1月24日(金)説先生は、鹿児島県奄美地方の喜界島のご出身です。授業開始と同時に、子ども達に喜界島の方言でいきなり話しかけられました。子ども達は何を言っているのか、どこの言葉か(あるいは日本語なのか)も分からずに、ぽか〜んとしていました。その後、日本の様々な地方の方言で書かれた詩を学習し、方言ならではの表現方法を学びました。 また、喜界島の自然や暮らしについて、いろいろな写真を示しながら教えていただきました。特にすごかったのは、サトウキビの実物を持ってきて、子ども達の目の前で自らの歯を使い、バリバリと皮をむく「すご技」を披露していただいたことです。子どもの頃からおやつ代わりにサトウキビをかじっていた島の人だからできるのであって、決して我々は真似をすることができません。竹のように固いサトウキビの皮を歯でむき、中身の繊維質を口に含んで甘い汁を吸う姿は、野獣のようにさえ見えました。(朝早くから学校に来てサトウキビを主事室で切り分け、子ども達にも味わえるように準備していただきました。) 今回は、各クラスで手品も披露していただきました。私が副校長の時の校長が説先生で、3年間ご一緒させていただきました。もちろん、その頃から5年生に方言の授業を毎年されていました。さらに、先生の得意技は「手品」でした。よく、校長室に子ども達を集めて手品を見せていました。また、夏休み中に手品の研修会にまで出かけ、技を磨かれていました。手品は、現在も幼稚園の園児たちに披露しているそうで、当時よりも格段に自信をつけられたようでした。(写真上) 6年生は、理科で「てこ」の学習をしています。今日は、3組が理科室でいろいろな道具を手にして、どこにてこの力が利用されているのかを調べていました。用意されていたのは、「はさみ、ペンチ、栓抜き、ピンセット、洗濯ばさみ」でした。それぞれにてこの力が使われているため、便利な道具になっています。「力点・支点・作用点」がどの部分にあたるかを、手で触りながら考えていました。(写真中) ところで、栓抜きは、現在各家庭にあるでしょうか? 家庭でジュースやビール瓶のふたを開けることは、もうだいぶ前からなくなってしまったように思います。また、缶切りもてこの原理を使った道具ですが、使わなくなってしまったなと思います。 5校時に、2年3組の授業観察に行きました。国語の漢字や言葉の学習をしていました。新出漢字の「黒」と「茶」の書き順をみんなで確認し、ドリルに練習していました。(写真下) 2年生にもなると画数の多い漢字を習うようになってきます。そして、一年間で習う漢字は、1年生の頃の80字の倍の160字もあります。漢字を覚える方法は、よく言われることですが、普段から文章の中で使うこと(書くこと)です。自分自身、パソコンに打ち込むことがほとんどで、手書きが昔よりも格段に少なくなりました。その影響が、「とっさに漢字が出てこない」ということです。スマホを辞書代わりにして、漢字を調べてからペンを走らせることが多いです。 |
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