12月24日(火)の給食
≪献立≫
・ごはん ・さばの竜田揚げおろしソース ・豆乳味噌汁 ・もやしのごまダレ和え ・牛乳 「豆乳」の原材料は「大豆」です。大豆を水に浸してすりつぶし、火にかけてから、布で漉すと「豆乳」ができます。ちなみに、漉して布に残ったものが「おから」、豆乳に〔にがり〕という海水から作られた凝固剤を加えると「豆腐」になります。普段食べている食品の中にも、大豆から作られているものがたくさんあるので、ぜひ探してみてくださいね。 ![]() 12月23日(月)の給食
≪献立≫
・フレンチトースト ・ポークビーンズ ・花野菜サラダ ・牛乳 「フレンチトースト」はフランス語で「パン・ペルデュ」と呼ばれており、【失われたパン】という意味があります。これは古く固くなったパンを牛乳や卵に浸し、柔らかくして“生き返らせる”からだそうです。 サラダの「花野菜」は、ブロッコリーやカリフラワーのことです。モコモコとした部分は、茎の先にできた〔花のつぼみのかたまり〕です。収穫しないでそのまま置いておくと、小さな黄色い花が咲くそうです。 ![]() 12月20日(金)の給食
≪献立≫
・れんこんごはん ・ぶりの幽庵焼き ・かぼちゃ団子汁 ・みかん ・牛乳 12月22日は1年のうちで一番昼が短く夜が長い『冬至』です。日本では昔から、お風呂にゆずを浮かべた“ゆず湯”に入り、“かぼちゃ”を食べて健康を願う風習があります。かぼちゃの別名は【なんきん】とも言い、終わりに〔ん〕の付く食べ物を食べると幸運に恵まれると言われています。 給食では、ゆず果汁を使った「ぶりの幽庵焼き」と、かぼちゃを練り込んだ「かぼちゃ団子汁」を作りました。〔ん〕の付く食べ物もたくさん取り入れたので、探してみてくださいね。ビタミンCやカロテンが豊富なかぼちゃを食べて、寒い冬を元気に過ごしましょう。 ![]() 12月19日(木)の給食
≪献立≫
・ごはん ・ごぼうハンバーグ ・かぶスープ ・じゃがバターのり塩 ・牛乳 今日のハンバーグは旬の「ごぼう」がたっぷり入っています。ごぼうを野菜として食べるのは、世界中で日本を含めた一部の国だけと言われています。中国から薬草として日本に伝わり、食用に改良された珍しい野菜で、海外の人から見ると“日本人は木の根っこを食べている”とびっくりするそうです。独特の風味や旨味があり、野菜の中でも食物繊維はトップクラス、便秘予防や整腸作用などの効果が期待できます。 ![]() 12月18日(水)の給食
≪献立≫
・カレーライス ・福神漬け ・パリパリサラダ ・牛乳 給食のカレーライスには、小麦粉とバターで手作りする〔カレールー〕や、よく炒めて甘みとコクを凝縮させた〔飴色玉ねぎ〕など、さまざまな旨味とおいしさが詰まっています。カレー粉などの香辛料は食欲を増進させたり、消化を助ける働きがあります。発汗作用もあるので、体の代謝が良くなり、疲労回復につながります。 副菜は人気メニューの「パリパリサラダ」です。油でさっと揚げたワンタンのパリパリとした食感と、手作りの玉ねぎドレッシングがポイントです。 ![]() 12月17日(火)の給食
≪献立≫
・五目あんかけ焼きそば ・うずら煮卵 ・フルーツヨーグルト ・牛乳 「五目」は、いろいろな具材や味や彩り、栄養のバランスなどを考えて取り合わせたものです。【たくさんの】という意味があるので、必ずしも5種類の具材が使われているとは限りません。今日は、エビやイカを加えた「五目あんかけ焼きそば」です。玉ねぎやたけのこ、白菜、チンゲンサイといった8種類の野菜を使い、具だくさんなあんかけにしました。 ![]() 12月16日(月)の給食
≪献立≫
・豆わかごはん ・肉じゃが ・じゃこ入り大根サラダ ・牛乳 家庭料理の定番「肉じゃが」には、旧日本海軍の発案という説があります。明治時代、日本海軍元帥の東郷平八郎が、イギリスの留学中に食べたビーフシチューが忘れられず、料理長に命じて作らせました。しかし、デミグラスソースの材料が手に入らず、日本で馴染みのある砂糖と醤油で味付けをして出来上がったのが「肉じゃが」だったそうです。 ![]() 12月13日(金)の給食
≪献立≫
・親子丼 ・せんべい汁 ・牛乳 青森県の八戸市や南部地方には、肉や野菜が入った汁物に“南部せんべい”を入れ煮立てた「せんべい汁」という郷土料理があります。海と山に囲まれた寒い土地なので、冷たい風のせいで米が育たず、代わりに小麦粉やそば粉が多く作られました。せんべいは米から作るお菓子ですが、“南部せんべい”は小麦粉から作られ、主食やおやつとして食べられるそうです。汁物に入れるとダシを吸って、モチモチした“すいとん”のような食感になります。 ![]() ![]() 12月12日(木)の給食
≪献立≫
・ピザトースト ・クリームパスタスープ ・洋梨 ・牛乳 ピザはイタリアの料理ですが、「ピザトースト」は日本生まれの料理です。まだピザが高価だった1964年頃、安く食べられるようにと、東京にある喫茶店で考案されたメニューだそうです。給食では、ピザソースから手作りしており、トマトピューレやケチャップ、スパイスなどを合わせました。 「パスタ」は、イタリア語でマカロニ・ペンネ・スパゲティ・ラザニアなどの食品の総称です。今日は筒状のショートパスタである“マカロニ”です。 ![]() 12月11日(水)の給食
≪献立≫
・ごはん ・さわらの煮付け ・けんちん汁 ・五目野菜炒め ・牛乳 今日の煮魚は、魚へんに春と書く「鰆」です。字の通り春が旬の魚ですが、回遊魚なので地域によって旬の季節が異なります。関西では3月〜5月頃の春、関東では冬が旬とされています。特に12月〜2月に水揚げされる、脂ののった「寒鰆」が人気があるそうです。給食では、魚の間に昆布と生姜を挟み、煮汁とダシを注いで、朝から2時間かけて弱火でじっくり煮ました。 ![]() ![]() 12月10日(火)の給食
≪献立≫
・スパイシートマトライス ・じゃがいものフレンチサラダ ・牛乳 トマトの赤は“リコピン”という成分の色です。リコピンはガンや生活習慣病の予防、肌を美しく健康に保つ抗酸化作用があります。【トマトが赤くなると、医者が青くなる】ということわざがあるほど栄養豊富で、ビタミンAやビタミンC、旨味成分であるグルタミン酸も含まれています。 今日はたっぷりのトマトと玉ねぎ、ひき肉を炒め、カレー粉やチリパウダーなどのスパイスを効かせたトマトミートソースを作りました。 ![]() 12月9日(月)の給食
≪献立≫
・高菜豚バラごはん ・豆腐チゲ ・りんご ・牛乳 「高菜」はアブラナ科の野菜で、葉をかじるとピリッとした辛みがあるのが特徴です。漬け物にして食べられることが多く、乳酸菌で発酵させるため、整腸作用や抗がん作用があるそうです。高菜漬けは油で炒めると味や香りがまろやかになるので、豚肉と一緒に炒めて混ぜご飯にしました。 「チゲ」はキムチ味やみそ味で具材を煮込んだ、韓国の鍋料理です。韓国語でチゲは【鍋】を意味します。そのため「チゲ鍋」という言葉を直訳すると「鍋鍋」となってしまい、日本でしか通じないので注意しましょう。 ![]() 12月6日(金)の給食
≪献立≫
・セルフフィッシュバーガー ・具だくさん野菜スープ ・オレンジ ・牛乳 今日の給食は「セルフフィッシュバーガー」です。丸パンに魚のフライとキャベツを挟んで食べてください。フライは「ホキ」という名前の魚です。ニュージーランドやオーストラリアの深海に生息する、体長1メートル以上にもなる、あっさりした白身魚です。魚屋さんやスーパーではあまり見かけませんが、フライなどに加工すると味がとても良いので、大手ハンバーガーショップのフィッシュバーガーにも使われています。 ![]() 12月5日(木)の給食
≪献立≫
・厚揚げの肉味噌丼 ・春雨サラダ ・牛乳 「厚揚げ」は豆腐を厚めに切って油で揚げた食品です。薄い油揚げと違い、豆腐の食感を残すため、内部には十分に火を通さないように表面のみ揚げています。そのため「生揚げ」とも呼ばれています。豆腐と比べて形が崩れにくく、水分が適度に抜けているので、味が染み込みやすいのが特徴です。 今日の給食では、炒めた豚ひき肉やみじん切りの野菜と一緒に、醤油や味噌で味付けした甘辛の肉味噌丼にしました。 ![]() 12月4日(水)の給食
≪献立≫
・パエリア ・ソパ・デ・アホ(にんにくのスープ) ・ミニトマト ・牛乳 今日は『スペイン料理献立』です。「パエリア」は、お米に魚介や肉などの食材とスープを加えて炊く、スペインの炊き込みご飯です。本来パエリアは【フライパン】のことでした。両側に取手のある平らで浅い“パエリア鍋”を使った調理法が伝わるうちに、料理の名称として浸透したそうです。 「ソパ・デ・アホ」は時間が経って硬くなったフランスパンと卵を加えた、にんにくたっぷりのスープです。スペイン語でソパは【スープ】、アホは【にんにく】という意味です。給食では、フランスパンの代わりにクルトンを使い、パプリカパウダーで赤く色付けしました。 ![]() ![]() 12月3日(火)の給食
≪献立≫
・ごはん ・豚肉の生姜焼き ・白菜の味噌汁 ・切干大根ナムル ・牛乳 「生姜」は漢方にも用いられる健康食品です。独特の辛味と香りには、多くの薬効成分が含まれています。この辛味成分には殺菌効果の他、新陳代謝を促進して、発汗作用を高める効果もあります。冷え性改善には加熱した生姜がより効果的で、血管を拡張して血の巡りを良くしてくれます。冷えや風邪のひきはじめに、「生姜」を料理に取り入れて体の中から温めましょう。 ![]() 12月2日(月)の給食
≪献立≫
・練馬スパゲティ ・小松菜とコーンのソテー ・スイートポテト ・牛乳 11月30日(土)、練馬区田柄にある畑で『練馬大根引っこ抜き競技大会』が行われました。「練馬大根」は、大きなものだと1メートル以上の深さまで育ち、中央部が太いので引き抜くのがとても大変です。スーパーなどでよく売られている「青首大根」と比べて、3〜5倍もの力が必要だそうです。 給食では、大会で収穫された練馬大根で「練馬スパゲティ」を作りました。育てるのが大変で、市場に出回ることがほとんどない貴重な伝統野菜です。生産農家の方に感謝して、味わっていただきましょう。 ![]() ![]() 11月29日(金)の給食
≪献立≫
・キムチチャーハン ・トックと卵のスープ ・りんご ・牛乳 今日は韓国食材を使った『韓国献立』です。「キムチ」は、白菜などの野菜と、塩・唐辛子、魚介塩辛、ニンニクなどを足して作られた旨味たっぷりの漬物です。家庭の常備菜として、韓国の食生活には欠かせません。 「トック」は、“うるち米”を原料にした韓国のお餅です。日本で作られる“もち米の餅”と違い、粘りや伸びが少なく、煮込み料理や鍋料理に入れても煮崩れしにくいという特徴があります。よく味わっていただきましょう。 ![]() 11月28日(木)の給食
≪献立≫
・鮭と青菜のごはん ・いも煮 ・野菜の薬味和え ・牛乳 「いも煮」とは、山形県をはじめとした東北地方で食べられている郷土料理です。秋に収穫した野菜やきのこなどを使った鍋料理で、地域によって具材や味付けは異なりますが、「里芋」は必ず入れます。山形県では、収穫祭や地域交流の場として、河川敷などの屋外に集まり大きな鍋を囲む「芋煮会」が行われています。春の花見と並ぶ、秋の風物詩としても有名です。 給食では里芋を大きめに切り、豚肉や根菜、厚揚げを一緒に煮込んで、醤油や味噌で味付けした、具だくさんの煮物を作りました。 ![]() ![]() 11月27日(水)の給食
≪献立≫
・ピロシキ風サンド ・ボルシチ ・カルピスみかんゼリー 今日の給食は『ロシア料理献立』です。「ピロシキ」はロシア人にとって、日本で言う“おにぎり”のような存在です。パンの中に詰める具材は、ひき肉や野菜炒め、焼魚をほぐしたもの、茹で卵など様々です。 日本では油で揚げたものと思われていますが、ロシアではオーブンで焼いて作るのが一般的だそうです。今回は豚肉や野菜、春雨を炒めたものをパンに挟んだピロシキ風サンドを作りました。 ![]() |
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