10月3日(木)の給食
≪献立≫
・さつまいもごはん ・鮭のねぎ味噌焼き ・鶏ごぼう汁 ・巨峰 ・牛乳 今日の給食は『秋の味覚献立』です。魚介類や野菜・果物などには、一年のうちで一番たくさんとれ、美味しく栄養豊富な【旬】の時期があります。 「鮭」は一年中出回っていますが、旬は秋から冬です。海で4〜6年かけて大きくなり、産卵のために群れを作って、生まれた川上流を目指して戻って来るそうです。低脂肪・低カロリーで、良質なたんぱく質がたくさん含まれています。“骨のビタミン”ともいわれるビタミンDが豊富で、カルシウムと一緒に摂ることで、吸収を助け、骨を丈夫にする働きがあります。 10月2日(水)の給食
≪献立≫
・ごはん ・豆腐とツナの揚げギョウザ ・フレッシュトマ卵スープ ・切干大根サラダ ・牛乳 10月2日は「豆腐の日」です。それにちなんで、豆腐入りのジャンボ揚げギョウザを作りました。豆腐やツナ、みじん切りにしたキャベツやねぎなどをよく練り、直径15cmもある大きな皮に包んで、きつね色に揚げました。 スープは生のトマトを使った中華風卵スープです。トマトの旬は夏ですが、味が良いのは春〜初夏と秋といわれています。加熱することで甘味や旨味がグッと増し、リコピンの吸収率もアップするそうです。 10月1日(火)の給食
≪献立≫
・あしたばパン ・トビウオ入りハンバーグ ・糸寒天と小松菜のスープ ・青のりポテト ・牛乳 今日の給食は〔都民の日〕にちなんで、東京都の特産食材をたくさん使った『東京献立』です。主菜のハンバーグには、豚ひき肉と一緒に八丈島産の「トビウオ」のミンチを入れました。「トビウオ」は翼のように大きく発達した胸ビレを使い、水面を100〜400mも飛ぶことができるそうです。パンには「あしたば」という葉野菜が練り込まれているので、ほんのり黄緑色をしています。スープには伊豆諸島産の「糸寒天」と東京生まれの「小松菜」を入れました。地元の食材を味わっていただきましょう! 9月30日(月)の給食
≪献立≫
・あぶたま丼 ・いものこ汁 ・梨 ・牛乳 「あぶたま丼」は、甘辛く煮た油揚げと玉葱を卵でとじた丼ぶりです。関西の定番料理で、京都では「衣笠丼」、大阪では「きつね丼」と呼ばれます。 「いものこ汁」は、里芋が主役の具沢山な汁物です。里芋は土の中にできるので、根が大きくなったものと考えがちですが、茎の部分になります。独特のぬめり成分は、胃腸を保護したり、体の抵抗力を高める効果があります。 9月27日(金)の給食
≪献立≫
・わかめごはん ・豚肉の三州煮 ・じゃこサラダ ・牛乳 「三州」とは、愛知県の三河地方を指します。「三州煮」は岡崎名産の三州味噌、いわゆる“八丁味噌”を使った料理です。“八丁味噌”は色が濃く固めの赤味噌で、普通の味噌よりも水分量を少なくしてじっくり熟成させるので、大豆の旨味がぎゅっと詰まり、深い味わいが特徴です。給食では八丁味噌をベースに、豚肉・厚揚げ・じゃがいもなどを入れた、具沢山の味噌煮込みを作りました。濃い色のわりに、塩味控えめのマイルドな味付けでした。 9月26日(木)の給食
≪献立≫
・ミルクパン ・なすとポテトのミートグラタン ・バミセリスープ ・牛乳 スープに入っている「バミセリ」はパスタの一種です。“天使の髪の毛”とも呼ばれ、太さが1.1mm以下の極細麺です。冷製パスタや汁気の多いスープパスタなどによく使われます。 主菜は、旬のナスを使った3層のミートグラタンです。ナスとジャガイモがゴロゴロ入ったミートソースの上に、手作りのホワイトソースを重ね、最後にチーズをのせてオーブンで焼きました。手間も時間もかかった料理です。 9月25日(水)の給食
≪献立≫
・五目チャーハン ・レタスの中華スープ ・おかしな目玉焼き ・牛乳 「レタス」の美味しい時期は4〜9月といわれています。サラダのイメージが強いですが、炒め物や鍋、スープなど加熱調理もおすすめです。油と一緒に摂ることでカロテンやカルシウムの吸収率がアップしたり、しんなりしてかさが減るので食物繊維もたっぷり摂ることができます。 デザートは、黄桃を卵の黄身に見立てた「おかしな目玉焼き」です。カップにひとつひとつ桃を並べ、上から牛乳寒天液を注いで冷やし固めました。 9月24日(火)の給食
≪献立≫
・ごはん ・カツオと大豆の揚げ煮 ・沢煮椀 ・みそドレッシングサラダ ・牛乳 カツオの旬は一年に2回あります。9月頃、水温が下がると南下するものは“戻りガツオ”と呼ばれ、脂がたっぷりのっています。タンパク質やビタミンが豊富で、回遊魚特有の血合い肉が多いのが特徴です。血合い肉には、不足しがちな鉄分や、脳の働きを活性化するDHAなどが含まれ栄養満点です。給食では、カツオの角切りに片栗粉をまぶしてカラッと揚げ、大豆と一緒に甘辛のタレを絡めました。 9月20日(金)の給食
≪献立≫
・ジャージャー麺 ・フルーツヨーグルト ・牛乳 「ジャージャー麺」は中国北部の家庭料理です。漢字で書くと「炸醤麺」で肉味噌のこと指します。香味野菜やひき肉、たけのこなどを炒めて、甘辛く味付けした肉味噌を麺に絡めて食べます。給食では、中華甘味噌と呼ばれるコクのある“テンメンジャン”や、空豆と唐辛子を原料に作られる辛味のある“トウバンジャン”など、8種類の調味料を使って肉味噌あんを作りました。中華麺にかけて、野菜と一緒に混ぜ合わせていただきましょう。 9月19日(木)の給食
≪献立≫
・ごはん ・さんが焼き ・呉汁 ・ピリ辛きゅうり ・牛乳 「さんが焼き」とは千葉県の郷土料理です。房総半島の漁師たちは、船の上で新鮮な青魚と香味野菜と味噌を包丁でたたいて作る「なめろう」を作って食べていました。「なめろう」の由来は、皿までなめてしまうほど美味しいからといわれています。漁師が山へ行くときに、アワビの殻に「なめろう」を入れて持って行き、山小屋で蒸したり焼いたりして食べたことから“山家”と書いて「さんが焼き」と呼ぶようになったそうです。 給食では、アジのすり身や豚ひき肉、青じそやネギなど香味野菜を合わせてよく練り、小判型に丸めて焼いた魚のハンバーグにしました。 9月18日(水)の給食
≪献立≫
・ゆかりじゃこごはん ・ひじき入り玉子焼き ・和風ワンタンスープ ・巨峰 ・牛乳 ぶどうは種類がとても多く、日本では約50種類が栽培されています。今日は長野県産の「巨峰」です。巨峰は日本人が好むぶどうとして、日本で一番作られている品種だそうです。他の品種に比べて、一粒一粒大きいことから“ぶどうの王様”とも言われています。8月終わりから9月が最も美味しく、甘味が強く果汁も豊富です。旬の味覚を味わいましょう。 9月17日(火)の給食
≪献立≫
・セサミトースト ・米粉シチュー ・玉葱ドレッシングサラダ ・牛乳 「米粉」は、その名の通りお米を粉末にしたものです。主に団子やせんべいといった和菓子に使われてきました。最近ではお米の新しい食べ方として、パンやケーキ、麺類など、幅広く利用されています。米の消費量が年々減少し続ける中、日本の食料自給率アップの食材として期待されています。 今日はお米の“でんぷん質”を活かして、シチューのとろみ付けに米粉を使用しました。小麦粉のシチューと違い、さらっとした食感に仕上がりました。 9月13日(金)の給食
≪献立≫
・里芋ごはん ・鮭の塩焼き ・みそけんちん汁 ・みたらし団子 ・牛乳 旧暦の8月15日頃は、一年のうちで月が一番きれいに見える『十五夜』があります。秋の真ん中に出る満月なので「中秋の名月」と呼ばれています。また、豊作を祈るお祭りでもあり、この時期に収穫される里芋などをお供えするので「芋名月」とも言われるそうです。今年は、9月13日が十五夜にあたります。給食では、満月に見立てたみたらし味の月見団子と、旬の里芋を入れた混ぜごはんを作りました。季節の味をおいしくいただきましょう! 9月12日(木)の給食
≪献立≫
・麻婆なす丼 ・青梗菜と卵のスープ ・牛乳 「麻婆なす」は日本でアレンジされた四川料理です。なすとひき肉を使った料理で、なすは皮の紫色が鮮やかに仕上がるように一度油で揚げています。なすの紫色は“ナスニン”という色素成分で、ポリフェノールのひとつです。強い抗酸化作用があり、血液をサラサラにしたり、目の疲労を改善する効果があります。体の熱を冷やす作用もあるので、暑い日にもぴったりです。 9月11日(水)の給食
≪献立≫
・チキンクリームスパゲティ ・マセドアンサラダ ・牛乳 今日のスパゲティは、鶏肉やきのこ、キャベツ入りの濃厚なクリームソースです。乳製品や小松菜で、成長期に必要なカルシウムがたっぷり摂れます。 サラダの「マセドアン」とは、食材の切り方を表しています。フランス語で“さいの目切り”という意味で、じゃがいもや人参を1cm角位のサイコロ状に切っています。ホクホクのじゃがいもと甘味のある野菜を、粒マスタードドレッシングの酸味でさっぱりいただきました。 9月10日(火)の給食
≪献立≫
・ごはん ・さばの煮付け ・かぼちゃの味噌汁 ・野菜のごま酢和え ・牛乳 今日の主菜は「さばの煮付け」です。給食で煮魚を作るときには、大きな釜を2つ使って、一釜で約300人分の魚を煮ています。さばの間に昆布や生姜を重ねながら並べ、醤油やみりんを合わせた煮汁とかつおダシを注ぎます。しっかり味が染み込むように、朝から弱火で2時間じっくり煮込みました。濃いめの味付けなので、白いごはんによく合いました。 9月9日(月)の給食
≪献立≫
・菊花入りおこわ ・花しゅうまい ・なるとのすまし汁 ・巨峰 ・牛乳 日本では奇数は縁起の良い数字と考えられ、昔からお祝いや邪気を祓う行事が行われてきました。一番大きな奇数が重なる9月9日は『重陽の節句』という日です。旧暦では菊の咲く季節であることから『菊の節句』と呼ばれ、宮中やお寺で菊を観賞する宴が開かれていたそうです。給食では、黄色い菊の花びらを入れたおこわと、白い菊に見立てたシュウマイを作りました。 9月6日(金)の給食
≪献立≫
・チリチーズドッグ ・ジュリエンヌスープ ・バジルポテト ・牛乳 今日の「チリチーズドッグ」には、唐辛子がブレンドされた“チリパウダー”を使っています。ひき肉や豆、みじん切りにした野菜を炒め、ケチャップやチリパウダーで味付けした「チリビーンズ」をパンに挟んで焼きました。 スープの「ジュリエンヌ」は、フランス語で“せん切り”を意味しています。キャベツや人参など、せん切りにした野菜がたっぷり入ったスープです。 9月5日(木)の給食
≪献立≫
・ごはん ・ブリの香味焼き ・春雨わかめスープ ・五目野菜炒め ・牛乳 今日の魚は「ブリ」です。成長にともなって呼び名が変わる出世魚で、地域によっても名前に違いがあります。小さいうちは、関東で“いなだ”、関西で“はまち”と呼ばれ、どちらも80cmを超えると“ぶり”と呼ばれるそうです。タンパク質や脂質が豊富な青魚で、脳細胞を活性化するDHA、炭水化物がエネルギーに変わるのをサポートするビタミンB1も多く含まれています。 9月4日(水)の給食
≪献立≫
・そぼろと野菜の三色丼 ・さつま汁 ・牛乳 「さつま汁」とは鹿児島県の郷土料理です。鶏肉を入れた味噌汁のことで、根菜や芋、こんにゃくなどを加えて煮込みます。鹿児島の旧国名である薩摩では、江戸時代、気性の激しい薩摩鶏を戦わせる「闘鶏(とうけい)」が盛んに行われていました。そこで負けた鶏を野菜と一緒に煮込んで食べたのが、さつま汁の始まりと言われています。給食では、鶏肉の他に薩摩の名産でもある旬のサツマイモを入れた、具だくさんの味噌汁を作りました。 |
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