12月から4年1組で実習している東京教師養成塾生が初めての研究授業を行いました。社会「染め物の盛んな新宿区」という単元の最初の時間です。東京染小紋という伝統工芸についての学習問題を考えることがめあてです。「川に入って何をしているの?」から始まって、これは新宿区の神田川ということを知り、「新宿でこんなことやっているんだ!」そして、東京染小紋の実物を見て触って、複雑で細かい文様や独特の手触りなどに気付き、「どうやってこんなに細かい模様を作っているのだろう?」という疑問がわきました。職人さんが染め物を作っている様子の動画も見て、「新宿区ではなぜ染め物が盛んになり、どのようにして染め物をまちづくりに生かしているのだろうか。」という大きな学習問題を立てました。