3月9日 給食今日は、福神漬けついてお話します。 福神漬けの始まりは明治時代、東京の上野にある漬物屋が発祥と言われています。福神漬けは7種類の野菜を漬け込んだ漬物で、当時の上野近辺でとれた大根、なす、カブ、 瓜、しそ、レンコン、なた豆などを使っていました。 漬物はふつう塩漬けですが福神付けは醤油漬けで当時は珍しく庶民の間で人気になりました。 名前の由来は当時の流行作家が材料が7種類使うことと、七福神にちなんで福神漬けと名付けたそうです。 また、福神漬けは地域によっては「ふくしんづけ」と呼ばれ「ふくじんづけ」では通じないところもあるそうです。 以上、今日は福神漬けついてお知らせしました。 3月8日 給食今日はジャンバラヤについてお話します。 ジャンバラヤはアメリカ南部のケイジャン料理です。ケイジャンとは、フランスのアカディア地域からアメリカのルイジアナ州に移住した人々やその子孫のことをいいます。ケイジャン料理は、玉ねぎ・セロリ・ピーマンを炒めたものをベースに、香辛料を効かせた味付けにするのが特徴です。 ジャンバラヤもこれらの野菜とソーセージなどを米と合わせ、香辛料を加えて炊くスパイシーなごはんです。 以上、今日はジャンバラヤについてお知らせしました。 3月6日 給食今日は、揚げパンついてお話します。 揚げパンが給食メニューに加えられるようになったのは大田区の小学校にいた調理師さんがきっかけと言われています。昭和27年に大田区の小学校で風邪がはやり、給食で余って固くなってしまったパンをどうやったら美味しく食べられるかと考え、調理師さんがパンを油で揚げて砂糖をまぶしたのが揚げパンの始まりと言われています。 戦後間もない頃で物資が不足し、美味しいものがあまり無かった時代に砂糖のまぶされた甘い揚げパンは子供たちのご馳走になりました。 それからこの小学校で揚げパンが給食の定番メニューになり調理師さんが学校給食コンクール優勝したりと、いろんな場で揚げパンを披露し揚げパンが全国の給食メニューとして広まりました、 以上、今日は揚げパンついてお知らせしました。 3月3日 給食今日はひなまつりです。ひなまつりは桃の節句とも言われ、雛人形や桃の花を飾り、ひし餅やちらしずし、白酒を楽しんで、子供の成長を願う行事です。 桃の花と白酒は紅白でめでたさを表しています。ひし餅は3色のものが多いですが、これにも意味があり、白は雪の色、緑は若草、赤は桃の花を表しています。早く寒い冬が去り、春が来るようにとの願掛けです。さらに、ひし形は心臓の形を表していて、丈夫に暮らせるように、という願いも込められているそうです。 桃の節句では縁起を担いだ食材を使うことが多いです。 はまぐりは女の子の美徳 れんこんは見通しの良い人生 海老は赤い色が生命を表す 豆は健康でまめに働くことを意味しています。 以上、今日はひなまつりについてお知らせしました。 3月2日 給食今日は、チャーハンついてお話します。 チャーハンの原形は、台湾のプラーカと言われる米をスープで炊いてからフライパンで炒める料理だと言われています。このプラーカがシルクロードを渡って各国に広がり、違う形で現代まで受け継がれています。 日本では余ったご飯をゴマ油や卵と炒めて再加熱した焼き飯に発展しました。ヨーロッパではピラフ、スペインではパエリア、東南アジアではナシゴレンに発展していき、アメリカにはピラフとして伝わったあとジャンバラヤへ変化しました。 このようにチャーハンは世界各国で食べられている料理の一つです。 3月の入り3年生の給食はあと7回になりました。 残り少ない学校給食をよく味わって楽しんでください。 以上、今日はチャーハンついてお知らせしました。 3月1日 給食今日は、にんじんについてお話します。 にんじんにはビタミンAが豊富に含まれています。ビタミンAには粘膜を丈夫にし、目の疲れをやわらげる働きがあります。トマトやほうれんそうなどの色の濃い緑黄色野菜に特に多く含まれます。他にも目の疲れをやわらげる食べ物の代表としてアントシアンという成分を多く含むブルーベリーがあります。 以上、今日はにんじんについてお知らせしました。 2月28日 給食 クイズ今日は、ごまついてお話します。 ごまは大きく分けて白ごま、黒ごま、金ごまの3種類になります。 ごまの成分は50%が油分20%がたんぱく質、残りの30%がビタミン・ミネラル・食物繊維です。良質の栄養成分が豊富でしかも含有量が多く栄養価は植物性食品の中でもトップクラスです。 ごまの油分は主に不飽和脂肪酸のリノール酸とオレイン酸で構成されています。リノール酸は血中の悪玉コレステロールをとかし排出すると言われていて、オレイン酸は善玉コレステロールを減らさずに悪玉コレステロールを減らす役割があります。 今日は季節の食べ物クイズの日です。きんぴらについての問題です。 問題、きんぴらという料理は何からこの名前がついたと言われているでしょうか? 1番、ごぼうの種類 2番、物語の主人公 3番、金がとれる山 ) 正解は2番の物語の主人公です。 江戸時代に流行した人形浄瑠璃の主人公の坂田金平の名前から付きました。ピリッと辛いこの料理が金平の勇ましさや強さに共通しているからだと言われています。 きんぴらはごぼうを使ったきんぴらごぼうが定番ですが、れんこんなどの他の野菜を使うこともあります。 以上、今日の給食ついてお知らせしました。 2月27日 給食今日は、桃についてお話します。 桃は全国の遺跡から種が発見されていることから弥生時代には食べられていたと考えられています。本格的に栽培されるようになったのは明治になってからです。日本の桃は果汁がたっぷりでとろけるような食感のため世界中で人気です。 食物繊維、カリウム、カテキンを含みがん予防や老化防止の効果が期待できます。他にも桃の葉には肌荒れを抑える効果があるとして昔から利用されています。 黄桃と呼ばれる黄色い桃は果肉が固めなので缶詰などの加工品として使われることが多いです。 以上、今日は桃ついてお知らせしました。 2月26日 給食今日は、ビビンバについてお知らせします。 ビビンバは韓国料理のひとつです。正確には『ピビンパプ』といいますが、最後のプはほとんど発音しません。「ピビン」は混ぜる、「パプ」はごはんの意味で、文字通り混ぜご飯の意味です。盛り付けるときは数種類の具をきれいにのせますが、食べるときにはよく混ぜて食べます。 有名な石焼きビビンバは普通のビビンバより具材が多くユッケなどが入り高級なビビンバだそうです。他にも韓国には山菜ビビンバ、カニみそビビンバ、たこ辛子炒めビビンバ、みそビビンバ、魚卵石焼きビビンバなど沢山の種類があるそうです。 たまごはご飯に混ぜこんであります♪ 今日の献立は青梗菜としめじのスープからわかめのスープに変更になりました。 以上、ビビンバについてお知らせしました。 2月23日 給食今日は、けの汁ついてお話します。 けの汁は青森県の郷土料理です。 大根、にんじん、ごぼうなどの根菜類とフキやワラビなどの山菜類、油揚げ、豆腐、高野豆腐などの大豆製品を一緒に煮込みみそやしょうゆで味付けした素朴な郷土料理です。 けの汁は 粥の汁 がなまったもので昔から無病息災を願い小正月に食べる精進料理のひとつでした。そして女性達が小正月をくつろぐために作り置きする保存食の役割もあったそうです。 手作りつくね、ひじき・にんじん・ごぼう・れんこん・ねぎ・たまごが入っています。 以上、今日はけの汁ついてお知らせしました。 2月22日 給食明日は都立高校の試験日なので「試験に勝つ」ように、という縁起を担いだ献立です。 受験の前日に取り入れると良いのはご飯や麺、芋類などの炭水化物です。炭水化物は体内でブドウ糖に変換されますが、脳のエネルギーになれるのはこのブドウ糖のみです。ご飯や麺、芋類の炭水化物はゆっくり消化されゆっくりエネルギーになるため前日の夕食、当日の朝食では欠かさず食べましょう。 そして一緒に取り入れると良いのがビタミンB1です。ビタミンB1は炭水化物がブドウ糖に変換するのを助ける役割があります。他にも疲れやだるさを軽減し、集中力を高める効果もあります。 ビタミンB1は豚肉、納豆、大豆、ごま、ハム、ベーコンに含まれているのでおかずとして取り入れましょう。 明日試験を受ける3年生の皆さんは、必ず朝ごはんを食べて、脳を活性化させてから会場に向かいましょう。頑張ってください! 以上、今日の給食についてお知らせしました。 2月21日 給食 クイズ今日は、みそついてお話します。 みそは微生物の力で作られる発酵食品です。みその種類は大きく分けて米みそ・麦みそ・豆みそ・調合みその4種類になります。国内で生産されている8割が米みそです。 米みそは米と大豆、塩を原料に作られます。 麦みそは麦と大豆、塩が原料で中国、四国、九州を中心に作られています。 豆みそは大豆と塩のみで中京地方を中心に作られます。 調合味噌は米・麦・豆みその中から2種類か3種類を調合して作られたり、麹を混ぜて作られます。 練馬中学校で使われているみそは米みそになります。 今日は季節の食べ物クイズの日です。ごぼうについての問題です。 問題、ごぼうと同じ種類に分類される野菜は次のうちどれでしょうか? 1番、アスパラガス 2番、にんじん 3番、春菊 正解は3番の春菊です。 ごぼうは春菊と同じキク科の野菜です。土の中に細く長く伸びた根っこの部分を食べます。皮の部分に香りやうま味があるので調理する時には皮をタワシや包丁で薄く削りとるようにします。 ごぼうにはおなかの調子を良くする食物繊維が豊富で糖尿病やがんなどの生活習慣病を予防する栄養もあります。 以上、今日の給食ついてお知らせしました。 2月20日 給食今日は、グラタンについてお話します。 グラタンはフランスのドーフィネ地方の郷土料理です。 もともとは、オーブンで焼きすぎてしまったのが始まりといわれています。日本ではホワイトソースを使った料理のイメージですが、本来はオーブンで表面をこんがり焼いたものは全てグラタンと呼ばれます。 以上、今日はグラタンについてお知らせしました。 2月19日 給食今日の献立は、びりんめし・豆腐だんご汁・わかめときゅうりの酢の物・みかん・牛乳です。 今日はびりんめしについてお話しします びりんめしは熊本県の郷土料理のひとつです。 熊本県は、九州のほぼ中央に位置し、県土(けんど)の6割が森林で占められています。気候が温暖なため、かんきつ類などの果物の栽培が盛んです。また、有明(ありあけ)海や八代(やつしろ)海にも面しているため、海の幸にも恵まれています。 「びりんめし」は、精進(しょうじん)料理のため、肉や魚は使わず、豆腐を使った混ぜごはんです。豆腐を油で炒める時の音が「びりん、びりん」と聞こえることから「びりんめし」という名前がついたといわれています。 以上、今日はびりんめしについてお知らせしました。 2月16日 給食今日は、セロリついてお話します。 セロリはヨーロッパ、西アジア、インドなどが原産で紀元前から薬用、におい消しなどに利用されてきました。 独自の香りはアピインという精油成分で精神を安定させ、不眠やイライラに効果があります。 セロリにはビタミンやミネラル、食物繊維が含まれており、とくに葉の部分にも栄養があるので葉も捨てずに食べると良いです。葉を干して入浴剤にすると保湿効果もあるそうです。 以上、今日はセロリついてお知らせしました。 2月15日 給食今日はうどについてお話します。 うどは畑で春から秋まで育て、葉が枯れた後に根の部分だけをさらに1年間育てます。その後、育った根を掘り起こし、それをムロと呼ばれる深さ3〜4メートルほど地下の洞窟に植えて栽培します。ムロに植えると芽が伸び、1か月ほどで80センチ程度になり出荷されるそうです。 うどは東京都の特産品としても有名で、立川や八王子などの西多摩地区で多く栽培されています。23区内では唯一、練馬区の立野町で作られています。今日の給食のうども立野町で育ったものです。約2年をかけて栽培される貴重な食材なので、よく味わって食べてください。 以上、今日はうどについてお知らせしました。 2月14日 給食今日は、バレンタインついてお話します。 日本にバレンタインデーが伝わったのは20世紀です。1932年頃に製菓会社がバレンタインチョコレートを日本で初めて発売したのですが当時はチョコレートが高額で広まりませんでした。その後、各製菓会社がチョコレートの販売戦略を行い今のような形になったそうです。 日本では女性がチョコレートを配りますが、国によって様々です。 アメリカでは普段お世話になっている人同士でカードや花を交換します。 イギリスでは男性がカードや花、お菓子を配ります。 イタリアでは男性も女性もプレゼントを交換し、2月14日に婚約(こんやく)すると縁起が良いとされています。 ドイツではカップルと夫婦のみが行うイベントで、付き合ってない人が片思いの人にプレゼントをするのは駄目だそうです。 バレンタインデーにちなんで今日はガトーショコラにしました。8キロのミルクチョコレートを使用していますが、これは市販の板チョコに換算(かんさん)すると 134枚使用した計算になります。 各クラスのおまけはハート型です! 今日は季節の食べ物クイズの日です。ほうれん草についての問題です。 問題、ほうれん草に含まれる栄養分で夏より冬に収穫した方が多いものはどれでしょうか? 1番、鉄 2番、カルシウム 3番、ビタミンC 正解は3番のビタミンCです。 冬に収穫するほうれん草のビタミンCの量は100グラム当たり約60グラムに対し、夏は約20ミリグラムと3倍も違います。 ビタミンCは肌をキレイにしたり病気を防いでくれる栄養です。他にもほうれん草には貧血予防の鉄分や骨や歯を作るカルシウム、免疫力を高めるβカロテンも多く含まれています。 以上、今日の給食ついてお知らせしました。 2月13日 給食今日はパエリアについてお話します。 パエリアは、スペインのバレンシア地方の料理で米と野菜、魚介類、肉などを一緒に炊き込みます。 パエリアという言葉は、バレンシア語でフライパンを意味しますが、これはパエリアがフライパンで作る料理のためだと言われています。パエリアは、本来サフランとよばれる香辛料を使用しますが、給食では代用品として黄色く色づくターメリックと呼ばれる香辛料を使って作りました。 以上、今日はパエリアについてお知らせしました。 2月9日 給食今日はたこについてお話します。 たこは世界中に分布する生物ですが、日本近海には30種類以上が生息しています。特に兵庫県の明石市あたりはたこの産地で、質のよいたこが水揚げされることで有名です。そのため、兵庫や隣接する大阪では、たこを使ったたこ焼きの食文化が発達したといわれています。 世界中で獲れるたこですが、ヨーロッパではイタリアとスペイン以外の国ではほとんど食用にされておらず、たくさんたこを食べているのは世界で日本人だけだといわれています。 以上、今日はたこについてお知らせしました。 2月8日 給食今日は、ごぼうついてお話します。 ごぼうはユーラシア大陸北部原産で平安時代に中国から薬草として渡来したといわれています。独自の歯ごたえと香りがあり古くから親しまれています。 ごぼうに含まれるイヌリン・セルロース・リグニンの含有率は野菜のなかでもトップクラスです。これらは便秘の解消、動脈硬化やがんの予防に効果があります。また、イヌリンは血糖値を下げる働きがあるので糖尿病にも有効です。 ごぼうは肉や魚との相性がよくごぼうのポリフェノールにはにおいを消す効果があるため、肉や魚と一緒に調理されることが多いです。 大人気のお菓子な目玉焼き、3学期にも登場です♪ シーザーサラダのクルトンは給食室で食パンから手作りです! 食パンをカットしてオーブンでカリカリに焼き上げました♪ シートにくるんでクラスに配りました! 以上、今日はごぼうついてお知らせしました。 |
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