前時までに、小数のわり算では、割る数を整数にする必要があるので、割る数と割られる数を共に10倍したり100倍したりすることで、整数のわり算と同じように計算できることを学習してきました。そして、本時は、「その10倍、100倍の作業を逐一書いて数値を直して計算するのは面倒だな。」「もっと楽に計算したいな。」「筆算で一発でできないかな。」という考えになり、「筆算の仕方を考えて説明しよう。」というめあてを設定しました。
一人一人ノートに考えを書き、友達に伝え合いました。小数を整数にするために(10倍、100倍するために)筆算の中でどう表せばよいだろう?という思考です。やり方を教わる、ではなく、いかに自分の考えを基に表現し伝えるか・・・子供たちは一生懸命考えていました。