5月16日 給食・クイズ今日は、きゅうりついてお話します。 わたしたちが食べている緑色のきゅうりは熟す前の未熟果です。きゅうりは熟すと黄色になります。 成分の95%は水分でビタミンCやカリウムが含まれています。カリウムには利尿作用がありむくみやだるさの解消に効果があります。また、時間がたって水分が蒸発してしまうと味も食感も極端に落ちます。買ってきて新鮮なうちに食べきるのがポイントです。 おいしいきゅうりの選び方は、表面にあるトゲが痛いくらいとがっているものが新鮮で美味しいきゅうりです。しかし最近はトゲのない種類のきゅうりも開発されています。 今日は季節の食べ物クイズの日です。グリンピースについての問題です。 問題、グリンピースと同じ種類の豆は次のうちどれでしょう? 1番、枝豆 2番、そらまめ 3番、さやえんどう豆 正解は 3番のさやえんどう豆 です。 グリンピースはエンドウ豆の若い種のことで、さやごと食べるえんどう豆と同じ種類です。他にさやが固くならずに実ごと食べられるスナップエンドウがあります。またえんどう豆の若いツルと葉は「豆苗」といってよく食べられています。 グリンピースはたんぱく質や糖質、ビタミンをバランス良く含んでいて食物繊維も豊富です。 以上、今日の給食ついてお知らせしました。 5月14日 給食今日はマスタードについてお話します。 からしには和からしと洋からしの2種類があり、和からしはカラシ菜という植物の種子、洋からしは黒カラシと白カラシという植物の種子が使われます。それぞれ、種子を粉末(ふんまつ)にし、お湯で練って使用します。和からしはおでんやシュウマイなどにからしじょうゆとして使われ、洋からしはホットドッグやドレッシングによく使われます。洋からしはマスタードとも呼ばれます。また、白カラシの種子を完全に粉にせず、粗びきにしてペースト状にしたものを粒(つぶ)マスタードといい、辛さは控えめです。 以上、今日はマスタードについてお知らせしました。 5月14日 給食今日は、肉じゃがついてお話します。 肉じゃが誕生のきっかけは日露戦争で活躍した海軍の東郷平八郎だと言われています。 東郷平八郎はイギリスに留学し日本に戻ってきたときに、イギリスで食べたビーフシチューの味が忘れられずシェフにビーフシチューを作るよう命じました。 しかし日本のシェフはビーフシチューを食べたことがなく作り方が分からりませんでした、頭を悩ませてビーフシチューを再現しようとして作ったものが肉じゃがの原形だそうです。苦労して完成した料理はビーフシチューとは別物でしたがとても好評で庶民の間でも広まり日本で親しまれる味になりました。 以上、今日は肉じゃがついてお知らせしました。 5月11日 給食今日は鶏肉についてお話します。 鶏肉は、肉類の中では高たんぱく・低脂肪なのが特徴です。 特に、鶏肉のたんぱく質は、量だけではなく質も良く、体に必要なアミノ酸をバランスよく含んでいます。筋肉の保持増進に適しているため、スポーツ選手の食事にも多く取り入れられている食品です。 また、コラーゲンも豊富で、皮ふの健康やカルシウムの骨への吸収にも役立ちます。 以上、今日は鶏肉についてお知らせしました。 5月9日 給食今日は、大根についてお話します。 練馬は、昔は練馬大根の産地として有名でした。練馬大根は栽培が難しいため、あまり見かけなくなりましたが、大根は現在も練馬区内で栽培されています。そのため、練馬区内のたくさんの学校で、大根おろしを使ったスパゲッティを「練馬スパゲティ」という名前で給食に出しています。 大根の白い根の部分にはアミラーゼやジアスターゼという消化酵素が含まれているため、胃腸の働きを助け、消化を促進するとともに、胃もたれや胸やけを解消する効果もあります。 以上、今日は大根についてお知らせしました。 5月9日 給食・クイズ今日は、りんごについてお話します。 りんごは、人類が食した最古のくだものとされ、その起源はおよそ8000年前といわれています。日本では明治時代に始まり、国内の生産量は青森県が約半数を占めています。「1日1個で医者いらず」といわれるほど栄養豊富なくだもので、血圧やコレステロールを正常に保つ効果や、疲労回復を促進する効果などがあります。また、りんごには炎症を抑えて咳を鎮めたり、腸内の善玉菌を増やすはたらきもあるため、風邪のひき始めにもおすすめです。 今日は季節の食べ物クイズの日です。とんかつについての問題です。 問題、とんかつの「とん」は何を表しているでしょうか?? 1番、重さ 2番、音 3番、豚 正解は 3番の豚 です。 「豚」は音読みで「とん」と読みますが、この読み方では他にも「豚汁」「豚舎(とんしゃ)」などがあります。 「かつ」はカツレツを略したもので、背中の肉を意味するフランス語の「コートレット」や英語の「カットレット」が由来と言われています。 明治32年、銀座の洋食店「煉瓦亭(れんがてい)」が豚肉を油で揚げてキャベツの千切りを付け合わせて売り出したところ、とても評判(ひょうばん)になりました。その後この組み合わせのとんかつ定食が全国に広まったと言われています。 以上、今日の給食ついてお知らせしました。 5月8日 給食今日は、ごまついてお話します。 ごまは大きく分けて白ごま、黒ごま、金ごまの3種類になります。 ごまの成分は50%が油分、20%がたんぱく質、残りの30%がビタミン・ミネラル・食物繊維です。良質の栄養成分が豊富でしかも含有量が多く栄養価は植物性食品の中でもトップクラスです。 ごまの油分は主に不飽和脂肪酸のリノール酸とオレイン酸で構成されています。リノール酸は血中の悪玉コレステロールをとかし排出すると言われていて、オレイン酸は善玉コレステロールを減らさずに悪玉コレステロールを減らす役割があります。 以上、今日はごまついてお知らせしました。 5月7日 給食今日は、かぼちゃについてお話します。 かぼちゃは大きく分けると東洋種と西洋種があります。東洋種は16世紀に九州に伝わりました。西洋種は19世紀後半から北海道を中心に広まっていきました。今では流通しているかぼちゃの9割が西洋種です。 かぼちゃは野菜の中でも栄養価が高く、カロテン、ビタミンC、Eなどが豊富です。特にカロテンは豊富で、肌や粘膜、目を丈夫にし、免疫力を高める効果があります。 以上、今日はかぼちゃについてお知らせしました。 5月2日 給食・クイズ今日は、ポトフについてお話します。 ポトフはフランスの家庭料理で、骨付きの牛肉のかたまりとにんじん・玉ねぎ・かぶ・セロリ・にんにくなどと香辛料を水から長時間煮込んで作ります。「ポトフ」というのはひとつの単語ではなく、「ポ」は「鍋」、「フ」は「火」の意味で、「火にかけた鍋」という意味だそうです。 地域によっては豚肉や鶏肉など加えるものの種類は変わりますが、肉も野菜も、かたまりのまま煮込んで、食べるときに切り分けて食べるのが正式なのだそうです。 今日は季節の食べ物クイズの日です。キャベツについての問題です。 問題、キャベツの旬はいつでしょうか? 1番、春 2番、冬 3番、1年中 正解は 3番の1年中 です。 キャベツは涼しいところで育ちますが、日本は南北に長く、気候に合わせていろいろなところで栽培出来るため、旬は1年中だと言えます。秋から冬に欠けて収穫するキャベツは、葉が少し固く、しっかりと巻いているので、煮込み料理や炒め物、千切りキャベツに向いています。春から夏にかけて収穫されるキャベツは、葉が柔らかく巻き方もゆるく仲間で緑色をしていてサラダや汁物の具などに向いています。 以上、今日の給食についてお知らせしました。 5月1日 給食今日はたけのこについてお話します。 たけのこは中国が原産で、1736年に薩摩藩の藩主が琉球から鹿児島に導入したのが栽培の始まりといわれています。 たけのことして食用にしているのは、地下茎(けい)にできる新芽の部分です。たけのこは人工的に栽培するのは難しく、自然発生したものを収穫するのが一般的です。 生産量は福岡県が最も多く、次いで鹿児島、京都、熊本となっています。 以上、今日はたけのこについてお知らせしました。 4月27日 給食今日は、小松菜についてお話します。 東京都は畑の面積が年々減っていますが、小松菜は今でも東京が生産量1位の野菜で、練馬区内でも栽培が盛んです。練馬中がある高松地区でもたくさん栽培されています。栄養はビタミンCやカルシウムが豊富で骨粗鬆症予防、ストレスの軽減に効果があるといわれています。 以上、今日は小松菜についてお知らせしました。 4月26日 給食今日は、梅干しについてお話します。 梅干しは、梅の実に塩を振って漬け込み、天日に干したものです。赤じそを一緒に漬け込むと赤い梅干しになります。 梅干しのすっぱさのもとはクエン酸です。このクエン酸は、運動をすると筋肉に蓄積される乳酸を分解する働きがあるので、疲労回復に役立ちます。また、カルシウムなど、体内で吸収されにくいミネラルと結びついて、吸収しやすくする働きもあります。 以上、今日は梅干しについてお知らせしました。 4月25日 給食・クイズ今日は、にんにくについてお話します。 にんにくは古代エジプト時代から食用にされていたといわれるほど古くからある食材です。エジプトのピラミッドを建設した労働者たちが、疲れを取るために食べられていたといわれ、疲労回復に強い効果があります。 独特のにおいがあり、苦手な人もいると思いますが、においのもとは、アリシンといい、にんにくの疲労回復効果を含んでいる成分です。 今日は季節の食べ物クイズの日です。 じゃがいもについての問題です。 問題、じゃが芋は植物のどの部分でしょうか? 1番実(み)、2番くき、3番根(ね) 正解は2番のくきです。 地下の茎の部分がじゃが芋です。種芋からでた茎にさらに白い茎が出てその先が芋になります。 種芋を植えた後は、上にどんどん土をかぶせる「土寄せ」をしないと育った芋が顔を出してしまいます。 世界中で栽培されているじゃが芋にはたくさんの品種があり、「男爵芋」はホクホクとした食感、「メークイン」は煮崩れしにくくねっとりとした食感、「キタアカリ」は中身が黄色く時間が経つと甘みが増すなどそれぞれ特徴があります。 以上、今日の給食についてお知らせしました。 4月24日 給食今日は、かやくごはんについてお話します。 かやくごはんの「かやく」は、一般的にはひらがなで書きますが、漢字で書くと「加」に「薬」と書きます。「加薬」は関西で使われる言葉で、薬味や様々な具のことを意味します。もともとはお寺の会合で配り物として出されていた料理なのだそうです。 精進料理では、肉を使わず、野菜やこんにゃく、きのこなどを細かく切ってしょうゆ味で炊き上げたごはんのことをいいます。今では、鶏肉やその他の具を炊き込んだ五目ごはん全般をさす言葉として使われています。 油揚げはカットした後にスチームコンベクションオーブンでカリカリに焼き上げました! 以上、今日はかやくごはんについてお知らせしました。 4月23日 給食今日は麻婆豆腐についてお話します。 中国は広い国土を持つ国なので、同じ中華料理でも、地域によって味付けも食材もさまざまです。大きく分けると、広東料理、北京料理、上海料理、四川料理の4つの種類があります。日本でもなじみの深い麻婆豆腐は、四川料理のひとつです。四川地方は、海から遠いので、野菜や肉、川魚を使ったものが多く、とうがらしや山椒などの香辛料をよく使うのが特徴です。 以上、今日は麻婆豆腐についてお知らせしました。 4月20日 給食今日はもやしについてお話します。 もやしは本来、豆や米、麦などを水に浸して発芽させたものをまとめて呼ぶ呼び名ですが、一般的には、豆を使った豆もやしのことをいいます。 今日使ったのは緑豆という豆を発芽させた緑豆もやしです。もやしには豆の状態では含まれていないビタミンCが多く含まれ、ビタミンB群やカリウム、カルシウムなども多いのが特長です。また野菜には珍しくたんぱく質も含んでいます。胃腸の働きを助け、胃もたれを防ぐ効果や、肝臓の機能を高める効果があります。 以上、今日はもやしについてお知らせしました。 4月19日 給食今日の献立は、じゃこ大豆ご飯・ぐる煮・厚焼き卵・牛乳です。 今日は大豆についてお話します。 大豆はそのまま食べたり、みそやしょうゆ、豆腐や納豆などの加工食品にしたり、日本の食生活には欠かせない食品です。たんぱく質やビタミン類、ミネラルなど、良質な栄養素を豊富に含んでいます。大豆に含まれるレシチンという成分は、記憶力や集中力を高める効果があり、食物繊維も豊富で、生活習慣病予防に摂取がすすめられている食材ですが、現在の日本人の食生活では最も摂取量が不足している食材といわれています。豆のもつ栄養効果を見直し、積極的に食べるようにしましょう。 以上、今日は大豆ついてお知らせしました 4月18日 給食今日は、トマトの栄養についてお話します。 ヨーロッパでは昔から「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれ、健康維持に役立てられてきました。その理由としては、βカロテン、ビタミンC、ビタミンEの3つの抗酸化ビタミンが含まれていることがあげられます。これらが体内の活性酸素を除去し、血液をサラサラにして動脈硬化やがんを防ぎ、老化予防にも効果を発揮します。また、ビタミン以外にも、リコピンという赤い色素が、強い抗酸化作用を持っていることがわかり、免疫力を高める食材として注目されています。 ミートソースには煮た大豆をみじん切りにしたものをいれています♪ 以上、今日はトマトについてお知らせしました。 4月17日 給食今日は呉汁についてお話します。 呉汁の「呉」とは、大豆を煮て柔らかくしたものをペースト状にしたもののことを指し、味噌汁に呉を入れることで呉汁と呼ばれます。 大豆は「畑の肉」と言われるくらいたんぱく質が豊富で豆腐やしょうゆ、みそなどさまざまな加工品に姿を変えてみなさんの食生活と深くつながっています。 以上、今日は呉汁についてお知らせしました。 4月16日 給食今日はじゃが芋についてお話しします。 じゃが芋は南アメリカ、アンデス地方が原産です。主な成分はでんぷん質ですが、カリウムやビタミンCなども多く含まれています。 料理だけでなく、ポテトチップスやフライドポテトなどのスナックとしても利用されますが、ゆでた時ものと比べると、カロリーは約7倍、塩分は約20倍になるといわれています。肥満や生活習慣病の原因にもなるので、間食として食べるときには、食べる量や回数に注意しましょう。 以上、今日はじゃが芋についてお知らせしました。 |
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