1月26日 給食今日は、白花(しろはな)豆(まめ)についてお話します。 給食ではいろいろな種類の豆を料理に取り入れています。今日は、白花豆という豆を使いました。白花豆は、紅花インゲンという種類の豆です。もともと赤い花が咲く豆でしたが、時々白い花が咲くものがあり、それを選抜して栽培するようになったのが白花豆です。大粒の白い豆で、煮豆や甘納豆・和菓子の原料にもなります。 今日はやわらかくゆでてすりつぶし、ポタージュにしました。 平たいナンの上に一枚一枚具を乗せて焼き上げました! ふっくら柔らかく、とても美味しいです♪ 1月25日 給食今日はしょうがについてお話します。 しょうがは日本で古くから薬として使われていたほど、優れた食材です。独特の辛味や香りの成分に健康に役立つたくさんの効果があります。 辛味の成分には抗酸化作用や血行をよくする効果があり、香りの成分には抗菌・殺菌作用、食欲増進効果があります。 夏の暑い時期には、発汗作用を促すので体温調節に役立ち、冬の寒い時期には、体を温め、のどの痛みやせきを鎮めるなど、風邪の症状に効果的な食材です。 1月24日 給食今日はじゃが芋についてお話しします。 じゃが芋は南アメリカ、アンデス地方が原産です。主な成分はでんぷん質ですが、カリウムやビタミンCなども多く含まれています。 料理だけでなく、ポテトチップスやフライドポテトなどのスナックとしても利用されますが、ゆでた時ものと比べると、カロリーは約7倍、塩分は約20倍になるといわれています。肥満や生活習慣病の原因にもなるので、間食として食べるときには、食べる量や回数に注意しましょう。 1月23日 献立ツナピラフ ヌイユスープ ホキのこがね焼き 1月20日今日は、ジャージャー麺についてお話します。 ジャージャー麺は、中国の家庭料理である麺料理のひとつです。名前の由来は、豚のひき肉とみじん切りにした、たけのこ・しいたけなどを味噌やトウバンジャンで炒めた肉みそを「ジャージャー」と呼ぶのでこの名前がつきました。本場、中国での肉みその味付けは塩辛いものが多く、日本でよく知られている甘辛い味ではないそうです。 ジャージャー麺は大人気のメニューです! 杏仁豆腐の牛乳寒天は寒天で固めるとこから給食室で作っています♪ 1月19日 給食毎月19日は食育の日です。今日は、鳥取県の郷土料理の大山(だいせん)おこわについて紹介します。 中国地方の日本海側にある鳥取県は、梨の産地であることや、砂丘を利用したラッキョウやぶどうの栽培が盛んなことで有名です。 大山おこわは国立公園の指定も受けている大山という山の名前から名づけられたものです。昔はお祭のときに各家庭で作られたり、市場の商人たちの食事として提供されたりしていました。現在では、大山でとれる山菜など季節の食材を加えて炊くおこわです。 寒い日の暖かい豚汁は大人気です☆ 今日も調理員さん方が美味しく作ってくださいました! 1月18日 給食今日はもずくについてお話します。 もずくは海藻の一種です。たくさんの種類があり、北海道以外の海に分布しています。有名なのは沖縄もずくで、鹿児島から南西諸島にかけて生息しています。 もずくは生で食べられる海藻ですが、貯蔵のために塩漬けにしてあるので使うときには水で塩抜きをし、さっと熱湯をかけてから使います。 もずくにはフコイダンという成分が豊富で、がんを予防する働きや肝臓を丈夫にする作用があります。 もずくは沖縄産のもずくを使用しています! 里芋は練馬区でとれた里芋です。 今日の里芋使用量は23kgです、手作業で丁寧に皮をむきカットして今日の里芋ご飯が出来上がりました☆ 1月17日 給食今日は、麦についてお話します。 麦は、世界最古の作物といわれていて、麦の穂の付き方で二条種と六条種という種類に分けられます。米などの同じ穀類と比べると食物繊維が豊富に含まれているのが特長です。今日のごはんに混ぜている麦は、押麦といって麦を蒸気で加熱し、ローラーで平たくしたもので大正時代に開発されました。 1月16日 給食今日はカレーについてお話します。 カレーはご存知の通り、インドの家庭料理です。インドのカレーは日本のようにとろみがあるものは少なく、一つの具材を沢山のスパイスでさっと煮たものを数種類作り、ごはんやナンなどをつけて食べます。インドで食べられていたカレーは一度イギリスへ伝わり、そこから日本へ伝わりました。そのため、もともとのインドカレーとは違う日本独自のカレーができたといわれています。 1月13日 給食今日はマカロニについてお話しします。 マカロニは、スパゲッティとともに12世紀にイタリアで作られました。日本には明治時代に伝わり、昭和30年頃に普及しました。マカロニはスパゲッティなどと合わせてパスタとよばれ約300もの種類があるといわれています。その中から形状、長さ、大きさによって大きく4つに分類され、同じ材料でも呼び方が異なります。 1月12日 給食今日は、梅干しについてお話します。 梅干しは、梅の実に塩を振って漬け込み、天日に干したものです。赤じそを一緒に漬け込むと赤い梅干しになります。 梅干しのすっぱさのもとはクエン酸です。このクエン酸は、運動をすると筋肉に蓄積される乳酸(にゅうさん)を分解する働きがあるので、疲労回復に役立ちます。また、カルシウムなど、体内で吸収されにくいミネラルと結びついて、吸収しやすくする働きもあります。 1月11日 給食今日はもやしについてお話します。 もやしは本来、豆や米、麦などを水に浸して発芽させたものをまとめて呼ぶ呼び名ですが、一般的には、豆を使った豆もやしのことをいいます。 今日使ったのは緑豆という豆を発芽させた緑豆もやしです。もやしには豆の状態では含まれていないビタミンCが多く含まれ、ビタミンB群やカリウム、カルシウムなども多いのが特長です。また野菜には珍しくたんぱく質も含んでいます。胃腸の働きを助け、胃もたれを防ぐ効果や、肝臓の機能を高める効果があります。 1月10日 給食今日は七草についてお話します。 1月7日は七草といって、春の七草を入れたおかゆを食べる風習があります。春の七草は、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろの七種類です。 聞きなれない名前が多いですが、すずなはかぶのことで、すずしろは大根のことです。これらの草は、どれもたくましく生える草なので、その力をもらって、一年を健康に過ごせるように、という意味があります。 また、お正月の間、豪華(ごうか)な食事で疲れた胃をいたわるためにも、七草入りのおかゆを食べるようになったとも言われています。 12月22日 給食今日は、ミネストローネについてお話します。 ミネストローネとは、主にトマトを使った野菜スープのことです。ミネストローネにはイタリア語で「具だくさん」という意味があり、名前の通りマカロニなどのショートパスタやたくさんの野菜を使います。イタリアでは、ミネストローネは日本でいう味噌汁と同じように家庭料理として親しまれています。そのため、家庭によって使う材料もさまざまでありトマトを使用しないものでもミネストローネと呼ぶこともあります。 今日はクリスマスにちなんでローストチキンです。鶏肉をたれで煮てからオーブンでこんがり焼き、食べやすいように調理員さんがひとつずつアルミホイルに包んでくださいました。 12月21日 給食今日は冬至です。冬至というのは、一年のうちで一番太陽の出ている時間が短い日です。昔から、冬至の日にはかぼちゃを食べて、ゆず湯に入る風習があります。かぼちゃは冬の野菜ではなく、本来は夏の野菜です。栄養価が高く、冬まで保存が効くことから、昔の人は寒い冬を健康に過ごせますようにという願いを込めていたようです。ゆず湯に入るのも、体を芯から温めるための知恵です。今日はこれにちなんでかぼちゃとゆずを使った献立にしました。 12月20日 給食今日はキーマカレーについてお話します。 キーマカレーはひき肉を使って作るカレーのことです。キーマはヒンズー語で「細かいもの」を示すことばで、ひき肉にたまねぎやにんじんなどの材料もみじん切りにして作ります。インドでは羊のひき肉でつくり、ごはんにかけて食べるのが一般的なようですが、日本では鶏のひき肉を使って作るのがほとんどです。カレーパンはこのキーマカレーをパンにはさみ、パン粉をつけて揚げたのが始まりだそうです。 12月19日 給食今日は食育の日です。今日は、熊本県の郷土料理のつぼん汁についてお話します。 つぼん汁は、熊本県の人吉(ひとよし)球磨(くま)地方で昔からお正月やお祭りなどの祝い事などの時に食べられてきました。その時に使われる、一番深いお椀のことをつぼといい、つぼに入っている汁なので「つぼの汁」と呼んでいたのが変化して「つぼん汁」と呼ばれるようになりました。お祝いの料理なので、具材の数は7か9にするのが良いとされ、給食では9つの具材を使っています。 12月16日牛乳 鰯の蒲焼き丼 青菜のすみれ汁 わかめの和え物 12月15日 給食今日はシュトーレンについてお話します。 シュトーレンはドイツのクリスマスのお菓子で、生地にブランデーに漬け込んだドライフルーツをたっぷり加えて焼いたものです。本来はかためのパウンドケーキのような焼き菓子ですが、今日の給食ではケーキのようにアレンジしました。ドイツではクリスマスを待つ4週間の期間をアドヴェントといい、各週末にクリスマスが近づいてくるお祝いをします。シュトーレンは日持ちがするので、何カ月も前に焼き、アドヴェントの間、週末に薄く切って食べるのだそうです。 12月14日 給食今日は卵についてお話しします。 「卵」というと、日本では鶏の卵のことを指すことがほとんどです。うずらやあひる、ダチョウの卵も世界では食用にされていますが、鶏の卵だけでいうと、日本は世界一卵を消費している国です。卵の黄身の色は、鶏が食べたえさの色によって異なります。濃い色をしているから栄養が豊富ということではありません。 |
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