「わくわく・どきどき」の学びを目指して

1月15日(水)

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 2年1組で、「お年玉をもらったけれど」という資料を使った道徳の授業が行われていました。(写真上)ちょうど冬休み中のお正月に、子ども達はお年玉をもらったばかりです。親戚の人達が集まれば、結構な金額を手にした子もいたのではないでしょうか。ところが、お金の使い道をよく考えて使わないと、後で後悔をすることになります。今回の資料は、子ども達の身近によくありがちな内容で、だれもが失敗を経験していることではないでしょうか。
 修二君は、お父さんとお年玉を使ってサッカーボールを買おうとしていました。買い物に行く前に友達と出会い、お店でサッカーのカードを買いました。なかなか欲しいカードが出てこなかったので、ついたくさん買ってしまいました。午後、お父さんとスポーツ店に行ったら、残ったお年玉でサッカーボールを買うことができませんでした。・・・道徳の内容項目の「節度・節制」にあたる資料です。
 自分が小学生の時は、小さくて地味なポチ袋にお年玉が入っていました。100円玉が何枚入っているのかを楽しみにするようなお年玉でした。ある調査によると、現在の小学生(低学年の1,2年生)のお年玉平均総額は、1万円〜2万円とのことです。時代が違うなと思いました。物価の違いだけでなく、「お年玉」というものに対する社会の感覚が変わり、昔とはずいぶんかけ離れたものになってしまいました。
 5年生は、理科の時間に「もののとけ方」の学習をしています。日常生活の中で、食塩や砂糖を溶かすという経験はよく行われています。しかし、溶けたものはどうなったか、そして物質によって溶け方がどう違うのかということまでは詳しく知り得ません。5年生の理科では、おもに食塩を使って実験を行っていきます。
 今日は、3組が理科室を使って実験をしていました。「食塩は、水に限りなくとけるだろうか」という実験です。水50mlに食塩5gを入れてかき混ぜ、溶けきったらまた5g加える・・・ということを繰り返していきます。(写真中)食塩は水にとても溶けやすい物質ですが、次第に溶けづらくなり、溶け残りが下に沈むようになってきます。では、他の物質ではどうでしょうか。あるいは水ではなく、お湯に対して溶ける量はどうなるでしょうか。水に溶けるという現象が目に見えないことであるだけに、子ども達の興味・関心は尽きないものがあります。
 3,4校時に、3年1組の図工の授業がありました。木工作に取り組んでいました。まずは、垂木をのこぎりで切る学習です。「家にのこぎりはあるけれど、使ったことはない」という子ども達がほとんどのようでした。先生からのこぎりの正しい使い方を教えてもらい、一人ずつ挑戦しました。
 のこぎりの使い方は、3段階で指導しています。最初は、のこぎりの刃を入れて切り口を作る段階です。木材の角にのこぎりを斜めに当てて、ゆっくり引いて道筋をつけます。第2段階は、のこぎりを強く引いて木材を切り進めていきます。姿勢が真っすぐでないと、切り口が曲がってしまいます。最後の第3段階は、切り終わりのところです。もう少しで切り終わるというところになったら、木片が欠けないようにスピードをゆるめなければなりません。
 角材を切るだけでも、のこぎり初挑戦の3年生にとってはとても大変な作業でした。友達が体重をかけて角材がずれないように押さえつけ、のこぎりを動かしている子に「あともう少しだよ」と声をかけていました。(写真下)のこぎりの刃は、手前に引いたときに切れるようにできています。前に押す時に力を入れている子がいて、なかなか切れていかない子がいました。しかし、これも経験が大切です。何度もやりながら身についていくものです。

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