7月12日 給食今日はなすについてお話します。 なすは成分の約90%が水分で、さまざまな栄養価が期待できる食品ではありません。しかし、熱をさまし、効率よくビタミンEを摂取するのを助ける働きがあるため、夏バテ防止によいとされています。また、紫色の皮の部分にはアントシアニンという色素があります。アントシアニンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用や、目や肝臓の機能を向上させ、血圧を正常に保つなどの働きがあります。 7月11日給食今日は、キムチについてお話します。 キムチは日本でもなじみの深い、韓国の漬物です。韓国では白菜だけでなく、きゅうりや大根などのさまざまな野菜のキムチや、魚介類を加えて作るキムチもあるそうです。 キムチは辛いだけでなく、酸味もありますが、これは乳酸菌を使った発酵食品であるためです。食べすぎはよくありませんが、乳酸菌の働きで腸内の環境を整えるのにも役立ちます。また、適度な辛さは体を温め、食欲の増進にも効果的です。 7月8日 給食今日は鮭についてお話します。 鮭は日本人にとって最もなじみの深い魚のひとつです。ほかの魚と違い、焼いても身の色が赤いですが、これはアスタキサンチンという色素で、免疫力を高める働きがあります。また、動脈硬化やガン、白内障、胃潰瘍、老化の予防に役立ちます。そのほかEPAやDHAなど脳を活性化させる成分も多く含んでいます。 7月7日 給食今日、7月7日は七夕です。ひなまつりのひしもちやあられ、子供の日のちまきや柏もちのように、七夕にはそうめんを食べる風習があります。 七夕は笹かざりや短冊などのイメージがありますが、昔は小麦粉と米の粉を練って、ひものようにした「さくべい」というたべものを厄除けのために作り、7日の夜に食べていました。そのため、今でも七夕にはそうめんを食べたり、贈り物にしたりする風習が残っています。今日の給食でも汁物にはそうめん、ゼリーには星空をイメージして星型のパイナップルとナタデココを使用しました。 7月6日 給食今日はじゃが芋についてお話します。 じゃが芋は、カリウムとビタミンCが豊富なため、ヨーロッパでは昔から「畑のりんご」と呼ばれています。南米原産の作物ですが、荒れた土地でも収穫できることから世界中に広まり、現在でも世界の主要な作物のひとつになっています。たくさんの種類がありますが、日本で多く作られているのは、男爵とメークインという品種です。 7月5日 給食中華丼に入っている、いかは、低カロリー、低脂肪、高たんぱくのすぐれた食材です。コレステロールも多く含まれますが、コレステロール値を下げるタウリンが豊富に含まれているため、心配はありません。いかのタウリン含有量は魚介類のなかでもトップクラスです。タウリンはこのほかに、肝臓内で有毒物質の処理を助ける働きがあり、肝臓の健康に役立ちます。緑黄色野菜と組み合わせて食べるとさらに効果的です。 今日の春巻きは一から作った手作り春巻きです。ひとつひとつ手で巻いて揚げました。 7月4日 給食・牛乳です。 今日は、枝豆についてお話します。 枝豆は若い時期に収穫する大豆です。7月から9月にかけて旬を迎える夏の食材です。たくさんの種類がありますが、大粒でさやや実が鮮やかな緑色をしているものがおいしいといわれます。また、さやに毛茸という短い毛があるほうが新鮮です。 日本国内の主な生産地は新潟県、群馬県、千葉県です。最近では、山形県のダダチャマメ、新潟県の茶豆などが、独特の香りや風味のよさで人気があります。 7月1日 給食今日はごぼうについてお話します。 ごぼうは古くから薬草(やくそう)として重宝(ちょうほう)されてきた植物です。現在、日本以外で食用としている国はほとんどないそうですが、日本では平安時代に中国から伝わり、今でも親しまれている食材です。ごぼうには食物(しょくもつ)繊維(せんい)が豊富で、整腸(せいちょう)作用、動脈(どうみゃく)硬化(こうか)やがんの予防などに効果があります。また、血糖値(けっとうち)やコレステロールを正常に保つなど、生活(せいかつ)習慣病(しゅうかんびょう)予防にも有効です。 6月30日 給食今日はじゃが芋についてお話しします。 じゃが芋は南アメリカ、アンデス地方が原産です。主な成分はでんぷん質ですが、カリウムやビタミンCなども多く含まれています。 料理だけでなく、ポテトチップスやフライドポテトなどのスナックとしても利用されますが、ゆでた時ものと比べると、カロリーは約7倍、塩分は約20倍になるといわれています。肥満や生活習慣病の原因にもなるので、間食として食べるときには、食べる量や回数に注意しましょう。 6月29日給食今日はカリフラワーについてお話します。 カリフラワーはヨーロッパの地中海沿岸が原産の野菜です。ブロッコリーと同じ系統の野菜で、19世紀に入る前までは、ブロッコリーとの区別はされずに栽培されていました。葉がかぶらないように、日にあてて緑色のブロッコリーを育て、葉をかぶせて日にあてずに白いカリフラワーを育てていたそうです。ブロッコリーの生産が急増し、近年では、カリフラワーの生産量は減少していますが、カリフラワーにはビタミンCやカリウムなどが含まれ、ストレスの改善や、血圧を正常に保つ働きがあります。 6月28日 給食今日は、マヨネーズについてお話します。 マヨネーズの作り方を知っていますか?マヨネーズは卵の黄身にお酢と塩を混ぜ、油を少しずつ加えて作るソースです。油を加える量がとても重要で、入れすぎると分離してしまいます。 サラダに使ったり、パンに塗って焼いたり、炒めものをするときに油の代わりに使ったり、とても便利な調味料ですが、脂肪を多く含むので食べすぎには注意しましょう。 6月27日 給食今日は、ごまについてお話します。 ごまはとても小さな粒ですが、ごまに含まれている成分には優れた効能があります。セサミンやセサミノールという成分は、強い抗酸化作用があり、がんや老化防止、コレステロールを正常に保つなどの効果があります。 また、ごまにはビタミンや鉄・カルシウムなどのミネラルがバランスよく含まれています。ただし、皮が固いので消化されにくく、一度にたくさん摂取しにいのが難点です。毎日の食事に少しずつ取り入れ、よく噛(か)んで食べると栄養効果がアップします。 6月24日 給食今日は白いんげん豆についてお話します。 今日のスープには、白いんげん豆という豆を使っています。白いんげん豆は料理に使われるだけでなく、白あんの原料にもなる豆です。 豆類はたんぱく質や食物繊維が豊富で、生活習慣病予防に摂取がすすめられている食材ですが、現在の日本人の食生活では最も摂取量が不足している食材といわれています。皆さんの中には豆料理が苦手な人もいるようですが、豆のもつ栄養効果を見直し、積極的に食べるようにしましょう。 6月23日 給食今日はきのこについてお話します。 きのこの特徴は、日に当たるとビタミンDに変化するエルゴステリンという成分を含んでいることです。ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあり、骨(こつ)粗(そ)しょう症の予防に効果的といわれています。また、食物(しょくもつ)繊維(せんい)が豊富なので、がんや生活習慣病の予防にも効果が期待されています。その他、ビタミンB2も多く含まれ、髪(かみ)や爪、皮ふを健康に保つ効果もあります。 6月22日今日はえびについてお話します。 えびは、世界各地で食べられている魚介ですが、日本人のえび好きは世界一で、年間の消費量は世界で最も多く、一人当たりの年間消費量は、世界の平均と比べて10倍です。国内でも、関東の太平洋沿岸や東海、九州地方で漁獲されていますが、日本人の消費量には追いつかず、養殖をしたり、東南アジアやオーストラリアからの輸入に頼ったりしています。えびの主成分はたんぱく質ですが、キチンという食物繊維も豊富です。キチンには免疫力を高める効果があります。 6月21日 給食今日はパエリアについてお話します。 パエリアは、スペインのバレンシア地方の料理で米と野菜、魚介類、肉などを一緒に炊き込みます。パエリアという言葉は、バレンシア語でフライパンを意味しますが、これはパエリアがフライパンで作る料理のためだと言われています。パエリアは、本来サフランとよばれる香辛料を使用しますが、給食では代用品として黄色く色づくターメリックと呼ばれる香辛料を使って作りました。 6月20日 給食(レシピ有り)今日はごぼうについてお話します。 ごぼうは古くから薬草として重宝されてきた植物です。現在、日本以外で食用としている国はほとんどないそうですが、日本では平安時代に中国から伝わり、今でも親しまれている食材です。ごぼうには食物繊維が豊富で、整腸作用、動脈硬化やがんの予防などに効果があります。また、血糖値やコレステロールを正常に保つなど、生活習慣病予防にも有効です。 ☆香味焼きレシピ☆ 〜材料(一人分)お好みせ調整してください!〜 魚or肉一切れ・おろししょうが(チューブのでも可)1g・おろしにんにく(チューブのでも可)1g・酒2g・醤油5g・砂糖2g・みりん3g・白ごま1g 〜作り方〜 1.調味料を全部混ぜたところに魚(肉)を30〜50分冷蔵庫で漬け込む。 ボールなどでも良いですし、ジップロックを使用して少し揉むと短時間でも良く浸かります! 2.漬けだれから取り出し、ごまをふってグリルで火が通るまで焼いたら完成です☆! 6月17日 給食今日は食育の日です。東京の郷土料理の深川めしについてお話します。 深川めしは東京の郷土料理です。現在の江東区のあたりは昔、深川地区と呼ばれ、一帯にはまだ海が広がっていました。3月から6月にかけてあさりがよく獲れていたそうです。昔は冷蔵庫などがなく、たくさん獲れたあさりを保存するために、しょうゆや砂糖で甘辛く煮た佃煮(つくだに)が作られるようになりました。それをごはんに入れて炊くようになったのが深川めしのはじまりといわれています。あさりは鉄分をはじめ、ビタミンB2、カルシウムなどの栄養も豊富です。 6月16日 給食今日はバジルについてお話します。 バジルはハーブのひとつです。ハーブは香りがよく、薬効成分がある植物の総称です。葉っぱの部分を使うものが最も種類が多いとされていますが、実や茎、根っこ、種などもハーブとして利用されます。 バジルは花が咲く前の葉っぱの部分を食用にします。イタリア語のバジリコという名前でも知られていますが、トマトによく合い、イタリア料理には欠かせないハーブです。生でも使われますが、今日のサラダには乾燥して細かくしたものを使用しています。 6月15日 給食(レシピ有り)今日のつくねは調理員さんみんなで1から手作りで調理しました。 鶏肉の他にひじきやみじん切りした根菜類も入っているので歯ごたえも楽しめ、栄養満点なつくねになっています。 ☆手作りつくねのレシピ☆ 1人分材料(お好みで調節してください) 《つくね》 鶏肉50g・ひじき(乾)0.8g・にんじん4g・ごぼう4g・れんこん10g・ねぎ1.6g・たまご3g・醤油1.6g・砂糖0.4g・パン粉1.2g・ごま1g・塩0.2g・酒0.8g 適量で焼き油 《たれ》 醤油2.2g・みりん1.4g・砂糖1.8g・水6.3g・片栗粉0.35g 作り方 1. ひじきは戻しておく、ごぼうとれんこんは下ゆでしておく。 2. 下ゆでした、ごぼうとれんこんその他野菜をお好みの大きさでみじん切りにする。 3. 肉に野菜と調味料を加えこねたら形を整えて焼く。 4. たれは調味料を合わせ焦げないように火を通し片栗粉でとめる。 5. 焼き上がったつくねにたれをかけたら完成☆! |
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