6年算数「分数のかけ算」
真分数同士のかけ算の計算の仕方を考えるという課題です。小学校算数の「数と計算」領域の一つの要所です。結果として、分母同士、分子同士を掛ければ答えは簡単に導き出せるわけですが、さて、なぜそのような計算方法になるのか?既習事項を使って「なるほど!」と分かるように説明しようというわけです。
既習事項その1は、分数×整数と分数÷整数はできる。数直線や面積図を活用すると可視化できるよさを学習済み。 自力解決、友達と意見交換・・・「図で表したいけど、どうすれば・・・」「分母を15でそろえれば・・・」「ん?」「それどこから来たの?」「ああ、そういうことか!」計算方法は既に知っている(予習済み!?)のだけれど、なかなかうまく説明できません。 ×2/3のところを整数にしたいから、×3をして4/5×2/3×3として8/5を出し、それを÷3すればいいじゃな〜い!!と、計算の決まりを利用する方法は皆納得でした。 面積図で分かりやすく考えたいのだけれど・・・横に切った4/5を縦に2/3に切ればいい!そうすると、4/15が2列分の大きさになるんだ!と、なんとか解決できました。 まだすっきりと納得、皆がよく分かったというところまで行けませんでしたが、計算方法の意味理解というところは、大切にしていきたい学習過程です。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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