10月31日(金)ピザトースト 牛乳 かぼちゃのクリーム煮 人参ドレッシングサラダ 「10月31日」は「ハロウィン」です。今日の給食はカボチャを使った「ハロウィン献立」です。カボチャの目と口と鼻をくり抜いて、中にキャンドルを灯したカボチャのランタンは「ハロウィン」の定番シンボルです。ランタンとはどこかに掛けたり、手でぶら提げたりして使用する、吊りさげ型移動式照明器具のことです。 「ハロウィン」は、毎年10月31日に行われるヨーロッパ発祥のお祭りです。もともとは、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す宗教的な意味合いのある行事でした。魔女やゴースト、ゾンビ、ドラキュラ、ガイコツなど、恐ろしい怪物やお化けに仮装し、悪霊を怖がらせて追い払うのが昔からの習わしとなっています。 日本では、「ハロウィン」の本来の意味よりも、仮装を楽しむことに重点を置く若者が大変多いです。 10月27日(金)牛乳 豆腐とツナの揚げ餃子 豆腐は大きくわけて、「木綿豆腐」と「絹ごし豆腐」があります。 「木綿豆腐」は大豆を一昼夜水に浸して、柔らかくしてすりつぶし、それをこした絞り汁の豆乳を一度固めたものをくずしてから圧力をかけて水分をしぼり、再び固めて作ります。 「絹ごし豆腐」は木綿豆腐よりも濃い豆乳を、そのまま固めて作ったものです。今日の献立の「豆腐とツナの揚げ餃子」の豆腐は「木綿豆腐」に重しをのせて水分を抜いた「押し豆腐」を使いました。 10月26日(木)牛乳 さばのにんにくみそ焼き けんちん汁 「けんちん汁」は、神奈川県の鎌倉市にある建長寺(けんちょうじ)が発祥といわれています。 昔、建長寺で修行をしていたおぼうさんが食べていたので、「建長寺汁」がなまって「けんちん汁」といわれるようになったそうです。 「けんちん汁」には、ゴボウやニンジン、大根、サトイモなどの根菜を中心とした野菜と、コンニャク、ネギ、キノコ類、豆腐などの食材で作られています。場合によってはこれに油揚げを入れたり、白菜や小松菜などの葉物野菜も加えて具だくさんの汁物にすることもあります。味噌仕立てで食べる印象が強い方もいるかもしれませんが、本来の「けんちん汁」は昆布やしいたけなどを材料に出汁をとり、しょう油仕立ての汁物です。 10月25日(水)牛乳 青菜の中華スープ 果物 今日の給食の果物は「柿」です。 「桃栗三年柿八年」という言葉があります。芽が出てから実を結ぶまで、桃と栗は三年、柿は八年かかるということです。「何かに取り組んだ時、すぐに結果を求めたくなっても、何事も、結果が出るまでにふさわしい時間がある。まずは地道な努力が大切だ」ということを伝える時に使われる言葉です。 「柿」というのは、とても栄養価の高い果物です。発ガンをおさえる効果 があるといわれている「カロチン」や「ビタミンC」がとても豊富です。また、風邪の予防にも良い果物です。秋の味覚の「柿」が給食に登場するのは年に一回です。旬の味を味わって食べてください。 10月24日(火)牛乳 お好みバーグ 生揚げとじゃがいもの味噌汁 人の体は弱アルカリ性なのですが、近年の食文化などの影響から酸性に偏りがちになり、疲れや肩こり、肌荒れや便秘などに悩まされる人が増えています。酸性に偏った身体を弱アルカリ性に戻すにはアルカリ性である梅干しを食べると良いのです。 効果効能を上げると「疲労回復」「抗酸化作用」「貧血防止」「動脈硬化の予防」「頭痛や歯痛を抑える」「肩こりの対策」「整腸作用」「虫歯予防」「冷え症や二日酔いの解消」「食中毒の予防」などがあります。 今日は梅干しが入った、「混ぜごはん」を作りました。 10月23日(月)牛乳 豆腐チゲ チャプチェ 「チャプチェ」は伝統的な韓国料理のひとつです。一般的な家庭料理であり、韓国ではなじみ深い料理といえます。また、お祝いなどのおめでたい席や、家族が集まるときなどにも食べられています。春雨のほか、ピーマン、にんじん、赤パプリカなど彩り豊かな野菜やきのこ、牛肉や豚肉の細切りなど、さまざまな具材を使った甘辛い味付けの炒め物です。本来、「チャプチェ」に使われる春雨は「韓国春雨」といい、日本のものより弾力やコシがあって太めなのが特徴です。日本では「韓国春雨」ではなく「緑豆春雨」が多く使われているようです。 今日の給食の「チャプチェ」も「緑豆春雨」を使っています。 10月20日(金)牛乳 カラフルサラダ 「豚肉」は、中国では料理にできないのは鳴き声だけ、と言われているほどにいろいろな料理に使うことができます。それに栄養面では、特にビタミンB1は「牛肉」や「鶏肉」に比べて10倍以上含まれています。ビタミンB1はごはんやお菓子などに含まれている糖質を、エネルギーに変える働きがあり、ダイエットにも向いています。さらに鉄分が含まれていることから、貧血の予防にも効果があります。疲労回復にも効果的なので、運動する人たちも積極的にとってほしい栄養素です。 今日の給食は「豚肉」がたっぷり入っている「ハッシュドポーク」を作りました。 10月19日(木)牛乳 豚肉のみそ焼き 五目きんぴら かきたま汁 「鶏卵」は「完全栄養食品」と呼ばれています。 「完全栄養食品」とは、人間の生命維持のために必要なありとあらゆる栄養素をバランスよく含む食品のことです。「鶏卵」はタンパク質、脂質が豊富であるとともに、リン、カルシウム、亜鉛、鉄などのミネラル、ビタミンA・B1・B2・D・Eなどを含みます。ただし、ビタミンCと食物繊維は含まれていないため、不足分は野菜や果物などから摂取する必要があります。「卵だけ食べればよい!」という訳ではないので注意してください。 今日の給食では「鶏卵」をかきたま汁に使用しています。 10月18日(水)牛乳 バジルビーンズポテト 「鮭」の身の赤い色は他の魚にはない色ですが、これは「鮭」が食べるえさの色の影響です。えさの影響を受けていない子どものころは、鮭の身は白い色をしています。身が赤く見えるのは、エビやカニなどにも含まれるカロテノイド系色素のアスタキサンチンが含まれているためです。 魚は、その筋肉中の色素たんぱく質の含有量により「赤身」「白身」に区分されています。エビ、カニなどの甲殻類などを食べている「鮭」は身の色が赤く見えるため、赤身の魚と思われがちですが、じつは白身の魚に分類されています。 10月17日(火)牛乳 オニオンソースサラダ 野菜とポテトのスープ 「ジャンバラヤ」の起源は、スペイン料理の「パエリア」といわれています。「パエリア」は主に魚介類を具材とした、炊き込みご飯です。「ジャンバラヤ」の発祥であるルイジアナ州は、スペイン人によって支配されていた歴史があり、その頃の影響から「パエリア」が「ジャンバラヤ」になったとされています。 「ジャンバラヤ」はパプリカなどの野菜や肉やウインナーなどを使い、チリパウダーやコショウなどの香辛料とケチャップで味付けをしたもので、ルイジアナ州ではハンバーガーやホットドッグと並び、野外スポーツ施設の売店の定番メニューになっているようです。 10月16日(月)牛乳 大根と生揚げの煮付け 根菜のごま味噌汁 「吹き寄せ」とは、色とりどりの木の葉や実が木枯らしで吹き寄せられた様子を現す料理名です。 ご飯だけではなく煮物や汁物など、秋の味覚が美しく盛り付ける料理全般につけられる名前です。いろいろな種類の落葉や落花が地面に吹き集められた様子を現した「吹き寄せ」は秋〜冬に提供される献立でしたが、現在は季節を問わず使うことができます。季節の野菜、きのこ、木の実などを使い、風に「吹き寄せ」られたかのような風情ある見た目に仕上げていることが特徴です。また「吹き寄せ」という言葉は料理だけでなく、お菓子や着物の模様などにも使われています。 今日の「吹き寄せご飯」は栗やきのこなどが入って、秋を現しています。 10月13日(金)牛乳 鶏肉のトマトソースがけ マセドアンスープ 「マセドアンスープ」のマセドアンとは、フランス語で切り方を意味する言葉で、さいの目切りや角切りのことです。 マセドアンの名前の由来はマケドニア共和国のことで、 むかしマケドニアは、たくさんの小さな国が集まってできた国でした。 角切りのいろいろな野菜が、小さな国の集まりに見えたことが、始まりだと言われています。 今日の給食の「マセドアンスープ」は じゃがいもやにんじん、玉ねぎなどを角切りにして、彩りもきれいなスープが出来上がりました。 10月12日(木)牛乳 みそポテト(埼玉) のっぺい汁 今日は高菜と言う野菜を漬け物にした高菜漬けと豚肉を使って、混ぜご飯を作りました。高菜は小松菜と同じアブラナ科の野菜です。“からしな”ともいわれるように少しぴりっとした辛さもあります。日本では西の地域で多く作られています。高菜を漬け物にしたものは、ラーメンのトッピングや、すし飯を高菜漬けでまいた「めはりずし」など、色々な食べ方があります。 高菜は栄養豊富な緑黄色野菜です。 10月11日(水)牛乳 京風みそ汁 抹茶豆乳ゼリー 「衣笠丼」は、この料理を盛り付けた形が京都の衣笠山という山に似ていることに由来しています。油揚げとネギを卵でとじたシンプルな丼で、その名は西大路、金閣寺の近くにある衣笠山に由来しています。 見た目が、雪景色の衣笠山に似ているから、この名がついたという説や衣笠山に狐がよく出たから、という説もあります。 ダシを吸った油揚げの風味がやさしく、口当たりも良い丼もので、京都府民に愛されているご当地食です。京都発祥といわれている衣笠丼は、ふっくらと煮た油揚げからジュワッと溢れるおだしがとってもジューシーで、お肉を使っていなくても満足感があります。 油揚げは大豆由来の良質なタンパク質が取れる上に、値段も手頃な食材。 そんな油揚げをメインに、少ない材料と工夫でしっかり食べ応えがあるのに、短時間で作れるレシピになっています。 10月10日(火)牛乳 手作りりんごジャム 小松菜のキッシュ 野菜たっぷりトマトスープ 「胚芽パン」の胚芽とは、植物の種子の内部にある、最終的に芽になる部分を指します。もともと小麦を製粉する過程では捨てられてしまう部分でした。種が発芽するときの栄養になるデンプンやタンパク質になります。小麦の胚芽には、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、タンパク質などが豊富に含まれていて、特にビタミンEの効果が強いとされています。そのため、小麦胚芽は、血をサラサラにし、細胞を活発化させる働きがあり、ビタミンB1も豊富で、疲労回復や便秘の解消などにも効果があるとされています。近年健康食品として注目されて「胚芽パン」の人気が高まりました。 10月6日(金)牛乳 小松菜とベーコンのソテー 「ドライカレー」は日本生まれのカレーレシピで、ひき肉を主に使用します。「ドライカレー」は、野菜と肉を細かく刻み、カレー粉やスパイスを用いて炒めたもので、カレールーは使わず、パラパラとした食感が特徴です。この食感から名付けられた「ドライカレー」は、その名の通り乾燥した感じのあるカレーで、ご飯と一緒に混ぜて食べることが一般的です。日本ではカレー風味のチャーハンのことを「ドライカレー」と呼ぶこともあります。カレー風味のピラフの「カレーピラフ」を「ドライカレー」と呼ぶこともあります。 今日は大豆が入った、栄養満点の「ドライカレー」を作りました。 10月5日(木)牛乳 あじフライ キャベツの昆布和え 秋野菜の豚汁 秋野菜は夏野菜に比べて水分が少ないため、味が濃く甘みが強いのが特徴です。 秋に旬を迎える野菜は、にんじんや里芋、さつまいも、れんこんなどの根菜類、まいたけやしめじなどのきのこ類、ブロッコリーやチンゲン菜などの青菜や、ぎんなんや栗などの木の実です。 今日の「豚汁」は一般的な豚汁の具ではなく、秋野菜の代表のさつまいもやしめじを入れて作りました。季節の味を楽しんでください。 10月4日(水)牛乳 五目味噌汁 「すき焼き」の語源は、江戸時代のころの農夫たちが仕事中にお腹がへると、土を掘り起こす農具の鋤(すき)の金属部分を鉄板の代わりにして魚や豆腐を焼いて食べたことから「鋤焼」と呼ばれるようになりました。この他にも、薄く切った肉を意味する「剥身(すきみ)」から「剝き焼き」となったとする説もあります。 「すき焼き」とはもともと関西地方での呼び名で関東地方では「牛鍋」と呼ばれていましたが、現在では一般的に「すき焼き」として親しまれています。「すき焼き」は肉に砂糖と醤油の甘辛の味がバランスよく調和した日本独特の肉料理です。ネギや豆腐、白滝などの具が用いられ、溶き卵をつけて食べます。関西地方と関東地方で調理法が少し異なることが特徴です。寿司や天ぷらと並んで、代表的な日本料理として世界中に知られています。 10月3日(火)牛乳 鶏肉と厚揚げのうま煮 野菜とツナのみそ和え 「うま煮」には和食の料理と中華の料理があります。 「和食の場合」は、いも・野菜・肉・魚介などを、「だし・しょうゆ・砂糖・みりん」 などの味付けで、しっかりと味を付けて煮た料理で、 濃い味つけでつやよく仕上げ、おふくろの味と言われている「煮物料理」です。いも類や、たけのこなどと鶏肉を一緒に煮ることが多いです。 「中華の場合」は、 スープで具材を煮含めて、でん粉でとろみをつけた料理の事です。 おもに、野菜や肉・魚介をつかったもので、干ししいたけやキクラゲなどの乾物も使います。味付けは醤油味ですが、オイスターソースや塩味のものもあります。 10月2日(月)牛乳 白身魚の彩り焼き 切干と胡瓜のさっぱり和え しめじの味噌汁 「胡瓜」の旬は夏ですが、年間を通して栽培されているため、季節を問わず楽しめる野菜のひとつです。 「胡瓜」はカロリーの元となる栄養素は少ないものの、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。「胡瓜」は95%以上が水分ですから、栄養価が低いように感じられますが、食塩の摂取量が多い日本人にとって嬉しい、体内の余分な塩分(ナトリウム)の排出を促す働きがある「カリウム」が多く含まれている野菜です。今日は「切干し大根と胡瓜の和え物」を作りました。 |
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