「わくわく・どきどき」の学びを目指して

2月12日(水)

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 6年生は、理科の時間に「電気の性質とその利用」という学習をしています。単元の最初は、「つくる電気・ためる電気」の学習をします。教科書では、災害時用の手回し発電機の写真が載っています。災害などで、発電所から家庭に電気が届かなくなった時に使う非常用の機器は、一般家庭にも普及してきています。発電用のハンドルを回すと、明かりがついたりラジオを聞くことができるというものです。理科実験用の手回し発電機を使い、豆電球や発光ダイオードに明かりをつけることができることをまず確かめました。これが、「つくる電気」です。
 次に、「ためる電気」は、コンデンサーを使います。手回し発電機をコンデンサーにつなぎ、しばらく発電させて電気をためます。次に、電気をたくわえたコンデンサーを豆電球や発光ダイオードに接続すると、しばらくの間発光する様子を確かめることができます。
 さらに今日実験していたのは、豆電球と発光ダイオードでは、どちらが長く明かりがついているかという内容でした。手回し発電機を回す回数を同じくし、豆電球と発光ダイオードとで比較実験を行います。(写真上)結果は、圧倒的に発光ダイオードの方が長く明かりがついていることが分かりました。
 最近は、ほとんどの信号機が発光ダイオードを使ったものになりました。時折、電球を使った古い信号機を見かけます。明るさや見やすさの違いもありますが、使われている電気量にずいぶん差があり、新しいタイプの信号機は省エネタイプと言えます。
 「電気をためる技術」として、充電池について紹介しているコラムも教科書に載っています。携帯電話の充電池や電気自動車の充電バッテリーなどが写真入りで掲載されています。4月からの教科書には、昨年ノーベル化学賞を受賞した吉野さんが紹介されることになるかもしれません。吉野彰さんは、リチウムイオン電池の開発でノーベル賞を受賞しています。
 5年生は、3学期に入ってから図工の時間に、「マイウクレレ」の製作に取りかかってきました。2本の弦を張り、いよいよ完成段階に入りました。
 材料は、板と段ボールを使って作っています。2本の弦は、「水糸」という建築現場で水平を測る時に利用する糸を使っています。2種類の糸は太さが違うので、同じように弦を張っても音の高さが異なります。(太いと低く、細いと高い音になる)また、取り付けた金具を締めることで糸の張り具合も変えられるので、音色を調節することができます。出来上がった子ども達は、ミュージシャンになった気分で音を楽しんでいました。(写真中)
 1年生は、来週行われる保育園と幼稚園との交流会に向けて、メダル作りに取り組んでいます。メダルには、一言ずつ手書きのメッセージが書いてあります。「がっこうはたのしいところだよ。」「にゅうがくするのをまっています。」「いっしょにあそぼうね。」など…。1年生にとっては狭いスペースですが、一生懸命書いた形跡が感じられる温かな言葉が添えられていました。(写真下)
 赤いリボンをつけてから、どの子も自分の首にかけてみました。メダルを首にかけると、ニコッと笑顔になるものです。来週月曜日は3つの保育園の子ども達と、そして木曜日は田柄幼稚園の子ども達と交流会を行います。一人一人にメダルを首にかけてあげた時に、お互いが笑顔で結ばれるすてきな交流会になるように、さらに準備を進めていきます。

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