「わくわく・どきどき」の学びを目指して

6月2日(火) その1

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 分散登校が始まり、2日目を迎えました。どの学級でも、「新しい生活様式」に伴う学校での約束を一つ一つ確実に身につけさせながら授業を開始しています。
 登校後の手洗いや検温カードの提示等の感染症予防に関することだけでなく、学級のルールについても学んでいきます。一方で、学習指導も進めていかなければなりません。1年生の教室では、音読をしたりひらがなを書いたりする学習がいよいよ始まりました。「えんぴつの持ち方」や「書く時の正しい姿勢」についての指導があってから、さっそくひらがなの「つ」の書き方を学習していました。
 4月の休校中では、えんぴつで線を引く練習プリントは出していましたが、ひらがなの書き方は学校で教える予定でいました。ところが、5月も休校となったため、簡単なひらがなの練習を課題として出すことにしました。1年生の担任としては、一文字ずつていねいに指導したかったところではあります。
 しかし、分散登校ではクラスの半数の子どもへの指導となるため、逆に一人ずつていねいに見てあげることができます。その利点を生かして、子ども達の理解度を高めていけるように、個別の指導を心がけていきます。
 昨日から、1年生の各教室に一人ずつ支援員の先生が入っています。今年度の生活支援員の先生に加え、地域連携事業としての補助員の方に教室に入ってもらうことにしました。学校での生活習慣を身に着けるための大切な時期を、担任の先生の補助的な役割としてしばらく勤務していただきます。(写真上)
 5年生の社会科の授業開きとして、「5円玉」を使った学習が行われていました。試しに5円玉をじっくりと眺めてみてください。どんな絵柄や模様が描かれているでしょうか? (授業では、実際に一人ずつに実物の5円玉を観察させていました。)・・・実は、5年生の一年間に学習する社会科の内容は、5円玉1枚に全てが描かれているのです。
 まず目につくのは、稲穂の絵です。5年生の社会科では、米作りの農家の様子を調べ、日本の農業について学習していきます。次に、5円玉の下半分には横線が描かれていて、海を表しています。5年生の社会科では、水産業についても学習します。最後に、5円玉の穴の周りには歯車がデザインされています。5年生の社会科では、日本の工業についても学習します。ということで、この一年間の社会科の時間を通じて、日本の産業について学習していくということが分かりました。(写真下)

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