12月19日(木)の給食
≪献立≫
・ごはん ・ごぼうハンバーグ ・かぶスープ ・じゃがバターのり塩 ・牛乳 今日のハンバーグは旬の「ごぼう」がたっぷり入っています。ごぼうを野菜として食べるのは、世界中で日本を含めた一部の国だけと言われています。中国から薬草として日本に伝わり、食用に改良された珍しい野菜で、海外の人から見ると“日本人は木の根っこを食べている”とびっくりするそうです。独特の風味や旨味があり、野菜の中でも食物繊維はトップクラス、便秘予防や整腸作用などの効果が期待できます。 ![]() 12月18日(水)の給食
≪献立≫
・カレーライス ・福神漬け ・パリパリサラダ ・牛乳 給食のカレーライスには、小麦粉とバターで手作りする〔カレールー〕や、よく炒めて甘みとコクを凝縮させた〔飴色玉ねぎ〕など、さまざまな旨味とおいしさが詰まっています。カレー粉などの香辛料は食欲を増進させたり、消化を助ける働きがあります。発汗作用もあるので、体の代謝が良くなり、疲労回復につながります。 副菜は人気メニューの「パリパリサラダ」です。油でさっと揚げたワンタンのパリパリとした食感と、手作りの玉ねぎドレッシングがポイントです。 ![]() 12月17日(火)の給食
≪献立≫
・五目あんかけ焼きそば ・うずら煮卵 ・フルーツヨーグルト ・牛乳 「五目」は、いろいろな具材や味や彩り、栄養のバランスなどを考えて取り合わせたものです。【たくさんの】という意味があるので、必ずしも5種類の具材が使われているとは限りません。今日は、エビやイカを加えた「五目あんかけ焼きそば」です。玉ねぎやたけのこ、白菜、チンゲンサイといった8種類の野菜を使い、具だくさんなあんかけにしました。 ![]() 12月16日(月)の給食
≪献立≫
・豆わかごはん ・肉じゃが ・じゃこ入り大根サラダ ・牛乳 家庭料理の定番「肉じゃが」には、旧日本海軍の発案という説があります。明治時代、日本海軍元帥の東郷平八郎が、イギリスの留学中に食べたビーフシチューが忘れられず、料理長に命じて作らせました。しかし、デミグラスソースの材料が手に入らず、日本で馴染みのある砂糖と醤油で味付けをして出来上がったのが「肉じゃが」だったそうです。 ![]() 12月13日(金)の給食
≪献立≫
・親子丼 ・せんべい汁 ・牛乳 青森県の八戸市や南部地方には、肉や野菜が入った汁物に“南部せんべい”を入れ煮立てた「せんべい汁」という郷土料理があります。海と山に囲まれた寒い土地なので、冷たい風のせいで米が育たず、代わりに小麦粉やそば粉が多く作られました。せんべいは米から作るお菓子ですが、“南部せんべい”は小麦粉から作られ、主食やおやつとして食べられるそうです。汁物に入れるとダシを吸って、モチモチした“すいとん”のような食感になります。 ![]() ![]() 12月12日(木)の給食
≪献立≫
・ピザトースト ・クリームパスタスープ ・洋梨 ・牛乳 ピザはイタリアの料理ですが、「ピザトースト」は日本生まれの料理です。まだピザが高価だった1964年頃、安く食べられるようにと、東京にある喫茶店で考案されたメニューだそうです。給食では、ピザソースから手作りしており、トマトピューレやケチャップ、スパイスなどを合わせました。 「パスタ」は、イタリア語でマカロニ・ペンネ・スパゲティ・ラザニアなどの食品の総称です。今日は筒状のショートパスタである“マカロニ”です。 ![]() 12月11日(水)の給食
≪献立≫
・ごはん ・さわらの煮付け ・けんちん汁 ・五目野菜炒め ・牛乳 今日の煮魚は、魚へんに春と書く「鰆」です。字の通り春が旬の魚ですが、回遊魚なので地域によって旬の季節が異なります。関西では3月〜5月頃の春、関東では冬が旬とされています。特に12月〜2月に水揚げされる、脂ののった「寒鰆」が人気があるそうです。給食では、魚の間に昆布と生姜を挟み、煮汁とダシを注いで、朝から2時間かけて弱火でじっくり煮ました。 ![]() ![]() 12月10日(火)の給食
≪献立≫
・スパイシートマトライス ・じゃがいものフレンチサラダ ・牛乳 トマトの赤は“リコピン”という成分の色です。リコピンはガンや生活習慣病の予防、肌を美しく健康に保つ抗酸化作用があります。【トマトが赤くなると、医者が青くなる】ということわざがあるほど栄養豊富で、ビタミンAやビタミンC、旨味成分であるグルタミン酸も含まれています。 今日はたっぷりのトマトと玉ねぎ、ひき肉を炒め、カレー粉やチリパウダーなどのスパイスを効かせたトマトミートソースを作りました。 ![]() 12月9日(月)の給食
≪献立≫
・高菜豚バラごはん ・豆腐チゲ ・りんご ・牛乳 「高菜」はアブラナ科の野菜で、葉をかじるとピリッとした辛みがあるのが特徴です。漬け物にして食べられることが多く、乳酸菌で発酵させるため、整腸作用や抗がん作用があるそうです。高菜漬けは油で炒めると味や香りがまろやかになるので、豚肉と一緒に炒めて混ぜご飯にしました。 「チゲ」はキムチ味やみそ味で具材を煮込んだ、韓国の鍋料理です。韓国語でチゲは【鍋】を意味します。そのため「チゲ鍋」という言葉を直訳すると「鍋鍋」となってしまい、日本でしか通じないので注意しましょう。 ![]() 12月6日(金)の給食
≪献立≫
・セルフフィッシュバーガー ・具だくさん野菜スープ ・オレンジ ・牛乳 今日の給食は「セルフフィッシュバーガー」です。丸パンに魚のフライとキャベツを挟んで食べてください。フライは「ホキ」という名前の魚です。ニュージーランドやオーストラリアの深海に生息する、体長1メートル以上にもなる、あっさりした白身魚です。魚屋さんやスーパーではあまり見かけませんが、フライなどに加工すると味がとても良いので、大手ハンバーガーショップのフィッシュバーガーにも使われています。 ![]() 12月5日(木)の給食
≪献立≫
・厚揚げの肉味噌丼 ・春雨サラダ ・牛乳 「厚揚げ」は豆腐を厚めに切って油で揚げた食品です。薄い油揚げと違い、豆腐の食感を残すため、内部には十分に火を通さないように表面のみ揚げています。そのため「生揚げ」とも呼ばれています。豆腐と比べて形が崩れにくく、水分が適度に抜けているので、味が染み込みやすいのが特徴です。 今日の給食では、炒めた豚ひき肉やみじん切りの野菜と一緒に、醤油や味噌で味付けした甘辛の肉味噌丼にしました。 ![]() 12月4日(水)の給食
≪献立≫
・パエリア ・ソパ・デ・アホ(にんにくのスープ) ・ミニトマト ・牛乳 今日は『スペイン料理献立』です。「パエリア」は、お米に魚介や肉などの食材とスープを加えて炊く、スペインの炊き込みご飯です。本来パエリアは【フライパン】のことでした。両側に取手のある平らで浅い“パエリア鍋”を使った調理法が伝わるうちに、料理の名称として浸透したそうです。 「ソパ・デ・アホ」は時間が経って硬くなったフランスパンと卵を加えた、にんにくたっぷりのスープです。スペイン語でソパは【スープ】、アホは【にんにく】という意味です。給食では、フランスパンの代わりにクルトンを使い、パプリカパウダーで赤く色付けしました。 ![]() ![]() 12月3日(火)の給食
≪献立≫
・ごはん ・豚肉の生姜焼き ・白菜の味噌汁 ・切干大根ナムル ・牛乳 「生姜」は漢方にも用いられる健康食品です。独特の辛味と香りには、多くの薬効成分が含まれています。この辛味成分には殺菌効果の他、新陳代謝を促進して、発汗作用を高める効果もあります。冷え性改善には加熱した生姜がより効果的で、血管を拡張して血の巡りを良くしてくれます。冷えや風邪のひきはじめに、「生姜」を料理に取り入れて体の中から温めましょう。 ![]() 12月2日(月)の給食
≪献立≫
・練馬スパゲティ ・小松菜とコーンのソテー ・スイートポテト ・牛乳 11月30日(土)、練馬区田柄にある畑で『練馬大根引っこ抜き競技大会』が行われました。「練馬大根」は、大きなものだと1メートル以上の深さまで育ち、中央部が太いので引き抜くのがとても大変です。スーパーなどでよく売られている「青首大根」と比べて、3〜5倍もの力が必要だそうです。 給食では、大会で収穫された練馬大根で「練馬スパゲティ」を作りました。育てるのが大変で、市場に出回ることがほとんどない貴重な伝統野菜です。生産農家の方に感謝して、味わっていただきましょう。 ![]() ![]() |
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