1月31日(木)の給食
≪献立≫
・レンズミートスパゲティ ・じゃがいものフレンチサラダ ・牛乳 今日のミートソースには、「レンズまめ」という形がレンズに似た小さくて平らな豆が入っています。火が通りやすく、料理にも手軽に取り入れることができます。イタリアやフランス、インドなどでよく使われ、煮込み料理やスープに入れて食べるそうです。タンパク質やビタミンのほか、腸内環境を整える食物繊維や、貧血予防に効果的な鉄分が豊富に含まれています。 1月30日(水)の給食
≪献立≫
・キムタクごはん ・すずしろ汁 ・おかしな目玉焼き ・牛乳 「キムタクごはん」は学校給食から生まれたメニューで、キムチとたくあんを使っていることから名付けられました。今日のたくあんは、江戸東京野菜に登録されている『練馬大根』のたくあん漬けを使いました。練馬大根は、水分が少なく繊維質なので、昔からたくあん漬けにされていたそうです。 汁物の“すずしろ”は、春の七草でもある“大根”の別名で、練馬区のイベントなどで出される、大根おろしがたっぷり入った具沢山な味噌汁です。 作ってくださった方に感謝して、地元の味をおいしくいただきましょう。 1月29日(火)の給食
≪献立≫
・ムロアジの麻婆豆腐丼 ・糸寒天サラダ ・牛乳 今日と明日の給食テーマは『地場産物』です。『地場産物』は、地元で生産される特産品のことです。今日は東京都の食材を取り入れた献立です。 麻婆豆腐丼には、豚ひき肉と一緒に八丈島産の「ムロアジ」のミンチを入れました。ムロアジは太平洋側の温かい海域に広く分布する魚で、強烈な匂いと旨味のある干物で有名な“クサヤ”の原料にもなっています。サラダには、伊豆諸島産の「糸寒天」と、東京生まれの「小松菜」を使いました。 1月28日(月)の給食
≪献立≫
・ごはん ・くじらの竜田揚げ ・かきたま汁 ・じゃがいもキンピラ ・牛乳 戦争が終わり、鶏肉や豚肉の入手が困難だった昭和40年代までの給食には「クジラ肉」がよく出されていました。現在は中々食べる機会はありませんが、当時は値段が安く、体をつくるタンパク源として重宝され、一般的にも消費されていたそうです。低脂肪・低カロリーな赤身の肉で、不足しがちな鉄分や頭の回転を良くするDHAも豊富に含まれています。 1月25日(金)の給食
≪献立≫
・ジャムサンド ・ホワイトシチュー ・キャベツのツナ和え ・牛乳 現在三原台中学校では、週3〜4回がご飯の給食ですが、昔はほとんど毎日「コッペパン」でした。第二次世界大戦後、アメリカから配給された小麦粉で作られたもので、ご飯が給食に登場するのはずっと後になってからです。 ミルクは「脱脂粉乳」をお湯で溶いたものでした。牛乳のかわりに栄養改善に役立った食品で、食料難に苦しむ子どもたちを見て、海外から届けられた支援物資のひとつだったそうです。今日は昔の給食をイメージして、いちごジャムを塗ったコッペパンと脱脂粉乳入りのシチューを作りました。 1月24日(木)の給食
≪献立≫
・菜めし ・鮭の香味焼き ・すいとん汁 ・みかん ・牛乳 1月24〜30日は『全国学校給食週間』です。学校給食は、約130年前の明治22年に山形県の小学校で、貧しくてお弁当を持ってこられない子のために、食事を提供したのが始まりといわれています。一番最初の給食は、おにぎり・焼き魚・漬け物でした。当時は食べ物が少なく、おなかいっぱい食べることが出来なかったので、みんな喜んで食べたそうです。 今日は、最初の献立に汁物を付け、少しアレンジしたメニューにしました。毎日3食きちんと食べられることに感謝していただきましょう。 1月23日(水)の給食
≪献立≫
・ごはん ・ひじきふりかけ ・すき焼き風煮 ・みそドレッシングサラダ ・牛乳 「すき焼き」は、明治時代に広まった日本の鍋料理です。地域によって調理法が違い、関東では、だし汁と醤油・みりんなどを合わせた“割り下”で具材を煮ます。関西は、最初に肉を焼いて砂糖や醤油などを直接入れるのが特徴です。給食では関東のすき焼きにならって、豚肉や焼き豆腐、冬野菜などをたっぷり入れ、醤油や砂糖で甘辛く味付けしてよく煮込んで作りました。 1月22日(火)の給食
≪献立≫
・カレーライス ・福神漬け ・こんにゃくサラダ ・牛乳 1月22日は「カレーライスの日」です。「カレーライス」を給食メニューとして加えることが決められ、1982年1月22日に、全国の小中学校で一斉にカレーが給食に出されたことから記念日となりました。1976年に米飯給食が正式に導入されていましたが、当時はまだパンが主流で、ご飯の給食を出す学校が少なかったそうです。「カレーライス」は、お米の普及に大きく貢献し、国民食と呼ばれるほどの人気メニューになりました。 1月21日(月)の給食
≪献立≫
・五目うどん ・かぶのゆず風味和え ・にんじん蒸しパン ・牛乳 「人参」は給食でほぼ毎日登場する野菜です。緑黄色野菜に豊富に含まれる“カロテン”という栄養素は、人参の英名である“キャロット”に由来しているそうです。カロテンは体内でビタミンAに変化し、皮膚や粘膜の健康を維持したり、風邪などの細菌から体を守ってくれます。給食では、栄養たっぷりの人参を使って、きれいなオレンジ色の蒸しパンを作りました。 ★本日使用した「人参」と「かぶ(かぶの葉)」は、三原台の荘農園さんで収穫されたものです。 1月18日(金)の給食
≪献立≫
・高菜チャーハン ・豆腐のチリソース煮 ・りんご ・牛乳 「高菜」はアブラナ科の野菜で、葉をかじるとピリッとした辛みがあるのが特徴です。漬け物にして食べられることが多く、乳酸菌で発酵させるので、整腸作用や抗がん作用があるそうです。油で炒めると味や香りがまろやかになるので、おにぎりやチャーハンの具材にしたり、九州名物の豚骨ラーメンのトッピングとしてもよく登場します。 1月17日(木)の給食
≪献立≫
・ごはん ・魚の唐揚げ ねぎソース ・どさんこ汁(北海道の郷土料理) ・野菜のごま和え ・牛乳 今日の魚は、宮城県の気仙沼で水揚げされた「もうかさめ」です。出荷量は宮城県が全体の90%以上を占め、東北で多く出回っているそうです。 サメのヒレである“フカヒレ”は高級食材として有名ですが、身が食べられることはあまり知られていません。「もうかさめ」は、基本的に切り身で流通しており、クセがなく、鶏肉のような食感です。栄養も豊富で、体をつくるタンパク質や鉄分、脳の働きを良くするDHAなども含まれています。 1月16日(水)の給食
≪献立≫
・ハニートースト ・冬野菜のクリーム煮 ・きのことキャベツのソテー ・牛乳 「はちみつ」は、蜂が作り出す自然の甘味料です。働き蜂によって、レンゲやアカシアなどの花の蜜が巣に持ち帰られ、濃縮、熟成されて出来ます。 ビタミンやミネラルが豊富で、殺菌効果もあるので、喉が痛い時や風邪予防にもぴったりです。古くからは火傷や擦り傷、喉の炎症、口内炎など、薬としても活用されていたそうです。 1月15日(火)の給食
≪献立≫
・小豆ごはん ・松風焼き ・けの汁 ・いよかん ・牛乳 1月15日は『小正月』です。別名『女正月』とも言い、年末年始を忙しく働いた主婦や女性達をねぎらう日とされています。給食では、青森県の郷土料理の「けの汁」を作りました。「けの汁」は、野菜や山菜を入れた具沢山な味噌汁です。日持ちが良く、“女性が家事から解放される日”である小正月の前日に作り置きされます。また、「小豆粥」を食べる風習があり、赤色の食べ物は邪気を払うと考えられ、家族がまめに健康な1年を過ごせるようにという願いが込められています。 1月11日(金)の給食
≪献立≫
・ごはん ・鰆の西京焼き ・白玉雑煮 ・しらたきチャプチェ ・牛乳 1月11日は『鏡開き』です。鏡開きには、お正月に神様にお供えしていた鏡餅を下げ、お雑煮やお汁粉などにして、無病息災を願って食べます。 鏡餅は切らずに割ったり、砕いたりして使います。これは江戸時代の武家の風習だそうです。武士にとって“切る”という言葉は、切腹を連想させ縁起が悪いため、刃物を使わず手や木槌で割ります。「鏡餅を(割って)開いた」を「運が開く」にかけて、鏡開きと言われるようになったそうです。 給食では、白玉団子を入れたすまし仕立てのお雑煮を作りました。 1月10日(木)の給食
≪献立≫
・スパイシートマトライス ・ジャーマンポテト ・牛乳 「スパイシートマトライス」は、たっぷりのトマトと玉葱、ひき肉を炒め、スパイスを効かせたトマトミートソースをごはんにかけて食べます。辛味や香り付けとして、カレー粉・クミン・チリパウダーなどを合わせました。 香辛料には、食欲を増進させたり、消化を助ける働きがあります。新陳代謝が活発になり、血液の流れを良くしてくれるので、疲労回復にも繋がるそうです。寒さの厳しい冬や風邪のひき始めに、体を温めてくれる“スパイス”をぜひ取り入れてみてくださいね。 1月9日(水)の給食
≪献立≫
・キンピラごはん ・小魚と大豆のカリカリ揚げ ・七草汁 ・オレンジゼリー ・牛乳 今日は『お正月・春の七草献立』です。日本には、1月7日に「七草がゆ」を食べて、1年の無病息災を祈る風習があります。春の七草は、年末年始のごちそうで疲れた胃腸を休め、普段の食生活に戻す区切りとして食べられています。また、若菜にはビタミンやミネラルが豊富に含まれるので、栄養のバランスを整える効果もあります。 給食では、せり・すずな(かぶ)・すずしろ(大根)を使った七草入りすまし汁を作りました。ほかにも、おせち料理に使われる縁起の良い食材も取り入れました。食べ物から栄養を沢山もらって、今年も元気に過ごしましょう。 |
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