10月21日(金)牛乳 野菜と生揚げの煮物 キャベツの甘みそ和え 「わかめ」はとっても古くから食べられていて、今から2000年以上も前の人も食べていたという記録が残っています。 「わかめ」は海藻の代表格ですが、海藻は低カロリーというイメージ通り、「わかめ」もカロリーがとても低い食材です。 糖質もほとんど含まれておらず、さらに代謝を助ける栄養素が多く含まれているのでダイエットにうってつけです。 身体の成長を助けるヨウ素とカルシウムが含まれているので、子どもにも積極的に食べさせたい食材です。 10月20日(木)牛乳 野菜のごま味噌和え 塩ちゃんこ汁 「いわし」は体に良い脂肪酸を豊富にもっていることで、栄養価の高い魚であると言われています。脂肪酸には血管を拡張させ、血液の流れをよくする働きがあるとされ、血圧を下げる効果があるそうです。また、中性脂肪を少なくする働きがあるとされ、医薬品にも利用されています。さらに脳の活性化にも関わっており、認知機能の改善に効果があるとも言われています。 今日はしょうがや酒やしょうゆでたれを作り、そこに「いわし」を30分以上もつけこみ、でん粉をまぶして油で揚げて、その「いわし」に甘辛いたれをかけて、「かば焼き」を作りました。ごはんの上に「いわしのかば焼き」をのせて「いわしのかば焼き丼」の出来上がりです。 10月19日(水)牛乳 さつまいものホットサラダ 鮭の身の赤い色は他の魚にはない色ですが、これは鮭が食べるえさの色の影響です。えさの影響を受けていない子どものころは、鮭の身は白い色をしています。身が赤く見えるのは、エビやカニなどにも含まれるカロテノイド系色素のアスタキサンチンが含まれているためです。 魚は、その筋肉中の色素たんぱく質の含有量により「赤身」「白身」に区分されています。エビ、カニなどの甲殻類などを食べている鮭は身の色が赤く見えるため、赤身の魚と思われがちですが、じつは白身の魚に分類されています。 10月18日(火)牛乳 四川豆腐 白滝の中華炒め 果物 今日の給食の果物は柿です。 「桃栗三年柿八年」という言葉があります。芽が出てから実を結ぶまで、桃と栗は三年、柿は八年かかるということです。「何かに取り組んだ時、すぐに結果を求めたくなっても、何事も、結果が出るまでにふさわしい時間がある。まずは地道な努力が大切だ」ということを伝える時に使われる言葉です。 秋の味覚の柿が給食に登場するのは年に一回です。旬の味を味わって食べてください。 10月17日(月)牛乳 白身魚の塩麹焼き 小松菜と豚肉のゆず炒め 白菜のみそ汁 今日の「白身魚の塩麹焼き」は塩麹で味付けをしています。麹とは、原料となる穀物(米や麦や豆など)を蒸したものに「麹菌」を付着させ、増やしたものです。 塩麹は、麹に塩と水を加えて一週間ほど、15度から25度ぐらいで発酵させたものです。見た目は「甘酒」に似ています。 肉や魚や野菜といった食材や、和洋中のどの料理にもあうので、魔法の万能調味料といわれています。 10月14日(金)牛乳 オニオンソースサラダ 野菜とポテトのスープ 「ジャンバラヤ」はアメリカのルイジアナ州というところの米料理です。 昔、スペインに支配されていたときスペイン人によって伝わったといわれています。パプリカなどの野菜や肉やウインナーなどを使い、チリパウダーやコショウなどの香辛料とケチャップで味付けをしたもので、ルイジアナ州ではハンバーガーやホットドッグと並ぶ野外スポーツ施設の売店の定番メニューになっています。 10月13日(木)牛乳 和風ハンバーグ 茎わかめのきんぴら 生揚のみそ汁 「茎わかめ」とは、わかめの「芯」の部分のことです。 昔から一般的に売られてきたわかめは「葉」の部分で、「芯」の部分はほとんど食べられることがありませんでしたが、漁師さんの間では、栄養たっぷりのわかめを歯ごたえよく食べられる部分として好んで食べられていたようです。 今日の献立の「茎わかめのきんぴら」もコリコリッとした口の中での食感を楽しんでください。 10月12日(水)牛乳 春巻き 「春巻き」は、モンゴルの宮廷で食べられていた料理です。モンゴルでは宗教上、羊の肉を使用していましたが、中国に伝わると豚肉を巻いて、油で揚げた料理へと変化していきました。ベトナムやタイにも似たようなものがあり、それは日本では「生春巻き」と呼ばれています。 「春巻き」は豚肉・たけのこ・しいたけなどを細かく切って炒めて味付けをし、小麦粉で作った皮に具をのせて棒状に包んで油で揚げたものです。外側の皮がパリパリ、内側がしっとりとしていてとても美味しい料理です。給食では調理員さんが、一つ一つ皮に包んで揚げました。 10月11日(火)牛乳 京風みそ汁 抹茶ケーキ 水菜は古くから京都を中心に関西で栽培されてきたので京菜とも呼ばれ、壬生菜と並び京都の伝統野菜のひとつです。葉がひいらぎのようにギザギザしているのが水菜、ぎざぎざがないのが壬生菜です。 京都に冬の到来を告げる野菜として古くから親しまれ、鍋や漬物に使われてきましたが、近頃はファミリーレストランなどでサラダや付け合せ、炒め物などとしても使われるようになり、一躍メジャーな野菜になり、すっかり全国の食卓に定着し、今では関西以外の地方でも沢山作られるようになりました。 今日の給食の「京風みそ汁」には水菜が入っていて、味噌も京都でよく食べられている甘味噌を使用しています。 10月7日(金)牛乳 鉄火味噌 すき焼き煮 ジャコ入り野菜のごま和え 今日の献立の「鉄火味噌」は大豆や根菜などを混ぜて、加工した保存食で、「赤みそ」で作ります。「鉄火」というのは、「熱した鉄のように赤い」という意味です。 昔は貴重なタンパク源でもあった大豆は食物繊維もあり、いろいろな栄養素をとることができたので、力仕事に携わる人々のお弁当のおかずとして重宝されたようです。 発酵食品の味噌や根菜の滋養などが凝縮した「鉄火味噌」は、健康維持食品としても優秀なのです。 給食の「鉄火味噌」は大豆と赤みそで作りました。 10月6日(木)牛乳 手作りりんごジャム ほうれん草のキッシュ 野菜たっぷりトマトスープ 「胚芽パン」の胚芽とは、植物の種子の内部にある、最終的に芽になる部分を指します。もともと小麦を製粉する過程では捨てられてしまう部分でした。種が発芽するときの栄養になるデンプンやタンパク質になります。小麦の胚芽には、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、タンパク質などが豊富に含まれていて、特にビタミンEの効果が強いとされています。そのため、小麦胚芽は、血をサラサラにし、細胞を活発化させる働きがあり、ビタミンB1も豊富で、疲労回復や便秘の解消などにも効果があるとされています。近年健康食品として注目されて「胚芽パン」の人気が高まりました。 10月3日(月)牛乳 さばの味噌煮 キャベツのじゃこ炒め けんちん汁 「けんちん汁」は、神奈川県の鎌倉市にある建長寺が発祥といわれています。 昔、建長寺で修行をしていたおぼうさんが食べていたので、「建長寺汁」がなまって「けんちん汁」といわれるようになったそうです。「けんちん汁」には、ゴボウやニンジン、大根、サトイモなどの根菜を中心とした野菜と、コンニャク、ネギ、キノコ類、豆腐などの食材で作られています。場合によってはこれに油揚げを入れたり、白菜や小松菜などの葉物野菜も加えて具だくさんの汁物にすることもあります。味噌仕立てで食べる印象が強い方もいるかもしれませんが、本来の「けんちん汁」は昆布やしいたけなどを材料に出汁をとります。 給食では昆布とかつおで出汁をとりました。 9月30日(金)牛乳 お好みバーグ 生揚げとじゃがいもの味噌汁 今日の献立の「お好みバーグ」は見た目がお好み焼きのようなハンバーグのことで、ハンバーグのタネに粗くみじん切りにしたキャベツを混ぜ込み、お好み焼きのようにしました。「お好みソース」は中濃ソースやケチャップ、砂糖、はちみつなどを使って、濃厚なソースにしました。このソースをハンバーグにかけて、あおのりとかつお節をトッピングして「お好みバーグ」を作りました。 9月29日(木)牛乳 コーンシチュー わかめサラダ 「フレンチトースト」の名前の由来は、ヨーロッパのフランスだと思われている方が多いと思いますが、実はフランスとは全く関係がありません。1724年にアメリカの酒屋の店主ジョーゼフ・フレンチが、この料理に自分の名前を付けたことが由来だそうです。 しかし、「フレンチトースト」という料理自体がアメリカで誕生したわけではなく、似たような料理ははるか昔からヨーロッパのさまざまな国に存在することが確認されています。 今日の給食では胚芽食パンに牛乳と砂糖とバターとバニラエッセンスを加えた卵液に浸した食パンをオーブンで焼きました。 9月28日(水)牛乳 野菜とハムのソテー 今日の献立の「スパゲティ」に入っている「トマト」はヨーロッパのことわざで「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということばがあるほど、栄養たっぷりな野菜です。「トマト」の成分として多く含まれる旨味成分のグルタミン酸は 日本ではあまり馴染みがないですが、世界を見てみるとヨーロッパを中心として、「トマト」がおだしとして利用されています。さっぱりした味わいだけでなく、旨みもあり、肉や乳製品などとの相性も抜群です。ヨーロッパだけでなく、日本でも愛されている野菜の一つです。 9月27日(火)牛乳 鶏肉の竜田揚げ 切干大根のシャキシャキ炒め 玉ねぎの味噌汁 大根を細切りにして乾燥させたのが「切干大根」です。乾燥させることで甘みが増し、うま味と生の大根の栄養がギュッとつまっています。中でも、整腸効果などがある食物繊維と骨や歯をじょうぶにするカルシウムが多く含まれています。保存にも優れているので、昔から保存食として食べられてきたものです。切干大根はかみごたえのある食べ物ですので、よくかんで食べてください。 9月26日(月)牛乳 ツナのチーズローフ ベジタブルスープ 「キャロットライス」はにんじんが主役のごはんです。にんじんと言えば、子供に限らず苦手な人もいますが、昔に比べるとあの独特の香りも弱くなり、食べやすくなっているのではないでしょうか。和食、洋食、中華を問わず、普段からよく使う食材の一つです。 にんじんにはたくさんのカロテンが含まれています。カロテンは免疫力を高め、癌などを予防する効果があると知られています。またカロテンは体内でビタミンAに変わります。ビタミンAは油との相性がよく、揚げ物や油炒め、バターソテーなどのように、共に摂取することでビタミンAの効果が増します。にんじんは緑黄色野菜の代表です。 9月22日(木)牛乳 さわらの西京焼き 大根と里芋のそぼろ煮 「さわらの西京焼き」の西京焼きは京都の白味噌の「西京味噌」と呼ばれている味噌を使っています。「西京味噌」は、米麹をふんだんに使った甘口の味噌です。昔、京都が日本の「都」とされていました。明治維新の後、都は江戸にかわり、京都は西の都ということで、「西京」と呼ばれるようになり、京都の白味噌も「西京味噌」という名前になりました。そして、魚を白味噌で漬けて焼く料理を「西京焼き」となったのです。 9月21日(水)牛乳 もやしの中華スープ 今日の献立の「もやしの中華スープ」の「もやし」とは植物名ではなく「萌やす」という動詞を名詞化して、「もやし」になったそうです。 米、麦、豆類、野菜などの種子を水に浸し、暗所で発芽、生長させたものです。 通常、もやしというと、豆類から作られたものをさし、なかでも「けつるあずき」から作るブラックマッペと、「緑豆」から作る緑豆もやしが最も多く市場に出回っています。そのほか、「大豆」から作る大豆もやしや牧草の種子から作るアルファルファが、「糸もやし」ともよばれ人気があります。最近はヘルシー志向の人々が増え食物繊維を多く含んでいる「もやし」は、人気の野菜です。 9月20日(火)牛乳 小松菜とベーコンのソテー 今日の「ソテー」に使われている小松菜は東京の小松川周辺(江戸川区)で多く栽培されていたためその名前になったと言われています。原産地は日本で、主な産地は東京や関東地方になります。外国ではほとんどお目にかかることのできない野菜です。小松菜は古くから関東で作られてきた野菜と言う事もあり、今でも主に関東で作られています。1年を通して出回る野菜なので、給食にもよく使われます。 カルシウムや鉄分は、ほうれん草よりも小松菜の方がたくさん含まれているので、成長期の皆さんには是非、食べてもらいたい野菜の一つです。 |
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