「わくわく・どきどき」の学びを目指して

5月7日(木)

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 ゴールデンウイークの連休が終わりました。今年は「ステイホーム週間」ということで、誰もががまんの連休を過ごすこととなりました。
 今日の3枚の写真は、ミッキー池のある中庭で撮りました。中庭には、エゴノキがたくさん植えられています。エゴノキを下から見上げると、5月の青い空を背景に、たくさんの小さな白い花が鈴なりに咲き誇っている様子が分かります。(写真上)ホームページでは、香りをお届けすることができないのが残念です。エゴノキの花からは、甘い良い香りが漂ってきます。今日は風が強かったので、その甘い香りが吹き飛んでしまいました。風がやんだら、外にまた出て深呼吸をしてみたいと思います。
 エゴノキは、日当たりのよい雑木林で見かけることの多い樹木です。古くから日本人に親しまれ、育てる手間もかからないことから、シンボルツリーなどの庭木としても人気があります。一斉に咲く真っ白な花は、桜に負けないくらいの美しさです。このエゴノキの花は、見る角度によってさまざまに楽しむことができます。写真は、木の下から真上を見上げるように撮りました。ですから、花の中心部分が黄色く見えています。横から眺めると、白い小さなシャンデリアがぶら下がったように見え、それもまた写真に収めたくなる美しさです。さらに、つぼみの状態も見事です。たくさんのつぼみが白いしずくのように枝にぶらさがっている頃からエゴノキを見る楽しみが始まります。
 さて、このエゴノキは、秋にできる実をかじると「えぐい味」がするということで、エゴノキという名前がついたそうです。これは有毒の「サポニン」という物質で、昔は果実や根を川の中でつぶし、魚を麻痺させて穫る漁が行われていたそうです。また、実をつぶして石鹸代わりに利用したり、硬い殻に包まれている種子はお手玉の中に入れて使われたりもされていたとか・・・昔から人間に大変なじみの深い木であったわけです。
 今年もミッキー池にスイレンが咲き始めました。低学年がザリガニ釣りをする方の池は、この1か月間にどんどんスイレンの葉が茂ってきていました。今年の一番花は、朝見回りをしていた副校長先生が見つけました。田柄小のスイレンは、真っ白な花色です。それだけに、花の中心部分のおしべやめしべの黄色がよく映えます。(写真中・・・花が斜めに向いているのは、風が強かったためです。)
 ミッキー池のスイレンは、様々な生き物の隠れ家にもなっています。たくさんの葉が茂ることにより、池の中で生息しているメダカやクチボソなどの小魚やザリガニ達が身をひそめる場所にもなります。
 今日のミッキー池には、朝からカモが訪れていました。(今日は1羽のみで…)カメ吉が甲羅干しをする池の真ん中の「島」に上がったり、時々水浴びをして過ごしていました。
 そこへ、カラスがやってきました。居座るカモの存在を気にしながら、すかさず池の淵に落ちていたザリガニの一部をくわえて飛び立っていきました。(写真下)ザリガニの破片は、カモ(写真の左手前)が食べ残したものだったようです。

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