5月14日(木)柿の葉と言えば、奈良県の「柿の葉寿司」が有名です。柿の葉には、笹や竹の皮などと同じように、殺菌作用があることが古くから知られていました。そこで、昔から食品を包むために使われてきています。天然のサランラップだったわけです。しかも、お寿司に巻くことで、柿の葉の香りが移り、味わい豊かになります。柿の葉寿司には、先人の知恵が受け継がれていると言えます。 さて、その柿の木も、今が開花シーズンです。カキの花は、下向きにひっそりと咲きます。うすい黄色の花をたくさんつけて、秋に実る準備が始まりました。(写真上) カキの花には、雄花と雌花とが分かれて咲きます。ヘチマの株に雄花と雌花があるように、カキも1本の木に2種類の花がそれぞれ咲いています。写真は、雌花です。雄花はもう少しつぼ型をしていて、1か所にかたまってたくさん咲きます。(品種によっては、雌花だけの木もあるそうです。) たくさんの花が咲きますが、しばらくしてうまく結実せずに地面に落ちてしまう花も出てきます。主事さんに以前聞いた話では、たくさんカキの実がなる年と少ない年が周期的にやってくるそうです。剪定の具合なのか、気候のせいなのでしょうか? 同じくプール横の百葉箱の近くに、ユスラウメの木があります。こちらはこれから実がたくさん熟してくる頃です。6月になると、サクランボのような真っ赤な実をたくさんつけます。(写真中) ユスラウメは、3月に白い小さな花をたくさん咲かせていました。桜と同じ、バラ科の植物です。(梅の木もバラ科の植物ですが、桜に近い仲間になります。)気になるのは、その実の味です。甘酸っぱい実で、ジャムに加工したり果実酒にするのが一般的だとか…。 音楽室から、楽し気な先生達の声が聞こえてきました。5年生の先生達が集まり、動画の撮影をしていました。教材は、体育の「10分間体幹トレーニング」です。5年生には、室内でできる57種類のトレーニングメニューを紹介したプリントが配ってあります。その実演を動画で配信しようという試みです。 体育座りから始まり、足をまっすぐに上げたり手を広げたり・・・運動のポイントを伝えながら、実際に5年生の先生達が実演をしているところを動画に収めていきました。1つの運動を8呼間ずつキープしながら行うのですが、実演の2人の表情はかなりきつそうでした。休業続きで運動不足になっていたのは、先生達も同じだったようです。(写真下) 動画は、近日公開予定です。動画を眺めるだけでなく、一緒に運動をするようにしてください。 |
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