薬物乱用防止教室子供たちのこれからの人生の中で、場合によっては薬物に関する誘惑が待ち受けていることがあるかもしれません。 誘惑に対してきっぱりと断ることができるようにするためには、それに関する知識が必要です。 そこで大泉小学校では毎年6年生を対象に薬物乱用防止教室を実施しています。 石神井警察署から3人の講師においでいただき、前半は薬物乱用防止に関するDVDの視聴をしました。 後半は、講師の方の話と質問コーナーです。 子供たちは真剣に話を聞いていました。 薬物の怖さについて話をしていただきました。 国際理解教育・ブルガリア ・キルギス ・韓国 でした。小学生にもわかりやすいように授業を工夫し自国の文化について熱心に指導してくださいました。 国際理解教育は他国の文化を今回のように学びますが、もう一つの重点が自国文化理解です。子供たちが成人する頃には国際交流は更に盛んになっていることでしょう。そんなときに子供たちには、今回お招きした留学生のように日本の文化についてきちんと語ることができるようになってほしいと思います。 ブルガリアの国の様子を写真や地図をもとに教えていただきました。ブルガリアの学校は夏休みが3ヶ月もあるという話、黒海というところで水泳を楽しむ話など興味深い話が次から次へと出てきました。 留学生さんは日本のけん玉が大好きなのだそうです。ここで子供たちの代表と、日本対ブルガリアの国際けん玉大会が始まりました。子供たちの心をつかむのがとても上手な方でした。 キルギスは中央アジアの国です。 この方は日本の大学で音楽の勉強をなさっています。今回はキルギスの伝統的な楽器「三絃」を持ってきていただき、演奏を聴かせていただきました。中央アジアに広がる大草原が目に浮かぶような演奏でした。 キルギスのお国の様子も詳しくお話をしてくださいました。印象的だったのは国旗の話です。国旗にはキルギスの移動式住居「ユルト」の天井がデザインされています。 写真はたて穴式の窯でパンを焼いている様子です。窯の壁一面にパン生地をくっつけて焼いています。 韓国からの留学生の方は、韓国の民俗衣装「チマチョゴリ」を持ってきてくださいました。実際に着せてもいただきました。お隣の国でいろいろ交流もある国ですが、実際にこのような体験はなかなかできないですね。 韓国の伝統的な楽器(日本の琴にそっくりです)の演奏を聴かせて頂いたり、写真で韓国の生活の様子を紹介していただいたりしました。韓国をより身近に感じることができました。 車椅子体験授業にあたっては練馬区介護人派遣センターの皆様に協力をしていただきました。 職員の方、実際に車椅子を利用している方にご来校いただき、 ・車椅子を利用している方から話を聞く ・車椅子をおす ・車椅子に乗る など貴重な体験ができました。 最初は全体でのオリエンテーションです。これからの体験の内容について説明をうかがいました。 実際に車椅子に乗せていただきました。 段差を越えるときなどとてもこわい思いをすることがわかりました。 車椅子を利用している方からふだんの生活の様子をうかがうことができました。 自分たちのわからなかったこと、見えていなかったことがいろいろとわかってきました。 車椅子をおすのもむずかしい。 相手が不安な気持ちにならないように、常に相手のことを考えておしていきます。 ■ 体験が終わってから、練馬区介護人派遣センターの皆様より次のようなメッセージをいただきました。 このたびはありがとうございました。 私たちはこの町のどこかで生きています。 姿を見かけたら、どうか声をかけてください。 また、お会いできる機会を楽しみにしております。 ■子供たちの感想 ・私たちがさりげなく使っているユニバーサルデザインは障害者や車椅子を使っている方にはすごく大きいこと、そして、ユニバーサルデザインがまだまだ少ないことがよくわかりました。 ・車椅子体験の前は、車椅子はずっと座っていられるからいいと思いました。でも今回の車椅子体験を通して車椅子での生活の大変さがよくわかりました。段差ではおす人も大変だということがよくわかりました。これから、どこかで困っている人がいたら、声をかけたいと思いました。 ・車椅子のおし方を教えていただいたので、安心して車椅子をおしてあげることができました。みんながくらしやすい町にしていきたいなと思いました。 |
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