10月11日(水)牛乳 京風みそ汁 抹茶豆乳ゼリー 「衣笠丼」は、この料理を盛り付けた形が京都の衣笠山という山に似ていることに由来しています。油揚げとネギを卵でとじたシンプルな丼で、その名は西大路、金閣寺の近くにある衣笠山に由来しています。 見た目が、雪景色の衣笠山に似ているから、この名がついたという説や衣笠山に狐がよく出たから、という説もあります。 ダシを吸った油揚げの風味がやさしく、口当たりも良い丼もので、京都府民に愛されているご当地食です。京都発祥といわれている衣笠丼は、ふっくらと煮た油揚げからジュワッと溢れるおだしがとってもジューシーで、お肉を使っていなくても満足感があります。 油揚げは大豆由来の良質なタンパク質が取れる上に、値段も手頃な食材。 そんな油揚げをメインに、少ない材料と工夫でしっかり食べ応えがあるのに、短時間で作れるレシピになっています。 10月10日(火)牛乳 手作りりんごジャム 小松菜のキッシュ 野菜たっぷりトマトスープ 「胚芽パン」の胚芽とは、植物の種子の内部にある、最終的に芽になる部分を指します。もともと小麦を製粉する過程では捨てられてしまう部分でした。種が発芽するときの栄養になるデンプンやタンパク質になります。小麦の胚芽には、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、タンパク質などが豊富に含まれていて、特にビタミンEの効果が強いとされています。そのため、小麦胚芽は、血をサラサラにし、細胞を活発化させる働きがあり、ビタミンB1も豊富で、疲労回復や便秘の解消などにも効果があるとされています。近年健康食品として注目されて「胚芽パン」の人気が高まりました。 10月6日(金)牛乳 小松菜とベーコンのソテー 「ドライカレー」は日本生まれのカレーレシピで、ひき肉を主に使用します。「ドライカレー」は、野菜と肉を細かく刻み、カレー粉やスパイスを用いて炒めたもので、カレールーは使わず、パラパラとした食感が特徴です。この食感から名付けられた「ドライカレー」は、その名の通り乾燥した感じのあるカレーで、ご飯と一緒に混ぜて食べることが一般的です。日本ではカレー風味のチャーハンのことを「ドライカレー」と呼ぶこともあります。カレー風味のピラフの「カレーピラフ」を「ドライカレー」と呼ぶこともあります。 今日は大豆が入った、栄養満点の「ドライカレー」を作りました。 10月5日(木)牛乳 あじフライ キャベツの昆布和え 秋野菜の豚汁 秋野菜は夏野菜に比べて水分が少ないため、味が濃く甘みが強いのが特徴です。 秋に旬を迎える野菜は、にんじんや里芋、さつまいも、れんこんなどの根菜類、まいたけやしめじなどのきのこ類、ブロッコリーやチンゲン菜などの青菜や、ぎんなんや栗などの木の実です。 今日の「豚汁」は一般的な豚汁の具ではなく、秋野菜の代表のさつまいもやしめじを入れて作りました。季節の味を楽しんでください。 10月4日(水)牛乳 五目味噌汁 「すき焼き」の語源は、江戸時代のころの農夫たちが仕事中にお腹がへると、土を掘り起こす農具の鋤(すき)の金属部分を鉄板の代わりにして魚や豆腐を焼いて食べたことから「鋤焼」と呼ばれるようになりました。この他にも、薄く切った肉を意味する「剥身(すきみ)」から「剝き焼き」となったとする説もあります。 「すき焼き」とはもともと関西地方での呼び名で関東地方では「牛鍋」と呼ばれていましたが、現在では一般的に「すき焼き」として親しまれています。「すき焼き」は肉に砂糖と醤油の甘辛の味がバランスよく調和した日本独特の肉料理です。ネギや豆腐、白滝などの具が用いられ、溶き卵をつけて食べます。関西地方と関東地方で調理法が少し異なることが特徴です。寿司や天ぷらと並んで、代表的な日本料理として世界中に知られています。 10月3日(火)牛乳 鶏肉と厚揚げのうま煮 野菜とツナのみそ和え 「うま煮」には和食の料理と中華の料理があります。 「和食の場合」は、いも・野菜・肉・魚介などを、「だし・しょうゆ・砂糖・みりん」 などの味付けで、しっかりと味を付けて煮た料理で、 濃い味つけでつやよく仕上げ、おふくろの味と言われている「煮物料理」です。いも類や、たけのこなどと鶏肉を一緒に煮ることが多いです。 「中華の場合」は、 スープで具材を煮含めて、でん粉でとろみをつけた料理の事です。 おもに、野菜や肉・魚介をつかったもので、干ししいたけやキクラゲなどの乾物も使います。味付けは醤油味ですが、オイスターソースや塩味のものもあります。 10月2日(月)牛乳 白身魚の彩り焼き 切干と胡瓜のさっぱり和え しめじの味噌汁 「胡瓜」の旬は夏ですが、年間を通して栽培されているため、季節を問わず楽しめる野菜のひとつです。 「胡瓜」はカロリーの元となる栄養素は少ないものの、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。「胡瓜」は95%以上が水分ですから、栄養価が低いように感じられますが、食塩の摂取量が多い日本人にとって嬉しい、体内の余分な塩分(ナトリウム)の排出を促す働きがある「カリウム」が多く含まれている野菜です。今日は「切干し大根と胡瓜の和え物」を作りました。 9月29日(金)とうもろこしご飯 牛乳 大根と里芋のそぼろ煮 お月見団子(黒みつ) 今年の「十五夜」は9月29日です。「十五夜」は1年で1番きれいな満月が見られる日です。昔からこの日にお月見を楽しむ風習がありますが、もとは中国から伝わった行事です。 月が見えるところにすすきを飾り、月見団子や秋に収穫した里芋、さつまいも、栗などをお供えして、豊かな秋の実りに感謝をする行事です。給食では「月見団子」を作りました。秋の実りに感謝をしながら食べましょう。 9月28日(木)牛乳 かつおのみそがらめ えのきのすまし汁 「生姜」は1年を通して活躍する食材です。 夏なら夏バテ対策、冬なら身体を芯から温めます。生姜で得られる健康効果には、冷え性の改善、殺菌効果、吐き気を抑える、血圧低下を助け、血中脂質の値を減らすことができるなど、健康を維持するための補助として生姜は非常に便利な食材なので、料理などに加えて意識的に摂取することを心がけてください。 今日は「生姜」を千切りにして、お米と炊き込んだご飯と鶏肉やにんじん、油揚げの具材を混ぜ合わせて「生姜ご飯」を作りました。 9月27日(水)牛乳 さつまいものホットサラダ バミセリスープ 「ウィンナー」とはドイツ語で「ウィーンの〜」という意味で、中世1200年頃ドイツのフランクフルト地方で生まれたソーセージが後に、隣国オーストリアのウィーンに持ち込まれ、ウィーンで独自のソーセージを販売したところ、「ウィンナー・ヴルストヒェン(ウィーン風のソーセージ)」と呼ばれるほど有名になったことが由来と言われています。そこで「ウィンナー」という名称が誕生しました。 ちなみに1800年代にアメリカに渡ったドイツ系移民がアメリカでもソーセージを作るようになり、それをパンに挟んで販売したのが「ホットドッグ」だというエピソードもあります。 9月26日(火)牛乳 西湖豆腐(シーホーどうふ) 春雨の中華炒め 給食では豆腐をメインに使った料理をひと月に1〜2回取り入れています。今日は、トマトを使用したさっぱりと食べやすい中華料理の「西湖豆腐」を作りました。 「西湖」は景色が大変美しく、おいしい魚がたくさんとれる湖のことで、世界遺産に登録されるほどの湖です。この湖の近くでは、おいしい食材がとれることから、「おいしい豆腐料理」という意味を込めて「西湖豆腐」と名付けたそうです。この地域では、よく食べられている「豆腐料理」の一つで、恵まれた気候で育ったトマトを使って、豆腐とひき肉、たまねぎ、たけのこ、ねぎなど色々な食材を煮込んで作ります。トマトの酸味と甘さが美味しい料理です。 9月25日(月)牛乳 トック入り卵スープ 韓国のお餅を「トック」と言います。日本のお餅との大きな違いは原料にあります。日本のお餅は「もち米」から作られていますが、トックは「うるち米」から作られています。「うるち米」は、日本ではいわゆる普通のごはん用のお米として扱われており、もち米から作られた「日本のお餅」は非常に柔らかい食感で、加熱するとよく伸び溶けやすくなることが特徴です。一方「トック」は、モチモチしているものの「日本のお餅」ほどの粘り気はなく、サックリとかみ切れるような歯ごたえがあり、日本のお団子に近い食感が楽しめます。代表的な「トックスープ」は、野菜や肉を入れて煮込んだ、お雑煮のような料理です。今日の給食では、卵を入れて栄養満点の「トックスープ」にしました。 9月22日(金)牛乳 ジャーマンポテト チキンとマカロニのスープ 「ジャーマンポテト」はゆでたジャガイモを適当な大きさに切り、バターやオリーブオイルなどで炒め、かりっと炒めたベーコンとタマネギを加えて、塩・こしょうで味付けしたものです。ドイツの代表的な家庭料理です。 ドイツでは、ブラートカトフェルンと呼ばれています。 ベーコンのうまみを生かし、じゃがいもをこんがりさせるのがポイントです。ジャーマンは、英語で「ドイツ人」や「ドイツの」という意味です。「ジャーマンポテト」という呼び方は和製英語で、ドイツのジャガイモを使った料理という意味で名付けられました。 9月20日(水)牛乳 キャベツのスープ 果物 今日の果物は「梨」です。「梨」は夏から秋にかけて収穫されます。 さまざまな品種があるので、季節ごとに違った味を楽しめます。 酸味があるものや甘味のあるものなど、バリエーションを楽しめるのが魅力です。 「梨」と日本人との付き合いは古く、弥生時代頃まで遡ります。「梨」はおいしいだけでなく、ちょっとした民間薬としての使い方もできる果物です。実際に漢方では「梨」は、熱が原因の咳を和らげるなど、主に喉に効果があるといわれています。 9月19日(火)牛乳 ソーセージと野菜のスープ ポテトとツナのソテー スペイン料理を代表する「パエリア」はスペインのバレンシア地方の郷土料理で、さまざまな具材と米を合わせて炊いたものです。「パエリア」が生まれたのは、バレンシア市内から少し南に下った所にあるアルブフェラ湖周辺だといわれています。 この辺りではその昔、稲作が盛んに行われ、農作業に精を出す人々が地べたで火をおこし、お米と身近な食材を入れて炊いて食べたことが発祥です。 日本で「パエリア」というと魚介類を入れるイメージを持つ方も多いでしょう。 本場スペインでは鶏肉や野菜などを使うこともあり、いろいろな具材の組み合わせを楽しめる料理となっています。 9月15日(金)牛乳 ジャコと大根のサラダ 今日の献立の「スパゲティ」に入っている「トマト」はヨーロッパのことわざで「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということばがあるほど、栄養たっぷりな野菜です。 「トマト」の成分として多く含まれる旨味成分のグルタミン酸は 日本ではあまり馴染みがないですが、世界を見てみるとヨーロッパを中心として、「トマト」がおだしとして利用されています。 さっぱりした味わいだけでなく、旨みもあり、肉や乳製品などとの相性も抜群です。ヨーロッパだけでなく、日本でも愛されている野菜の一つです。 9月11日(月)牛乳 チーズダッカルビ 大根ナムル チゲスープ 今日の献立の「チーズダッカルビ」の「ダッカルビ」とは韓国の焼き肉料理で、鶏肉と野菜を使った料理です。「ダッ」は鶏を、「カルビ」はあばら骨をあらわし、「骨のまわりの肉を食べる鶏料理」という意味です。韓国ではぶつ切りにした鶏のもも肉とにんじん、玉ねぎなどの野菜を、甘辛いコチュジャンをもとにしたタレをかけて鉄板の上で炒めて食べます。給食では「ダッカルビ」の上にチーズをのせてオーブンで焼きました。 9月8日(金)さつまいもごはん 牛乳 菊花蒸し 生揚のみそ汁 明日の9月9日は、「重陽の節句」といわれ、平安時代初めに中国から伝わったとされています。中国では、奇数は縁起の良い「陽の日」とされ、奇数の重なる日を祝いの日と考えられていました。「陽の日」の最大値である「9」が重なる日を「重陽」と呼び、節句の1つにしたといわれています。「重陽の節句」は別名「菊の節句」と呼ばれていて、中国では、菊は邪気を払う力を持っているとされており、それが日本にも語り継がれ、「重陽の節句」では菊の花を楽しむ行事となっています。 現在は「桃の節句」、「端午の節句」などと違い、「重陽の節句」はなじみが薄くなってしまい、お祝い事として祝われることは少なくなってきておりますが、他の節句と同様、命を尊び、健やかな日々を過ごすことを願う大切な日と言えます。 今日の給食では、もち米を黄色く色付けし、「菊の花」に見立てて肉団子にまぶし、それを蒸して「菊花蒸し」を作りました。 9月7日(木)牛乳 ミートボールシチュー 果物 「フレンチトースト」の名前の由来は、ヨーロッパのフランスだと思われている方が多いと思いますが、実はフランスとは全く関係がありません。1724年にアメリカの酒屋の店主ジョーゼフ・フレンチが、この料理に自分の名前を付けたことが由来だそうです。 しかし、「フレンチトースト」という料理自体がアメリカで誕生したわけではなく、似たような料理ははるか昔からヨーロッパのさまざまな国に存在することが確認されています。 今日の給食では食パンに牛乳と砂糖とバターとバニラエッセンスを加えて、卵液をつくりその卵液に浸した食パンをオーブンで焼きました。 9月6日(水)牛乳 具だくさん味噌汁 今日の献立の「具だくさんみそ汁」に入っている、「厚揚げ」は基本的には「木綿豆腐」を高温の油で揚げて作ります。高温の油で揚げることで表面はきつね色になりますが、中心までは火が通らず、生の木綿豆腐のままになっていることが特徴です。油で揚げた「厚揚げ」は香ばしさが加わり食べごたえがあります。また、表面がこんがり揚がっていることで、崩れにくく調理がしやすいこともポイントです。 厚さをくらべて、「薄揚げ」「厚揚げ」と呼ばれます。「薄揚げ」は油揚げのことで、「厚揚げ」は生揚げの事です。 |
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