「わくわく・どきどき」の学びを目指して

2月4日(月)

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 今日は、予報通りの春本番を思わせる暖かな朝になりました。今日の全校朝会では、「摩擦熱」の話をしました。
 ・・・寒い日の朝、指先が凍りそうなほど冷たくなります。そんな時、みなさんはどうしていますか? 簡単に手を温めるには、両手をゴシゴシとこすり合わせる方法があります。手と手をこすり合わせると、指先の血管が広がり、血液の流れが良くなって手が温かく感じられます。また、瞬間的に摩擦熱が発生するので温かさを感じます。
 「摩擦」というのは、物と物をこすり合わせることです。そして、こすって発生した熱が「摩擦熱」です。この摩擦熱は、いろいろなところで利用されています。大昔の人は、木と木をこすり合わせて、摩擦熱を利用して火を起こしていました。また、最近は、消しゴムで消すことのできるボールペンが売られています。このペンは、50度〜60度くらいの熱で消えるインクが使われています。ペンの後ろについているゴムの部分でこすると、摩擦熱が発生して紙に書いたインクが消えるという仕組みになっています。
 ここまで話してきた「摩擦」は、物と物とがこすれ合うことを指していました。実は、人と人とがぶつかり合うことでも「摩擦」が生じることがあります。満員電車や込み合ったエレベーターの中でのことです。誰もわざと人を押したり足を踏んづけたりしているわけではないのに、急に機嫌が悪くなって怒り始める人がいます。まさに摩擦熱みたいですね。そうかと思うと、「ごめんなさい」とか、「すみません」とすぐに相手に伝え、いくら混み合っていても穏やかに過ごせる人もいます。みなさんは、どちらのタイプですか? 朝会が終わって靴箱に行くと、大変混み合います。ちょっと隣の子と触れただけで怒ったり、相手をたたいたりする子はいないでしょうか。混雑している時はおたがい様です。「ごめんね」「すみません」と、お互いがすぐに言えたら摩擦熱は発生しないのです。・・・
 電車の中で、時折みっともない言動をして不愉快な思いをさせる大人を見かける時があります。人と人との「摩擦」は、心にゆとりのない時に生じやすいのではないでしょうか。
 全校朝会では、区の書き初め展に出品した子ども達の表彰も行いました。各クラスから代表として選ばれた子ども達の名前が呼ばれ、朝礼台前に並び、6年生の子に代表で賞状を渡しました。
 私は、先月の26日(土)に練馬区立美術館に行き、書写展を見てきました。区内全校の書写作品が揃うと圧巻です。また、中学生の行書体で書かれた作品にも驚かされました。区展に選ばれた作品は、現在南校舎1階の保健室前の掲示板に展示してあります。子ども達が廊下を通るたびに立ち止まり、作品を見上げていました。(写真上)
 3年生は、理科の時間に「豆電球にあかりをつけよう」という学習をしています。豆電球にソケット、乾電池といった簡単な実験セットを購入し、いろいろな実験をしてきました。3年生では、電気を通すものと通さないものについて実験で確かめることが主な学習内容です。そして、学習の終わりには、電気の通り道を利用したおもちゃ作りを楽しみます。今日は、3年2組でおもちゃ作りをしていました。様々な材料を家から持ち寄り、子どもなりに工夫しながら取り組んでいました。アルミホイルで作ったボールが穴に入ると、豆電球がつく仕組みを考えた子がいました。周りの子ども達が集まってきて、感心しながらその仕組みを確かめていました。(写真中)
 先月まではインフルエンザでの欠席者が少なかったのですが、今週に入って5年生で急増しました。メール配信でもお伝えしたように、5年生を明日とあさっての2日間、学年閉鎖としました。
 今週土曜日は、今年度最後の第二土曜学校公開日です。5年生は、各クラスで「米米プロジェクト発表会」を開く予定でいます。さらに、来週木曜日には、二松さんと吉田さんを迎えて行われる学年発表会があります。そこでは、各クラスの優秀チームが代表となって発表を行います。それだけに、どのクラスでも発表準備に力を入れている最中での「学年閉鎖」でした。各クラスとも、今日のうちに発表準備を進めようと必死のようでした。(写真下)
 5年生は明日からの2日間で体調をしっかり整え、木曜日からの学校生活に備えてほしいと思います。(インフルエンザの子は、無理は禁物です。)他の学年は、今のところ元気です。特に2年生は、欠席ゼロでした。

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