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5月20日(水)

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 正門を入った北校舎脇のコンクリートプランター花壇に、春〜夏用の花の苗を植えました。日本中のいたるところでよく植えられている「サフィニア」です。(写真上)
 パンジーとサフィニアがあれば、半年ずつ花壇を豪華に彩ることができます。サフィニアは、某アルコール飲料・清涼飲料メーカーが30年前に開発した品種です。日本のガーデニングブームの火付け役とも言われ、注目され続けてきた植物です。丈夫で病気にも強く、花つきが良くボリュームがあり、画期的な植物として世界でも有名になりました。また、当時の栽培法にはなかった、寄せ植えやハンギングバスケットなど、ガーデニングの楽しさを一気に広めるきっかけにもなりました。
 サフィニアの基になっている花は、ペチュニアです。波打つように次々と花が咲くことから、「サーフィン」と「ペチュニア」を組み合わせて「サフィニア」という名前になったそうです。花色の鮮やかさもサフィニアの特徴と言えます。当初は珍しかったショッキングピンクのような花色の「パープル」が人気を集めました。
 毎年のように新しい品種が発売され、花色だけでなく、花の形も大きさもいろいろな種類が出回っています。最近は、インスタ映えする「ももいろハート」という品種に人気があります。白地にハート形のピンクの模様が入るサフィニアです。(我が家も玄関前の釣り鉢に植えてあります。)
 春先に土手を散歩していると、野草を採っている人を見かけます。たいていはノビルがお目当てのようです。ノビルの葉はネギのように細長く、根元に小さなタマネギ状にふくらんだ部分があり、これを食用とします。山の温泉地に行くと、天ぷらや酢味噌和えで食事に添えられることがあるので、食べたことがある人は多いでしょう。味はラッキョウとニンニクを足して割ったような感じで、ツーンとする香りと、ちょっとヌルッとした食感が食欲をそそります。
 ところで、そのノビルの花をご存知でしょうか? ちょうど今が花の時期で、田柄小にもところどころでひっそりと咲いています。花茎は、地上から50〜60センチ近くまで成長します。その先のネギ坊主のような頭から小さな花がツンツンと咲きます。うすいピンクのすじが入った花は、5ミリ程度の小ささです。(写真中)
 面白いのが、花の出ているところに見られる茶色い玉ねぎのような粒々です。これは、「むかご」です。むかごは、ヤマイモやオニユリにも見られ、植物体から離れて子孫を増やします。ですから、ノビルは食用にする球根部分でも増えるし、むかごが地面に落ちて種イモとなって増えてもいくのです。
 サルビアというと、夏から秋にかけて咲く真っ赤な花を思い出す方が多いことでしょう。しかし、サルビアにも様々な品種があり、一般的に「メドセージ」と呼ばれる「サルビア・ガラニチカ」は、公園や花壇で人気の花となっています。まず、印象的なブルーの花色は、他の花にない鮮やかさです。(写真下)また、暑さにも寒さにも強く、宿根性で毎年放っておいても花が咲く丈夫さも魅力です。(地下茎を広げ、増えすぎて困るほど丈夫な植物です。)
 さらにメドセージは、「セージ」と名が付くだけあり、ハーブの仲間です。葉っぱを手でこするだけで、爽やかなハーブの香りが楽しめます。そして、その香りのために虫がつきません。虫よけの植物として花壇に植えておくこともできます。

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