「わくわく・どきどき」の学びを目指して

2月13日(木)

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 今朝は雨の予報がありましたが、予定通り児童集会が校庭で行われました。全校が赤白に分かれて、ドロケイをしました。子ども達は、鬼ごっこや追いかけっこが大好きです。「これぞ遊びの基本」と言えるのが、鬼ごっこです。たてわり班のABチームを使うとともに、高学年はスキップで追いかけるというルールにして、全校で楽しく行うことができました。
 集会後、4年生がサクラ草の移動と手入れを行いました。(写真上)2月に入り、日差しが強くなってきたので、各学年にサクラ草を日陰に移すようにさせています。下の方の枯れ葉を取り除き、水やりをたっぷり行い、4年生は職員室北側の日陰に移動させました。花芽がどんどん出始めているので、もう日陰での管理で十分です。全校児童のサクラ草の鉢は、1か月後の3月9日(月)以降に各家庭に持ち帰らせます。外の明るい日陰に置いて、それ以降も1か月ほど花を楽しむことができます。
 一方、5,6年生が植え替えをした学校用のサクラ草も、少しずつ職員玄関前に移しています。ゆくゆくは、このサクラ草の鉢を卒業式と入学式の会場に飾る予定です。学校にお越しの際は、職員玄関前で少し足を止めてご覧ください。
 6年生は、国語の時間に「海の命」という物語教材の学習をしています。教科書にこの「海の命」が扱われるようになって25年近く経ちます。4年生の「ごんぎつね」とともに、国語の定番教材になった感があります。ちなみに作者は、立松和平さんです。自然を愛した立松和平さんらしい内容になっています。
 父を死に追いやったクエを求めて、一人前の漁師になろうと与吉じいさに太一は弟子入りします。立派に成長した太一は、いつかついに海の中で瀬の主のクエに出会います。しかし太一は、もりを打つことをやめてしまいました。・・・物語の一番のクライマックスであるこの場面をどのように解釈したらよいかということは、6年生にとって、とても難しい問題です。
 その場面の本文は、このように書かれています。『これが自分の追い求めてきたまぼろしの魚、村一番のもぐり漁師だった父を破った瀬の主なのかもしれない。(中略)この魚をとらなければ、本当の一人前の漁師になれないのだと、太一は泣きそうになりながら思う。水の中で太一はふっとほほえみ、口から銀のあぶくを出した。もりの刃先を足の方にどけ、クエに向かってもう一度えがおを作った。「おとう、ここにおられたのですか。また会いに来ますから。」こう思うことによって、太一は瀬の主を殺さないで済んだのだ。大魚はこの海の命だと思えた。』
 なぜ太一が巨大なクエにもりを打たなかったか…6年2組の黒板には、次のような考えが書かれていました。(1)戦うことから逃げた(11人)・・・死にたくない。倒したくない。自分ではこのクエに勝てない。恐い。(2)戦うことを避けた(12人)・・・海の生態系が崩れる。海の命を傷つけてはいけない。おとうも倒さなかったと考えたから。申し訳ない。(3)その他(3人)・・・クエがおとうを思い起こさせてくれるから。
 どの子も6年生としてよく考えているなと思いました。ワークシートに自分の考えを書き込む姿からは、やがて中学校に進学するたくましさが感じられました。(写真中)
 2年生は、図工の学習で「キラキラシャボン」に取り組んでいます。絵の具を溶かした水に洗剤を混ぜ、シャボン玉液を作ります。ストローで息を吹き入れ、コップから出てきた泡を画用紙にくっつけていきます。画用紙についた泡が乾くと、きれいな模様が出来上がります。2人組になって友達と協力して製作していました。(写真下)
 様々な色の泡が画用紙に写し出され、筆で描くことのできない幻想的な模様が完成しました。来週はこの画用紙を使って、どんな作品に仕上げていくのでしょうか。楽しみです。

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