1校時目に各クラスで道徳の授業が行われ、2校時目に戦争と平和に関する講演会が行われました。講演会では、講師の岩谷先生がご自身の戦争体験やご家族のことなどをお話されました。終戦間際に生まれた岩谷先生は、戦時中にご家族を亡くし、兄弟とも生き別れになるなど悲しいことが続きましたが、その一方で、戦後、家族の温かさや人との出会いなどに触れたそうです。戦争の悲惨さだけではなく、思いやりなど人の心にある温かい部分を伝えて下さり、多くの生徒たちが真剣に講演を聴いていました。「平和」という難しい題材を扱いましたが、生徒一人一人が「平和とは何か」、「命の大切さ」、「争い(戦争)を無くすためにはどうしたら良いのか」を一生懸命に考えてくれました。私達教員もとても勉強になり、改めて「平和」や「命の大切さ」について考えることができました。