12月10日 給食今日は、チャーハンついてお話します。 チャーハンの原形は、台湾(たいわん)のプラーカと言われる米をスープで炊(た)いてからフライパンで炒める料理だと言われています。このプラーカがシルクロードを渡って各国に広がり、違う形で現代まで受け継がれています。 日本では余ったご飯をゴマ油や卵と炒めて再加熱した焼き飯に発展しました。ヨーロッパではピラフ、スペインではパエリア、東南アジアではナシゴレンに発展していき、アメリカにはピラフとして伝わったあとジャンバラヤへ変化しました。 このようにチャーハンは世界各国で食べられている料理の一つです。。 以上、今日はチャーハンついてお知らせしました。 12月7日 給食今日はキーマカレーについてお話します。 キーマカレーはひき肉を使って作るカレーのことです。キーマはヒンズー語で「細かいもの」を示すことばで、ひき肉にたまねぎやにんじんなどの材料もみじん切りにして作ります。 インドでは羊のひき肉でつくり、ごはんにかけて食べるのが一般的なようですが、日本では鶏のひき肉を使って作るのがほとんどです。 カレーパンはこのキーマカレーをパンにはさみ、パン粉をつけて揚げたのが始まりだそうです。 以上、今日はキーマカレーについてお知らせしました。 12月6日 給食今日はじゃが芋についてお話しします。 じゃが芋は南アメリカ、アンデス地方が原産です。主な成分はでんぷん質ですが、カリウムやビタミンCなども多く含まれています。 料理だけでなく、ポテトチップスやフライドポテトなどのスナックとしても利用されますが、ゆでた時ものと比べると、カロリーは約7倍、塩分は約20倍になるといわれています。肥満や生活習慣病の原因にもなるので、間食として食べるときには、食べる量や回数に注意しましょう。 以上、今日はじゃが芋についてお知らせしました。 12月5日 給食&クイズ今日は生揚げについてお話しします。 大豆はみなさんもよく知っているとおり、いろいろな加工品の原料になります。 豆腐が大豆から作られるのはよく知られていますが、豆腐はさらに加工されます。薄く切って揚げると油揚げに、厚く切って揚げると今日使われている厚揚げになります。 生揚げは大豆と同様に、タンパク質が豊富です。また、カルシウムも多く含まれているので、成長期の食事に多く取り入れたい食品です。 今日は季節の食べ物クイズの日です。麻婆豆腐についての問題です。 問題、麻婆豆腐は中国の四川省という地域の郷土料理ですが、同じく日本で親しまれている四川料理は次のうちどれでしょう? 1番、酢豚 2番、チンジャオロース 3番、ギョウザ 正解は2番のチンジャオロースです。 四川料理には他に担々麺や回鍋肉、バンバンジーなどがあります。酢豚は広東料理、ギョウザは北京料理で、同じ中華料理でも地域が違います。 麻婆豆腐はひき肉と唐辛子やトウバンジャン、あまみそなどを炒めスープを入れて豆腐を煮たあとに片栗粉でとろみを付けた料理ですが、日本人向けに食べやすくアレンジされているものは甘辛い味付けになっています。 以上、今日の給食についてお知らせしました。 12月4日 給食今日は根菜類についてお話します。 根菜類とは、根や茎の部分が地下で育つものの総称です。いも類やわさび・しょうがなどもその一種ですが、一般的にはれんこんやごぼう、大根、ニンジンなどのことを指します。根菜類の特徴は、水溶性と不溶性、両方の食物繊維が豊富なことです。水溶性の食物繊維は体内の余分なコレステロールを排出するのに効果的で、不溶性の食物繊維は腸内環境を整えるはたらきがあります。 以上、今日は根菜類についてお知らせしました。 12月3日 練馬大根給食今日は、練馬大根についてお話します。 練馬大根は全国的にも有名なブランド野菜ですが、根もとよりも先が太くて抜きにくく、栽培が難しいため昭和30年ごろからほとんど生産されなくなってしまいました。 現在、区の保存事業と生産農家の努力により、年間約1万本が栽培されています。今日は、昨日行われた 練馬大根引っこ抜き大会 でとれたものを練馬区からいただき、練馬区の全小中学校で給食に使用しています。 以上、今日は練馬大根についてお知らせしました。 11月30月 給食今日は油揚げについてお話します。 油揚げは大豆製品の一つで、豆腐を薄く切り、油で揚げたものです。 油揚げは弾力があり噛みごたえがあります。また、豆からできているのでたんぱく質が豊富で、食物(しょくもつ)繊維(せんい)やミネラルをバランスよく含んでいます。成長期のみなさんには積極的に摂取してほしい食材ですが、現在の日本人の食生活では、不足している食品の一つです。給食だけでなく、家庭でも積極的に摂取するよう心がけてください。 以上、今日は油揚げについてお知らせしました。 11月29日 給食今日はたぬき汁についてお話します。 たぬき汁は精進(しょうじん)料理のひとつで肉を食べてはいけない寺院(じいん)でたぬき肉のかわりに歯触りの煮たこんにゃくを入れたのが始まりといわれています。 みそ汁に油で炒めたこんにゃく、にんじん、ごぼうなどの野菜がはいっているのが特徴です。 こんにゃくには食物繊維が多く含まれ、腸をきれいにしてくれる働きがあります。また、弾力(だんりょく)があるので噛む回数が多い食材の一つです。油で炒めたので水分が少し抜けて弾力が増しているのでいつも以上によく噛んで食べてください。 以上、今日はたぬき汁についてお知らせしました。 11月28日 給食&クイズ今日は鶏肉についてお話します。 鶏肉は、肉類の中では高たんぱく・低脂肪なのが特徴です。特に、鶏肉のたんぱく質は、量だけではなく質も良く、体に必要なアミノ酸をバランスよく含んでいます。筋肉の保持増進に適しているため、スポーツ選手の食事にも多く取り入れられている食品です。 また、コラーゲンも豊富で、皮ふの健康やカルシウムの骨への吸収にも役立ちます。 今日は季節の食べ物クイズの日です。八宝菜についての問題です。 問題、八宝菜の「八」とにはどんな意味があるでしょうか? 1番、8月 2番、8種類 3番、たくさん 問題を繰り返す 正解は3番のたくさん です。 「八」には8種類に食材を使うと言うことではなく、中国語で「たくさん・数多くの」という意味があります。 彩りよく野菜がたっぷり食べられる八宝菜ですが、ご飯にかけたものを中華丼といい、これは日本で生まれた料理です。 以上、今日は鶏肉についてお知らせしました。 11月27日 給食今日はバジルについてお話します。 バジルはハーブのひとつです。ハーブは香りがよく、薬効成分がある植物の総称です。葉っぱの部分を使うものが最も種類が多いとされていますが、実や茎、根っこ、種などもハーブとして利用されます。 バジルは花が咲く前の葉っぱの部分を食用にします。イタリア語のバジリコという名前でも知られていますが、トマトによく合い、イタリア料理には欠かせないハーブです。生でも使われますが、今日のサラダには乾燥して細かくしたものを使用しています。 以上、今日はバジルについてお知らせしました。 11月26日 給食今日は里芋についてお話します。 里芋は他の芋類と同じく、主成分はでんぷん質ですが、たんぱく質、ビタミンB群、Cを多く含んでいます。そのほか、カリウムは芋類の中でいちばん多く、血圧を正常に保つのに役立ちます。また、食物繊維も豊富で水分が多いため、芋類の中では低カロリーです。 里芋の特徴でもあるぬめり成分はガラクタンといい、脳細胞を活性化させ、免疫力を高める効果があるといわれ、注目されています。 以上、里芋についてお話ししました。 11月22日 給食今日はカレーについてお話します。 カレーはご存知の通り、インドの家庭料理です。インドのカレーは日本のようにとろみがあるものは少なく、一つの具材を沢山のスパイスでさっと煮たものを数種類作り、ごはんやナンなどをつけて食べます。インドで食べられていたカレーは一度イギリスへ伝わり、そこから日本へ伝わりました。そのため、もともとのインドカレーとは違う日本独自のカレーができたといわれています。 以上、今日はカレーについてお知らせしました。 11月21日 給食今日はマカロニについてお話しします。 マカロニは、スパゲッティとともに12世紀にイタリアで作られました。日本には明治時代に伝わり、昭和30年頃に普及しました。マカロニはスパゲッティなどと合わせてパスタとよばれ約300もの種類があるといわれています。その中から形状、長さ、大きさによって大きく4つに分類され、同じ材料でも呼び方が異なります。 今日は季節の食べ物クイズの日です。りんごについての問題です。 問題、「一日一個のりんごで○○いらず」ということわざがあります。○○に入る言葉は何でしょう? 1番、水 2番、食事 3番、医者 正解は3番の医者です。 「一日一個のりんごで医者いらず」はイギリスのことわざで、りんごを毎日一個食べると病気にかからず、医者もいらない、という意味です。りんごは食物繊維や栄養が豊富で、健康に良いことを伝えることわざです。 昔から世界で広く栽培されているりんごは、世界各国のことわざに多く登場し、大切にされてきました。日本でも沢山の品種が作られ中でも「ふじりんご」は世界的な品種になりましたが、日本でりんごが普及したのは明治時以降のため、日本のことわざにりんごは見当たりません。 以上、今日の給食についてお知らせしました。 11月20日 給食今日は、白菜についてお話します。 寒い季節になり、白菜が旬の時期を迎えました。 白菜は約95%が水分ですが、栄養素をバランスよく含んでいるのが特徴です。中でも豊富に含まれているのがビタミンCと食物繊維です。ビタミンCは体の抵抗力を高め、風邪の予防に効果を発揮します。 また、白菜の食物繊維はほかの野菜に比べ、やわらかい繊維質のため、消化にもよいのが特徴です。 以上、今日は白菜についてお知らせしました。 11月19日 給食今日はちゃんちゃん焼きについてお話します。 ちゃんちゃん焼きという名前の由来は「お父ちゃんが焼いて作るから」「ちゃっちゃと作れるから」「鮭を焼く時に鉄板がチャンチャンと音を立てるから」など色々な説があります。 ちゃんちゃん焼きは味噌味で味付けした鮭に野菜をのせてオーブンで焼いています。良く味わって食べてみてください。 以上、今日はちゃんちゃん焼きついてお知らせしました。 11月15日 給食今日は豆腐についてお話します。 豆腐は木綿豆腐と絹ごし豆腐の2種類に大きく分けられます。 木綿豆腐は豆乳ににがりを加えた後、布をしいた型に流し込んで固めます。水分が抜けるため、固くしっかりしていてくずれにくいのが特長です。絹ごし豆腐は水分ごと固めるので、やわらかく、なめらかに仕上がります。同じ重量で比べると、水分が少ないぶん、木綿豆腐の方が、大豆の成分を多く含みます。絹ごし豆腐には水分に溶け込んだミネラル類が多く残っています。 以上、今日は豆腐についてお知らせしました。 11月16日 給食今日は、ポークチャップスついてお話します。 ポークチャップスは豚肉と玉ネギをデミソースやケチャップで炒めた料理です。地方によって豚こま肉を使用したり、豚ロースを使用したりします。 給食ではケチャップと中濃ソースで炒めました。 また、玉ねぎはアジア原産の野菜で、食用にしているのは、根ではなく、茎の根元がふくらんで大きくなったりん茎という部分です。 日本では明治時代以降に本格的な栽培が始まりました。北海道が国内のおもな産地で、収穫量は55%を占めています。佐賀県や兵庫県がそれに続いています。玉ねぎは貯蔵性が高いので、夏から秋にとれたものを貯蔵し、春まで出荷しています。 以上、今日の給食についてお知らせしました。 11月14日 給食&クイズ今日は練馬区立の全ての小中学校で、練馬産のキャベツを使った献立を実施しています。 練馬中では、普段からキャベツや大根、小松菜、ほうれん草、にんじんなど、地場野菜を給食に使用していますが、同じ区内でも、畑が近くにない学校などは使えないこともあります。そこで、そのような学校でも新鮮な練馬の野菜を味わってもらいたいと、練馬区教育委員会から全校にキャベツが配られました。感謝の気持ちをもっていただきましょう。 今日は季節の食べ物クイズの日です。けんちん汁についての問題です。 問題、けんちん汁に欠かせない食材は次のうちどれでしょう? 1番、肉 2番、魚 3番、油 正解は3番の油です。 欠かせない食材は油です。けんちん汁は千切りにした大根、にんじん、ごぼう、しいたけ、キクラゲ、崩した豆腐などをごま油で炒め、油揚げや湯葉で巻いて揚げる、中国の「ケンチャン」という料理が元になっていると言われています。なのでけんちん汁を作るときは、野菜を油で炒めるのがポイントです。 けんちん汁は仏教のお坊さんが食べる精進料理なので、肉や魚は入れません。 けんちん汁の名前は、神奈川県鎌倉市にある建長寺が作った「建長寺汁」がなまってけんちん汁になったと言われています。 以上、今日の給食についてお知らせしました。 11月13日 給食今日は鮭についてお話します。 鮭は日本人にとって最もなじみの深い魚のひとつです。ほかの魚と違い、焼いても身の色が赤いですが、これはアスタキサンチンという色素で、免疫力を高める働きがあります。また、動脈硬化やガン、白内障、胃潰瘍、老化の予防に役立ちます。そのほかEPAやDHAなど脳を活性化させる成分も多く含んでいます。 以上、今日の給食についてお知らせしました。 11月12日 給食今日はれんこんについてお話します。 れんこんは、はすの地下茎の部分です。穴が空いていて、しゃきしゃきとした歯ごたえがあるのが特徴です。 れんこんの穴は10個あり、それぞれが茎や葉とつながっていて通気口の 役割をしています。先の見通しがよい縁起物としてお正月のおせち料理にも使われます。れんこんは、血液を作るのに必要なビタミンB1、B2、鉄を含んでいるので、貧血予防に効果的です。また、食物繊維が豊富で、腸内環境を整えるのにも役立ちます。 今日の野菜チップスには、にんじん・れんこん・ごぼう・じゃが芋・さつま芋を使用しました。 以上、今日は、れんこんについてお知らせしました。 |
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