「わくわく・どきどき」の学びを目指して

1月9日(木)

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 2年生の教室に行くと、静まり返った中で書き初めに取り組んでいました。(写真上)低学年の書き初めは、4Bの鉛筆を使って書く「硬筆」の作品です。消しゴムを使うことができないこともあり、最初の文字を書き始めた瞬間から緊張感が漂ってきます。担任の先生は、始める前に書く姿勢についても指導していました。毛筆もそうですが、用紙に向かう姿勢が文字に表れてくるものです。
 どの子も指導された通りにお手本を折り、一行ずつ清書用紙の左側に添えて書いていました。一文字ずつ、いや一画ずつお手本を何度も見ながら書くことが大切です。2年2組では、昨日1枚書き、今日の1校時と5校時に1枚ずつ書かせていました。
 一方、4年生は、どのクラスも今日書き初めに取り組みました。これでどの学年も、新年に入ってからの書き初めは終わりました。今日と明日の2日間で、それぞれの学年の先生達が集まって校内書き初め展の準備を行います。まず、区の書き初め展に出品する作品をいろいろな先生達の目で見て決めていきます。硬筆も毛筆も、まずは文字の中心がしっかりそろっていることが審査の条件になります。
 大切な子ども達の作品です。台紙に貼って廊下に掲示するところまで、気が抜けない作業が続きます。明後日の第二土曜公開日から、校内書き初め展が始まります。当日は、ぜひいろいろなクラスや学年の作品もあわせてご覧ください。
 今日から計測が始まりました。今日は1年生が行い、毎日1学年ずつ、身長と体重を計測していきます。計測は、各学期の始めに一度ずつ行っています。結果を持ち帰ったら、1学期の4月の記録と比べてみてください。9か月で、身長も体重も大きく増えたことが分かるはずです。
 まず、計測の様子を説明します。体操着を着た子が、裸足で身長計に乗っています。(写真中)養護教諭は、身長の数値を担任の先生に伝えます。担任の先生は、その記録を書くと同時に、体重の値を記録します。子どもが乗っているのは、身長と同時に体重も測ることができる機器です。そのため、体重は声に出さずに記録することができます。
 今回、1年生には「手の洗い方」の保健指導を一緒に行いました。教室で手にクリームを塗りこみ、各自しっかり石鹸で手を洗わせてから保健室に連れてきました。自分ではしっかり手を洗ってクリームを落としたつもりでも、ブラックライトの光に手を当てると、汚れが残ったところが白く光って見えてきます。身長と体重を測ってもらう前に、机の上にあるブラックライトに手をかざし、どういうところに洗い残しがあったかを調べさせていました。(写真中の中央の子です)
 どうしても水が冷たいこの時期は、手を少し濡らした程度で洗ったことにしてしまいがちです。指と指の間や爪の周り、手首など、洗い残しがたくさんあることが分かりました。感染症が流行りやすい時期です。きちんと汚れを落とすための手洗いをする習慣をつけさせておきたいものです。私は、校長室に除菌アルコールを用意しています。手を洗った後にこまめに消毒し、感染を防ぐようにしています。
 5年生は、今月の終わりに2泊3日で下田移動教室があります。2学期の終わりに保護者説明会を行いました。3学期に入り、いよいよ移動教室の準備が始まりました。今日は、各クラスで移動教室の班を決めました。同じバスの中なのに、そして同じ宿舎に泊まるのに、子どもにとって移動教室の班決めは、とても大きな関心事です。きっと学年の先生達も、うまく決まるかなという思いで指導をしたことでしょう。
 3組では、男子が3人ずつ4つの班に、女子は5・5・4・4人の4つの班を決めることになりました。決め方は子ども達に任せながらも、各グループに置くリーダーを考えさせてから、全体がバランスよく分かれるように話し合わせていました。(写真下)
 女子は比較的早めに決まったようでしたが、男子はなかなか決まらなかったようです。(その後、お昼休みに集まってようやく決まったそうです。)いろいろな仲間とかかわりをもつことも移動教室の大切な学びとなります。寝食を共にすることで、また違った友達の一面を知り、仲が深まることでしょう。

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