「わくわく・どきどき」の学びを目指して

4月27日(金) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
 今月の5年生の理科の学習は、「天気の変化」という単元でした。雲の様子を観察して、天気がどのように変わっていくのかを調べます。4月は比較的安定した天気が続きました。5年生の理科の学習にとっては、周期的に雨が降ってほしかったのですが・・・。
 授業では、気象衛星から撮った雲の写真を使い、日本列島を西から東に雲が動いていく様子を確認していました。(写真上)テレビで天気予報を見ていると、気象衛星からの雲の写真がたいてい出てきます。自分で明日の天気を予報するなど、天気予報に関心が深まるように学習を進めていきます。
 昔に比べて、天気予報はかなり正確に当たるようになってきています。コンピューターの発達とともに、上空の気象データなどの多くの情報処理ができるようになったからです。明日から始まるゴールデンウィークの前半は、好天が続くようです。
 来週水曜日に離任式があります。この春、田柄小から異動された教職員と2年生以上の児童とのお別れ式です。中休みに、代表で手紙を読む子と花束を渡す子を体育館に集めて、リハーサルを行いました。2年生以上の子ども達が、かかわりのあった先生や主事さん方に手紙を書いています。代表の子ども達は、しっかり自分の思いが伝わるようにと、ステージ上での態度も含めて指導されていました。(写真下)

4月27日(金) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
 校庭で1年生が、元気よくかけっこをしていました。今日の授業は、かけっこではなく「50m走」という表現が正しく、体力テストのタイム計測をしているところでした。(写真上)
 学年合同で行い、校庭にまっすぐに引かれたコースを全力で駆けぬけるように指導されていました。体力テスト(正式には「新体力テスト」)は、全国の学校でこの時期に実施されることになっています。50m走を含めて8種目のテストがあります。体育の時間を使って行う種目以外は、5月の下旬に全校で一斉に行う日を設けています。
 9月の運動会までの5か月間で、1年生の走り方がたくましくなっていくように指導していきます。体力・運動能力は、学校の体育の時間だけでは伸びていきません。休み時間の活動や、放課後・休日の過ごし方にも大きく影響するものです。明日からゴールデンウィークが始まりますが、家族で外に出てみてはいかがでしょうか。
 3年生の教室で、学級会が開かれていました。5月18日(金)に行われる「子どもまつり」に向けた、お店についての話し合いでした。今年度は、1学期の早い時期に子どもまつりを行うことにしました。そして、昨年度までの交流学級単位ではなく、学級単位でのお店を出すことにしました。クラスの協力や団結力を高めることをねらいとして行います。3年生なりに、いろいろな意見を出し合っていました。(写真下)

4月26日(木) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
 3年生の算数では、「時刻と時間のもとめ方」の学習をしています。何時何分から30分後の時刻、あるいは30分前の時刻というように、時刻をもとめる問題。そして、ある時刻からある時刻までの時間(何時間何分、または何分間)をもとめる問題が出てきます。初めのうちは、時計の針を自分で動かしながら時刻と時間の関係を確かめていきます。(写真上)慣れてくると、文字盤を見て考えられるようになってきます。
 なかなか算数の時間だけで身につくものでもなく、日常的に時計を意識していくことで次第に理解が進みます。ところで、自分は昔から、腕時計はデジタル式のものを使ってきました。慣れてしまうと、デジタル表示の方が使いやすく感じるものです。(その代り、1分の違いがとても気になる性分になってしまいました)
 体育館で、6年生が学年合同で体育を行っていました。秋の運動会に向けて、早くも組体操の基本技を練習していました。(写真下)組体操を行うには、まず自分の体を支える力強さが必要になります。力の強さは、2学期に入ってから練習しても、なかなか身につくものではありません。後半は、壁倒立の練習を行いました。しっかり自分の体重を両腕で支えられるように、練習を続けていくことが大切です。
 今日の給食に、ひじきご飯が出ました。大豆も入っていて、とてもおいしかったです。ひじきと言うと・・・1週間前に下田移動教室の実地踏査に行った時、ちょうどひじきの収穫の時期と重なりました。爪木崎でも、弓ヶ浜でも、いたるところで漁師さん達がひじきを刈り取り、道路に並べて干している様子が見られました。下田では、毎年4月にひじきのくちあけ(収穫の開始)があり、決められた期間しか収穫することができません。
 海の中では薄茶色の海藻ですが、陸にあげて何日か干しておくと、黒くちりちりの乾燥ひじきができ上がります。給食のニュースにも書いてありましたが、とても栄養のある食品です。

4月26日(木) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
 1,2校時に、はたらく消防写生会がありました。毎年光が丘消防署の方々に協力していただき、2年生が取り組んでいます。けやき広場に入ってきた大きな消防車の前に、クレヨンと画用紙を用意した子ども達が整列しました。(写真上)働いている消防士さんを入れて画用紙いっぱいに大きく描くことや、最初は薄い色のクレヨンで線を描いてから色ぬりをするとよいことが指導されていました。時々消防車の近くに行って、どんな仕組みになっているのかを確かめながら描き進めていきました。
 来週の図工の時間に、今日描いた絵をさらにていねいに色ぬりをして、仕上げをするそうです。どの子も今日一日で、赤いクレヨンがずいぶん短くなりました。
 保健室で、1年生が聴力検査を受けていました。(写真下)聴力検査では、オージオメーターという機械を使います。ヘッドフォンを片耳に当てて、「ピー」という音が聞こえたら手を挙げて知らせます。2種類の音を左右の耳で調べます。
 試しに自分もどんな感じかやってみました。高い音は、とても小さな「ピー」です。かなり周りが静かでないと分かりづらく感じました。職業柄、昔から大声を出すのは得意でした。一方で、自分がしゃべっていて、そんなに大きな声でなくても…と後から思う時があります。大好きな音楽をいつまでも聴いていられるように、耳を大切にしたいと思いました。

4月25日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 水曜日でしたが、体育館で「委員長紹介集会」がありました。今年度の委員会活動が新しく組織され、もうすでに委員会活動がスタートしています。各委員会の委員長が、それぞれの活動内容について全校児童の前で発表しました。
 全校児童が集まった場を使って、続いて今年度のALTの先生の紹介がありました。(写真上)ケリー先生が自己紹介をされました。ALTの先生なので、もちろん全て英語です。ジャマイカの出身であるということがなんとなく聞き取れました。
 今年度の外国語活動は、昨日からすでに始まっています。昨日は遠足の引率があったので、5,6年生の最初の授業を見ることができませんでした。遠足から戻ってきた時にケリー先生にお会いすることができました。「ナイス トゥー ミート ユー」と言いながら手を出され、握手はしましたが、「よろしくお願いします」と日本語でしか答えられない自分が情けなかったです。
 今日は、4年生3クラスに授業がありました。今年度は3,4年生にも外国語の授業があり、年間15時間指導していただきます。授業を見に行ったら、4年生の子ども達がケリー先生の英語とジェスチャーをすぐに理解し、楽しくゲームを行っていました。子ども達の適応力はすごいものだと思いました。
 理科室で、6年生が実験をしていました。空気中の成分の特徴を知るための実験です。空気中にはおもに、酸素・窒素・二酸化炭素が存在ましす。それぞれの気体が入った集気びんにろうそくの火を入れて、ものを燃やすことができるかどうかを調べていました。(写真中)実験用の気体は、スプレー缶に入っていて、水の中を使って集気びんに入れます。6年生になって最初の理科の単元で、しばらく理科室での実験が続きます。いかにも6年生の理科の実験という感じを子ども達が得ていました。
 家庭科室では、5年生が初めての調理実習に臨んでいました。お茶を入れる実習です。お湯を沸かして、抹茶玄米茶やほうじ茶を急須を使って入れていました。(写真下)
 「校長先生もどうぞ…」とあるグーループの子に誘われて、一緒にお茶を楽しみました。子ども達に聞いてみると、家で熱いお茶を入れる機会はあまりないとのことでした。確かに今はお茶と言ったらペットボトルの冷たいお茶を指します。一方で、おじいちゃんやおばあちゃんの家に行ってお茶を飲んだという子はたくさんいました。
 お茶を飲みながら、お菓子も少しいただきました。ゆっくり味わうと、子どもでもお茶のおいしさに気がつくものです。みんな「おいしい!」と言いながら味わっていました。お茶を飲むことは、家族の団らんにもつながります。(これは、家庭科でも指導している内容です)大切な日本の伝統文化であると感じました。

4月24日(火)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 3年生の遠足があり、埼玉県東松山市にある「こども動物自然公園」に行ってきました。東上線の高坂駅で下車し、路線バスを乗り継いで、やっと着きました。
 朝、自分の家を出た時には、霧雨が降っていました。自分の住んでいる川島町の隣が東松山市なので、遠足をどうするか考えながら学校に来ました。予報では、昼間は曇り、夜から雨ということでした。学校に着いてからは雨もなく、夕方まで強い雨になることもないという判断で、遠足を決行しました。結局、動物公園で一時的に霧雨がありましたが、特に大きな天候の影響がなく過ごすことができました。
 昨年度の3年生の遠足は、1か月遅い5月に実施していました。とても暑かったことと、保育園や幼稚園の遠足と重なり、大変にぎわっていたことを記憶しています。4月のこの時期は、それほど他の団体が入っていなかったため、園内での活動をスムーズに進めることができました。
 集合写真を撮った後は、荷物を置いて班行動になりました。園内地図を頼りに、先生達のいる場所をめざして歩きました。春は動物たちの出産シーズンなのか、ところどころにかわいい赤ちゃんの姿が見られました。なかよしコーナーでは、放し飼いになっているヤギやブタとふれ合うことができました。また、ペンギンヒルズでは、水槽の中をゆうゆうと泳ぐペンギンを楽しむことができました。さらにお弁当の後には、乳しぼり体験をすることもできました。
 あまりにも広い園内なので、1時間半の自由行動では回りきれないところがたくさんありました。これからゴールデンウィークにかけて、家族で出かけるにはもってこいの場所です。たっぷり時間をかけて、動物を見に行けると良いと思います。
 遠足として考えると、3年生全体の成果がたくさん得られた一日になりました。クラス替えがあり、新しい友達と楽しく過ごすことができたこと。また、整列したり班行動をしたりという様子から、昨年度までとは違った周りを意識した行動が身につきつつあるように感じられました。
 帰りの電車の中では、疲れてぐっすり眠ってしまっている子が何人かいました。乗り換えの駅が近づいてきて、周りの子がそっと声をかけて起こしてあげていました。そんな優しさのある学年です。
 引率した先生達は、あらかじめ決めておいたチェックポイントで子ども達が来るのを待っていました。私と写真屋さんは、子ども達の様子をカメラに収めようと、園内を行ったり来たり・・・ずっと歩きっぱなしでした。学校に着いたら、万歩計が1万5千歩をカウントしていました。

4月23日(月)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日の全校朝会から、1年生が一緒に整列するようになりました。1年生は、朝礼台の真ん前です。看護当番の先生の号令で、しっかり「前へならえ」をしていました。(写真上)
 今日は、先週火曜日の4年生の遠足でのことを基に、「人に迷惑をかけないために」という内容の話をしました。4年生の遠足の朝、学校を出発する時に、「遠足での一日を通して、人に迷惑をかけずに過ごしましょう」という話をしました。山歩きの時に人に迷惑をかけないためには、けがをしないことです。また、電車の中で人に迷惑をかけないためには、うるさくしないということが考えられます。さらに、電車の中では、「立っている時は、手すりやつり革につかまる」ということも大切です。電車が急ブレーキをかけた時に、人にぶつかってしまう恐れがあるからです。
 人に迷惑をかけないということは、日頃の学校生活のルールにも当てはまります。廊下は静かに右側を歩くことになっています。自分がけがをしたら、先生方やお家の人に迷惑がかかり、友達をけがさせてしまったら、さらにたくさんの人に迷惑がかかります。・・・安全な学校生活を心がけることは、人に迷惑をかけずに生活することにつながるということを伝えました。1年生も、朝礼台の上の私を見上げながら、一生懸命聞いていました。
 2校時の後半に、今年度最初の避難訓練がありました。地震の訓練で、あらかじめ子ども達に指導済みの「予告あり」の訓練でした。放送の指示で、すぐに机の下にもぐります。1年生の教室を見に行くと、しっかり頭を入れて、机の脚をつかんでじっとしていました。(写真中)その後、校庭に全校児童が集合し、人数を確認してから校長と担当の先生の話を聞きます。1年生にとっては、防災ずきんをかぶるのも初めての経験でした。
 先週は、木曜日から土曜日まで、下田移動教室の実地踏査に行ってきました。天気が良すぎるほどの快晴で、全てのコースを予定通りに回ってきました。移動教室のコースは、学校ごとに自由に組むことができます。下田方面は、海に面した自然を生かして、釣り体験や磯遊び、海岸の遊歩道のハイキングなどをする学校がたくさんあります。その中でも、干物作り体験が人気です。実地踏査では、先生達が包丁を持って、アジの開きを5枚ずつ作る体験に挑戦しました。
 本校から参加した5年の先生も、どうやら魚をさばくのは初めてだったようです。慣れない手つきでしたが、はらわたを取ったり、背骨に沿って包丁を入れたりして、無事に魚を開くことができました。(写真下)
 その前に行った釣り体験でも、区内各校から集まった先生方(若い先生が多かったです)がキャーキャー言いながら参加していました。釣り堀にたくさん魚を入れてあるので、入れ食い状態で釣れるのですが、釣れた後にどうしてよいかわからずに右往左往していました。実際に自分達で体験することで、子どもへの指導の仕方が理解できたようです。
 翌日になっても左手に生臭さが残りました。最終日には干物になった魚が届き、自分の作ったアジを受け取って家路につきました。当然私も干物作りに参加しました。昨日の夜、干物を焼いて食べました。自分でさばいたアジの干物は最高のごちそうでした。

4月18日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 2校時に、1年生を迎える会がありました。体育館に全校児童が集まり、5年生の合奏「さんぽ」の音楽に合わせて1年生が入場してきました。6年生が手をつなぎ、花のアーチをくぐってひな壇のところまで1年生を案内していました。全校児童が集まる場所に1年生が一緒に並ぶのは初めてのことです。たくさんの子ども達の視線を浴びて、目をキョロキョロさせていました。中には、知っている上級生をさがして、手を振る余裕を見せていた子もいました。
 各学年からの出し物では、昨年の11月に行った60周年記念集会で発表された「田柄小自慢」を1年生に紹介しました。「おいしい給食」、「自然がいっぱい」、「広い校庭」、「元気なあいさつ」、「みんななかよし」を一つずつ各学年が担当し、工夫して発表していました。そして、6年生からは、田柄レンジャーが登場して会場を盛り上げました。1年生も大喜びでした。
 1年生のお礼の出し物は、「1年生になったよ」の歌でした。「1年生になったら」の替え歌バージョンです。とっても元気よく歌えていました。(写真上)これで全校児童の仲間入りです。明日の体育朝会から、全校で行う行事に一緒に参加していくことになります。
 3校時に、さっそく1年生は、楽しかった「1年生を迎える会」の様子を振り返り、絵日記に表現していました。きれいな花のアーチを描いたり、田柄レンジャーを描いたりしていました。(写真中)真新しいクーピーが大活躍の1時間でした。印象に残ったことを絵に表現するというのは、低学年の段階ではとても大切なことです。
 1年生は、昨日から給食指導が始まっています。昨日は4年生の遠足があったので、その様子を見ることができませんでした。1年生の教室に行って昨日の給食のことを聞いてみると、カレーが辛くなかったことや、全部きれいに食べたことを教えてくれました。今日の給食では、チャーハンとスープとミルクゼリーが出ました。だぼだぼに大きな給食着とマスクをつけて、当番の子ども達が配膳をしていました。栄養士さんや給食主事さんもしばらく手伝いながらの給食準備です。給食の準備を上手に行うことや、残さずに食べることも大切な勉強の一つです。
 今日の5校時は、集団下校訓練がありました。今年度の登校班の確認も含めて、毎年この時期に行っています。今年度新しく班長になった高学年の子ども達は、いよいよ自分が中心にならなければ…という気持ちでいることでしょう。世話人の保護者の皆様にもお越しいただきました。ありがとうございました。
 朝降っていた雨があがり、けやき広場や中庭に集合してから、並んで帰っていきました。(写真下)「校長先生、また明日・・・」と、子どもに声をかけられて気がつきました。明日から2泊3日で、下田移動教室の実地踏査に行ってきます。今年度、移動教室担当校長になりました。ということで、校長室からのホームページは、2日間お休みいたします。

4月17日(火)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日は、4年生の遠足がありました。東上線で小川町の一つ先の東武竹沢駅まで行き、官ノ倉山をめざして歩きました。
 出発する時に4年生の子ども達に話したのは、人に迷惑をかけないことと、しっかり自分の足で歩いて学校まで戻ってこようということでした。官ノ倉山は、ハイキングコースとして多くの人達に利用されている山です。しかし、小学生の子ども達(特に、普段あまり山登りの経験がない子ども達)にとっては、ハイキングというよりも、「登山」というくくりに入る山です。
 昨年の4年生もそうでしたが、一歩険しい上り坂に入ったとたんに、子ども達の息づかいが変わってきました。くさり場もあり、山頂に到達した時には、この上ない達成感が得られたはずです。恐る恐る降りてきた急な下り坂も、よい経験になったことでしょう。
 小川町は、和紙の町として観光名所になっていますが、隣の東武竹沢の駅前は、何も無いところでした。(町の方々には大変失礼ですが…)コンビニもお店も無く、人もほとんど見かけず、ウグイスの声が聞こえる駅前でした。子ども達もさすがに、「田舎に来たなぁ」とつぶやいていました。
 歩いて山に向かう途中には、ヤギが放し飼いになっていて、その向こうにはニワトリがたくさん飼われていました。季節は、1〜2週間ほど東京よりも遅く、八重桜が満開でした。朝から天候が心配でしたが、山を下りてから駅までの道で霧雨が降っていたのでカッパを使いましたが、それ以外は雨にあわずに済みました。さぞかし寒かったのでは? と思われるかもしれませんが、山登りの最中はみんな汗だくで、上着を脱がなければならないほどでした。帰校後もとっても元気な4年生でした。

4月16日(月)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日の全校朝会では、4年生のくつ箱に貼ってあった「はきものをそろえると 心もそろう」という詩をとりあげて話をしました。この詩は、長野県のお寺の住職であった、藤本 幸邦(ふじもと こうほう)さんの有名な言葉です。道徳の資料として扱われることもあり、子ども達に整理整頓の大切さを教える時に伝えたい言葉です。
 くつ箱にうわばきや外ぐつをしまうのは、ほんの一瞬の出来事です。でも、その瞬間にくつの向きをきちんとそろえる心づかいがあることで、落ち着いて学校生活を送ることができるようになるものです。
 詩の後半に、「だれかがみだしておいたら だまってそろえておいてあげよう」と書かれています。5,6年生は、移動教室に行った時に、宿舎でトイレのサンダルを常にそろえるように指導されます。自分が使ったサンダルだけをそろえることしかしないと、次第にトイレのサンダル全体が乱れてきます。しかし、他の子が使ったサンダルをそろえてあげる子が出てくるようになると、いつもサンダルの向きがしっかりそろうようになってきます。
 休み時間の終わりのチャイムが鳴り、校庭から戻ってきた子ども達の様子を昇降口で見ていたら、いつもよりもていねいにくつをそろえて入れている子がいました。(写真上…左上に貼ってあるのが詩です)ご家庭の玄関はどうでしょうか。くつをしっかりそろえる習慣をつけさせていきたいものです。
 1年生の教室では、算数の「なかまづくりとかず」の学習をしていました。教科書には、かわいらしい動物や花の絵が描いてあります。数字や文章はまだ出てきません。算数ブロックを一つずつ絵の上にのせたり、チョウチョと花を線でむすんだりして、数を意識させることを学習していました。(写真中)
 算数ブロックは、今後算数の時間によく使うことになります。(2年生になってからも使います)子ども用のマージャンゲームの牌みたいな形ですが、算数の時間に大活躍します。一つずつに名前のシールが貼ってありました。それもとても細かい文字で・・・小学校入学に向けた保護者の方々の思いが伝わってきました。
 あさっては、1年生を迎える会があります。全校児童で1年生の入学をお祝いするとともに、1年生が正式に全校児童の仲間入りをする会です。いろいろな学年が体育館で学年練習をしています。6年生は、毎年恒例の田柄レンジャーが登場する出し物をします。(写真下)3月の6年生を送る会で、昨年度の卒業生から託された衣装を身にまとい、1年生の前で堂々と演じます。

4月13日(金)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 児童玄関内に、グッピーを飼育している大きな水槽があります。新年度が始まり、水槽の中でも新たな仲間がたくさん増えたようです。グッピーは、環境が良ければ一年中繁殖します。グッピーは、卵を産みつけるのではなく、卵胎生のメダカに属します。つまり、メスのお腹の中で卵がかえり、子どもの状態で産む種類です。
 水槽の周りに集まってきた子ども達が、お腹の大きなメスを見つけていました。(写真上)グッピーは、オスの方がおしゃれです。体の色がきれいで、ひれが長いのがオスの特徴です。田柄小の子ども達のやさしさで、グッピーもどんどん仲間を増やしていくことでしょう。
 今日も午前中と午後に出張があり、なかなか1年生の授業の様子をじっくりと見ることができません。朝の学級指導の様子を見に行くと、健康観察をしている時の元気な返事が聞こえてきました。(写真中)先生が一人ずつの名前を呼んでいきます。「ハイ!」と手を挙げて返事をし、「元気です」と言います。(もちろん、具合が悪い時は、「かぜ気味です」とか「頭が痛いです」と言ってもよいです。)
 呼名を続けていた途中で、「ハイ! めっちゃ元気です」と言った子がいました。先生は、「元気でも、『めっちゃ』はつけなくていいですよ。」と優しく受け答えていました。
 2年生は、最初の国語教材である「ふきのとう」の学習をしていました。(写真下)音読を中心とした教材で、声の大きさや速さなどに気をつけて読むように学習していきます。作者は、工藤直子さんです。物語のように思えますが、全体が「詩」として書かれています。声に出して読んでみると、とても語感がよく、すばらしい詩であることが分かります。2年生の子ども達は、何度も音読を練習し、宿題として家庭でも読んでいるうちに、自然に全文を暗唱してしまうくらいになります。春のこの時期にふさわしい教材であると思いました。
 あさっては、練馬区の区長等の選挙があります。田柄小の体育館も、毎回選挙会場として使われています。選挙の時には、正門を入ってすぐのところに候補者の看板が立てられます。「なんで学校の中に!?」と思われるかもしれません。(私も初めはびっくりしました…)実は、正門のある場所は正式には道路であって、車止めの看板があるあたりからが学校の土地なのだそうです。子ども達の安全のために門扉の位置を道路側に出させてもらっているようです。

4月12日(木) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
 毎日1年生の教室を見に行くのが楽しみです。今日はどんな勉強をしているのかなと教室に入ってみると、道徳の学習中でした。道徳は、今年度から「特別の教科 道徳」になりました。昨年度までは、「道徳の時間」という教科外の時間でした。教科になったので、当然教科書があります。今までも「副読本」という言い方の教科書のような冊子がありましたが、学校に置いておく資料で持ち帰ることはできませんでした。今年からは、他の学習と同じく「教科書」という呼び名で、全員に配布されることになっています。
 今日、1年生が初めての道徳の時間で学習していたのは、「いつでもどこでも」という、あいさつについての内容でした。色々な場面の絵を見せながら、どんなあいさつがあるのかを考えさせていきます。(写真上)
 毎朝、東門や正門のところであいさつ指導をしていると、いろいろな1年生のあいさつが見られます。元気よく「おはようございます!」とあいさつをしてくる1年生はまだ少なく、声をかけてもきょとんとしている子の方が多いです。今まであまり男の人(しかもおじさん)から声をかけられたことがなかったからでしょうか。同じ登校班の高学年の子が気をきかせて、「校長先生にあいさつしなきゃだめだよ」と教えてあげていました。私も早く校長先生と覚えてもらえるように努力したいと思います。(しばらくの間は、「園長先生」と呼ばれることが多いです)
 校庭では、4年生が体育の授業をしていました。昨日の強風が止み、絶好の体育日和でした。校庭にまっすぐなラインが引かれていて、50m走のタイム測定をしていました。来月末に全校一斉に体力テストをする日がありますが、いくつかの種目は体育の時間を使って計測しておくことになっています。50m走もその一つです。2週間の春休みが終わって、久し振りに全力疾走をした子が多かったことでしょう。(写真下)今日だけの記録ではなく、今後も何回か測定すると思います。
 午前中に区役所に出張がありました。いつも自転車(学校の電動自転車)で出かけています。ところどころでモッコウバラがきれいに咲き始めていました。カスタードクリームのような黄色い花です。ツル薔薇の仲間で、フェンスに誘引されて、たくさんの花を一気に咲かせます。

4月12日(木) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
 今年度最初の音楽朝会がありました。2年生〜6年生が体育館に集まり、来週行う「1年生を迎える会」で歌う全員合唱「やあ!」の練習をしました。
 指揮を担当するのは、昨年度の代表委員を務めた5年生の子です。指揮者によって音楽が変わってくるものであると、つくづく思いました。指揮棒を手に、きびきびとした振り方と堂々とした指揮ぶりに、子ども達の声も元気が加わっていたように感じます。そんなに背の高い子ではないのに、とても大きく感じられる指揮姿でした。(写真上)
 一度通して歌った後、音楽の先生による指導が入ります。どんな気持ちで歌うとよいか、声をどこまで届けるように歌ったらよいか、息を吸うタイミング・・・さすがは音楽の専門の先生です。指示した通りに子ども達の歌声が変わっていきました。ほんの15分ほどの音楽朝会でしたが、指揮者の指示で音楽がつくり上げられていく様子がよく分かりました。
 3年生以上の学年では、習熟度別のコースをつくり、少人数での指導が行われています。3〜5年生は、3クラスを5つのコースに分けて指導しています。担任の他に、算数担当の先生と学力向上支援講師の先生が指導します。(6年生は、算数担当と担任とで、2クラスを3つのコースに分けた指導です)
 今年度は学級数の関係で、北校舎と南校舎に学習室と算数室が分かれてしまいました。今日の1校時は、5年生の算数の時間でした。10倍、100倍すると、小数点の位置がどのように変わっていくのかを学習していました。(写真下)
 学習室では、学力向上支援講師の先生が指導していました。十数名の子ども達が前の方のS席に座り、先生の手が届きそうな距離にいます。少人数での指導の利点が生かされた指導が見られました。「はい、○○くん、ここまでいい?」と聞くと、「先生の教え方、すごくよく分かる…」と一人の子がつぶやきました。少ない人数の方が、教員は指導しやすいし、子どもも分かりやすいはずです。

4月11日(水)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 毎週水曜日の朝は、8時30分から10分間、「朝読書」の時間があります。今年度の朝読書は、今日からスタートしました。この10分間は、全校児童が自分の席で静かに読書をする時間です。校内をまわってみると、各クラスに学級文庫があり、読みたい本を選んで読書に取り組む姿が見られました。(写真上)
 今年度も、6月と10月に読書旬間がありますが、読書は一年間を通じで習慣づけていきたいものです。ぜひご家庭でも、本を読む環境を整えていただけたらと思います。家族で定期的に光が丘図書館を利用してみるのも良いと思います。
 2年生は、生活科の学習として、近々1年生を連れて学校探検を行う予定です。その前に、2年生自身が校内の部屋の場所と役割を理解しておかなければなりません。今日は、担任の先生に連れられて、様々な場所を見て回っていました。(写真中)昨年度まで1年生だった頃は、北校舎の1階で過ごすことが多く、保健室や2階の図書室ぐらいまでが行動範囲でした。2年生は校内をまわってみて、改めていろいろな教室や部屋があることを知り、学校は広いところだなと感じたことでしょう。
 1年生の教室では、鉛筆の持ち方や字を書く時の姿勢についての学習をしていました。(写真下)「もうちゃんと字が書けるよ」という子も、鉛筆を正しく持つことができるでしょうか? 文字を整えて書くためには、まず鉛筆を正しく持つことが大切です。そして、鉛筆の持ち方が正しくできると、箸の正しい持ち方にもつながります。今日は、小学校で初めて書く自分の名前に挑戦していました。
 今日は、体育着に着替える練習もしました。体育着に着替えるだけでなく、脱いだ服をきちんとたたむことも練習していました。今日から1年生は、4時間授業になりました。予報通りの強い風が吹く中、校帽を手で押さえながら帰っていきました。

4月11日の給食

画像1 画像1
献立名           黒砂糖パン
              ツナのチーズローフ
              ABCマカロニ入り野菜スープ
              牛乳


一口メモ

 牛乳について
 牛乳は、給食で毎日出されています。その理由は、小学生の体の成長に大切な栄養がたっぷり含まれているためです。
 牛乳には、「カルシウム」が多く含まれていて、じょうぶな骨や歯を作るために役立っています。給食の牛乳を1本飲むことによって、1食に必要なカルシウム量をとることができます。
 成長期の今だからこそ、毎日きちんと牛乳を飲むようにさせたいものです。

4月10日(火)

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 今日から計測が始まりました。今日は6年生が行っていました。(写真上)毎学期の始めに、身長と体重の測定をします。
 計測をする前に、後で配られる結果を基に、成長曲線に自分の記録をつけてみるように養護の先生から話がありました。成長曲線は、子どもが生まれてから思春期を過ぎて成長が止まるまでの間、個々の身長・体重の伸び方や増え方を知ることができるものです。6年生は、きっとこの1年間で身長も体重も大きく変化することでしょう。
 3年生の国語の学習では、「よく聞いて、自己紹介」という「話すこと・聞くこと」の学習があります。1組では、「はっきり話そう。しっかり聞こう」というめあてで授業をしていました。椅子を丸く並べて座り、ボールをバトン代わりにしながら自己紹介をしていきます。自己紹介は、自分の好きなものを2つ言う約束になっています。そして、前の人が言った内容を受けて、「○○と△△が好きな□□さんのとなりの、●●と▲▲が好きな■■です。」と自己紹介をしていきます。(写真中)どの子も隣の人の好きなものを2つきちんと言えていました。
 1年生は、2校時に「中庭の自然ときまり」についての学習をしていました。生活科の学習です。中庭には、たくさんの自然があります。子ども達も、そして私も大好きな場所です。校帽をかぶってくつにはき替え、中庭に出ていきました。先生の指示で整列したり、2人組で手をつないで歩いたりしていきます。(これも大切な学習です。)まず先生から「ミッキー池」という名前を教えてもらいました。大きな丸に小さな丸が2つくっついていて、確かにミッキーマウスの形そのものの池です。
 大きな池では、さっそくカメ吉くんが出迎えてくれました。子ども達は大喜びでした。(写真下)しかし、中には「これ本物?」と聞いてくる子がいました。確かにカメ吉くんは池の真ん中のブロックの上でじっとしていて動きません。・・・「あっ、動いた!」伸ばした首や、水かきのついた足が時々ゆっくりと動いたのを見つけて、「本物」と分かってもらえたようでした。
 やがて子ども達は隣の小さな池にザリガニがいることに気がつき、興味はあっという間にそちらに移りました。1組から順に時間差をつけて中庭に出て勉強をしたのですが、カメ吉くんはちゃんと最後の3組の勉強が終わるまで姿を現していました。かわいい1年生にいろいろな言葉をかけられながらも、じっとがまんのカメ吉くんでした。

4月9日(月) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
 1年生は、今日と明日の2日間は、3時間授業で下校になります。そして、下校する時は、しばらくの間は1年生だけで方面別にまとまって帰るようにします。今日は初めてだったため、けやき広場や中庭に整列させるだけで、とても時間がかかりました。こういう一つ一つが勉強であるととらえて、少しずつできるようにしていきます。
 下校の際は、学童クラブに行く子も一つのグループになって並んで行くことになります。しばらくの間は、学童の先生が迎えに来て、子ども達をまとめて連れて行ってくれます。中庭に整列した子ども達の列を見て、たくさんの子が学童を利用していることがわかりました。方面別の下校では、学年の先生だけでなく、専科の先生方や事務室からも人手を増やして引率していきます。(写真上)2年生以上の学年では、今日から給食が始まりました。1年生の給食は、来週の火曜日から始まる予定です。
 今日は、どのクラスも新しい教科書を配布したり、漢字や計算ドリルを配ったりしていました。新しい学年の学習がいよいよ始まります。自己紹介をし合ったり、係活動について話し合ったり、あるいは学年全員でレクをしたりといった様子が見られました。今週は、クラスや学年づくりの大切な一週間です。それぞれの先生達が、様々な意図をもち、子ども達の気持ちを引き上げていきます。
 午後は、さっそく国語の学習に取り組んでいたクラスがありました。漢字ドリルを使い、新出漢字をていねいに漢字のノートに書き写していました。(写真下)新出漢字の多さや、画数の多い漢字がたくさん出てくることを知り、一つ学年が上がったことを実感していたようです。
 午前中は、中学校の入学式があり、出席してきました。少し大きめの制服に身をつつみ、2週間前の卒業生がすっかり中学生らしい顔つきで式に臨んでいました。

4月9日(月) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 土日に散歩をしていて気がつきました。いつの間にか、ハナミズキやツツジ、フジの花まで咲き始めてきています。今年は、各地の花の名所でのイベントは、時期を早める必要がありそうです。
 さあ、今日から本格的な1学期の学校生活のスタートです。今日は、東門で子ども達の登校の様子を見ました。登校班の班長を先頭に、きちんと並んで登校する姿が見られました。蛍光色のランドセルカバーをつけた1年生を間に入れて、高学年の子ども達がしっかり学校まで連れて来ている様子が分かりました。(写真上)
 ところが・・・昇降口の中に入ってみると、涙ぐんでいる1年生が何人かいました。上履きにはき替えたものの、次にどこに行っていいのか分からなくなってしまったようです。連れてきた同じ登校班の高学年の子も、自分のくつをはき替えなければなりません。そのためちょっと目を離したところで、たくさんの子ども達の波にのまれて、1年生は不安になってしまったようです。
 今日からしばらくは、6年生の当番の子ども達が少し早めに登校してきて、1年生の朝のしたくのお世話をすることになっています。靴箱付近にいた1年生に声をかけ、教室まで案内をしてあげる6年生が、とても頼もしく見えました。(写真中)教室の中にも6年生が何名かいて、ランドセルの中味をしまったり、名札をつけてあげたりしていました。
 毎週月曜日の朝は、校庭で全校朝会があります。1年生も加わっての朝会は、再来週からになります。今日は、2年生から6年生の子ども達の整列が、とても早く完了していました。
 年度初めの朝会では、あいさつについての話をしています。今日も、「気持ちのよいあいさつをめざして」という内容で話をしました。きちんとあいさつができる子は、見ていてとても気持ちがよく、そしてあいさつをしている子自身もきっと気持ちがよいのだろうなと感じます。「あいさつをする側も、あいさつをされる側も、気持ちがすっきりとする」そういうあいさつをめざしていこうという内容でした。
 また、昨年度田柄小でのあいさつで課題となっていたのが、いろいろな人にあいさつができるかどうかということでした。学校の中であいさつが上手な子でも、登校班の集合場所で近所の家の人にあいさつをしていなかったり、通学指導員の方にあいさつをしていなかったりということがありました。本当にあいさつが上手な子は、どこで誰に対してもきちんとあいさつができる子のはずです。一年間の学校生活のスタートを気持ちよく過ごすために、毎日のあいさつをしっかりすることから取り組んでいくように伝えました。
 全校朝会では、6年生のあいさつ当番の子が朝礼台前で話をしてから始まります。今回の全校朝会から6年生の役割が始まりました。今日は、4人の6年生が出てきて、立派にその役割を果たしていました。(写真下)

4月6日(金) その2

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 始業式が終わり、すぐに入学式の準備を行いました。2年生は、歓迎の出し物の練習のために体育館でリハーサルをしました。前回の練習から2週間以上時間が経っていましたが、ちゃんと自分の楽器の演奏ができていました。歌の練習も何回か行い、本番に備えていました。
 6年生は、入学式当日の係分担に分かれて仕事をしました。受付で明るく声をかけながら、新1年生の服に胸花をつけてあげていました。(写真上)また、1年生の教室まで手をひいて案内をする子や、教室で待つ1年生に声をかけてあげたりと、上級生を意識して接する姿が見られました。
 会場の準備が整い、2人ずつ手をつないだ1年生が、体育館の後ろの扉から入場してきました。体育館に置かれていた児童椅子は、2年生の教室から用意したものです。1つサイズが大きいだけですが、新1年生には大きく感じられたようでした。
 開式前に行われた2年生による歓迎の出し物では、大きな声で元気よく歌う声と、いろいろな楽器を使って演奏する様子に、どの子も目を丸くして見ていました。2年生は、1年前と逆の立場です。ひな壇に立って出し物を立派に行ったことで、2年生になったんだという気持ちをしっかりもつことができたことでしょう。(写真中)
 入学式では、担任の先生の発表と、一人一人の呼名が行われました。(写真下)大きな声ではっきりと返事をする子がたくさん見られました。きっと来週から始まる学習でも、1年生の各クラスから元気のよい返事が聞かれることでしょう。
 来週からは、登校班で毎朝学校に来ることになります。東門と正門に毎日交互に立って、全校児童の様子を見守ります。ランドセルを背負って登校してくる子ども達とあいさつを交わすのが楽しみです。

4月6日(金) その1

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
 平成30年度の学校生活がスタートしました。新たな希望をもって、2年生以上の子ども達が、元気よく登校してきました。
 校庭に集合し、最初に2〜5年生は、旧担任からクラス分けのプリントが配布されました。自分の名前を探すとともに、友達の名前がどのクラスに書かれているのかも気になっていたようです。(写真上)
 全校児童が新しい学年の場所に整列し、着任式と始業式が始まりました。着任式では、新しく4月から田柄小の職員となった方々を紹介しました。始業式では、2〜5年生の学級編成替えについての話をし、様々な友達や先生方とすすんでかかわり、自身の力を伸ばしていくことが大切であることを伝えました。
 児童代表の言葉は、6年生が担当しました。最高学年としてのこの一年間の取り組み目標を、はっきりと話していました。一年間の始まりの代表のあいさつとして、とても立派でした。(写真中)
 ちなみに、入学式でも6年代表児童による「歓迎の言葉」がありました。式が終わってから、来賓の方々やPTAの委員さん達から「すばらしかった」という言葉をいただいています。その子も、原稿なしできちんと言葉を述べていました。
 始業式が終わってから、校庭の周りにクラスごとに移動し、新しい担任の先生と最初の出会いの時間をもちました。子ども達は、目をキラキラと輝かせ、先生の言葉の一つ一つをしっかり聞きとっていました。(写真下)来週から始まる本格的な学校生活のスタートが楽しみな様子でした。
 朝、正門のところにいると、サクラ草の花で作ったかわいらしい花束を持って登校してきた子がいました。聞いてみると、昨年度までの担任の先生にプレゼントするために持ってきたと言います。その先生はこの春に異動し、別の学校に移ってしまっていました。その場では、「先生は別の学校に行ってしまったよ」と言うこともできず、始業式の終わりまでずっと気になっていました。きっと、着任式で異動された先生の名前を聞いて、その子はショックを受けただろうと・・・。
 校庭での学級指導が終わってから、その子は私のところに来て、用意してきたサクラ草の花束を元気よく差し出してきました。異動された先生のかわりに受け取ってほしいというのです。5月の離任式の日には、また違ったものをプレゼントするように考えているそうです。3月に持ち帰ったサクラ草を大切育てていたのでしょう。そしてそのサクラ草を切って、折り紙できれいに巻いて花束を作ったようです。その温かな気持ちは、きっと異動された先生にも伝わるはずです。

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31