12月14日(火) 本日の給食
今日のメニュー
麦ごはん、石狩汁、おからコロッケ、スチームキャベツ、牛乳 “おから”と聞くと昔テレビドラマでやっていた「素浪人花山大吉」を思い出します。主人公の花山大吉の好物が酒とおからで、このドラマでおからという食材を初めて知り、母におから料理をねだったことを思い出します。花山大吉役の近衛十四郎さんの殺陣のすばらしさ、相方の焼津の半次役の品川隆二さんとのコミカルなやり取りがなつかしいです。おからは豆腐を作るときに、大豆から豆乳をしぼったあとの、残った部分で、大豆の風味や、たんぱく質、食物繊維などが豊富で、安価で栄養満点の優良な健康食品です。そのままで食べるよりもコロッケのような食材に利用して食べるととてもおいしいです。 石狩汁とは北海道の郷土料理「石狩鍋」のことです。 石狩鍋とは、骨ごとぶつ切りにした生鮭、白子、大根、にんじん、白菜、長ねぎ、椎茸、豆腐、こんにゃくなどを昆布だしで煮て、みそで味付けします。仕上げにいくらをのせたり、粉山椒をかけたりして食べるのですが、学校給食ではこのようにはいきません。 おからコロッケはジャガイモ3に対しておから1の割合で混ぜてあり、とても滑らかです。中にカレー粉が入っていて、食欲をそそります。おからということでもっとパサパサしているものを想像しましたが、意外となめらかで美味しかったです。このコロッケに給食室特製のソースをかけていただきます。ソースとコロッケが口の中で舞踏会を開き、まるで明治初期の鹿鳴館のようです。そこへ石狩汁を流し込むと北海道開拓使の想いが口いっぱいに広がります。今日もおいしくいただきました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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