12月21日(水)の給食
≪献立≫
・麻婆豆腐丼 ・じゃこ入り大根サラダ ・牛乳 「麻婆豆腐」はひき肉や唐辛子などを炒めて、ガラスープで豆腐を煮た中国の四川料理です。大陸の真ん中にある四川省は、盆地なので夏は蒸し暑く、冬はとても寒い地域です。そのため、体を温めて、汗を出すような料理をよく食べます。また、保存が効くように香辛料を使った料理が発達したと言われています。給食では、豆板醤やラー油を使い、少しピリ辛に仕上げました。八丁味噌も使っているので、色が濃く、香ばしさとコクがプラスされています。 12月20日(火)の給食
≪献立≫
・ごはん ・ブリの竜田揚げ ・かきたま汁 ・みそドレッシングサラダ ・牛乳 12月20日は『ブリの日』です。ブリは漢字で【鰤】と書き、師走(12月)に旬を迎え、ぶ(2)り(輪=0)の語呂合わせから制定されました。この時期に獲れたものは「寒ブリ」と呼ばれ、寒くなるとさらに脂がのっておいしくなります。成長すると名前が変わる出世魚で、古くから伝統行事にも用いられる日本の食文化に深く根付いた魚です。給食では、酒や醤油、おろし生姜に漬け込み、衣をまぶして揚げました。旬の魚を味わいましょう。 12月19日(月)の給食
≪献立≫
・はちみつレモントースト ・ブラウンシチュー ・みかん ・牛乳 「はちみつレモントースト」は、マーガリンにはちみつと砂糖、レモン果汁を混ぜ合わせ、食パンに塗ってオーブンで焼きました。「はちみつ」には、殺菌効果や炎症を抑える働きがあります。また、はちみつを舐めると唾液が出て、喉の乾燥も防いでくれます。ビタミンC豊富な「レモン」には、殺菌作用のほか、免疫力を高める効果が期待できます。喉の痛みや違和感を感じたら、早めのケアを心がけましょう。 12月16日(金)の給食
≪献立≫
・ごはん ・ごぼうハンバーグ ・白菜の味噌汁 ・もやし炒め ・牛乳 「ごぼう」を野菜として食べているのは、世界中で日本とごく一部の国だけと言われています。中国から“薬草”として日本に伝わり、食用に改良されためずらしい野菜で、海外の人からすると木の根っこを食べていると驚くそうです。野菜の中でも食物繊維はトップクラスで、便秘予防や整腸作用などが期待できます。今日のハンバーグは、みじん切りにして炒めたごぼうを加えています。ごぼうの食感や独特の風味を感じる一品でした。 12月15日(木)の給食
≪献立≫
・ポークカレーライス ・福神漬け ・花野菜サラダ ・牛乳 「花野菜」とは、ブロッコリーやカリフラワーのことです。花のように見えるモコモコした部分は、茎の先にできた【つぼみ】のかたまりです。収穫しないでそのまま置いておくと、小さな黄色い花が咲きます。見た目は似ていませんがどちらもキャベツと同じアブラナ科の野菜で、免疫力を高めて風邪や感染症を予防する“ビタミンA”や“ビタミンC”が豊富に含まれています。旬の野菜を食べて、健康な体をつくりましょう。 12月14日(水)の給食
≪献立≫
・五目あんかけやきそば ・うずら煮卵 ・ナタデココ入りフルーツポンチ ・牛乳 「五目」とは、いろいろな具材を味や彩り、栄養バランスを考えて取り合わせたものです。“たくさんの”という意味があるので、必ずしも5種類の具材が使われているとは限りません。今日はエビやイカ、うずら卵入りの「五目あんかけやきそば」を作りました。玉葱や白菜、チンゲンサイ、たけのこなど、8種類の野菜を使った具沢山なあんかけでした。 12月13日(火)の給食
≪献立≫
・豆わかごはん ・肉じゃが ・春雨サラダ ・牛乳 「肉じゃが」は家庭料理の定番ですが、元々は旧日本海軍が発案したという説があります。明治時代初め、日本海軍元帥の東郷平八郎がイギリス留学中に食べた「ビーフシチュー」が忘れられず、料理長に命じて作らせました。しかし、デミグラスソースの材料が手に入らず、日本で馴染みのある砂糖と醤油で味付けして出来上がったのが肉じゃがだったそうです。給食では、たっぷりのじゃがいもと豚肉、玉葱、しらたきなどを入れて、甘辛く味付けしました。 12月12日(月)の給食
≪献立≫
・ごはん ・さばの味噌煮 ・せんべい汁 ・野菜のごま和え ・牛乳 青森県の八戸(はちのへ)市や南部地方には、醤油仕立ての具だくさんな汁に“南部せんべい”を加えた「せんべい汁」という郷土料理があります。昔この地域は、冷たい風のせいで米が育たず、小麦粉やそば粉がたくさん作られました。“南部せんべい”は小麦粉が原料で、水を加えて練り、円形の型に入れて堅く焼いたものです。主食やおやつとして食べたり、汁物に入れて煮込むとダシを吸って、モチモチしたすいとんのような食感になります。海と山に囲まれた寒い土地ならではの体が温まる汁物です。 12月9日(金)の給食
≪献立≫
・黒砂糖パン ・チキンマカロニグラタン ・ポトフ ・牛乳 「グラタン」はフランスの郷土料理です。フランス語の“グラティネ”という言葉が元になっていて、【鍋に張り付いたおこげ】という意味です。日本ではホワイトソースを使った料理のイメージですが、本来はオーブンで焼いて焦げ目を付けた料理を指します。今日のグラタンは、小麦粉や油、牛乳で作ったホワイトソースに、マカロニや鶏肉を加えて、チーズをのせて焼きました。具沢山でボリュームたっぷりのグラタンでした。 12月8日(木)の給食
≪献立≫
・キムチチャーハン ・豆腐の中華スープ ・りんご(サンふじ) ・牛乳 今日は人気メニューの「キムチチャーハン」でした。「キムチ」は白菜などの野菜に塩や唐辛子、魚介塩辛、にんにくなどを加えて漬け込んだ、韓国発祥の漬物です。キムチが発酵する際にできる乳酸菌は、ヨーグルトや納豆と同じように善玉菌を増やして、腸内環境を整えてくれます。また唐辛子の辛味成分のカプサイシンは、代謝を促して消化を良くする働きもあります。しっかり食べて寒い冬を元気に過ごしましょう。 12月7日(水)の給食
≪献立≫
・ごはん ・鮭の西京焼き ・のっぺい汁 ・しらたきチャプチェ ・牛乳 「西京焼き」とは、味噌漬けにした魚や肉を焼いたものです。“西京”は西の都であった京都を指します。西京味噌と呼ばれる甘みのある白味噌を使い、みりんや酒でのばして漬け込みます。海から離れた京都でも、魚をおいしく食べられるように味噌漬けにして保存性を高めていたそうです。 「のっぺい汁」は全国各地に伝わる料理で、里芋や大根など季節の野菜が使われます。漢字で「濃餅」と書き、里芋の自然なとろみや、片栗粉や葛粉でとろみをつけた体の温まる具沢山の汁物です。 12月6日(火)の給食
≪献立≫
・あぶたま丼 ・パリパリサラダ ・牛乳 「あぶたま丼」は、甘辛く煮た油揚げと玉葱を卵でとじた丼ぶりです。関西の定番料理で、京都では「衣笠(きぬがさ)丼」、大阪は「きつね丼」と呼んでいます。油揚げなどの大豆製品や卵の黄身には、記憶力や集中力アップに効果的な成分の“レシチン”が豊富に含まれています。今日は全部で、油揚げを300枚分、卵を600個分使って作りました。 副菜は人気メニューの「パリパリサラダ」です。油で揚げたワンタンのパリパリした食感と、手作りの玉葱ドレッシングがポイントです。 12月5日(月)の給食
≪献立≫
・練馬スパゲティ ・ビーンズサラダ ・スイートポテト ・牛乳 昨日、練馬区高松にある畑で『練馬大根引っこ抜き競技大会』が行われました。「練馬大根」は大きなものだと1メートル以上の深さまで育ち、中央部が太いので引き抜くのがとても大変です。よく見かける青首大根と比べて、引き抜くのに3〜5倍もの力が必要になります。今日はその大会で収穫された練馬大根を使って「練馬スパゲティ」を作りました。立派な葉も届けていただいたので、刻んで麺に混ぜ込みました。現在は生産数も少ないので、給食では年に一度しか食べられない貴重な伝統野菜です。 ※地場野菜の一斉給食は、生産農家の方々やJA東京あおば、教育委員会の協力を得て提供しています。 12月2日(金)の給食
≪献立≫
・梅菜めし ・いかの香味焼き ・厚揚げと根菜の煮物 ・牛乳 午後に『秋の歯科検診』がありました。歯の健康を守るためには、よく噛んで食べることが大切です。噛むことで唾液がたくさん出て、酸の働きを弱めて口の中を清潔に保ってくれるので、虫歯予防にもなります。今日は唾液の分泌を促す“カリカリ梅”、噛み応えのある“イカ”や“こんにゃく”、食物繊維が豊富な“根菜”など、歯の健康に良い食品をたくさん取り入れました。食事の時は一口30回を目安によく噛んでいただきましょう。 12月1日(木)の給食
≪献立≫
・ビビンバ丼 (ごはん・肉そぼろ・野菜ナムル) ・わかめと卵のスープ ・牛乳 「ビビンバ」は日本でも有名な韓国料理です。本場では「ピビンパ」と発音し、“ピビン”は混ぜる、“パ”はごはんという意味があります。ごはんの上に味付けした肉や卵、野菜の和え物をのせ、よく混ぜてから食べます。給食では、豆板醤を効かせた少しピリ辛の肉そぼろ、豆もやし入りの野菜ナムルを作りました。混ぜ合わせて食べると様々な食感が楽しめました。 11月30日(水)の給食
≪献立≫
・カレーチーズトースト ・白菜と鶏肉のクリーム煮 ・みかん ・牛乳 今日の給食には、牛乳やチーズ、スキムミルクなど、カルシウム豊富な乳製品をたくさん取り入れました。カルシウムは骨や歯を丈夫にするだけでなく、脳の情報伝達をコントロールして集中力を持続させたり、記憶力を高めたりする効果があります。特に牛乳や乳製品はカルシウムの含有量が多く、吸収率が最も高い食品と言われています。成長期に必要不可欠なカルシウムですが、人間の体の中でつくりだすことができないので、毎日の食事からきちんと摂りましょう。 11月29日(火)の給食
≪献立≫
・ごはん ・油淋鶏 ・みそワンタンスープ ・三色ナムル ・牛乳 今日は『いい肉の日』にちなんで、「油淋鶏(ユーリンチー)」を作りました。「油淋鶏」とは、揚げた鶏肉に刻んだ長ネギと醤油ベースのタレをかけた料理です。中国の料理名は、漢字を見ると何の食材をどのように調理したのかが分かります。ユーは“油”、リンは“かける”、チーは“鶏肉”という意味があり、鶏肉に油を回しかけながら揚げ、皮をパリパリに仕上げます。ネギの入った甘酢醤油ダレは、ごはんが進む味付けでした。 11月28日(月)の給食
≪献立≫
・ゆかりじゃこごはん ・ひじき入り玉子焼き ・きりたんぽ汁 ・牛乳 「きりたんぽ」は秋田県名物で、つぶしたごはんを杉の棒に巻き付けて焼いたものです。棒から外して食べやすく切って煮込んだり、味噌ダレを塗って焼いたりして食べられています。給食では秋田県北部の郷土料理の「きりたんぽ鍋」をイメージして、鶏肉やごぼうと一緒に煮込んだ具沢山の汁物にしました。今回は入れていませんが、秋田では春の七草のセリを根っこごと鍋に入れるそうです。 11月25日(金)の給食
≪献立≫
・ジャンバラヤ ・ABCスープ ・おかしな目玉焼き ・牛乳 「ジャンバラヤ」は、ケイジャン料理というアメリカ南部ルイジアナ州の郷土料理です。香辛料が効いたスパイシーな炊き込みご飯で、スペインの「パエリア」を元に考えられたと言われています。本場アメリカでは、ケイジャンスパイスと呼ばれる混合済み調味料が売られているそうです。給食では、玉ねぎやピーマンなどの野菜と、ウインナー、エビを加えて、ケチャップやチリパウダーで辛さ控えめの味付けにしました。 11月24日(木)の給食
≪献立≫
・ごはん ・ブリの照り焼き ・秋野菜の豚汁 ・もやしのピリ辛和え ・牛乳 11月24日は『和食の日』です。日本の伝統的な食文化【和食】が、平成25年12月にユネスコ無形文化遺産に登録されました。それを受けて日本の食文化を見直し、和食文化の保護・継承の大切さを考える日として、“いい日本食”の語呂合わせから制定されました。今日の給食は、和食の「まごわやさしい献立」です。「まごわやさしい」は和の食材の頭文字をつなげたもので、この食材を意識して取り入れると、バランスの良い食事に近づきます。日本の伝統食材や和食文化について改めて考えてみましょう。 ま ⇒ 豆類/豆製品 ご ⇒ ごま/種実類 わ ⇒ わかめ/海藻類 や ⇒ 野菜 さ ⇒ 魚類 し ⇒ しいたけ/きのこ類 い ⇒ いも類 |
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