5月31日(火)の給食
≪献立≫
・親子丼 ・じゃこ入り大根サラダ ・牛乳 今日の給食は、甘じょっぱく煮た鶏肉と玉葱を、たっぷりの卵でとじた「親子丼」です。玉葱は160個分、卵は900個分使っています。玉葱に含まれる"硫化アリル"という成分は、消化液の分泌を助け、食欲を増進させたり、疲労回復にも効果的です。卵には、運動などによって傷ついた筋肉の修復に不可欠な"タンパク質"や"アミノ酸"が豊富に含まれています。 5月30日(月)の給食
≪献立≫
・カレー南蛮 ・大学いも ・牛乳 日本には地名=食材となっている料理がたくさんあります。「南蛮」は、ポルトガルやスペインのことを指す言葉として、16世紀の日本で使われていました。主に"ネギ"や"唐辛子"を使った料理に付けられ、「カレー南蛮」は唐辛子の代わりにカレー粉を加えています。給食では、長ネギをたっぷり入れ、昆布かつおダシを効かせたカレー南蛮スープを作りました。 5月27日(金)の給食
≪献立≫
・ハヤシライス ・シーザー風サラダ ・牛乳 「シーザーサラダ」はメキシコ発祥で、レストランの店主の"シーザー"という料理人の名前が由来です。手元に残っていた有り合わせの材料で作ったサラダがとてもおいしく、好評だったので名物料理となったそうです。材料はシンプルですが、濃厚なドレッシング、チーズやクルトンといったトッピングが特徴です。給食では少しアレンジをして、ドレッシングに粉チーズを加え、カリカリに焼いたベーコンとクルトンを入れました。 5月26日(木)の給食
≪献立≫
・ごはん ・かつおのネギソース ・大根の味噌汁 ・野菜のごま和え ・牛乳 「かつお」の旬は、春と秋の年2回あります。春は「初ガツオ」と言い、脂は少なめであっさりした味わいです。タンパク質やビタミン、脳の働きを活性化させるDHAが豊富な栄養満点の青魚です。また、血合い部分は鉄も多く含まれています。給食では、旬のかつおに片栗粉をまぶして油で揚げ、仕上げにネギソースをかけました。季節の味をおいしくいただきましょう。 5月25日(水)の給食
≪献立≫
・豚キムチ丼 ・チンゲンサイと卵のスープ ・メロン ・牛乳 今日の給食は、韓国の漬物のキムチを使った「豚キムチ丼」です。野菜を食べるキムチと豚肉は、栄養面から見ても相性抜群です。キムチに含まれる乳酸菌は胃酸に強く、腸内に到達すると善玉菌を増やし、腸の働きを整えてくれます。豚肉には疲労回復に効果のある"ビタミンB1"が豊富に含まれており、ニンニクやネギ、ニラなどを組み合わせると吸収率がアップします。 5月24日(火)の給食
≪献立≫
・ぶどうパン ・あさりのクラムチャウダー ・ツナサラダ ・牛乳 今日のスープは、旬のあさりを使った「クラムチャウダー」です。あさりの"あ"は浅い、"さり"は砂利を意味しており、浅い砂地にいることから名前が付きました。また、海辺で手軽に獲れるので"漁る(あさる)"がなまったとも言われます。「あさり」は鉄が豊富に含まれる食品です。昨日から運動会練習が始まりましたが、運動して汗をかくと一緒に鉄も失われます。貧血を予防するために、不足しがちな鉄を意識して食事に取り入れましょう。 5月23日(月)の給食
≪献立≫
・豆わかごはん ・肉じゃが ・切干大根ナムル ・牛乳 「肉じゃが」は家庭料理の定番ですが、元々は日本海軍が発案したという説があります。明治時代、日本海軍元帥の東郷平八郎が、イギリス留学中に食べた「ビーフシチュー」が忘れられず、料理長に作るように命じました。しかし、デミグラスソースの材料が手に入らず、日本で馴染みのある砂糖と醤油で味付けして出来上がったのが「肉じゃが」だったと言われています。 5月18日(水)の給食
≪献立≫
・ごぼうと豆のキーマカレー ・マセドアンサラダ(角切りサラダ) ・牛乳 「キーマカレー」とは、ひき肉を使用したカレーです。ヒンディー語で、キーマは"細かいもの"を意味しています。ひき肉やみじん切りにした玉葱、にんにくなどを基本に、様々な具材を組み合わせることが多いです。今日は豚ひき肉の他に、ゴボウやレンズ豆を加えました。5〜6月頃に収穫されるゴボウは「新ゴボウ」と呼ばれ、繊維が柔らかく風味が良いのが特徴です。また、火を通すことで香りや甘みが増すそうです。 5月17日(火)の給食
≪献立≫
・山菜おこわ ・ちくわの磯辺揚げ ・キャベツの味噌汁 ・南津海(なつみ)みかん ・牛乳 今日のごはんは、たけのこ・ぜんまい・わらびの3種類の山菜を使った「山菜おこわ」です。「山菜」は畑で栽培される野菜と違い、野山に自然に生える、食べられる植物です。昔、冬の間は野菜をあまり食べられなかったので、ビタミンやミネラルを補給するため、山菜はとても大切な食料だったそうです。独特の苦みはポリフェノールという成分で、胃腸の働きを促したり、ストレス改善にも役立ちます。自然の恵みを味わいましょう。 5月16日(月)の給食
≪献立≫
・厚揚げと豚肉の味噌炒め丼 ・和風ワンタンスープ ・牛乳 「厚揚げ」は、豆腐を厚めに切って油で揚げた食品です。油揚げと違って豆腐の食感を残すため、内部にあまり火を通しすぎないよう表面のみ揚げています。そのため"生揚げ"とも呼ばれます。豆腐と比べて形崩れしにくく、水分が適度に抜けているので、味が染み込みやすいのが特徴です。厚揚げを給食で使用する時には、一度茹でて油抜きをしてから、炒めた豚肉や野菜と一緒に味付けしています。 5月13日(金)の給食
≪献立≫
・えびのトマトクリームスパゲティ ・じゃがいものハニーサラダ ・牛乳 今日のスパゲティは、えび入りのトマトクリームソースです。たっぷりのトマトや玉ねぎをじっくり煮込み、仕上げに粉チーズと生クリーム、えびを加えました。トマトは加熱することで甘味や旨味が増して、豊富に含まれるリコピンの吸収率もアップするそうです。トマトのほどよい酸味と、乳製品のコクで、濃厚なのにさっぱりとしたソースになりました。 5月12日(木)の給食
≪献立≫
・高菜豚バラごはん ・沢煮椀 ・黒蜜きなこ団子 ・牛乳 「高菜」はアブラナ科の野菜で、葉をかじるとピリッとした辛みがあるのが特徴です。漬物にして食べることが多く、乳酸菌で発酵させるので、整腸作用や抗がん作用があります。高菜漬けは油で炒めると味や香りがまろやかになるので、豚バラ肉と一緒に炒めて、ごはんに混ぜ込みました。 「沢煮椀(さわにわん)」は、野菜のせん切りと細く切った豚肉を、ダシで煮たすまし汁です。【沢】という漢字には、"たくさん"や"細い川"という意味があり、様々な食材を細く切って川の流れを表しています。 5月11日(水)の給食
≪献立≫
・ビビンバ丼 (ごはん・肉そぼろ・野菜ナムル) ・中華風コーンクリームスープ ・牛乳 「ビビンバ」は韓国料理のひとつです。日本ではビビンバと言いますが、本場の韓国では「ピビンパ」と発音するそうです。「ピビン」は混ぜる、「パ」はごはんという意味です。ごはんの上に味付けしたお肉や卵、野菜の和え物をのせ、よく混ぜてから食べます。給食では、豆板醤を効かせた少しピリ辛の“肉そぼろ”と、豆もやし入りの“野菜ナムル”を作りました。ごはんと混ぜ合わせて食べると、様々な味と食感が楽しめる一皿でした。 5月10日(火)の給食
≪献立≫
・ごはん ・鰆のにんにく味噌焼き ・けんちん汁 ・わかめサラダ ・牛乳 「けんちん汁」は、神奈川県鎌倉市の郷土料理です。大根やゴボウなどの根菜、こんにゃく、豆腐をごま油で炒め、ダシを加えて煮込み、しょうゆで味を調えます。発祥の地となっている建長寺(けんちょうじ)のお坊さんが作っていた"建長汁"がなまって、"けんちん汁"になったと言われています。元々修行僧の食事である精進料理なので、肉や魚など動物性食品を使わない具だくさんで野菜たっぷりな汁物です。 5月9日(月)の給食
≪献立≫
・セサミトースト ・キャベツと鶏肉のクリーム煮 ・清見オレンジ ・牛乳 「セサミ」とは、英語で"ゴマ"のことを言います。ゴマには脂質が50%以上含まれ、昔から油を取るために栽培されてきました。特にリノール酸やオレイン酸という成分が豊富で、動脈硬化など生活習慣病の予防や、血液中の悪玉コレステロールを減らす働きがあります。他にもカルシウムや鉄などのミネラルやビタミン類が含まれる、小さいけど栄養たっぷりな食品です。給食では、より栄養を吸収しやすい"すりゴマ"の白黒2種類使って、甘くて香ばしいトーストを作りました。 5月6日(金)の給食
≪献立≫
・ピースごはん ・照り焼きハンバーグ ・すまし汁 ・たけのこと蒟蒻の土佐煮 ・牛乳 今日のごはんは、サヤから採れたての新鮮な生のグリンピースを使った「ピースごはん」です。冷凍品や缶詰と違い、甘みがあり、ホクホクとした食感でした。主菜は、昆布とかつお節のダシを効かせた"照り焼きソース"の和風ハンバーグです。「照り焼き」とは、醤油に砂糖やみりんを加えた甘みのあるタレで、表面に"照り"を出す日本の調理法です。豆腐も使っているので、フワッとやわらかめなハンバーグに仕上がりました。 5月2日(月)の給食
≪献立≫
・焼豚おこわ ・じゃがいもの味噌汁 ・抹茶あずきプリン ・牛乳 今年の『八十八夜』は5月2日です。立春から数えて88日目のことで、茶摘みの歌に【夏も近づく八十八夜】というフレーズがあるように、4月の終わりから5月中旬に新茶の収穫を行います。最初に収穫される一番茶は、渋みや苦みが少なく、香りも良いそうです。渋みのもとになるカテキンは、抗酸化作用や消臭効果があり、虫歯や口臭予防にもなります。今日は、お茶の葉を乾燥させて粉末にした「抹茶」を使って、豆乳プリンを作りました。 |
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