6月30日 給食今日はじゃが芋についてお話しします。 じゃが芋は南アメリカ、アンデス地方が原産です。主な成分はでんぷん質ですが、カリウムやビタミンCなども多く含まれています。 料理だけでなく、ポテトチップスやフライドポテトなどのスナックとしても利用されますが、ゆでた時ものと比べると、カロリーは約7倍、塩分は約20倍になるといわれています。肥満や生活習慣病の原因にもなるので、間食として食べるときには、食べる量や回数に注意しましょう。 6月29日給食今日はカリフラワーについてお話します。 カリフラワーはヨーロッパの地中海沿岸が原産の野菜です。ブロッコリーと同じ系統の野菜で、19世紀に入る前までは、ブロッコリーとの区別はされずに栽培されていました。葉がかぶらないように、日にあてて緑色のブロッコリーを育て、葉をかぶせて日にあてずに白いカリフラワーを育てていたそうです。ブロッコリーの生産が急増し、近年では、カリフラワーの生産量は減少していますが、カリフラワーにはビタミンCやカリウムなどが含まれ、ストレスの改善や、血圧を正常に保つ働きがあります。 6月28日 給食今日は、マヨネーズについてお話します。 マヨネーズの作り方を知っていますか?マヨネーズは卵の黄身にお酢と塩を混ぜ、油を少しずつ加えて作るソースです。油を加える量がとても重要で、入れすぎると分離してしまいます。 サラダに使ったり、パンに塗って焼いたり、炒めものをするときに油の代わりに使ったり、とても便利な調味料ですが、脂肪を多く含むので食べすぎには注意しましょう。 6月27日 給食今日は、ごまについてお話します。 ごまはとても小さな粒ですが、ごまに含まれている成分には優れた効能があります。セサミンやセサミノールという成分は、強い抗酸化作用があり、がんや老化防止、コレステロールを正常に保つなどの効果があります。 また、ごまにはビタミンや鉄・カルシウムなどのミネラルがバランスよく含まれています。ただし、皮が固いので消化されにくく、一度にたくさん摂取しにいのが難点です。毎日の食事に少しずつ取り入れ、よく噛(か)んで食べると栄養効果がアップします。 6月24日 給食今日は白いんげん豆についてお話します。 今日のスープには、白いんげん豆という豆を使っています。白いんげん豆は料理に使われるだけでなく、白あんの原料にもなる豆です。 豆類はたんぱく質や食物繊維が豊富で、生活習慣病予防に摂取がすすめられている食材ですが、現在の日本人の食生活では最も摂取量が不足している食材といわれています。皆さんの中には豆料理が苦手な人もいるようですが、豆のもつ栄養効果を見直し、積極的に食べるようにしましょう。 6月23日 給食今日はきのこについてお話します。 きのこの特徴は、日に当たるとビタミンDに変化するエルゴステリンという成分を含んでいることです。ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける働きがあり、骨(こつ)粗(そ)しょう症の予防に効果的といわれています。また、食物(しょくもつ)繊維(せんい)が豊富なので、がんや生活習慣病の予防にも効果が期待されています。その他、ビタミンB2も多く含まれ、髪(かみ)や爪、皮ふを健康に保つ効果もあります。 6月22日今日はえびについてお話します。 えびは、世界各地で食べられている魚介ですが、日本人のえび好きは世界一で、年間の消費量は世界で最も多く、一人当たりの年間消費量は、世界の平均と比べて10倍です。国内でも、関東の太平洋沿岸や東海、九州地方で漁獲されていますが、日本人の消費量には追いつかず、養殖をしたり、東南アジアやオーストラリアからの輸入に頼ったりしています。えびの主成分はたんぱく質ですが、キチンという食物繊維も豊富です。キチンには免疫力を高める効果があります。 6月21日 給食今日はパエリアについてお話します。 パエリアは、スペインのバレンシア地方の料理で米と野菜、魚介類、肉などを一緒に炊き込みます。パエリアという言葉は、バレンシア語でフライパンを意味しますが、これはパエリアがフライパンで作る料理のためだと言われています。パエリアは、本来サフランとよばれる香辛料を使用しますが、給食では代用品として黄色く色づくターメリックと呼ばれる香辛料を使って作りました。 6月20日 給食(レシピ有り)今日はごぼうについてお話します。 ごぼうは古くから薬草として重宝されてきた植物です。現在、日本以外で食用としている国はほとんどないそうですが、日本では平安時代に中国から伝わり、今でも親しまれている食材です。ごぼうには食物繊維が豊富で、整腸作用、動脈硬化やがんの予防などに効果があります。また、血糖値やコレステロールを正常に保つなど、生活習慣病予防にも有効です。 ☆香味焼きレシピ☆ 〜材料(一人分)お好みせ調整してください!〜 魚or肉一切れ・おろししょうが(チューブのでも可)1g・おろしにんにく(チューブのでも可)1g・酒2g・醤油5g・砂糖2g・みりん3g・白ごま1g 〜作り方〜 1.調味料を全部混ぜたところに魚(肉)を30〜50分冷蔵庫で漬け込む。 ボールなどでも良いですし、ジップロックを使用して少し揉むと短時間でも良く浸かります! 2.漬けだれから取り出し、ごまをふってグリルで火が通るまで焼いたら完成です☆! 6月17日 給食今日は食育の日です。東京の郷土料理の深川めしについてお話します。 深川めしは東京の郷土料理です。現在の江東区のあたりは昔、深川地区と呼ばれ、一帯にはまだ海が広がっていました。3月から6月にかけてあさりがよく獲れていたそうです。昔は冷蔵庫などがなく、たくさん獲れたあさりを保存するために、しょうゆや砂糖で甘辛く煮た佃煮(つくだに)が作られるようになりました。それをごはんに入れて炊くようになったのが深川めしのはじまりといわれています。あさりは鉄分をはじめ、ビタミンB2、カルシウムなどの栄養も豊富です。 6月16日 給食今日はバジルについてお話します。 バジルはハーブのひとつです。ハーブは香りがよく、薬効成分がある植物の総称です。葉っぱの部分を使うものが最も種類が多いとされていますが、実や茎、根っこ、種などもハーブとして利用されます。 バジルは花が咲く前の葉っぱの部分を食用にします。イタリア語のバジリコという名前でも知られていますが、トマトによく合い、イタリア料理には欠かせないハーブです。生でも使われますが、今日のサラダには乾燥して細かくしたものを使用しています。 6月15日 給食(レシピ有り)今日のつくねは調理員さんみんなで1から手作りで調理しました。 鶏肉の他にひじきやみじん切りした根菜類も入っているので歯ごたえも楽しめ、栄養満点なつくねになっています。 ☆手作りつくねのレシピ☆ 1人分材料(お好みで調節してください) 《つくね》 鶏肉50g・ひじき(乾)0.8g・にんじん4g・ごぼう4g・れんこん10g・ねぎ1.6g・たまご3g・醤油1.6g・砂糖0.4g・パン粉1.2g・ごま1g・塩0.2g・酒0.8g 適量で焼き油 《たれ》 醤油2.2g・みりん1.4g・砂糖1.8g・水6.3g・片栗粉0.35g 作り方 1. ひじきは戻しておく、ごぼうとれんこんは下ゆでしておく。 2. 下ゆでした、ごぼうとれんこんその他野菜をお好みの大きさでみじん切りにする。 3. 肉に野菜と調味料を加えこねたら形を整えて焼く。 4. たれは調味料を合わせ焦げないように火を通し片栗粉でとめる。 5. 焼き上がったつくねにたれをかけたら完成☆! 給食試食会給食試食会を開催いたしました。29名の保護者の方にご来校いただきました。 6月14日 給食今日は竜田揚げについてお話します。 竜田揚げの「竜田」とは、奈良県にある竜田川にちなんで名づけられた名前です。竜田川は昔から紅葉(こうよう)の名所として知られています。このことから、しょうゆやみりんで味をつけて油で揚げ、紅葉のようにあかく仕上げた料理を竜田揚げと呼びます。サバやカツオ、鶏肉などがよく用いられます。今日は鮭に 下味をつけ、唐(から)揚(あ)げにしました。 6月13日 給食今日は、小松菜についてお話します。 東京都は畑の面積が年々減っていますが、小松菜は今でも東京が生産量1位の野菜で、練馬区内でも栽培が盛んです。今日のワンタンスープにも入っていて、練馬中がある高松地区でもたくさん栽培されています。栄養はビタミンCやカルシウムが豊富で骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予防、ストレスの軽減(けいげん)に効果があるといわれています。 6月10日 給食今日は、あじさいゼリーについてお話します。 あじさいゼリーは名前の通りあじさいの花をイメージして作りました。二色のゼリーはアセロラとぶどう味で、今日のゼリーも給食室で手作りしたものです。ゼリーをバットに流しいれてから冷やして固めて、包丁で小さく切りカルピスゼリーの上にのせるとあじさいゼリーの完成です。とてもきれいに仕上がっているので食べる前に少し見てみてください。 6月9日 給食今日は、かぼちゃについてお話します。 かぼちゃは大きく分けると東洋種(とうようしゅ)と西洋種(せいようしゅ)があります。東洋種は16世紀に九州に伝わりました。西洋種は19世紀後半から北海道を中心に広まっていきました。今では流通しているかぼちゃの9割が西洋種です。 かぼちゃは野菜の中でも栄養価が高く、カロテン、ビタミンC、Eなどが豊富です。特にカロテンは豊富で、肌や粘膜、目を丈夫にし、免疫力を高める効果があります。 6月8日 給食今日はなすについてお話します。 なすは成分の約90%が水分で、さまざまな栄養価が期待できる食品ではありません。しかし、熱をさまし、効率よくビタミンEを摂取するのを助ける働きがあるため、夏バテ防止によいとされています。また、紫色の皮の部分にはアントシアニンという色素があります。アントシアニンはポリフェノールの一種で、抗(こう)酸化(さんか)作用や、目や肝臓(かんぞう)の機能を向上させ、血圧を正常に保つなどの働きがあります。 6月7日 給食今日はわかめについてお話します。 わかめは一万年以上前の貝塚からも発見されたほど古くから食べられてきました。味噌汁やスープの具、酢の物、サラダなどに利用したり、ふりかけなどの加工品にされるなど、今でも、親しまれている食材のひとつです。わかめには水溶性の食物(しょくもつ)繊維(せんい)が豊富で、コレステロールを正常に保つ働きがあり、動脈(どうみゃく)硬化(こうか)や糖尿病(とうにょうびょう)の予防も期待できます。そのほかにも、余分な塩分を体外に出す効果があるカリウムや、骨や歯の健康に役立つカルシウム、マグネシウム、鉄分などのミネラル類も豊富に含まれています。 6月6日 給食今日は回鍋肉についてお話します。 回鍋肉は中華の四川料理のひとつで、豚肉と野菜のみそ炒めのことです。 漢字では「回す鍋」と書きますが鍋を回して作るという意味ではなく、一度調理したものをもう一度鍋に戻して調理をすることを意味しています。今日の給食でも、一度豚肉に下味をつけてから炒めて取り出し、次に野菜を炒め、取り出しておいた豚肉を入れて作りました。 |
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