11月14日(土)の道徳授業地区公開講座では「講演会」も行われました。本校は、オリンピック・パラリンピック教育推進校(東京都指定)を受けていることもあり、今回の講座でもこの点を意識しつつ、フェリス女学院教授の和田浩一先生を講師にお招きし、「オリンピックを通して気付けた人間的な価値」という題目で講演していただきました。近代 オリンピックの生みの親である、ピエール・ド・クーベルタン男爵の考え方を軸に、オリンピックとは何か、オリンピックはどのように生まれたか、オリンピズムとはどのような考え方かということについてわかりやすくお話をしていただきました。「オリンピック・ムーブメントは平和な世界を狙ったものであること」「オリンピックというと、スポーツの部分だけに注目しがちだが、身体・知性・道徳・芸術の点から多面的に人間のあり方を考えていくことが大切であること」「オリンピックムーブメントを山にたとえるならば、オリンピック大会は山頂にあたり、オリンピックを支えるボランティア活動だけでなく、オリンピックの精神を生かして日々の生活を送っていくことそのものが、山の裾野にあたること」など、生徒たちは多くのことを学ぶことができたようです。ぜひ、日々の生活に生かしていきましょう。
ご講演を聞いて、オリンピックやパラリンピックへの興味・関心が高まった生徒も多くいると思います。図書室にも、オリンピック・パラリンピック特設コーナーを設けてありますので、ぜひご活用ください。
最後になりましたが、本日も多くの保護者の皆様、地域の方々に参加していただくことが出来ました。お忙しいところ、どうもありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。