米作り農家のお話がありました。![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 出前授業は、昨年に引き続き2回目。今年も鶴岡市藤島から、米作り農家の飯鉢さん、工藤さん、井上さん、市産業課の高橋さんが遠路はるばる来てくださいました。 ランチルームに集まった5年生の前で、水田専用の長靴を履いた飯鉢さんを中心に、テンポのよい説明が始まりました。梅雨場にそなえて風通しを良くする植え方をする、合鴨農法で水をかき回して雑草を増やさないなど、農薬や化学肥料をほとんど使わない有機栽培では、病気や害虫を防ぐために細心の注意が必要であることを知りました。その他にも、コンバインは1000万円もするが年に1週間しか使わないこと、一番かかる経費は水代だということなど、教科書では学ぶことができない生の声を聞いて学びました。 最後の子供たちの質問にも、ていねいに、熱意をもって答えてくださいました。「米を買ってもらうのではなく自分を買ってもらう」「自分で作ったものを自分で食べるのが最高の幸せ」という言葉には、米作り農家のプライドが感じられました。 全体での話を終えた後は、水分測定器で米の水分を計る体験をしたり、何種類もの種もみを手に取って比べたりして、子供たちが実感することができた貴重な体験となりました。日常を忘れて、米作りの話にどっぷりとつかった、あっという間の60分でした。 たくさんの準備をしてはるばる遠くまで足を運んでくださった飯鉢さん、工藤さん、井上さん、高橋さん。そして今回のために何度も連絡を取り、出前授業を成功させてくださった光が丘地区祭実行委員長の阿瀬見さん。本当にありがとうございました。 |
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