7月の生活目標は、「感謝の気持ちを言葉と行動で表そう(身近な人たちに支えられていることに感謝し、気持ちを伝える)」です。ローマの政治家・哲学者であるキケロは、「感謝は最上の美徳であるだけでなく、すべての美徳の母でもある」と言っています。東日本大震災が起こった時に、宮澤章二さんの「『こころ』はだれにも見えないけれど/『こころづかい』は見える/『思い』は見えないけれど/『思いやり』はだれにでも見える」という詩が放送されました。「心では感謝しているのに、それを態度で示そうとしないのは、プレゼントを包んだのに、渡さないのと同じことだ」とも言われます。感謝の気持ちを相手に伝えるためには、それを言葉や行動という形にすることが大切です。少し照れくさいかもしれませんが、ぜひ実践していきましょう。