1月22日(月)白身魚とトマトソースの重ね焼き 野菜とマカロニのスープ 牛乳 「トマト」はヨーロッパのことわざで「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということばがあるほど、栄養たっぷりな野菜です。「トマト」の成分として多く含まれる旨味成分のグルタミン酸は 日本ではあまり馴染みがないですが、世界を見てみるとヨーロッパを中心として、「トマト」がおだしとして利用されています。さっぱりした味わいだけでなく、旨味もあり、肉や乳製品などとの相性も抜群です。ヨーロッパだけでなく、日本でも愛されています。 日本にトマトが伝来したのは17世紀なかばとされています。その頃は「トマト」は観賞用でした。食用として利用されるようになったのは明治時代に入ってからで、キャベツやタマネギなどの西洋野菜と共にあらためて欧米から導入されました。 1月19日(金)牛乳 ポテトとツナのソテー たまご入り野菜スープ 「じゃがいも」は、みなさんがよくスーパーなどで見かけるもので、「男爵」と「メークイーン」という名前のじゃがいもが代表的です。丸い形で食べるとほくほくしている「男爵」は粉ふきいもやマッシュポテトなどに使われ、長細い形で食べると少しねばねばしている「メークイーン」は煮物や炒めものなどに使われます。 「じゃがいも」には同じ重さの「りんご」の5倍のビタミンCが含まれています。「じゃがいも」のビタミンCはでんぷんに包まれているため、茹でたり焼いたりしても壊れにくいという特徴があります。 今日の「ポテトとツナのソテー」のじゃがいもは「メークイーン」を使っています。 1月18日(木)牛乳 小魚のふりかけ カレー肉じゃが もやしのソテー 今日の献立の「小魚のふりかけ」の小魚は骨ごと食べられるので、カルシウムや鉄分など、普段の食生活では摂りにくい栄養素を効率よく摂取できます。植物性たんぱく質よりも、魚などの動物性たんぱく質のほうがアミノ酸のバランスは優れていますが動物性たんぱく質は脂質やコレステロールが高いものが多いです。しかし肉や卵、乳製品と比較すると、魚は脂質やコレステロールの量が低めです。 特に魚に含まれる脂質には、血液をさらさらにし、血管の中の血栓を作りにくくする機能を持つEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)は、生活習慣病の予防や、脳の活性化などへの効果も注目されています。 1月17日(水)キャロットライスのクリームソースかけ 牛乳 ジュリエンヌスープ 人参オレンジ風味ゼリー 今日は練馬区一斉の「練馬産にんじん給食」の日です。区内でとれたにんじんが練馬区から無償提供されました。それにあわせて、光が丘第一中学校では、今日の献立すべてににんじんを使いました。キャロットライスやジュリエンヌスープ、ゼリーなど今日のための献立です。練馬区では、様々な種類の農産物を育てています。秋の終わりから冬にかけての寒い時季に旬を迎えるにんじんは、とっても濃いオレンジ色をしていて、鮮やかな色のゼリーに仕上がりました。 今回のこの一斉給食のにんじんを味わい、練馬の農産物を知り、考える機会になったらと思って今日の給食を作りました。 1月16日(火)牛乳 厚揚げとねぎのそぼろ煮 野菜とツナのみそ和え 今日の献立の「厚揚げとねぎのそぼろ煮」の「ねぎ」は日本全国で広く栽培され、一年中流通していますが旬は11月から3月です。 日本には奈良時代に中国から伝わったとされ、古くから全国で栽培されてきた歴史ある野菜です。白い部分を食べる「根深ネギ」と、緑色の葉の部分が多い「葉ネギ」に分類できます。根深ネギは長ネギとも呼ばれ、加熱すると甘みが増し、とろりとした食感になります。葉ネギは青ネギとも呼ばれ、βカロテンなどのビタミンが豊富なのが魅力です。 1月15日(月)牛乳 豆腐とツナの揚げ餃子 今日は高菜と言う野菜を漬け物にした高菜漬けと豚肉や卵を使って、チャーハンを作りました。 高菜は小松菜と同じアブラナ科の野菜で、“からしな”ともいわれるように少しぴりっとした辛さもあります。日本では西の地域で多く作られています。主な産地は九州です。 実は、九州の高菜は「日本三大菜漬け」の一つとして、長野県の野沢菜、広島県の広島菜にならんで有名です。 高菜を漬け物にしたものは、ラーメンのトッピングや、寿司めしを高菜漬けでまいた「めはりずし」など、色々な食べ方があります。 高菜は栄養豊富な緑黄色野菜です。 1月12日(金)あじの彩り焼き キャベツと竹輪の炒め物 豚じゃがみそ汁 牛乳 「あじ」の名前の由来は、「味がいい」と言うことから「あじ」と名付けられたと言われています。日本全国でみられ、北海道から沖縄まで広く分布しています。主に漁獲されているのは、長崎県や島根県、福岡県などです。体長は30センチほどで、透明感のある白身はうまみと甘みが強く感じられます。 「あじ」は大きく二種類に分けられ、日本沿岸の内湾にすみついている「あじ」を「瀬付きあじ」と呼び、外洋を回遊している「あじ」を「外洋あじ」と呼びます。「瀬付きあじ」は体がやや黄色っぽく、見た目で身が厚く脂がのっているのが特徴です。また、「外洋あじ」は黒っぽい見た目で、身が筋肉質でさっぱりした味わいです。「あじ」は日本人には馴染みのある魚です。骨に気をつけてよくかんで食べてください。 1月11日(木)牛乳 じゃこ入りサラダ 日本の「ミートソース」はスパゲッティ・ソースの定番として広く知られています。 「ミートソース」はイタリアのパスタ料理の「ボロネーゼ」が「アメリカ」に渡ったのちに、そこでアメリカンスタイルに変化したものです。「ボロネーゼ」はトマトペーストを使うのに対し、アメリカの「ミートソース」はトマトケチャップを使い、砂糖やウスターソースなどで甘みを加えることで、「ボロネーゼ」よりも甘めに仕上げています。茹でたままのパスタの上にのせて食べるのが日本スタイルです。ナス、ピーマン、きのこなどを具材に加えることも一般的です。 給食ではケチャップだけでなく、トマトを裏ごしした加工食品の、トマトピューレも加えて、味に深みを加えています。 1月10日(水)牛乳 チンゲン菜の中華スープ チンゲン菜は、日本に最も広まり、身近になった中国野菜の一つです。白菜の仲間で、シャキシャキとしていて、ほのかに甘みがあり、煮崩れしないのが特徴です。中華料理はもちろん、西洋料理にも合う万能野菜です。栄養分の流出を防ぎ、色鮮やかに仕上げるために、チンゲン菜に塩を振り、油で炒めて、しんなりしたら半分が浸かる程度の熱湯で、火を通し水切りすると、色鮮やかになります。中華料理店ではよくそのやり方で色鮮やかに料理します。 チンゲンサイは、強い抗酸化作用があり、ガンや生活習慣病の予防に期待できるβ-カロテンが豊富です。 1月9日(火)牛乳 松風焼き お雑煮風汁 「お雑煮」の具材や味付けは地方によって異なりますが、必ず入っているものがお餅です。関西地方の「お雑煮」は特に京都が有名です。白味噌仕立てが多く、近畿を除く西日本と関東ではすまし汁仕立てが圧倒的に多いです。個性的なところでは、出雲地方では「小豆雑煮」と呼ばれるぜんざいのような見た目の「お雑煮」を食べたり、岩手では「くるみ雑煮」という、くるみを擦ったものに砂糖や醤油で味付けしたタレを添え、それに餅を付けて食べる「お雑煮」があります。関西では丸いお餅、関東周辺や寒冷地では四角いお餅が多い傾向にあります。 今日の献立の「お雑煮風汁」には白玉だんごの餅が入っています。 |
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