10月28日 給食茶めしは、大豆の入った奈良茶飯です。煮出した番茶と調味料(醤油とみりん)でご飯を炊き、茹でた大豆を、ご飯を蒸らす時に加え、最後に刻みのりを混ぜ込みました。 吉野汁はくず粉でとろみをつけた汁ものです。とろみをつけると、料理の表面にふたができる形になるので、料理が冷めにくくなります。 奈良県の吉野山がくずの産地であることから、くず粉でとろみをつけたすまし汁を吉野汁といいます。 薄茶色のご飯が秋の装いを感じさせます。 緑茶に含まれるうま味成分のアミノ酸は、湯温に関係なく溶け出しますが、苦みや渋み成分であるカフェインやタンニンは、湯温が高くなるほど溶け出しやすくなります。しかし、番茶やほうじ茶はカフェインやうま味成分が少ないので、香りを引き出すために高温でいれます。ただし、お湯に茶葉をつける時間は30秒と短時間です。 |
|