10月28日 給食茶めしは、大豆の入った奈良茶飯です。煮出した番茶と調味料(醤油とみりん)でご飯を炊き、茹でた大豆を、ご飯を蒸らす時に加え、最後に刻みのりを混ぜ込みました。 吉野汁はくず粉でとろみをつけた汁ものです。とろみをつけると、料理の表面にふたができる形になるので、料理が冷めにくくなります。 奈良県の吉野山がくずの産地であることから、くず粉でとろみをつけたすまし汁を吉野汁といいます。 薄茶色のご飯が秋の装いを感じさせます。 緑茶に含まれるうま味成分のアミノ酸は、湯温に関係なく溶け出しますが、苦みや渋み成分であるカフェインやタンニンは、湯温が高くなるほど溶け出しやすくなります。しかし、番茶やほうじ茶はカフェインやうま味成分が少ないので、香りを引き出すために高温でいれます。ただし、お湯に茶葉をつける時間は30秒と短時間です。 10月27日 給食チャーハンの豚肉は白菜キムチのつけ汁で下味をつけてから炒めました。キムチはさっと炒めてシャキシャキっとした歯ごたえを残しました。ピーマンは下茹でをして変色を抑えたので、赤いご飯に緑色が映えました。 かきたま汁の卵もふわっと仕上がり、お椀の中でゆらゆらと揺らめいていました。 キムチというと、白菜キムチがまず思い起こされますが、約700年前の詩に大根キムチのことが書かれているのが最初といわれています。 17世紀には数種類のキムチの作り方が出ていますが、その当時は唐辛子は使われていなかったようです。 10月26日 給食ゆかりご飯は、ゆかりの中に白ごまが散らばり、紫色の小花のような彩のご飯に仕上がりました。 今日のメインは子持ちししゃも焼きです。卵のプチプチとした歯ごたえが食をそそります。 骨を鉄骨作りの建物に例えると、コンクリートの部分はカルシウム、そのカルシウムを強化させるのが納豆に含まれるビタミンKで、芯の部分の鉄骨にあたるのがビタミンDです。ビタミンDが多く含まれている食品は魚です。ししゃもはビタミンDもカルシウムも含まれているので、骨が成長途上にある中学生には特に食べてほしい食品です。 10月23日 給食手作りふりかけは、花かつおと刻みのりを乾煎りし、醤油とみりんで味付けたものです。白いご飯の上に、たっぷりかけました。 肉じゃがは、日本の家庭料理の定番ですね。練馬中学校の肉じゃがはつゆだく。ゴロっとしたじゃがいもとにんじんに、さやいんげんの緑が目にも鮮やかです。 10月22日 給食ジャンバラヤはチリパウダーとカレー粉が入った、少しピリ辛な料理です。鶏肉、ウインナーソーセージ、にんじん、玉ねぎなど具だくさん。ピーマンと赤ピーマンは彩を失わないように、下茹でをしてから混ぜ合わせました。 本日のゼリーは海藻を原料とした植物性のゼリーの素のアガーを使用しています。 ほろ苦いゼリーに仕上がりました。 コーヒーは以前は悪いもののように言われていました。コーヒーを作る時に、豆を煎ります。コーヒー豆には油が含まれているので、加熱により、この油が酸化されてしまいます。スカンジナビア半島では、コーヒー豆を煮出して飲んでいました。そのため、酸化した悪い油まで飲んでいたのです。日本ではフィルターを通してコーヒー液を抽出するので、酸化した油は抽出されたコーヒーには出てきません。むしろ、最近では1日3、4杯程度コーヒーを飲むと、肝臓病のリスクを抑えるということもわかってきています。ただし、飲みすぎは心臓病のリスクを上げます。 10月21日 給食深川飯は、アサリの入った混ぜご飯です。あさりは魚介類の中では鉄の含有量(100g当たり)の多い食品です。 呉汁は、乾燥大豆を水に浸し、水煮をしたものをミキサーにかけ、豚肉、にんじん、だいこんなどの具材に火が通ったら、味噌と一緒に加えて調味したものです。すりつぶした大豆と野菜がたっぷり入った呉汁は日本各地に伝わる郷土料理です。 本日の厚焼き卵は木綿豆腐とはんぺんをつぶしたものと卵を合わせ、にんじん、京菜(水菜)を加え、カップに入れて焼きました。表面はカリッ、中はふわふわの卵焼きです。 10月20日 給食カレーのルーは炒めた小麦粉やがらスープ、カレー粉などで作っています。 サラダのドレッシングに使用した玉ねぎは火を通し、甘くしています。 カレー粉はインドには元来存在していませんでした。18世紀後半に、インドに赴任していたイギリス人が米やスパイスを自国に持ち帰ったことがきっかけとなりイギリスに広まったもので、カレー粉の発祥の地はイギリスです。 日本で市販されているカレー粉は、ターメリック(カレーの黄色い色)、クミン(カレーの香り)、コリアンダー、唐辛子など20〜30種類ほどのスパイスが混合されています。 10月19日 給食豚肉ともやしの炒め物には、もやし、たまねぎ、にんじんと野菜たっぷり。仕上げにでんぷんでとろみをつけました。とろみをつけることで、薄味のものも味を濃く感じるようになります。 みそ汁は大根、生揚げの他にわかめ、しめじ、ねぎが入った栄養満点のみそ汁です。生揚げは下茹でをして、余分な油を除いています。 10月16日 給食スパイシーピラフはターメリックで黄色く色づけています。 料理を黄色く色づけるものにターメリックとサフランがあります。ターメリックは脂溶性のため油に溶けやすいので、炒め物や和え物、炊飯など使い方は様々。サフランは水溶性なので油に溶けにくく、使用する時は水や湯につけて、色と香りと味を出してから、その水も一緒に使います。 本日は他に、いつものフライドポテトにバジル粉を振りかけた、ちょっとおしゃれなバジルポテトと、ふわふわ玉子がかわいい、粉チーズの入ったイタリアンスープでした。 10月15日 給食ハヤシライスの具には、ゴボウの他に豚もも肉、にんじん、玉ねぎ、ぶなしめじが入っています。スパイスにはオールスパイスを使用しています。 オールスパイスはシナモン、クローブ(丁子)、ナツメグを合わせたような香りを持つことから、この名がつけられたといわれています。肉にも甘いものにも合うため、肉料理、スープ、ピクルス、菓子類など幅広い用途に使われている万能スパイスです。 10月15日(木)給食かなり存在感のあるごぼうです。 今日は学校栄養補助員さんが勤務しない日なのです。 10月14日 給食最近では、大人に限らず、子供でも疲労を感じている人が増えているようです。 疲れを解消するには、細胞やたんぱく質を傷つける活性酸素の発生を抑え、代謝を助ける栄養素をとって、疲労回復システムを修復することが必要です。 トマトやじゃがいもには、α-リポ酸という、疲労の原因である活性酸素の害から体を守る物質が含まれています。α-リポ酸はビタミンの一種で、疲労回復に役立つ抗酸化作用はビタミンCやビタミンEの数百倍もあるとされています。 今日のシチューは、トマトやじゃがいもがたっぷりです。 10月13日 給食ホキはオーストラリア南部からニュージーランド近海に生息する魚です。 食べ物に含まれるたんぱく質は、筋肉を作る働きがありますが、食べ物に含まれるたんぱく質は、体の中で全てたんぱく質として働くわけではありません。 ホキはスケソウダラとならび、たんぱく質の利用率が非常に高いので、むだなく体に利用されています。 育ち盛りの子供にぴったりの食品ですね。 10月12日(月)給食ビビンバは、韓国料理のひとつです。正確には『ピビンパプ』といいますが、最後のプはほとんど発音しません。「ピビン」は、混ぜる。「パプ」は、ご飯の意味で、文字通り混ぜご飯の意味です。盛り付けるときは、数種類の具をきれいに乗せますが、食べるときには、よく混ぜて食べます。 有名な石焼ビビンバは、普通のビビンバより具材が多く、ユッケ(生肉)などが入り高級なビビンバだそうです。他にも韓国には、山菜ビビンバ、カニみそビビンバ、たこ辛子炒めビビンバ、みそビビンバ、魚卵石焼ビビンバなどたくさんの種類があるそうです。 おいしくいただけましたか? 10月12日 給食今日から学校栄養補助員が交代しました。 よろしくお願いいたします。 これからも、清潔な給食室でおいしい給食を、調理員さんと一緒に作っていきます 10月9日給食練馬区のホームページにも紹介されています。 大根とスパゲティーとツナ+調味料があればできますよ。(校長談) 本日は、他にウィンナーとキャベツのソテー、ミカンでした。 月曜から学校栄養補助員さんが交代します。 よろしくお願いします。 10月8日 給食今日は栗と大豆についてお話します。 栗の栄養価はとてもバランスがよく疲労回復にぴったりです。 ビタミン、鉄分をはじめカリウムはりんごの4倍、食物繊維はさつま芋よりも多い食材です。 大豆はそのまま食べたり、みそやしょうゆ、豆腐や納豆などの加工食品にしたり、日本の食生活には欠かせない食品です。 たんぱく質やビタミン類、ミネラルなど、良質な栄養素を豊富に含んでいます。 大豆に含まれるレシチンという成分は、記憶力や集中力を高める効果があり、食物繊維も豊富で、生活習慣病予防に摂取がすすめられている食材ですが、現在の日本人の食生活では最も摂取量が不足している食材といわれています。 豆のもつ栄養効果を見直し、積極的に食べるようにしましょう。 豆腐だんごは、もめん豆腐と白玉粉を混ぜ合わせて給食室で手作りしました♪ 10月7日 給食今日は鶏肉についてお話します。 鶏肉は、肉類の中では高たんぱく・低脂肪なのが特徴です。 特に、鶏肉のたんぱく質は、量だけではなく質も良く、体に必要なアミノ酸をバランスよく含んでいます。筋肉の保持増進に適しているため、スポーツ選手の食事にも多く取り入れられている食品です。 また、コラーゲンも豊富で、皮ふの健康やカルシウムの骨への吸収にも役立ちます。 今日は季節の食べ物クイズの日です。サンドイッチについての問題です。 問題、サンドイッチは〇〇をしながらでも食べられる、と考えられた手軽な料理ですが、その〇〇とはなんでしょう? 1番 読書 2番 トランプ 3番 マラソン 正解は2番のトランプです。 今から250年ほど前にイギリスでジョ・ンモンタギュー・サンドイッチ伯爵という人が大好きなトランプをしながらでも簡単に食べられると思いついた料理です。 この伯爵の名前をとってサンドイッチと呼ぶようになったといわれています。 3月13日は3で1をはさんでいることからサンドイッチ記念日となっています。 10月6日 給食今日は、にんじんついてお話します。 にんじんの原産地はアフガニスタンです。トルコを経てヨーロッパに伝わった西洋種と、アジア東方に伝わった東洋種があります。日本で流通しているのはほとんどが西洋種です。 にんじんは子供の「嫌い」な野菜ランキングの第2位でした。 ですが近頃は「好き」な野菜ランキングの8位にランクインしているそうです 。最近のにんじんは品質改良が進み、独自の香りが減り甘みが増しました。 そのためクセがなくなり食べやすくなったのが理由のひとつだそうです。 10月5日 給食今日はかぶについてお話します。 かぶは白い根の部分は淡色野菜で、葉の部分は緑黄色野菜です。 根の部分はジアスターゼというでんぷんの消化を助ける成分が含まれ、胃腸の調子をよくし、食欲の増進に役立ちます。 葉の部分は根よりも栄養価に優れ、カルシウムやビタミンCが多いのが特徴です。また、「血液のビタミン」と呼ばれる葉酸を含んでいて、貧血を予防する効果もあります。 |
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