先日、関東地方が梅雨入りしました。それで給食でもお米に和歌山県で生産される南高梅という梅で作った梅干を入れてご飯を炊きました。梅干を口に入れるとすっぱい酸味が口に広がります。これはクエン酸という成分によるものです。このすっぱいクエン酸には強い殺菌作用があり、食べ物がいたむのを防ぐ働きがあります。よくお弁当やおにぎりに梅干を入れることがありますが、これも理屈に合っていて昔の人の生活の知恵ということになります。もう一つの働きはこのクエン酸が体内に入ると消化を助けたり披露回復に効果があります。このように梅干にはすぐれたパワーがたくさんあります。梅干を食べてこのうっとうしい時期を乗り切ってください。