6月20日 給食(レシピ有り)今日はごぼうについてお話します。 ごぼうは古くから薬草として重宝されてきた植物です。現在、日本以外で食用としている国はほとんどないそうですが、日本では平安時代に中国から伝わり、今でも親しまれている食材です。ごぼうには食物繊維が豊富で、整腸作用、動脈硬化やがんの予防などに効果があります。また、血糖値やコレステロールを正常に保つなど、生活習慣病予防にも有効です。 ☆香味焼きレシピ☆ 〜材料(一人分)お好みせ調整してください!〜 魚or肉一切れ・おろししょうが(チューブのでも可)1g・おろしにんにく(チューブのでも可)1g・酒2g・醤油5g・砂糖2g・みりん3g・白ごま1g 〜作り方〜 1.調味料を全部混ぜたところに魚(肉)を30〜50分冷蔵庫で漬け込む。 ボールなどでも良いですし、ジップロックを使用して少し揉むと短時間でも良く浸かります! 2.漬けだれから取り出し、ごまをふってグリルで火が通るまで焼いたら完成です☆! 6月17日 給食今日は食育の日です。東京の郷土料理の深川めしについてお話します。 深川めしは東京の郷土料理です。現在の江東区のあたりは昔、深川地区と呼ばれ、一帯にはまだ海が広がっていました。3月から6月にかけてあさりがよく獲れていたそうです。昔は冷蔵庫などがなく、たくさん獲れたあさりを保存するために、しょうゆや砂糖で甘辛く煮た佃煮(つくだに)が作られるようになりました。それをごはんに入れて炊くようになったのが深川めしのはじまりといわれています。あさりは鉄分をはじめ、ビタミンB2、カルシウムなどの栄養も豊富です。 6月16日 給食今日はバジルについてお話します。 バジルはハーブのひとつです。ハーブは香りがよく、薬効成分がある植物の総称です。葉っぱの部分を使うものが最も種類が多いとされていますが、実や茎、根っこ、種などもハーブとして利用されます。 バジルは花が咲く前の葉っぱの部分を食用にします。イタリア語のバジリコという名前でも知られていますが、トマトによく合い、イタリア料理には欠かせないハーブです。生でも使われますが、今日のサラダには乾燥して細かくしたものを使用しています。 6月15日 給食(レシピ有り)今日のつくねは調理員さんみんなで1から手作りで調理しました。 鶏肉の他にひじきやみじん切りした根菜類も入っているので歯ごたえも楽しめ、栄養満点なつくねになっています。 ☆手作りつくねのレシピ☆ 1人分材料(お好みで調節してください) 《つくね》 鶏肉50g・ひじき(乾)0.8g・にんじん4g・ごぼう4g・れんこん10g・ねぎ1.6g・たまご3g・醤油1.6g・砂糖0.4g・パン粉1.2g・ごま1g・塩0.2g・酒0.8g 適量で焼き油 《たれ》 醤油2.2g・みりん1.4g・砂糖1.8g・水6.3g・片栗粉0.35g 作り方 1. ひじきは戻しておく、ごぼうとれんこんは下ゆでしておく。 2. 下ゆでした、ごぼうとれんこんその他野菜をお好みの大きさでみじん切りにする。 3. 肉に野菜と調味料を加えこねたら形を整えて焼く。 4. たれは調味料を合わせ焦げないように火を通し片栗粉でとめる。 5. 焼き上がったつくねにたれをかけたら完成☆! 給食試食会給食試食会を開催いたしました。29名の保護者の方にご来校いただきました。 6月14日 給食今日は竜田揚げについてお話します。 竜田揚げの「竜田」とは、奈良県にある竜田川にちなんで名づけられた名前です。竜田川は昔から紅葉(こうよう)の名所として知られています。このことから、しょうゆやみりんで味をつけて油で揚げ、紅葉のようにあかく仕上げた料理を竜田揚げと呼びます。サバやカツオ、鶏肉などがよく用いられます。今日は鮭に 下味をつけ、唐(から)揚(あ)げにしました。 6月13日 給食今日は、小松菜についてお話します。 東京都は畑の面積が年々減っていますが、小松菜は今でも東京が生産量1位の野菜で、練馬区内でも栽培が盛んです。今日のワンタンスープにも入っていて、練馬中がある高松地区でもたくさん栽培されています。栄養はビタミンCやカルシウムが豊富で骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予防、ストレスの軽減(けいげん)に効果があるといわれています。 6月10日 給食今日は、あじさいゼリーについてお話します。 あじさいゼリーは名前の通りあじさいの花をイメージして作りました。二色のゼリーはアセロラとぶどう味で、今日のゼリーも給食室で手作りしたものです。ゼリーをバットに流しいれてから冷やして固めて、包丁で小さく切りカルピスゼリーの上にのせるとあじさいゼリーの完成です。とてもきれいに仕上がっているので食べる前に少し見てみてください。 6月9日 給食今日は、かぼちゃについてお話します。 かぼちゃは大きく分けると東洋種(とうようしゅ)と西洋種(せいようしゅ)があります。東洋種は16世紀に九州に伝わりました。西洋種は19世紀後半から北海道を中心に広まっていきました。今では流通しているかぼちゃの9割が西洋種です。 かぼちゃは野菜の中でも栄養価が高く、カロテン、ビタミンC、Eなどが豊富です。特にカロテンは豊富で、肌や粘膜、目を丈夫にし、免疫力を高める効果があります。 6月8日 給食今日はなすについてお話します。 なすは成分の約90%が水分で、さまざまな栄養価が期待できる食品ではありません。しかし、熱をさまし、効率よくビタミンEを摂取するのを助ける働きがあるため、夏バテ防止によいとされています。また、紫色の皮の部分にはアントシアニンという色素があります。アントシアニンはポリフェノールの一種で、抗(こう)酸化(さんか)作用や、目や肝臓(かんぞう)の機能を向上させ、血圧を正常に保つなどの働きがあります。 6月7日 給食今日はわかめについてお話します。 わかめは一万年以上前の貝塚からも発見されたほど古くから食べられてきました。味噌汁やスープの具、酢の物、サラダなどに利用したり、ふりかけなどの加工品にされるなど、今でも、親しまれている食材のひとつです。わかめには水溶性の食物(しょくもつ)繊維(せんい)が豊富で、コレステロールを正常に保つ働きがあり、動脈(どうみゃく)硬化(こうか)や糖尿病(とうにょうびょう)の予防も期待できます。そのほかにも、余分な塩分を体外に出す効果があるカリウムや、骨や歯の健康に役立つカルシウム、マグネシウム、鉄分などのミネラル類も豊富に含まれています。 6月6日 給食今日は回鍋肉についてお話します。 回鍋肉は中華の四川料理のひとつで、豚肉と野菜のみそ炒めのことです。 漢字では「回す鍋」と書きますが鍋を回して作るという意味ではなく、一度調理したものをもう一度鍋に戻して調理をすることを意味しています。今日の給食でも、一度豚肉に下味をつけてから炒めて取り出し、次に野菜を炒め、取り出しておいた豚肉を入れて作りました。 6月3日 給食今日はしょうがについてお話します。 しょうがは日本で古くから薬として使われていたほど、優れた食材です。独特の辛味(からみ)や香りの成分に健康に役立つたくさんの効果があります。 辛味の成分には抗(こう)酸化(さんか)作用や血行をよくする効果があり、香りの成分には抗菌(こうきん)・殺菌(さっきん)作用、食欲(しょくよく)増進(ぞうしん)効果があります。 夏の暑い時期には、発汗(はっかん)作用を促(うなが)すので体温調節に役立ち、冬の寒い時期には、体を温め、のどの痛みやせきを鎮(しず)めるなど、風邪(かぜ)の症状に効果的な食材です。 6月2日 給食今日は、大根についてお話します。 大根は昔から作られている野菜で、日本は生産量・消費量とも世界一です。大根の白い根の部分にはアミラーゼやジアスターゼという消化酵素(こうそ)が含まれているため、胃腸の働きを助け、消化(しょうか)を促進(そくしん)するとともに、胃もたれや胸やけを解消する効果もあります。 また、大根は根の部分は淡色野菜ですが、葉の部分は緑黄色野菜です。ビタミンA、C、カルシウムが豊富に含まれています。 6月1日 給食今日は、とうもろこしについてお話します。 とうもろこしは、アメリカが原産で、米、小麦と並ぶ世界の三大穀物(こくもつ)のひとつです。コロンブスがヨーロッパに持ち帰り、世界各地で栽培されるようになりました。日本では、明治時代に北海道で栽培が始まりました。とうもろこしの主な栄養素は糖質とたんぱく質で、エネルギー源となる栄養が多く含まれています。腸をきれいにしてくれる食物繊維も豊富です。また、生のとうもろこしでも缶詰のとうもろこしでも栄養はあまり変わらないと言われています。 5月27日 給食今日はさつま芋についてお話します。 さつまいもは、中南米が原産で、コロンブスによってヨーロッパに渡り、日本へは江戸時代に伝わりました。やせた土地でも栽培できるため、飢饉(ききん)の際に多くの人々を救った食物です。さつま芋という名前は、日本では薩摩藩(さつまはん)で栽培が始まったことに由来しています。 関東では、明治時代に川越で改良が進み、収穫量が増えました。今でも川越がさつま芋で有名なのはそのためです。 5月26日 給食今日は、にんじんについてお話します。 にんじんにはビタミンAが豊富に含まれています。ビタミンAには粘膜(ねんまく)を丈夫にし、目の疲れをやわらげる働きがあります。トマトやほうれんそうなどの色の濃い緑(りょく)黄色(おうしょく)野菜に特に多く含まれます。他にも目の疲れをやわらげる食べ物の代表としてアントシアンという成分を多く含むブルーベリーがあります。 5月25日 給食今日はマスタードについてお話します。 からしには和からしと洋からしの2種類があり、和からしはカラシ菜(な)という植物の種子(しゅし)、洋からしは黒カラシと白カラシという植物の種子が使われます。それぞれ、種子を粉末(ふんまつ)にし、お湯で練って使用します。和からしはおでんやシュウマイなどにからしじょうゆとして使われ、洋からしはホットドッグやドレッシングによく使われます。洋からしはマスタードとも呼ばれます。また、白カラシの種子を完全に粉にせず、粗(あら)びきにしてペースト状にしたものを粒(つぶ)マスタードといい、辛さは控えめです。 5月24日 給食今日はしょうがについてお話します。 しょうがは日本で古くから薬として使われていたほど、優れた食材です。独特の辛味(からみ)や香りの成分に健康に役立つたくさんの効果があります。 辛味の成分には抗(こう)酸化(さんか)作用や血行をよくする効果があり、香りの成分には抗菌(こうきん)・殺菌(さっきん)作用、食欲(しょくよく)増進(ぞうしん)効果があります。 夏の暑い時期には、発汗(はっかん)作用を促(うなが)すので体温調節に役立ち、冬の寒い時期には、体を温め、のどの痛みやせきを鎮(しず)めるなど、風邪(かぜ)の症状に効果的な食材です。 今日のこぎつねご飯にしょうがが入っているので、ご飯と一緒に食べてみましょう。 5月23日 給食今日は豆腐についてお話します。 豆腐は木綿(もめん)豆腐と絹(きぬ)ごし豆腐の2種類に大きく分けられます。 木綿豆腐は豆乳ににがりを加えた後、布をしいた型に流し込んで固めます。水分が抜けるため、固くしっかりしていてくずれにくいのが特長(とくちょう)です。絹ごし豆腐は水分ごと固めるので、やわらかく、なめらかに仕上がります。同じ重量で比べると、水分が少ないぶん、木綿豆腐の方が、大豆の成分を多く含みます。絹ごし豆腐には水分に溶け込んだミネラル類が多く残っています。 |
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