11月10日(金)牛乳 コーンサラダ 本日のカレーはインドを植民地支配していたイギリス人が自国に持ち帰り、イギリス風にアレンジしたものが日本に伝わり、さらに日本風にアレンジされたものが、日本のカレーのルーツとされています。誰でも簡単にカレーを作る事が出来るカレー粉がイギリスから日本に伝わってきたことが大きな契機になり、日本の食文化にカレーが浸透していくスピードは加速しました。 カレーはラーメンと並んで「日本人の国民食」と呼ばれるほど人気がある料理です。小中学校の給食のメニューの人気アンケートでも常に上位に挙げられています。 11月9日(木)牛乳 酢豚 春雨の中華炒め 「酢豚」という名は日本での名称で、中国では「口古嚕肉(クールーロウ)」「古老肉(クーラオロウ)」 または「糖醋肉(タンツーロウ)」と呼ばれる広東料理です。 広東料理の特徴は、一言で言えば「素材の持ち味を生かした料理」です。そのため燕の巣やフカヒレなどの様々な素材が用いられます。「酢豚」も、豚肉の美味しさをうまく引き出した料理と言えるでしょう。おなじみの調理法ですが、豚肉の唐揚げと炒めた野菜を甘酢餡に絡めて作ります。野菜は玉ねぎやピーマン、ニンジンなどが定番です。 11月8日(水)練馬キャベツの回鍋肉丼 牛乳 青菜の中華スープ 黒糖豆乳ゼリー 今日は「練馬産キャベツの日」です。練馬区で収穫したキャベツを練馬区の小学校や中学校の給食でいただくことになっています。練馬区は東京の中でも1番多くキャベツを作っています。現在はいろいろな土地で作られた食べ物を食べられる時代ですが、みなさんの住んでいる土地でこんなにおいしい野菜が作られていることを知ってほしいなと思います。今日は、農家の方が夏の暑い時に種をまいて、大切に育ててくださったキャベツをたっぷり使って、赤みそや豆板醤、オイスターソースなどで炒めて、「練馬キャベツの回鍋肉丼」を作りました。 11月7日(火)五穀ご飯 牛乳 ごぼう入りつくね 茎わかめのきんぴら 根菜のみそ汁 11月8日は「いい歯の日」です。「118」が「いい歯」の語呂合わせで、「日本歯科医師会」が歯の健康増進の啓発のために、作った記念日です。80歳になっても自分の歯を20本残そう、という「8020運動」の一環として作りました。 よく噛むと唾液がたくさん出て、食べ物の消化を助けたり、歯を丈夫にしますが、他にも脳に酸素や栄養が循環しやくなったり、満腹感が得られ、肥満の予防につながったりします。また、歯並びがよくなり、虫歯予防にもつながります。このように、よく噛むとこんなに良いことがいっぱいあります。ひと口30回以上を目安にたくさん噛むことを心掛けましょう。 11月6日(月)牛乳 もやしとちくわの炒め物 三州煮 「三州煮(さんしゅうに)」は愛知県で生産される八丁味噌(別名 三州味噌)を使った煮物です。煮物のほかにも、三州焼き・三州漬けなどがあります。 八丁味噌の名前は、八丁村で作られたことに由来しています。この土地は東海道と矢作川が交わる交通の大切な場所で大豆や塩の調達がしやすかったことと、矢作川の良質な水が使えたことなどから味噌作りが発達したそうです。 八丁味噌は、うまみが多く独特の渋みがあり、甘みが少ないのが特徴です。給食の「三州煮」は、豚肉やじゃがいも・こんにゃく・しいたけ・いんげんなどを「赤みそ」と「白みそ」で味付けして、 最後に一味唐辛子で味を引きしめました。 11月2日(木)牛乳 かじきのごまみそだれ キャベツのそぼろ炒め 吉野汁 奈良県の吉野地方は、「くず」という植物の根から「くず粉」を作っており、これを「吉野くず」と言います。 くず粉は水でといて熱い料理の中にいれ、さっとかきまわすと、とろみがついてなめらかな舌ざわりになり、冷めにくい汁物になります。 くずの主産地が奈良県吉野であるところから、「吉野汁」と言う名前がつけられました。現在ではくず粉でなく、でん粉を使っていても、「吉野汁」と言います。 今日の給食の「吉野汁」は、でん粉で作りました。 11月1日(水)牛乳 小松菜ともやしのスープ 今日の献立の「麻婆豆腐」はみなさんに人気のある中華料理の1、2位を争う献立です。 「麻婆豆腐」が誕生したのは今から約150年前の中国の四川省です。 ここに陳さんという店主が営む料理屋があったそうです。 夫婦で店を営んでいましたが、ご主人が亡くなり、残された奥さんが考案したのが「麻婆豆腐」と言われています。 当時彼女が住んでいた長屋の端に豆腐屋があり、食材が手にはいりやすかったというのも誕生のきっかけと言われています。 給食ではみなさんが食べやすいように辛さはひかえています。 10月31日(金)ピザトースト 牛乳 かぼちゃのクリーム煮 人参ドレッシングサラダ 「10月31日」は「ハロウィン」です。今日の給食はカボチャを使った「ハロウィン献立」です。カボチャの目と口と鼻をくり抜いて、中にキャンドルを灯したカボチャのランタンは「ハロウィン」の定番シンボルです。ランタンとはどこかに掛けたり、手でぶら提げたりして使用する、吊りさげ型移動式照明器具のことです。 「ハロウィン」は、毎年10月31日に行われるヨーロッパ発祥のお祭りです。もともとは、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す宗教的な意味合いのある行事でした。魔女やゴースト、ゾンビ、ドラキュラ、ガイコツなど、恐ろしい怪物やお化けに仮装し、悪霊を怖がらせて追い払うのが昔からの習わしとなっています。 日本では、「ハロウィン」の本来の意味よりも、仮装を楽しむことに重点を置く若者が大変多いです。 10月27日(金)牛乳 豆腐とツナの揚げ餃子 豆腐は大きくわけて、「木綿豆腐」と「絹ごし豆腐」があります。 「木綿豆腐」は大豆を一昼夜水に浸して、柔らかくしてすりつぶし、それをこした絞り汁の豆乳を一度固めたものをくずしてから圧力をかけて水分をしぼり、再び固めて作ります。 「絹ごし豆腐」は木綿豆腐よりも濃い豆乳を、そのまま固めて作ったものです。今日の献立の「豆腐とツナの揚げ餃子」の豆腐は「木綿豆腐」に重しをのせて水分を抜いた「押し豆腐」を使いました。 10月26日(木)牛乳 さばのにんにくみそ焼き けんちん汁 「けんちん汁」は、神奈川県の鎌倉市にある建長寺(けんちょうじ)が発祥といわれています。 昔、建長寺で修行をしていたおぼうさんが食べていたので、「建長寺汁」がなまって「けんちん汁」といわれるようになったそうです。 「けんちん汁」には、ゴボウやニンジン、大根、サトイモなどの根菜を中心とした野菜と、コンニャク、ネギ、キノコ類、豆腐などの食材で作られています。場合によってはこれに油揚げを入れたり、白菜や小松菜などの葉物野菜も加えて具だくさんの汁物にすることもあります。味噌仕立てで食べる印象が強い方もいるかもしれませんが、本来の「けんちん汁」は昆布やしいたけなどを材料に出汁をとり、しょう油仕立ての汁物です。 10月25日(水)牛乳 青菜の中華スープ 果物 今日の給食の果物は「柿」です。 「桃栗三年柿八年」という言葉があります。芽が出てから実を結ぶまで、桃と栗は三年、柿は八年かかるということです。「何かに取り組んだ時、すぐに結果を求めたくなっても、何事も、結果が出るまでにふさわしい時間がある。まずは地道な努力が大切だ」ということを伝える時に使われる言葉です。 「柿」というのは、とても栄養価の高い果物です。発ガンをおさえる効果 があるといわれている「カロチン」や「ビタミンC」がとても豊富です。また、風邪の予防にも良い果物です。秋の味覚の「柿」が給食に登場するのは年に一回です。旬の味を味わって食べてください。 10月24日(火)牛乳 お好みバーグ 生揚げとじゃがいもの味噌汁 人の体は弱アルカリ性なのですが、近年の食文化などの影響から酸性に偏りがちになり、疲れや肩こり、肌荒れや便秘などに悩まされる人が増えています。酸性に偏った身体を弱アルカリ性に戻すにはアルカリ性である梅干しを食べると良いのです。 効果効能を上げると「疲労回復」「抗酸化作用」「貧血防止」「動脈硬化の予防」「頭痛や歯痛を抑える」「肩こりの対策」「整腸作用」「虫歯予防」「冷え症や二日酔いの解消」「食中毒の予防」などがあります。 今日は梅干しが入った、「混ぜごはん」を作りました。 10月23日(月)牛乳 豆腐チゲ チャプチェ 「チャプチェ」は伝統的な韓国料理のひとつです。一般的な家庭料理であり、韓国ではなじみ深い料理といえます。また、お祝いなどのおめでたい席や、家族が集まるときなどにも食べられています。春雨のほか、ピーマン、にんじん、赤パプリカなど彩り豊かな野菜やきのこ、牛肉や豚肉の細切りなど、さまざまな具材を使った甘辛い味付けの炒め物です。本来、「チャプチェ」に使われる春雨は「韓国春雨」といい、日本のものより弾力やコシがあって太めなのが特徴です。日本では「韓国春雨」ではなく「緑豆春雨」が多く使われているようです。 今日の給食の「チャプチェ」も「緑豆春雨」を使っています。 10月20日(金)牛乳 カラフルサラダ 「豚肉」は、中国では料理にできないのは鳴き声だけ、と言われているほどにいろいろな料理に使うことができます。それに栄養面では、特にビタミンB1は「牛肉」や「鶏肉」に比べて10倍以上含まれています。ビタミンB1はごはんやお菓子などに含まれている糖質を、エネルギーに変える働きがあり、ダイエットにも向いています。さらに鉄分が含まれていることから、貧血の予防にも効果があります。疲労回復にも効果的なので、運動する人たちも積極的にとってほしい栄養素です。 今日の給食は「豚肉」がたっぷり入っている「ハッシュドポーク」を作りました。 10月19日(木)牛乳 豚肉のみそ焼き 五目きんぴら かきたま汁 「鶏卵」は「完全栄養食品」と呼ばれています。 「完全栄養食品」とは、人間の生命維持のために必要なありとあらゆる栄養素をバランスよく含む食品のことです。「鶏卵」はタンパク質、脂質が豊富であるとともに、リン、カルシウム、亜鉛、鉄などのミネラル、ビタミンA・B1・B2・D・Eなどを含みます。ただし、ビタミンCと食物繊維は含まれていないため、不足分は野菜や果物などから摂取する必要があります。「卵だけ食べればよい!」という訳ではないので注意してください。 今日の給食では「鶏卵」をかきたま汁に使用しています。 10月18日(水)牛乳 バジルビーンズポテト 「鮭」の身の赤い色は他の魚にはない色ですが、これは「鮭」が食べるえさの色の影響です。えさの影響を受けていない子どものころは、鮭の身は白い色をしています。身が赤く見えるのは、エビやカニなどにも含まれるカロテノイド系色素のアスタキサンチンが含まれているためです。 魚は、その筋肉中の色素たんぱく質の含有量により「赤身」「白身」に区分されています。エビ、カニなどの甲殻類などを食べている「鮭」は身の色が赤く見えるため、赤身の魚と思われがちですが、じつは白身の魚に分類されています。 10月17日(火)牛乳 オニオンソースサラダ 野菜とポテトのスープ 「ジャンバラヤ」の起源は、スペイン料理の「パエリア」といわれています。「パエリア」は主に魚介類を具材とした、炊き込みご飯です。「ジャンバラヤ」の発祥であるルイジアナ州は、スペイン人によって支配されていた歴史があり、その頃の影響から「パエリア」が「ジャンバラヤ」になったとされています。 「ジャンバラヤ」はパプリカなどの野菜や肉やウインナーなどを使い、チリパウダーやコショウなどの香辛料とケチャップで味付けをしたもので、ルイジアナ州ではハンバーガーやホットドッグと並び、野外スポーツ施設の売店の定番メニューになっているようです。 10月16日(月)牛乳 大根と生揚げの煮付け 根菜のごま味噌汁 「吹き寄せ」とは、色とりどりの木の葉や実が木枯らしで吹き寄せられた様子を現す料理名です。 ご飯だけではなく煮物や汁物など、秋の味覚が美しく盛り付ける料理全般につけられる名前です。いろいろな種類の落葉や落花が地面に吹き集められた様子を現した「吹き寄せ」は秋〜冬に提供される献立でしたが、現在は季節を問わず使うことができます。季節の野菜、きのこ、木の実などを使い、風に「吹き寄せ」られたかのような風情ある見た目に仕上げていることが特徴です。また「吹き寄せ」という言葉は料理だけでなく、お菓子や着物の模様などにも使われています。 今日の「吹き寄せご飯」は栗やきのこなどが入って、秋を現しています。 10月13日(金)牛乳 鶏肉のトマトソースがけ マセドアンスープ 「マセドアンスープ」のマセドアンとは、フランス語で切り方を意味する言葉で、さいの目切りや角切りのことです。 マセドアンの名前の由来はマケドニア共和国のことで、 むかしマケドニアは、たくさんの小さな国が集まってできた国でした。 角切りのいろいろな野菜が、小さな国の集まりに見えたことが、始まりだと言われています。 今日の給食の「マセドアンスープ」は じゃがいもやにんじん、玉ねぎなどを角切りにして、彩りもきれいなスープが出来上がりました。 10月12日(木)牛乳 みそポテト(埼玉) のっぺい汁 今日は高菜と言う野菜を漬け物にした高菜漬けと豚肉を使って、混ぜご飯を作りました。高菜は小松菜と同じアブラナ科の野菜です。“からしな”ともいわれるように少しぴりっとした辛さもあります。日本では西の地域で多く作られています。高菜を漬け物にしたものは、ラーメンのトッピングや、すし飯を高菜漬けでまいた「めはりずし」など、色々な食べ方があります。 高菜は栄養豊富な緑黄色野菜です。 |
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