の骨の量は、十代の時にもう決まってしまうと言われています。骨は、日々「壊す」と「作る」を繰り返しています。そして、十代までに作られた骨の量が一生分の骨の量となり、大人になってから増やそうとしても難しいとされています。そのため、十代のうちにたくさんの骨貯金をしておくことがとても重要です。 今の子ども達は、骨貯金がしっかりできる年代です。ぜひカルシウムが豊富な食材をしっかり摂って、骨貯金がたくさんできるようにしていきましょう。 2月16日の給食和風キャベツバーグ 白菜のスープ みかん 牛乳 一口メモ ご飯とおかずをどんな順番で食べていますか? 「好きなものは最初に食べる」、「最後までとっておく」など、人それぞれに食べる順番のこだわりがあるかもしれません。しかし、ご飯とおかずを交互に食べることで、どちらもよりおいしく食べることができます。 おかずは、ご飯と一緒に食べることでおいしくなるように味付けしてあります。ですから、おかずばかり食べていると、味が濃く感じられることがあるかもしれません。逆にご飯ばかり食べていると、味がたんぱくなので、ご飯が進まないことが考えられます。そのため、ご飯とおかずを交互に食べることで、両方をよりおいしく食べることができるのです。 また、食べ物の味をよく味わえるように、よく噛んで食べることも重要です。 2月15日の給食魚の彩り焼き 大根とわかめの酢の物 豚汁 牛乳 一口メモ 今日の「魚の彩り焼き」は、アジを使っています。マヨネーズや玉ねぎ、ピーマン、赤パプリカを混ぜたソースをかけて焼きました。 クイズです。「アジ」の名前の由来は、次のうちのどれでしょう? (1)「アジ」さんが発見したから (2)味がいいから「アジ」になった (3)「アジ」という地域でとれる魚だったから 答えは、(2)の味がいいから「アジ」と呼ばれるようになったが正解です。アジは、漢字で「魚」に「参る」で「鰺(アジ)」と書きます。おいしすぎて参ってしまうことから「鰺」になったとも言われています。臭みがなく、旨味がたっぷりなので、魚嫌いの人にも食べやすい魚と言えます。また、世界中で食べられている魚の一つでもあります。 2月14日の給食ブロッコリーサラダ ココアケーキ 牛乳 一口メモ 今日は、バレンタインデーにちなんで、ココアを使ったケーキを作りました。 世界には、いろいろなバレンタインの習慣があります。フィンランドでは、友達の日とされていて、友達同士でメッセージカードやチューリップなどを贈り合うそうです。アメリカでは、男性が女性にカードや花束を贈ります。 日本では、バレンタインと言えは「チョコレート」ですね。今では甘くておいしいチョコレートですが、元々はカカオ豆をすりつぶした飲み物から始まりました。それは、「神様の食べ物」と言われるほど貴重なものだったそうです。また、不老長寿の薬ともされていて、それはそれは苦い飲み物だったとのことです。チョコレートが薬だったなんて、今では想像できないことですね。 |
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