9月11日給食・さつまいもごはん ・鶏のから揚げ ・はりはり漬け ・かきたま汁 ・牛乳 でした。 さつまいもは秋が旬の野菜です。 さつまいもは1600年ごろに中国から伝わりました。 日本全国に広まったのは、江戸中期の8代将軍徳川吉宗の時代。 大飢饉に苦しんでいた人々を救うために、 当時の儒学者だった青木昆陽がさつまいもの栽培を研究し、 人々に広めたことがきっかけだったそうです。 今日はさつまいもとご飯を一緒に炊き込んだ さつまいもごはんとして出しました。 さつまいものほっくり感と甘さがよく感じられ、 生徒たちにも人気でした。 9月10日給食・あわごはん ・まぐろのごまみそだれ ・野菜の生姜醤油 ・コムタンスープ ・牛乳 でした。 あわ(粟)はイネ科の雑穀で、 紀元前2700年にはすでに中国で栽培されていたといわれています。 日本にも縄文時代に伝わってきており、 主食として食べられていました。 近年では、ミネラルやビタミン、食物繊維が 多く含まれていることから、 健康に良い食品としても注目を集めています。 9月9日給食・ごまごはん ・2色の菊花蒸し ・小松菜とツナのサラダ ・あさりの味噌汁 ・牛乳 でした。 9月9日は重陽の節句です。 重陽の節句は3月3日の桃の節句や 5月5日の端午の節句などと同じ五節句のひとつです。 中国の陰陽道において縁起がいいとされている 奇数の中でも1番大きな9の数字が重なっていることから とてもおめでたい日とされ、 不老長寿や子孫繁栄を願う日となっています。 また、旧暦の9月9日は現在の10月頃にあたることから、 五穀豊穣を祝う収穫祭として、お祭りも各地で行われてきました。 重陽の節句は別名・菊の節句や栗の節句とも呼ばれ、 菊の花を飾って愛でたり、栗ご飯を炊いて食べたりする風習があります。 今回の給食ではこれにちなんで、 菊の花に見立てた2色の菊花蒸しを出しました。 それぞれシュウマイの皮ともち米を肉団子にまぶした料理で、 見た目も華やかで味も美味しい行事食になりました。 9月8日給食・麦ごはん ・厚揚げの中華うま煮 ・茎わかめのサラダ ・なし ・牛乳 でした。 今日の給食のなしは、8月〜9月の今が旬の日本ナシです。 柔らかくもったりとした西洋梨とは違い、 日本なしはさわやかな味わいとしゃりしゃりとした食感が特徴です。 今日の給食で出したのは日本なしの中でも「豊水梨」という品種で、 強い甘みと酸味のバランスが良いのが持ち味です。 今年度始まって初めての生の梨だったので、 みんなわくわくしながら食べてくれました。 9月7日給食・セルフフィッシュバーガー ・ジャーマンポテト ・キャベツスープ ・牛乳 でした。 今回のセルフフィッシュバーガーのフィッシュフライに使った魚は ホキというタラの仲間の白身魚です。 あまり聞き馴染みがない魚かと思いますが、 ハンバーガーショップのフィッシュバーガーに使われていたり、 お弁当屋さんの白身魚フライに使われていたりと 意外にも身近な魚です。 今日は丸パンに自分でサンドして食べました。 9月4日給食・キムチチャーハン ・切り干し大根のナムル ・太平燕(タイピーエン) でした。 太平燕とは春雨やうずらの卵が入った中華風スープのことで、 実は日本の熊本で生まれた中華料理です。 明治時代に九州に移住してきた中国人が考えた料理だといわれており、 今では熊本の中華料理屋のほとんどすべてが太平燕を出しているなど、 熊本の人たちにも、観光客にも愛されるソウルフードになっています。 9月3日給食・三色ごはん ・わかめとじゃこのサラダ ・のっぺい汁 ・牛乳 でした。 日本では約100種類もの海藻が食べられているといいますが 実は日常的に海藻を食べているのは、 世界的に見ても日本と韓国だけなのだそうです。 海藻にはおなかの調子を整える作用のある 食物繊維が多く含まれていたりと 健康食品としての注目度も高く、 日本人の海藻を食べる習慣が 長寿国1位の理由のひとつなのかもしれません 9月2日給食・ナス入り麻婆豆腐丼 ・みそじゃが ・冷凍リンゴ でした。 今回のりんごは冷凍リンゴなので、 残念ながら新物ではありませんが、 9月に入るとお店には新物のりんごが並び始めます。 日本国内で出回っているリンゴの品種は100種類以上といわれ、 さんふじりんごや王林、つがるりんご、シナノスイートなどが 東京でもメジャーなりんごの品種だと思います。 それぞれの品種のりんごは味はもちろん、収穫される時期も異なり、 9月の初秋にとれるのがつがるりんご、 10月には深い赤色が印象的な秋映えリンゴ、 10月下旬からは日本で一番食べられている品種であるサンフジリンゴが それぞれ旬を迎えます。 今年の秋は、りんごの品種リレーの様子に注目して りんごを食べてみるのも楽しいかもしれません。 9月1日給食・練馬スパゲッティ ・コールスローサラダ ・手作りブラウニー ・牛乳 でした。 練馬スパゲッティは練馬名産の大根をたくさん使った 練馬ご当地メニューのひとつです。 おろした大根とツナを合わせて、 和風スパゲッティにしています。 生徒からも人気のメニューで、 今日は朝から練馬スパゲティを楽しみにしてくれていた 生徒もたくさんいました。 8月31日給食・ビビンバ ・豆腐ときくらげのスープ ・牛乳 でした。 ビビンバは韓国風の混ぜご飯で、 「ビビン」が混ぜる、「バッ」がご飯を それぞれ意味しています。 給食でも、ご飯の上にお肉と野菜のナムルをのせて 食べる直前に自分で混ぜて食べました。 8月28日給食・豚丼 ・けんちん汁 ・牛乳 でした。 豚肉はビタミンB1が多く含まれている食品です。 ビタミンB1にはエネルギーを作るのに使われたり、 疲労を回復させてくれる働きがあります。 また、食欲を増進させるので、食が進まない人にもおすすめです。 夏バテになったり、新学期で疲れがたまりやすい今の時期に ぴったりの栄養なので、ぜひ意識して食べてみて下さい。 8月27日給食・ハッシュドポーク ・ひじきサラダ ・牛乳 でした。 ひじきは海藻の仲間で、食物せんいが多く含まれているのが特徴です。 食物繊維には、腸内環境を整えて便通をよくするなどの作用があります。 ひじき以外の海藻や、きゃべつ・ごぼうなどの野菜にも 多く含まれているので、ぜひ意識して食べてみて下さい。 8月26日給食・深川ご飯 ・さばのおろしソース ・根菜汁 ・牛乳 でした。 深川めしは東京の郷土料理のひとつです。 昔、深川地区(現在の東京都江東区)一帯は海で、 アサリがたくさんとれました。 当時の深川の漁師たちが、 そのあさりを煮てごはんにぶっかけて 丼として食べたのが「深川めし」の始まりです。 現在では、あさりと一緒に炊き込んだご飯が 深川めしとして家庭でも食べられています。 8月25日給食・麦ごはん ・豆腐の中華煮 ・ジャーマンサラダ ・牛乳 でした。 メイン食材である豆腐は、良質なたんぱく質や 血液をサラサラにする脂肪酸、 イソフラボンなど様々な栄養が含まれており、 長寿国日本を支える食品のひとつでもあります。 今回の給食ではごま油の風味が効いた 中華風の味付けにして出しました。 8月24日給食・豆入りミートソーススパゲティ ・オニオンドレッシングサラダ ・牛乳 でした。 ミートソーススパゲティには名前の通り、 大豆がたくさん入っているのですが 細かく刻んでから煮たので、 見た目にも味にも豆が入っていることは ほとんど分からないと思います。 いつもは豆をよけて食べる生徒も多いですが 今日は残さず食べてくれました。 夏休み明け、まだまだ暑いですが 好き嫌いせずに食べて体力をつけていきましょう。 7月31日給食・豚キムチ丼 ・冬瓜スープ ・牛乳 でした。 冬瓜は夏が旬のウリ科の野菜です。 採れるのは夏ですが、まるごと保存しておけば、 冬まで腐らず持たせることができるため、 冬瓜という名前が付けられました。 薄く皮をむいて煮るときれいな翡翠色になり、 見た目にも涼しげな夏の味覚になります。 とろっとした食感が特徴ですが煮崩れしやすいので、 皮をところどころ残して調理しました。 今日は豚キムチ丼も冬瓜スープも生徒たちに好評で 多くのクラスが完食してくれました。 明日からの夏休みも今日のようにしっかり食べて、 元気に過ごしてください。 7月30日給食・ジャンバラヤ ・フライドチキン ・ABCスープ ・牛乳 でした。 ジャンバラヤはアメリカ南部の ルイジアナ州ニューオーリンズの郷土料理で、 スパイシーな味わいが特徴のアメリカ風炊き込みご飯です。 パエリアにどことなく似ているのは、 昔、ルイジアナ州には多くのスペイン人が移住したことが 由来しているといわれています。 ジャンバラヤにマッチしたフライドチキンも 子供たちに大好評でした。 7月29日給食・鰹とあさりの炊き込みご飯 ・五目豆 ・豚汁 ・牛乳 でした。 来週8月4日は、はし(8・4)の日です。 お箸を使って食べる日本の食文化やはしの正しい持ち方について 考える日にしてもらいたい、と制定されました。 29日に出した五目豆は、具材がころころとしていて 箸で掴みにくいメニューでもありましたが、 正しい箸の持ち方を意識しながら、 じっくり食べることができていました。 7月27日給食・昆布ご飯 ・ぎせい豆腐 ・のっぺい汁 ・牛乳 でした。 ぎせい豆腐とは、潰した豆腐に野菜や卵を入れて 焼いたり蒸したりした料理で精進料理のひとつでもあります。 精進料理とはお坊さんが修行中に食べる料理のことで、 仏教では生き物を殺すことを禁止しているため、 肉や魚が使われていないことが精進料理の特徴です。 今日の給食では食べやすいよう ひき肉入りのぎせい豆腐にアレンジしています。 少し渋い料理かなと思いましたが、 出汁をしっかり含んでおり、旨味を感じられたと 意外にも生徒たちから好評でした。 7月22日 給食・ツナトースト ・大根入りポトフ ・さつまいものサラダ ・コーヒー牛乳 でした。 フランス料理のひとつであるポトフとは、 大きく切った肉や野菜を時間をかけて 煮込んだ料理のことです。 今日の給食では具とスープを一緒に盛り付けていますが、 本場フランスではスープはスープ皿に注ぎ、 別の皿に肉や野菜を切り分けて、 マスタードや塩などの調味料を添えて食べるそうです。 鶏ガラスープのだしがしっかりしみ込んだ野菜を よく噛んで味わうことができていました。 |
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